'02.October COLUMN




2002/10/29 第96回目。

 ひどい風邪を引いてしまってます。引いたのはもっと前なんですが、まだ残ってます。非常につらいです。最初はノドのあたりがガサガサした感じになってただけだったのが、朝起きたら頭が痛く、しばらくするとダルイ感が始まってなんか知らないけど汗が出る。(熱は計らなかったんで分からないです。)完全に風邪でした。しかもちょっとづつ来るってのがイヤで、どうせなら朝からドカンと来て一気に治ってくれた方がよっぽどイイですよね。ジワジワ来てジワジワ治っていくのって何かイヤな感じです。今でもセキと鼻水が残ってます。皆さんも気お付けて下さいね。




2002/10/27 第95回目。

 今日は「レッド・ロータス」のリハーサルの為に下北沢に行って来たが、この街は相変わらず小僧達でいっぱいだった。それは俺がこの街のセブン-イレブンで深夜のバイトをしていた頃から変わってないんだが、さすがに日曜ともなると田舎の小僧が増えるよね。さらに、あの頃からすると年齢層がかなり下がった気がするのは俺だけだろうか?分からないし、どうでもイイ事だけどね。(ちなみに俺は代沢通りと茶沢通りがぶつかる、茶沢さんさろうのセブン-イレブンでバイトしてました。)
 まぁ、そんな話しはどうでもイイんですが、そのリハーサルは大変だった。といういのは、リーダーは当日に書いた曲をイキナリ持って来たらしく、そんな事したら当然すぐには読めない人がいる訳で、時間の半分はそっちに取られた。途中ちょっと「なんで読めねーんだ!!」とキレそうになったものの、俺にもそんな時代が遠い昔にあった事を思いだし、読む事の手助けなんかをしてあげた。そしたら急に読める様になった。というのは、実は読めていたんだけど自信が無かったみたいで、それに誰かが間違えると自分が合っててもつられて間違うらしいんだよね。だから、俺が横に立ってて一緒に歌ってあげたりすると当たってるからオッケーみたいになって、自信が出るんだろうね。俺の思い違いかもしれないが、どっちにしろバンドに楽譜が読めないヤツがいるんなら読めるヤツが助けるよって感じでした。俺も読める方では無いと思っているが、前にもっと読めない頃は先輩なんかに助けられたからね。ジャズも今では譜面読めて当り前の音楽になって来ているし。




2002/10/24 第94回目。

 今日は久しぶりに楽器を掃除した。多分半年以上ぶりになるでしょう。楽器屋に行くとちゃんとトランペット様の掃除道具が売っているので俺もそれを使ってます。ほとんど煙突掃除の道具と一緒なんで想像はつくと思いますが、長い柔らかいワイヤーの両端に溜まったカスを押し出す為のフワフワしたスポンジみたいな物(ケバケバした布みたいのもある)です。まぁ、それをトランペットの管につっこんでやる訳なんですが、これが良くあるフロ釜と一緒で、なんかの膜状のカタマリが出てくるんですよ。さすがにツブツブなんかは出てこないからイイんですがね、たまにやっちゃうから困る事もあるんですよ。というのも、半年以上かけて管の内側に溜まる膜ってのはトランペットにしてみると結構な厚さになるらしく、いつもコレをやった後ってのは大抵違う楽器になってしまうんですよね。トランペットは色々な要因で吹き心地が変わってくるんですが、管の中の直径も関係あって、俺はこの直径が変わるくらい放って置いていた為に掃除すると吹き心地が変わってしまうらしいんですが、いつも掃除してから気付くんですよ。 しかし前回掃除したのはいつだったんだろうか?非常に吹き心地が悪い楽器になったもんだ。こんな事なら1ヵ月に一回は掃除してれば良かった。まぁ、大抵1、2週間もすれば良くなるし、今回やったのも、その間はなんとか出来る感じだったからやったんだしね。しかし、洗っていきなり吹いたら感じが違うってのは困りますよ、本当に。




