'02.AUGUST COLUMN




2002/8/28 第68回目。

 今日は「レッド・ロータス」3回目のライブで、1人メンバーが抜けて5人になってからの初めてのライブだった。やった店は初めてやる場所で、雰囲気からするとライブをやるというよりかは普通のバーという感じだったが、音の鳴り方は良かった。個人的には、出来ればもっと小さい編成でアコースティックな感じの音楽をやったらもっとイイ雰囲気だろうなと思った。
 この日はリハからダルイ感じが出ていたんだけど、やっぱり本番が始まってもそれが続いていた気がした。たまにそんな時ってあるんだけど別に誰のせいでも無く、理由も良くわからないんだよね。特に1曲目は何も決めずにユルイ感じでスタートしたから気になってしょうがなかった。終わってからそんな話しにならなかったから、もしかしたら思ってたのは俺だけかもしれないけどね。だからファースト・セットはダルくて長いなぁと感じてたんだけど、終わってみたら1時間半くらいやってたらしい。そりゃ長いハズだ。
 休憩に入った時、あるお客サンから聴いていて色々思ったり感じた事を言われた。そこで驚いたのが、さっき書いたファースト・セットで俺が思っていた事をなんとかしよううとしてるんだが、バックが付いて来てない為にしょうが無く合わせて吹いている様に聴こえた。って事だった。やっぱりか、って感じだった。でも、嬉しかったのが1曲だけ俺がそんな事に関係なく突き抜けた演奏をしてたって事で、その人は全曲で俺のそういう演奏を聴きたいと言ってくれた。それで俺はフっ切れて、セカンド・セットでは思った事を間違ってもマズイかもと思ってもかまわず吹きたい様に吹いた。その人は最高に喜んでくれていて、俺も久しぶりにスゴク良い気持ちで演奏する事が出来た。終わってからしばらくその人と話しが出来たんですが、結局その人が言いたかったのは決めなきゃいけない人が決めないでどうするか?って事で、それは別にデカイ音でも無く、楽器が上手いって事でも無く、演奏している人間が聴いてる人間に直接うったえかけれるかって事だったと思う。その人とは初めて会ったし、名前も知らないんで誰かは知らないが俺にとってはその夜最高のサポーターになってくれた。




2002/8/26 第67回目。

 こないだの土曜日(8/24)に仕事もなく家にいてヒマしてたので、小岩の「フルハウス」に行って来た。その日のライブはアルト・サックスの大友義男サンのカルテットでした。ちょうど俺が店に着いてちょっとしてからセカンド・セットが始まった。その日は大友サンという人の演奏が初めてだったからどんな人だろうかと思いながら聴いていたが、場所が小岩だからか、いつもそうなのかは知らないが大分リラックスした感じの演奏とトークだった。個人的にはトークが長すぎて、それが無ければもう1曲聴けたのになと思ったが人柄が溢れ出ててイイ感じだった。演奏は大友サンのキャラを全面に出しまくった(リーダーだから当り前か。)音で、本人の音も個性的で太くてデカイから自然とそうゆうバンドの音になってるんでしょう。個人的にこのバンドを聴いて参考になる所が結構ありました。
 終わった後は店の常連サン達と店員サンとマスターとで久しぶりに話しが出来た。話しの内容は「フルハウス」のセッションの事になり、俺のやったり言ってる事が良いのか悪いのかと言った様な感じになった。ある人から直接このコラムを見て「あれはどういう事?」と聞かれた事があったのだが、俺の考えている事を説明したら最後には納得してくれた。だから言葉不足だったのかもしれないが、俺はマスターと一緒に考えながらあのセッションを作って来て「人に聴かせられる物でありながら俺達ミュージシャン、アマチュア、学生、ミュージシャンを目指す人達などが立場に関係なく腕を上げていく場所にしよう」という目標があるんで、どうしてもキビシクなります。だから最近は聴きにくる人が増えて来てるので、もっとそういう人達を意識したステージにして行こうと思っていて演奏や進行に気を使いまくっていて、スムーズに上手く行かないとついついイライラしてしまっています。ごめんなさい。でも「フルハウス」のセッションも土曜日のライブと同様に質の高いモノにして行きたいので、セッションに来てくれていてこれを読んでくれている皆さんも頑張ってついて来てください。「フルハウス」のマスターはいつも言っています「演奏が良ければ必ず人は来る。」ってね。




