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 コンピュータシステムの新システム導入に伴うシステムの、ハードおよびソフトの評価と技術的助言を行い、各支店に新システムが導入されました。
また現在、本部のサーバのリプレースや、他部門のコンピュータ化の為の提案書を作成し、技術的助言を行なっています。

 本部と支店を結ぶ、新規ネットワークの構築の提案を行い、ACCの総裁と農業大臣の予算折衝の結果、去年の6月に承認が下りました。現在、ジョルダンテレコムがネットワーク施設の作業中です。
 現在、初めてサルト支店と本部の接続が完了しました。これは専用線のSDSLで本部とサルト支店を電話会社経由で接続するものです。
今後、試験運用を行なった後、順次全国の20支店に展開してく予定です。

 将来的なネットワーク利用の提案を行なうため、現在私の部屋にシミュレーションネットワークを組んで評価を行なっています。これはJICAの予算で購入したWindows2000のコンピュータ2台をウエブサーバーとデータベースサーバーとし、3台のクライアントを繋いで合計5台で構成したものです。今後高速ブロードバンドのADSLを使ってインターネット接続を行い、その後本シミュレーションネットワークと本部ネットワークを繋いで、より実際に近い運用を予定しています。
 早ければ、4月中にも評価結果に基づいて提案書を提出して正式提案を行う予定です。

 コンピュータ部門のスタッフへのコンピュータ技術の講義は、3月の第二週から始まりました。本講義は「基礎コース」で、毎週一回木曜日の12時から3時間、合計10回程行なう予定です。本講義の後に、より重要で深い内容の「上級コース」の実施を予定しています。
 講義中は質問がどんどん出て、講義の最中に参加者同士でアラビア語で議論が始まることもあり、とても活気があります。
 本講義にはこれもJICAの予算で購入した最新の液晶プロジェクタを使い、研修効果を上げるようにしています。また、時々講義の途中で日本文化の紹介や、JICA活動の様子のビデオを見せて、日本とジョルダンの文化の橋渡しをしています。そこでもまた質問攻めの連続です。私としても、とても楽しみながら講義をしています。
 
           ACC本部                 イルビット支店
    

  私の部屋のシミュレーションネットワーク
("Think Big Start Small Act Now"の標語を掲げた) 本部のワークショップの様子
   

        私の講義の様子          合間に日本文化紹介等のビデオを