2002/10/22 第93回目。

 今月は悲しい程に演奏の仕事が無い為にバンド「ニュー・ソイル」に時間を掛けております。(もちろん練習にもですが。) こないだ小岩「フルハウス」にてライブ・レコーディングした音をこのホーム・ページでお世話になっている森サンにパソコンで取り込んでもらい、さらにCD-RでCDに1枚作ってもらいました。そしてソコから前進し、俺がCDのジャケット・デザインを考え、パソコンを使ってプリントして、CDもCD-Rを使って作ってみた。これが自分で言うのもナンですがナカナカの物になりまして、これは勿体ないって事になり、早速、下北沢「リボルバー」の店長である加藤サンに聴いていただいて、バンドのリーダーであるノリさんがライブのブッキング取って来てくれました。 マイク1本、器材はMD、後は自分達でナントカしようという、音は多少雑だけど俺達の気持ちで作ったCDです。(CDの中の2曲がこのホーム・ページでも聴けます!!)それが加藤サンに伝わった(勝手にそう思ってますがね。)様な気がしてます。だから、もう少し頑張って他の店にも頭下げて回って配ってみようと思ってます。なんでも最初は大変なんですよね。でも、こうしてやって行けたら本当になんでも出来る様になると思うんですよ。前にもチラッと書いた事があるんですが、自分の演奏には今まで自分が聴いて来てイイ、カッコイイと思った事をそのまま出していきたいんでね。この「ニュー・ソイル」というバンドがそれをする為の第1歩だと俺は思ってます。




2002/10/20 第92回目。

 そして3日連続で下北沢に行ってきました。(ちなみに、今日が最終日です。)場所はおとといにもお世話になったバー「リボルバー」で、時間どうりの5分前に到着するという、なんともヤル気のある所を見せたんだが、店に着いてみるとバンドはまだ他の曲をリハーサル中で「俺が登場する迄にやっておくハズだったのが、まだ終わってないですよね」みたいな感じでアセっていた。しょうがないんで速攻に外へ行き、コンビニでドーナッツを買ってみた。オイシカッタ。 しかし店に戻ってもまだ音出していて、俺の出番はまだまだって感じだったので結構キレかけた。だって時間は来てくれと言われた時間から15分は過ぎていたからね。まだ俺が時間ぴったりに行って、他の連中が全員15分遅れて来てくれた方が気分はイイよね。(まぁ、どっちも良く無いけどね。) そして俺を入れてのリハは15分程で終わり、後は本番だけとなった。
 当日は2セットあり、俺の出番は2セット目だけ。だから最初のセットはリスナーとして聴いていた。昨日も言ったがバンドのリーダーが目指している方向性はイイ物があるんで、それが全面に出て決まったらイイ感じなんだけど、ほとんどの時間は緊張感が無く(緊張している人はいたが)勿体なく思った。音を出している人間が少ない(歌、ギター、パーカッション、キーボード)分なんか不安になって、皆で音を埋めているって感じで勿体ない気がした。 だから俺は困りました。そんな所に俺が入って吹いたらもっと音が増えるし、だからと言って吹かなかったら呼ばれた意味無いし。。。結局はリーダーの言う通り吹いてくれと言われた所は思いきって吹いてみた。(今日はゲストだしね。) 結果はお客サンにはウケテいたっぽいが、バンドとしては良くない気がした。それは多分、歌に勝ってしまった気がした(一応押さえて吹いていたが)のと、俺の演奏に付け様とするヤツと、逆に守ろうとするヤツとでバンドの音がボヤケ出したからだ。多分、次は無いでしょう。ゲストっつうのも難しいモンですね。今日は少し学びました。