2002/8/25 第66回目。

 この日は2週間ぶりとなる「レッド・ロータス」のリハーサルがあった。3日後にライブがあるからって事もあるし、「そろそろ、、、」って事もあって何曲かあるオリジナルの内の数曲を覚える事になっていた。が、2週間程前から言われていたんだけど全然やってなくてリハーサルに行く前に家でやったのと、電車の中で見ながらナントカ覚えました。って言うと俺がスゴイ人の様に書いてますが、このバンドも半年ぐらいになるんで実はやってる間に覚えていたんですね。でも毎回念のために自分の前には譜面を置いてやってましたが。しかも、(本人にも言いましたが)このバンドの曲をリハーサル以外では吹いた事はなかったんですよね。だから始まった当時は毎回のリハーサルが初見の連続でかなり間違ったりしてました。曲を練習しなかった理由っていうのは特には無いんですが、毎週リハがあったし、毎回のリハを録音して聴いてたんで別に練習はしてませんでした。(でも今回ちょっと覚える為に練習しましたがね。)それで、最近は逆に曲も覚えて来てるんで後から音を聴くという事をしない様にしてます。これは人それぞれでしょうが、このバンドに関しては毎回フレッシュな感じで吹いて行きたいからあえて聴かない様にしてるんです。それに、もし聴いたとしたら自分にも他のメンバーにも粗探し的な聴き方になってしまうから、それはバンドのリーダーがやってるだろうから俺はやってません。一緒に音を出した後なんかに思った事は言ってますが。
 ってな感じでやったリハはイイ感じになってきたかな。最近はより本番に近い感じでのリハがやっと出来る様になって来たし、より自由な音になりつつある。あとはライブ(人に聴いてもらう)時にどう出来るかって事かな。やっと次のステップに来たかなという所だね。頑張ります。




2002/8/21 第65回目。

 そして今日は小岩「フルハウス」にて毎月恒例のジャム・セッション・バンドのリーダーの仕事でした。この日はお客サンの入が悪く、スタートの7時になってもほとんど人が居ないという「フルハウス」にしてはめずらしい夜になってしまった。だから逆にいつも来てくれている人達がいつもの様にきて演奏しているって事が嬉しくおもえた。
 ただ、やっぱり客(演奏する人)はこっちの気持ちが分からない様で、そういう人達と演奏を聴きに来てくれてる人達を両方満足させたいのにうまく行かないのが俺のマイッテいる所でもある。やっぱりジャム・セッションって客からするとカラオケと同じなのか?って思ってしまう事がよくあるが、まぁココは小岩だからって事で我慢してますがね。そんな事を考えていたからか、この日はイッパイ吹いた気がした。演奏が終わってからお客で来ていて近所で医者をやっているという人がすごく俺の演奏を気に入ってくれていた。さらに「君の様なオヤブンが居ないと今日の演奏は成り立たなかっただろうな。ご苦労様。」とも言ってくれたので疲れが一気に吹き飛んだ。
 ただ終わってからベースのF.T.と飲みに行き、演奏においてその日も気にいらない事が大分あったのでかなりの説教をした。もうちょっと様子を見る事にした。本当に山あり谷ありですよね。。。




2002/8/19 第64回目。

 なぜか今日も下北沢にいました。しかも「レッド・ロータス」のリハーサルで時間は夜9時から11時。もう本当に家を出る時はツラかったですよ。「なんでこんな時間から下北に行かなきゃならないの?」ってね。しかも、たった2時間のためにさー。って、まぁグチっぽくなってしまいましたが行って来たんですよ。しかも時間どうりにね。
 そして今日は次のギグまで合わせて2回しかリハがないって事なんで俺がキーボードまでやる事になった。でも言い出したのは俺なんだけど。だから、ひさしぶりにこのバンドでキーボードを弾いた。ただ、ナゼか知らないけどバンドの音にキーボードの音が消されまくっていて結構困っていた。でもそれ以外のバンドの演奏は良くなった気がした。というのも1人メンバーがやめてドラムが1人になり、その分バンドのリズムが自由になったのが大きかった。ただドラマーにはもっと色々と聴いてもらわないと間違った方向に向かってしまうのでそれがちょっと気になっているかな。それに俺はこの電気を使いまくったバンドの音に負けない様にもっと練習しないとなと思った。終わった後リーダーは大喜びで俺達もイイ気分だったから、昨日行った「リボルバー」に行って盛り上がり、気が付く頃には朝だった。まったくもって昨日と同じだった。




