'02.NOVEMBER COLUMN




2002/12/21 第139回目。

 今日は久しぶりにアルト・サックスの大田剣サンとの演奏だったが、編成がトランペット、サックス、ピアノという変わった編成で初めての試みであった。実を言うと最初はサックスとピアノのデュオだったらしいんだが、ちょっとハデにしようという店のリクエストで俺に声がかかった訳です。 いやー、しかし久しぶりに楽譜大会になりましたよ!!ある意味で疲れましたが、いい勉強というか、まだまだな所が露骨に出てしまう演奏になってしまいました。言い訳すればいくらでも出来るんだけど、お客サンには全くもって関係の無い事なんで言い訳にならんのですが、本当に難しかったなー。(ちなみにノー・リハーサル、ノー・ウォーミング・アップにしてはイイ演奏をしましたよ。) でも、これが現実で今の実力と思うしかないんで、イイ意味で勉強になりました。 ちなみにピアノは早間サンという人で、昨日の白崎サンと同じくニュー・ヨークに住んでいて正月に帰って来て演奏してまた帰るって人で、頑張って俺達のうしろで弾いてくれてました。ちゃんとした編成で演奏してないんで分かりませんが、とにかく頑張って弾いている印象があって非常に良かったですね。 しかし俺が楽譜に強い(読める)と思われているらしいが、実はそんなに読める方だとは自分では思わないんですよね。やっぱり昨日の白崎サンや、こないだの「FUNKITO」サンもあらかじめ楽譜を送ってくれていたから出来たけど、いきなりで初めての楽譜はちょっとキツイですね。前にも1回だけあったんですが、読めない自分が恥ずかしくなるんですよね。(ある意味で字の読めないミュージシャンって事だからね。)しかし、これに負けずに頑張ろうと思いますね。もう「どんどん譜面でも何でも持ってな!!」って感じでね!(俺が思うに譜面は慣れです。)




2002/12/20 第129回目。

 今日は非常に楽しく、緊張感のある、素晴しい音楽を吉祥寺の「ストリングス」というお店で演奏して来た。自分で言うのもナンなんだけど本当にそう感じた。 今日のリーダーは白崎彩子サんというピアニストで、知っている人は知っているが今はニュー・ヨークに旦那サンと住んでいて、お正月に日本に帰って来て演奏して年が明けて少ししたらまたニュー・ヨークへ戻るという人で、素晴しいピアニストでありながら素晴しい作曲家でもあるという、なんとも羨ましい人である。さらにベースには山下弘治サンのドラム・レス・トリオという編成でした。しかも演奏した曲がほぼ白崎サンのオリジナル曲で、楽譜はあらかじめ10日位前に送ってもらっていたから練習してたし、この前日には俺以外の2人で(デュオ)演奏していたらしいんでイイ感じだったしで、久しぶりに緊張感がありつつ楽しい演奏が出来たと思った。 店の大きさも小さいけど狭く無くゆったりとしていて凄くやりやすかったし、雰囲気もあって良かったんだが2月で店じまいすると聞いて非常に残念に思った。 後はベースの山下サンに色々な曲でのベーシスト的な考え方なんかを教えてもらった。(最近は俺も曲を書いたりするんで、その参考にね。)しかし、この人は演奏と同じで非常に真面目に人の話しを聞く人で楽しい人であった。機会があればまた演奏したいな。(この3人でって話しもあったっけな。) この先も白崎サンは1月あたりまで都内近郊にて演奏予定があるそうなんで、興味のある人は聴きに行って(俺はいませんが)みてください。