2002/10/19 第91回目。

 昨日に続き今日も下北沢にいました。今回はギターのアリチさん(レッド・ロータス)率いる「アンビエント・グルーブ」のリハーサルでした。というのも、あした彼等のライブにゲストとして演奏する事になって1回でいいからリハに来てくれって事になり、まぁ、行って来ましたって感じです。 彼等の所で演奏するのはこれで3回目になります。そしてアリチさんとササオ(パーカッション)以外は毎回違うという、今は多分バンドの過渡期にあるんでしょうね。ってな感じのバンドです。
 そしてリハーサルは俺が行く前に2時間やっていたらしく、俺が着いた時は休憩中だったが彼等は疲れている様だった。しかも俺が行くまでにやっておくと言っていた曲が終わって無いらしく、いきなりヤル気を無くした。しかしそれで分かったんだが、よくよく考えたら本番は明日、でも曲が仕上がって無い、アセル、マイッタ、そしてリーダー困る。。。みたいな感じでやっている様だった。そんなんで俺を呼ぶなよ!! と心の中では怒りつつもナントカ我慢してリハーサルを終わらせた。これなら当日リハでもイイんじゃない?と思ったが、当日はリハに時間を掛けたくんでしょう。それもイイかもね。 しかし、明日なのにコレでイイのかな?と思ってしまった。結局、俺以外の連中は5時間リハーサルをした事になるんだし、ダメなら連中が悪いと思った。でもうまく行ったらイイ音出すバンドになると思うんだけどね。きっと時間はかかると思うがリーダーの方向性はスゴクいいので、あとは他の連中次第でしょう。明日は俺も頑張ります。




2002/10/18 第90回目。

 今日は「レッド・ロータス」のライブで下北沢のバー「リボルバー」に行って来た。今回は前回(JZ Brat)で反省したからか知らないが、入り(集合)時間が結構遅く設定してくれたんで助かった。というのも、あまり早いとゆっくりとウォーミンゴ・アップが出来ないし、時間もあまってその間にテンションが下がるのが俺としては嫌な所なんですよ。 という訳で家でゆっくりとアップして、テレビも見たりCD聴いたりしながら余裕を持って行ってきました。(毎回こんな感じでとイイんだがね。) そしてナント今日は昨日やっと購入したピン・マイクを始めて使う日でもありました。 リハはリーダーが遅刻の為に俺とギターのアリチさんとで進め、後は全員揃った所で軽くバランス・チェックぐらいで済ませた。皆が俺のマイクの音がイイので喜んでくれて、俺も少し嬉しかったんだが、店が小さい為にあまり大きな音では出せず、本当のマイクの良さは分からなかった。まぁ、このバンド用に買った訳じゃ無いんでイイけどね。後から聞いた話しではマイクの音は殆ど聴こえ無くて(エフェクトの音は聴こえた様だが)ナマ音しか聴こえて無かったみたいだ。バランスは勿体ない所もあった様でリーダーに言われた通り音を下げた俺がバカだったし、このバンドにしては店に無理があるか、こっちのメンバーに問題があるんではと思った。(どっちかと言うとこっちでしょうね。) まぁ、時間がかかるでしょう。 どーでもイイんだけど、久しぶりに池田サン(お客サンであり、良き理解者でもある)が来てくれたんで嬉しかったです。アリガトウです。




2002/10/16 第89回目。

 今日は毎月第3水曜日にやっている小岩「フルハウス」のジャム・セッションのハウス・バンドとして場の仕切りをしてきた。 しかし今日は何でか知らないがお客サン(聴いてる人達)が少なく、しかも最初の間はプレイしに来る人達も出足が遅かった為に気持ちが乗らなかったな。。。 多分、俺が割り切って今日はそんな日だから色々と普段と違った感じでやったら良かったんだろうけど、あいにく自分の調子も良く無かったんで終始淡々と進行して行ってしまった。それでも一応やるべき事はやったつもりだが、そう思えない人がいたらゴメンナサイ。 いつもなら途中でご飯食べて最後の1時間を仕切って、終わったら今度は深夜まで大酒を飲むという企画があるんだが、ご飯も食べられず、終わってもスグに帰るという感じでちょっとキツかった。ただ、何人かの演奏をしてお客サン達にアドバイスをしたら結構真面目に話しを聞いてくれていたんで、次回のセッションが楽しみになったな。 それから、この日に新しく出来たバンド「ニュー・ソイル(a new soil,)」のベースに海道雄高が正式にメンバーとして加入する事が決まった。その為ギターのノリさんが来てくれたが、そっちの話しで海道サンと話していて演奏はしなかった。機会があれば1度「フルハウス」のギターの人達にも彼のマジ演奏を聴いてもらいたい。あの店で出来るかどうかは分からないけれどね。。。でも、いいギターですよ。