2002/8/18 第63回目。

 今日は下北沢にあるバーの「リボルバー」にて友達、そしてバンド仲間でもあるギターのアリチさん率いる「アンビエント・グルーブ」へのゲスト出演だった。このバンドへのゲスト・飛び入りは2回目なんで勝手は分かっていたってのもあり、楽でアっという間に終わったって感じがしたがマイクでモニターが無いから自分の音を聴くのがつらくて、ついついオーバー・ブロウで吹いてしまいちょっと反省したりもした。客席にはどういう感じで聴こえていたんだろうかと思ったりもしたが、どうせ「キタナイ音だった」とか「聴こえなかった」などという答えがかえってくるのが想像できたんで、あえて聞く事をしなかった。やっぱりこういうバンドでの飛び入りってムズカシイよなって思ったな。ただ、聴いてた客の反応が良かったってのがよくわからなかった。
 終わった後はメンバーや来ていた客で俺の友達なんかと結構盛り上がったね。実はこのバンドって最近メンバー・チェンジをしたらしいんだけど、その新しいバンドでの第1回目のライブだったらしく、その記念すべき場で俺も一緒に演奏し、やる前や終わった後にその話しが出来たってのが嬉しくもあり自分の為にもなったなと思った。




2002/8/17 第62回目。

 今日は久しぶりにモンキー小林さんとの仕事でした。場所は初めての吉祥寺「赤いカラス」というお店で、なかなかイイお店でした。はじめてって事もありかなり早い時間に着いてしまったので、久しぶりに吉祥寺のあたりをブラブラしてみました。と言ってもラーメン屋でラーメン食べて、コーヒー屋でアイス・コーヒー飲んで店の近くをウロウロしてただけですがね。ただ、土曜日って事もあってか人がかなり多かったですね。
 その日の演奏はメンバーがトラで来た人が多かったせいか、それとも他の理由か知らないけどちょっと荒い演奏になってた気がした。俺の音も荒れてたからちょっと気になった。やっぱ3ステージあると疲れるし、音も荒れてくるんだよね。というか、世の中2ステージの店の方が多いからそれに馴れちゃってるんでしょうね。1ステージ目が始まって3ステージに行くまでがやっぱり長く感じてしまったからね。休憩が2回あるのも長くてツライかも。
 しかし、その日にあった1番嬉しかった事は、店のマスターから「入り口近くで座ってたオジサンが、またあのトランペットを聴いてみたい。って言ってたよ。」って俺に終わってから教えてくれた事だ。さらに面白かったのが、「このバンドをまた聴きたい」という人が居たらしいんだが、ピアノとドラム以外はトラで来ていたって事だった。




2002/8/14 1:00 第61回目。

 久しぶりにトランペットの奥村サンの家に遊びに行って来ました。前回からかぞえると大体1ヵ月ちょっと以来という事で、前回「こんな事を練習したらいいよ。」と言った事をやってくれていたかどうかを心配しながら久しぶりのレッスンとなりました。そして前回と同様に髪の毛を切ってもらい、晩ご飯も食べさせてもらって来ました。
 レッスンは約3時間の長い時間にわたってやってしまい、最後にはかなり奥村サンにとってはキツイ感じになってしまったらしい。ちょっと俺のペースでやりすぎてしまったかな。でも、この1ヵ月俺に言われた事をやってくれていたらしくバテルまでは結構イイ音で吹いていて、他人の事ではあるが結構嬉しかった。それに奥村サンは別にプロではないので、それからしたら凄くイイ感じで俺に必死でついて来ようとしていたのが楽しくて、気付いたらついつい突き放す勢いで吹いてしまっていた。おかげで彼の唇は真っ赤なマウスピースの跡が付きまくっていた。ゴメンナサイ!!でも、その姿勢を見て最近ちょっと俺が遠のいていた「つぶれるまで吹く」みたいな勢いを思い出させてもらいました。アリガトウ。