2002/12/18 第128回目。

 今日は小岩「フルハウス」の月1回ジャム・セッションでの演奏でした。今日は毎月来てくれているピアノの稲見サン(ナント、マスターよりも年上です!!)というお客サンがかなり頑張ってくれました。例えば、ちょっと音楽理論的な話しになるんだが、曲が最後に解決する時(V-I)に良くあるのが半音上にまず行ってから、さらに解決(V-IIb-I)するのを俺が突然やったら違う曲では逆に稲見サンがやって来たりして。それに久しぶりに「〜の曲をやりましょう。」なんて事も言ってくれたしね。しかも結構いつもより遅い時間まで居てくれたから、久しぶりに色々と話しが聞けたしね。 あとは「レッド・ロータス」で一緒にやっているバイオリンのマイコが遊びに来てくれた。俺達と一緒に4曲演奏したが、ナゼかいつも聴いてるよりも楽しそうに演奏しているのが良かった。やっぱりジャズ・ミュージシャンの方が音楽的な反応も良いし、バックでフロントを盛り上げて行くしね。 それから今日は初めて来てくれた人(プレイヤーもリスナーも両方)達が多かったな。でも、その分うまく皆に演奏を回してあげる事が出来なかった。(マイコの事をヒイキにした事もあったが。) そこが今日の「仕切り」としてのマズイ所。それから、おととい練習出来なかった事で俺の唇の調子がイマイチで、個人的に楽しく演奏出来なかった事もある。 だが、やっぱり仕切りはもうちょっと違うやり方があったなと後から思った。 でも皆の演奏はあったかい感じがしてて良かったですね。ドラムがおとなしかったのもあるのかな? んー、やっぱり俺の仕切りで盛り上げていかんとな。。。




2002/12/16 第127回目。

 えー、今日は史上始めての二日酔いでした。昨日の演奏後にリーダー、店の人達、「ニュー・ソイル」のリーダー、そしてお客サン達でちょっと飲んだんだけど、気付いたら終電が終わっている時間になってしまい帰れない状態になってしまった。仕方が無いのでそのまま飲む事になったんだが、ナゼか非常に盛り上がり、リーダーの伊藤サンが帰ったのに俺達はそのままだったが、4時頃にお客サンの1人が最後に「家に来て飲もう」って事になりタクシーで向かった先が中野坂上の立派なマンションでした。またその居心地が良かったからか、酔ってたからかは知らないけど結構3人で話しがはずんだ。 そして、よくよく話しを聞いてみると実はその人は小説家だったらしく、なんとなくミュージシャンとの考え方なんかが共通していると言っていた。何かを書いて物を表現するって事においては一緒かもと俺も思った。その人はフルネームまでは聞かなかったんで今でも誰だか良く分からないし電話番号しか知らないんだが、結構成功している物書きサンらしく、考え方なんかで「なるほど」と思わせる所があった。 そんな感じで色々話していたんだが、俺は結局は帰る事にしてそこを出たのが朝の8時頃で9時には家に着いてねたのが10時。2時に目覚ましで起きたけど、まだ酔っ払っていた。「これが二日酔いか?」とおもった。本当に最悪で5時位まで横になったり、起きてみたりでした。練習もしないとイカンのに出来る状態じゃないのもつらいしね。もう今日は本当に最悪な一日だったな。でも、そのおかげで新しい味方が見つかりました!




2002/12/15 第126回目。

 今日は生まれて始めて「町屋」という所に伊藤ノゾム(ベース)さんの「FUNKITO」バンドで行ってきました。前にココで書いた1回4時間リハをやったバンドのライブです。 この人はナカナカ頑張っているベーシストで数年前までニュー・ヨークで音楽をやっていたんだが、家の事情で日本に帰って来てからは自分のバンドや原トモナオ(トランペット)さんのファンク・バンドや、いろんなセッションでやっているんだが今回は「ニュー・ソイル」のリーダーの紹介で一緒に演奏出来る事となりました。 しかし今日の俺の大失敗は駅からタクシーで店に行こうとしたら運転手が土地感の無い人だったらしく、店の地図を見ていったのに道を1本間違えやがって、この寒いなか40分もの間あっち行ったりこっち行ったりだし、どうやら店はケータイの電波が入らないらしく誰とも繋がらないしで、結局1時間の遅刻になってしまった事だった。ただラッキーだったのはドラムの人も始めから1時間遅れの集合だったからリハーサルには間に合ったって事でした。 そして演奏はそんな事も無かったかの様にガンガン押しまくり、俺とサックスのフロント陣も盛り上がって客も一緒になってのかなり楽しいライブになった。リーダーもかなりのキャラクターの持ち主でライブを盛り上げていて、一緒にやっててもいろんな意味で勉強になった。終わってからも半分ぐらいの客が日曜の夜だってのにそのまま店で飲んでるしね。良いライブでした。