2002/10/14 第88回目。

 今日は最悪です。昨日のリハーサルの後、「ニュー・ソイル」のリーダーであるギターのノリさんの家にドラムのササオと行って、3人揃ってのミーティング&飲み会がありました。(本当はキーボードも呼ぶつもりだったんだが、家が遠くて帰れないと困るんで今日は3人でやりました。) 最初は普通に皆で喋って、これからの話しなんかもしていたんだが、途中でワインの2本目あたりから楽しくなって来て、話しの内容が「音楽精神論」みたいになったあたりから違った方向に進み出し、3本目のワインが空いたあたりはハッキリ言うと(俺は)覚えてません。最後は確か何かササオに説教をしていたかもしれません。帰りも電車で殆ど寝て帰り、家に着いた頃にはやっと普通に戻ってました。(ノリさん、ササオ君ご免なさい!!) そんなだったから、今日の音は最悪でした。 でも、そんな中で1番若いヤツが他の2人に自分の主張をしてたり、お互いに尊重しあう事が出来て、そこにいた3人それぞれの音楽的なバック・グラウンドも分かり、より今迄よりも何を考えているかが分かった気がする。その分、足りないと思う事や、ココが優れている事なんかもちょっとは知る事が出来たからね。これからの曲作りにも参考にもなったし、個人的には世界が広がった。 だから、今度このバンドに曲を書く時はメンバーの個性が出せる様な曲にしたいな。でも、それは俺の書いた曲だと分かったらもっと良いんだけどね。




2002/10/13 第87回目。

 今日は久しぶりの「レッド・ロータス」のリハーサルでした。場所はいつもの下北沢でアンディーズ何とかの(フルネーム知りません。)スタジオでやってました。 バンドとして集まるのが久しぶりだからか、スタジオの部屋が悪いのか、俺達の調子が悪かったのか、理由は良く分からないんだけど今日のバンドの出してる音が最悪だった。(というと言い過ぎなんだが)何か音にパワーもテンションも何もなかった気がした。 それとも久しぶりだったから俺がこのバンドの音に対して過剰な期待をし過ぎていたのかも。今だに理由はわからないが、金曜日にギグがあるので今日のリハーサルだったから、ちょっと不安が残ってしまった。このバンドは曲が全てオリジナル(作曲は全てリーダーによる物です。)だが、みんな曲を覚えて来ているから(たまに誰かが間違えたりするけどね。)、難しいとかでは無いんだよね。 それに、その時リーダーが新曲を持って来てたのにやらなかったってのも俺と同じ様に思ったからだと思った。だから休憩中はその雰囲気を引きずりたくないのがあって、外には出ずに部屋に1人残って吹きまくっていた。その時がその日は1番楽しかった気がした。 たまにある事なんだが、最悪の演奏をしたと思った時がある。時には吹いてる最中でも「何を吹いたらいいのか分からない」様になってしまい、最悪の演奏になる事があるんだが、終わってみるとお客サンが来て「すごく良かったです。」なんて言ってくれたりするんで、今日は俺の1人勘違いかもね。でも、リハーサルに勢いやテンション、パワーが無かったのにはちょっと心配だ。音量がどうとかでは無くてね。 でも今日が悪いって事はきっと当日は良いでしょう。よくあるパターンです。