2002/12/14 第125回目。

 今日は久しぶりに東中野「レガロ」に演奏しに行って来ました。この店では毎年夏に1回パーティーをやっていて、そのパーティー・バンドとしてサックスの吉野ミユキさんのバンドとして行く事が去年、今年と2回ありました。だから、普段の「レガロ」は初めてでしたが、今日は本来の店の落ち着いた感じの雰囲気の中でイイ感じに演奏する事が出来ました。 ちなみに今日のリーダーはピアノの大原サンという人で、気合いが入っていたのか、あらかじめ本人のオリジナリなど数曲が家に送られて来ていました。実際に演奏するのは今回で2回目なんで送ってもらって良かったです。ところが今日の俺、集合の時間をすっかり忘れてしまっていた為に、メンバーの誰よりも早くに店に到着する事となりました。 それが実は今日の大収穫となりまして、店の近くにあるブック・オフにてCDを4枚を格安で買う事が出来ました。中でも「RUN-D.M.C」のデビュー作が500円で買えたのは非常にうれしかったし、あと「MASE」のデビュー作も300円で買えました。 だから今日は始めから非常に機嫌が良く、帰るギリギリまで楽しい日になりました。 店長の青木サンとは今度ゆっくり飲みましょうって話しにもなったし、こんな時期なのに満員御礼にもなったしね。それにライブも結構お客サン達が盛り上がってくれてたしね。また機会があったらやりたいですね。




2002/12/12 第124回目。

 今日は下北沢「リボルバー」にて「ニュー・ソイル」のライブでした。でも今回は2回目のライブでしたが、このバンドで2ステージやるとなると初めてのライブでした。だから、ぶっちゃけて言ってしまうと曲が足りなかったから前回のライブ後から書き始め、2週間に渡って2曲づつリハーサルして練習をやり、それでライブって感じだったもんで時間が無く、少し不安なライブでした。 まぁ、でも結果としては皆が練習していたから特に失敗も無く(勿論あっちゃイカンのだが)最初に思ったよりは出来てた感じだった。しかし、サクサクとライブは進行して行ったんだがやっぱり思ってしまったのが、ただ曲を追っかけているだけで曲に慣れていないから、バンドとしてそれ以上の演奏に持って行けないのが露骨に出てしまったって事だった。さらに時間が無かったから今までの曲が当日リハしか出来ず、これも新たな展開が無く終わってしまった。(コレは俺が勝手に思っている事で、聴きに来てくれて連中は気にしてない様だったが。) それで終わってから思ったのが、今はコレで曲が出来たんだから時間をかけて作り混んで行けば良くなるでしょうって事でした。次回のライブももう決まっているし、またデモを作ろうって事にもなっているんで来年はこのバンドもイイ感じでやって行けると思っております。




2002/12/11 第123回目。

 今日は駒込に演奏で行って来ました。正直言うと演奏的にはあまり面白いとは言えない様な感じですが、本人のヤル気に押されて今日もやってきました。 行った店も本当なら行きたく無い所だけど何とか我慢しつつ行ってみた。確かにその人がその店のチャージや客数ではありえないギャラを俺に用意してくれているってのもあったけど、そんな頑張っている人って好きなんですよね。(演奏はマズイんだけどね。) あと今考えたら面白く思えるんだけど、頭に来た事がいきなり客に「トランペットうまいねー。」と言われた事だった。「ミュージシャンに「うまいね」はねーだろ、このジジイ」と思いつつ無視してましたがね。多分、俺の今日の態度が自分で分かるくらい悪かったから、またその店で演奏って事は無いかと思うが「これも俺がまだまだって事なんだ。」と心の中で思いつつやってましたが、もし次に行ったらもっと悪なキャラに徹しようと思いました。 しかし、それとも俺はそんな人達にも笑顔で近寄って行き、機嫌を取ったりして自分の「お客サン」しなければならんのか? んー、今日はなかなか難しい所だった。




2002/12/10 第122回目。

 今日は昨日のリハーサルの後の朝帰りだったのと、仕事も用事も無かったから家でのんびりとしておりました。といっても最近は人のバンドや手伝いが多い為に、手元にいつでも約2、30曲くらいのオリジナル曲が集まっていて、それを練習するだけでも結構ハードだったりするんですがね。 しかし今月はナゼかは知らないけど譜面を練習する事の多い月だ。自分の新曲もそうなんだけど、人の曲や、その人がやりたい誰かの曲なんかをひたすら練習している。まずはメロディーをスラスラ吹ける様にしてから、アドリブなんかをやってみて、時間があったらキーボードで弾いてみたりしてと、その曲の流れをなるべく理解しようとしてます。それもいろんな意味で結構な勉強になってるし、自分が曲を作る時の参考にもなるしね。だから人の曲をやるっていうのは俺には楽しい事であり、ある意味どれだけその人の曲を表現出来るかといった様なチャレンジでもあります。(例えどんな曲であったとしてもね。)だから逆に自分の曲が違う様にやられたり、出来てなかったりするとカナリ怒ってます。(たまに微妙に違う時はどうしようか迷いますが。) そう言う俺もいろんな人にそういった事で怒られて来ましたからね。最近はあまり無くなって来たが、やっぱり目立つ楽器だしメロディーを吹く楽器だから、ちょっとでも違ったりすると怒られますよね。 最近は自分のジャズのバンドや「ニュー・ソイル」で自分の曲をやる事が多いんでそんな気持ちが良く分かります。それだけにもう少し練習出来る時間が欲しい。




2002/12/9 第121回目。

 今日は「ニュー・ソイル」のリハーサルで初台に行って来た。これをメンバーは一人も見て無い様だが言わせてもらうと、今日はみんな本当に頑張ってくれた。約2時間のあいだ一回の休憩も入れず俺の書いた新曲2曲をやって、俺に怒られて、またやって最後に最初からやって、また怒られてやり直し、もう一度最初からやり直す、、、みたいな事をブっ続けて2時間もやってくれたんだからね。最後には完成まではまだ遠いが、近い所まで行ったから。(確かに、あれだけしっかりした譜面なのに演奏出来ないのも悪いと言えば悪いんだが、まぁ皆頑張ってくれていた。)俺にしてみたらアッという間の2時間だったが、皆はどう感じていたんだろうか?なんて思ってしまったな。 しかし「ニュー・ソイル」のメンバーで1番譜面が読めるのがベースの海道サンで、かなり間が空いての2番目はキーボードの水上、後の2人はほぼ同じって所がイタイ。ギターにメロディーを弾かせたり、ドラムにイイ感じのパターンを持って行った時の俺のキレ方はあまり人には見せたくない程だ。 それだけに今回は前もってその2人には譜面を渡していたのに、、、って感じだった。まぁ、言わないでも2人は分かってる様だから今は我慢してます。 しかし、こんなキビシイ感じのバンドは皆始めてだろうな。でもそれだけ全員が頑張っているバンドなんで俺も個人的な時間をこのバンドに捧げて、皆に負けない様に頑張ってます。 えー、こんなバンド「ニュー・ソイル」が12/12(木)、8時からに下北沢でライブをします!!コレを読んでる人で時間のある人は是非、聴きに来てもらいたいです。絶対に損はさせないバンドですよ。