2002/10/11 第86回目。

 最近なんか新しいバンド「ニュー・ソイル(a new soil)」の話題ばかりになってて申し訳ないんですが、今回もそのバンドの話しをしようかと思います。 やっとの事で音が録れたんだが今度はその音をそのままの形で誰かに渡すのはマズイって事で、何とか誰かにCDにして貰えないかと考えてこのホーム・ページを作ってくれたりしている森サンに相談した所、彼がやってくれる事になった。彼は俺がボストンで始めて知り合った頃からパソコンが得意だったのもあってか、最近では自分で打ち込みで音を作ったりして音楽しているらしく俺の話しをすぐに理解してくれた。(といっても素人には結構ムズカシイ事を注文していたらしいが。) その後で思った事なんだが、今回こうして俺達が作った音ってのがあるけど、それを例えばすぐにパソコンを使ったらCDになってしまって、ちょっとお金を使ったら100枚位のコピーが出来て、それに値段を付けて売ったとしたら、、、、って考えたりすると、例えば今このバンドで俺達がやろうとしている事があって、それを理解し、応援してくれている人達がいるんなら、そんな事も出来るんじゃないかと思った。もし、このバンドにお金を払ってくれる人達がいるなら良いスタジオで音が録れるだろうし、リハーサル代で困るヤツも出ないだろうしね。 だから、これをバンドの始まりとして俺達がこの先も音楽を良い方向でし続けていける様なバンドにして行こうと思った。他のバンドでもそうだが、「先は長いな」って思ってた方が続いていくんだよね。だから俺はそんなバンドがやりたいね。




2002/10/9 第85回目。

 やっと「 a new soil , 」という名前がついたバンドですが、その後1回目の集まりが今日のデモ・テープ・レコーディングの日になったというのに「縁起が良いんじゃないの!」と思いつつ朝10時から小岩の「フルハウス」に行って来ました。 セッティングなんかで1時間、バランス調節なんかで1時間、軽いリハーサルで1時間、実際に録音し始めたのは確か2時位だった気がする。(その間でウォーム・アップや休憩も入りつつですがね。)
 そんな感じで、だんだんと録音する方へと進行が進んで行くのが皆には楽しんでいる様に見えたが、実際はあまり余裕が無かった様だ。まぁ、皆の中には時間が無かったのが多少あって、演奏するにもビビリながらやってるの?と思う曲もあったが、時間はあったからね。おととい俺が毒を吐いただけ他のメンバーもやって来てくれたし、途中からビビリは無くなってイイ意味での緊張感に変わっていった。やはりリハーサルよりもイイ音してる瞬間が増えたし、やっぱりメンバーの気持ちが同じ方向に向かっているのが音に出て聴こえたよね。だから、ライブともリハとも違う雰囲気の中で今回やれた事が、これからの 「 a new soil , 」にとって非常に大きいモノになると思いました。 本当は金払ってスタジオに入ってエンジニア雇って限られた時間の中で録音した方がもっと良かったんだろうけど、今のこのバンドには今回のが1番イイ方法だったと思ってます。その為に何人かの協力も得られたし、始まってすぐにバンドとその仲間達を巻き込んで1つの事が出来るってのが素晴しく嬉しくてしょうが無いんですよ。
 そして最後に、この場を借りて小岩「フルハウス」のマスター、そして森正サンの2人の協力にお礼を言います。この2人が居なければ今回の事は不可能でした。本当に感謝してます。




2002/10/7 第84回目。

 今日は1週間ぶりとなる全員リハーサルで、前回の日曜日、水曜日に続くモノで、デモを録る直前のまァ確かめの様な事で入れたリハだから楽に終わるかと思ったんですが、やはり世の中はそんなに甘くはなかったです。 こっちは1週間あったから、その間にやって来ていてバッチリだろうと思いきや全然ダメな所はダメって感じで、やっぱり今日このリハを入れたのは正解だったと思ってしまったんだよね。(いや、イイ所は増えて来たしやって来てくれている感じもしたんだが、やっぱ苦手な所は時間があってもまだダメで、克服するに至って無かったんだ。だから、イイ所が出た分ダメな所が目だって聴こえたんだと思う。) 本当は「今日のリハって無くて良かったよね。」って終わってから言いたかったんだよなー。でも、みんなバイトしながらミュージシャンやったりして頑張ってるから俺はいつも頭が下がる思いなんですが、今日はそんな事よりも音楽が先に来てたんで水曜日の事を考えるとちょっとアセリましたね。 その結果、休憩無しで2時間ブッ続けのリハーサルで俺が途中で毒(俺の説教を最近メンバーはこんな言い方をしてますがね、、、)を吐き、最後にはキーボードのアホがキレて俺に食ってかかり殺されかかってましたがね。それを皆がなんとかフォローしようとして頑張ってたのは個人的に見てて面白かったんですがね。 後から冷静に考えて、やっぱり時間が無いのを考えると自己中的な感じになってしまった俺が悪かったかな?と思いつつも「じゃあオマエ水曜日来んのか、辞めんのかどっちだ!」とか言ってた自分を思い出したら面白くてしょうがなかった。 最終的には彼が自分の悪いのを認め皆にあやまり、俺達は頑張ろうって事になったが、こんな感じで面白いアホが入ってくれたのもあり、水曜よりもこれからが楽しみなバンドになりつつあるのを実感した1日になった。そして、この日にバンドの名前が「 a new soil , 」(ニュー・ソイル)に決定した!!