2002/12/8 第120回目。

 最近やけに曲を書くことと、人が書いた新曲をやる事(どっちにしろ新曲を演奏するという事)が多いんですが、よく思う事が「俺だったらココはこんな感じのコード進行で、メロディーはこうするだろうな」とか、曲を作る時に「うーん、コレだとあの人のアレと似てないか?」とかいう事だ。まぁ、それが無いとやってて面白くないし、あって当り前の事だと思いますがね。それから、なんとなく思うのがピアノの人が書く曲はキレイな物が多いとか、ギターの人が書くのはシンプルな曲が多いとかね。(でもギターの人でもギターとピアノ、どっちで曲を書くかによってもちょっと違うんだけど、ココではギターで作るって事で。) そんな事なんかを考えながら、俺はキーボードで曲を書いてます。最近結構キーボード(鍵盤楽器)を弾く事が多いのもあるし、いろんな音を出せる所がイメージを膨らませるのにイイですよね。 シンプルな時はオルガンで凝った感じの時はピアノだったり、ベースはウッドだったりエレキだったりとね。最近は少しづつ楽しんで作曲が出来る様になりつつありますが、多分たまたまで、なんのアイディアも無ければ最悪なんでしょう。俺ももっといろんな時代やジャンルの音楽を聴かないといけませんな。これからは、トランペットの他にも色々とやらなきゃイカン事が増えそうだ。




2002/12/7 第119回目。

 今日も人のバンドのリハーサルで2時から赤坂に行ってましたが、前回に続き今日も雨だった。何か俺と赤坂ってのは相性が悪いんでしょうかね?と思ってしまうぐらいの雨でした。 昨日、「ニュー・ソイル」の為に書いていた曲の最終的な仕上げや、その譜面なんかを書いていた為に寝たのが8時近くで、起きたのが11時前の為にスタジオに着いてもかなり眠い状態でした。トランペットも最初の1時間位はあんまり鳴ってくれなかった気がする。 ところで今日のリダーはイトウ・ノゾムさんというベーシストで、今度その人のライブを手伝うんだが全曲その人のオリジナル曲という、だから自分で色々やっているベーシストという人です。まぁ、それだけにリハーサルが4時間も必要になったんだけどね。 しかし、前もって譜面とCDを送ってくれていたから結構スムーズなリハで、リーダーも結構喜んでいた様だ。しかし11曲のオリジナルを約3時間半でやったからか、時間の過ぎるのは早いんだが終わった後は結構疲れたね。終わってからは俺の事をイトウさんに紹介してくれたギターのノリさん(「ニュー・ソイル」のリーダー)も一緒のバンドだったから2人で飲みに行きました。でもノリさんは11時からドラムのササオ君(「ニュー・ソイル」のドラマー)と2人練習があるので10時前には帰りました。俺は疲れていたので「2人とも頑張ってね」って事で。とりあえず今は眠いッスよ。




2002/12/5 第118回目。 

 昨日の練習の今日が本番で、という事で麻布十番「インフォキュリアス」に行って来た。この店は普段はあまりライブをやってない所らしく、どっちかというとダーツが売りのバーらしい。いちおうピアノは置いてあるが弾いた事は無く、演奏が終わってから来る客が結構いる。今だにどんな店かわからない。(しかし、あのビールが1、000円は高いよな。) 俺的には音が聴こえやすいから演奏するのはイイんだが、このバンドに合っているかどうかは分からないな。場所的に音量の制限があるし、プレイヤー同士の音のバランスが取りにくい様だ。(演奏してる方は分からないんだが、人から聞いたら「バイオリンがうるさい」とか、「(俺の弾く)キーボードが全く聴こえない」、「ベースがうるさい」などのバランス面での指摘があった。) きっとジャズのピアノ・トリオなんかだと丁度いいのかも。 演奏の方は俺達フロントがちょっとしたミスを連発してたのが痛かった。(すまんリーダー!)後はピアニッシモが出せない為にバンドとしてのダイナミクスがあまり出して行けないのがやってていい加減にしろ!と思った事かな。それにメロディーの表現の仕方が浅く感じた。(色々言ってはいるがね。) しかし、終わった後は「30分で片付けて」なんて言われて頭来たから、とっとと帰った。(まぁ、何も言わないけどね。)




2002/12/4 第117回目。

 今日は「レッド・ロータス」のリハが赤坂であった。(といってもリーダーと2人でのリハだったけど。)明日ライブがあるんだが、1回あったリハーサルに俺が参加出来なかった為に今日、俺が1人呼びだされたって訳です。 しかし今日はヒドイ雨降りだった。赤坂見附駅から行ってしまった為にスタジオに着くまでに結構雨に濡れ、更にトランペット、エフェクター(30×50cm位)に傘を持ってたから腕のスジがダルくなった。(今ふと思ったがスタジオに行く時は遠く感じて、帰る時は近く感じるのは何でだろう?) まぁ、そんな訳でリハをやったが新曲が1曲だけあったのと、多少のアレンジが2、3曲変わったぐらいだった。 だから2人で何曲か合わせてやったり、俺のエフェクターの音色を色々といじってみたりと、なんだかんだ言って最初に思ってたより音楽的にも時間的にも良いリハになった。(人数も少なかったしね。) だから今日は本番前の顔見せ的なリハーサルだった。 今思い出したが、今度の土曜日も違うバンドのリハーサルでこのスタジオに行かなきゃならんのだった。週2回も同じスタジオに行くのってキツイよね。もう少し家から近けりゃイイんだけど、、、。(それとも俺の家が遠いのか?)




2002/12/2 第116回目。

 最近頑張ってるバンド、「ニュー・ソイル」のリハーサルの為に初台まで行って来ました。 このいだ代官山「クラシックス」でのライブを終えて約1週間後のリハです。というのも、今度は12/12に下北沢「リボルバー」でのライブに向けてのモノでした。(ちなみに今日を入れて本番迄に2回のリハを予定している。) 実は今度のライブは「ニュー・ソイル」初の単独ライブで、嬉しく思うのではあるが、このバンドの持ち曲が6曲しか無く、一晩やるには曲が足りないんですよ。だから、今回を入れて2回のリハで俺とギターのノリさんの新曲を練習する、という非常に時間の限られたリハになった。 えー、そんな訳で今日でなんとか2曲やる事が出来たが、やりながら「これでイイのか?」という疑問が俺の中に出た。 この曲でこんなに時間がかかったら次回、俺が曲を持って行って間に合うのか?と思ったんですよね。 まぁ、作曲者が場を全く仕切れて無い事もあるが、とにかく時間が足りなさ過ぎる!!マイッタ。。。俺、こんな時って譜面が読めないヤツがいるとキレるんだよね。(読めないうえに、覚えるのに時間もかかるし。) あまりの場の悪さに途中からは我慢できずに俺が仕切ってました。しかし、そのおかげで作曲者と結構ぶつかりましたがね。 しかし、そんな事なんかが非常に悩む事となった。次回のリハ、更に次のライブ、そして新曲などなど、、、。うーん、困ったナー。これはかなりの気合いと根気が必要と見た。




2002/12/1 第115回目。

 今日は休みで、特にコレといった用事も無かったんで家でゴロゴロとしてました。チョコっと練習したり、テレビ見たり、本を読んでみたりとね。そして、昨日やったライブのMDを聴いてみた。残念だが電池切れの為に40分程しか入ってなかったが、またコレを聴いて色々と反省しましたね。やっぱり演奏している人間の音自体は皆さんイイ音なんですが、バンドとして聴いてみるとバラバラなんですよね。でもイイ感じに行ってる時もあるし、みんなでまとまって音を出している時もあるにはあるんだけど、俺がやりたくて出したい音(オリジナル)を演奏し始めると音が崩れていくんですよ。 で、俺がやっぱり思ったのは(終わってからも、その話しになったが)メンバーと選曲が合ってなかったって事でした。結局は俺の”ひとりよがり”だったかなとMDを聴いて思いましたね。あまりメンバーの事を考えて無かったかも。きっと考えてやってたら、もっと違った楽しい演奏になってたでしょうね。 だから、今回はそんな所で勉強させられました。(昨日のコラム11/30で非常に生意気な事を書いてますが、今では自分が悪かったんだと反省しています。) でも、昨日「フルハウス」のマスターが「自分の音楽を出来るヤツとしっかり演ったらイイ。客の事は気にするな。とにかく自分の演奏をしろ。」と言ってくれた。(だから昨日の「有難う!」なんですがね。)さらに次回はもっと気合いの入った、イイ音を出そうと思った。