2002/10/5 第83回目。

 皆さんは佐藤秀也サンというサックス・プレイヤーを知ってますかね?素晴しいプレイヤーで俺よりも20何年も前にバークリーを卒業していて素晴しい経歴があり、今では有難い先輩の様に接してくれる人なんですが、今日は小岩の「フルハウス」にてその秀也サンのバンドに行って来ました。
 そして今日のメンバーはというと、先月に「フルハウス」でやった田中文彦サンのバンドと全く同じで、「どういう事?」と思う人もいたかもしれないけど、ちょっとした事情でこうなったらしいです。しかしリーダーが変わると同じメンバーでもこれだけ音が違うんだという感じで、なかなか楽しいライブでした。ピアノはまたカッコイイ演奏の柴田義也サンで、今日もまた長野からワザワザ出て来たらしい。ベースの高梨道生サンもかなりノってて聴いてても一緒に音を出してても人を楽しくさせる演奏だった。
 前回はかなりルーズにステージを進めて行った感じがあって、最後の方は電車に乗らないとマズイ人達が帰るなんて事もあったんだが、今日は前回の反省からかスムーズな進行でやってた。でも演奏は1時間を切る事もなく、休憩がちょっと短かったのもあるだろうが店の雰囲気がダレる事は無かったと思う。これは本当に演奏以外で大切にしないといけない所で、休憩が長すぎてお客サンの気分がダレてしまって盛り上がらないステージになってしまったりって事もたまにあるからね。自分のバンドでは絶対そんな事はない様にしてますが、たまにあるっぽいんだよな。(自分では良く分からない事がある。)そのたびに反省してますがね。
 そんな感じで今日のライブは楽しく終わり、その後で皆で飲みながら聞いた秀也サンの話しも非常に個人的には効きました。




2002/10/3 第82回目。

 今日からこのコラムも10月のコーナーに入りました。と言ったからって別に何か新しい事がある訳でも無いんですがね。これからも頑張って行きますんで、ヨロシクお願いします。
 最近なにかとコノ話題ばっかりで申し訳ないんですが、今かなりコレが自分の中で盛り上がっていて、回りも一緒に頑張ってくれちゃっているもんでね。ココで報告しない訳にはいかなくってね。 って事で、今日もまたリハでスタジオ入って来ました。と言ってもギターのノリさんと2人だけで、俺の曲のギターの弾き方というか、「この曲はこうやって弾いて」っていう事を俺が伝えてたんですがね。ちょっとレッスンぽくなってしまいましたが。ラッパ持って行ったのに、ずうっとキーボードばっかり弾いてましたからね。 しかしコレがかなり熱かった!!ちょっと違うかもしれないけど、ギターの人で特にロックの人がそうなんですがコードの発想が鍵盤楽器とは全然違うらしく、ノリさんもちょっとそんな所があるんで今日やる事になったんですが、かなり必死になってやってくれました。やったら出来るんだけど、やった事ないし、やる事も今までに無かったらしいので最初は困ってたけど、1回覚えて自分の物にしたらやっぱりカッコ良かったです。俺なんかだとヘタに楽譜が読めちゃったりしてるから覚えるのが苦手になりがちなんですが、こういう人は譜面は苦手だけど覚えるのは早いんですよね。ちょっと俺に無い物を見せられました。
 あとは曲の構成や、サウンドを決めるポイント、それに前回あやしかった所を直したりで結構な時間がかかりましたね。そっから飲みにも行ったけど、今日はその日のうちに帰りました。(普通は当り前ですね。)残るはあと1回のリハーサルですね。