2002/8/13 1:30 第60回目。

 このコラムも早いもんで60回目になりましたね。ちょっとの間休んでましたがまた頑張って書いているんでヨロシクお願いします。というのを掲示板に書こうとしたらナゼか出来なかったのでこっちに書いてますが、ついでにカウンタが壊れたらしくそれを直したらまたゼロに戻ってしまったらしいです。どうもハ森サン修理ご苦労様でした。(ちなみにこのホームページは俺の友達である森サンが作ってくれてます。)いずれは1人で全部ホームページが作れればイイナとは思っているんですがウチのマッキントッシュがちょっと古い為に良くある「作成ソフト」ってヤツが使えないんですよね。って事はパソコンあんまり強くない俺にとっては1人で作るのはやっぱり無理なんだよな。。。。まぁ、いづれ新しいパソコンを購入するか俺がパソコン勉強するしかないんだが、当分の間はどっちも無理そうなんで当分はまだ森サンに頼る事になりそうだ。でも1年前からしたら随分と進歩したなと我ながら思ってます。だって最初は「づ」の打ち方も知らなかったからね。ちょっとづつ、ゆっくりやっていきますかね!!




2002/8/12 1:30 第59回目。

 今日はヴァルブ・オイル(トランペットのピストンに挿す油の事で、楽器を大事にしている人は毎日挿してるらしい。)の偉大さを知る日となりました。というのは、多分自分でヴァルブ・オイルを買ったのは1年以上ぶりとなるのだが、最近2ヵ月前くらいにオイルが切れまして、それ以来今日やっと買いに行ったんですよね。その間はどうしてたかというと人から借りたり貰ったりしてなんとかしのいでいたって感じでした。でもやはり限界に達してしまった(ピストンが戻らなかったり、動かなかったり)為に買ったんですが、早速オイルを挿してみたらビックリするくらい楽器が生き返ってくれて正に目からウロコの様でした。あらためて俺が今まで自分の楽器に対していい加減な扱いだったという事が分かり反省している次第であります。でも、おかげで今日は凄く調子良く吹けた事が多かった気がした。まぁ、気がしただけで本当は悪かったりしてたかもしれないけどね。という事で今日はヴァルブ・オイルを買ってちょっと反省なんかもしたけど、楽しく楽器が吹けて良かったなという話しでした。




2002/8/11 1:00 第58回目。

 ちょっとの間コラムを書いてませんでした。毎日の様に見ていてくれてる人にはゴメンナサイ。また今日から書いて行こうかなと思っております。
 最近またマイルス・デイビスを聴いておりまして、年代で言うと1969年のライブ版で、タイトルは「PARAPHERNALIA」というCD(海賊版なので現在売ってるかどうかは分かりません。)です。正直言うと何をやってるか分からない時もあるし、1曲の演奏時間が長いからハッキリ言うと飽きる時もあるんだけど、やっぱり思うのはスゴイバンドだなって事ですね。よく思うし言われる事なんだけど、バンドは1人じゃ出来ないって事がこの中でいろんな意味で繰り広げられているし、スゴイ緊張感のある音楽をやっているとも思う。バンドは5人なのに聴こえてくる音はもっと多く感じるかと思えば、いつのまにか誰かが1人でやってたり、2人でやってたりという音の厚さの使い方、それで、そこから出てくる緊張感や、音楽的な緊張感にしてもさっきまでは相当アヴァン・ギャルドな演奏だったのに、突然ファンキーな曲をやったりと、かなりのテンション・アンド・リリースです。今コレをクラブでやったならウケると思うけど当時はどうだったのかとか、今から30年以上も前にこんな演奏があったなら俺達はもっと頑張らないとイカンな、とか思いながら聴いてます。それに、なによりもマイルスの調子が絶好調なのも嬉しい事なんですよね!!マネする事は無いがイイ目標になってくれるから。
 まぁ、こんなモノがありますんで良かったら買って聴いてみてください!!俺は最近好きで良く聴いてます。




2002/8/1 2:00 第57回目。

 今日から8月ですね。毎日かなり暑い日ばっかりだけど負けない様に頑張りましょう!!よく俺がやってるる事なんだけど、最近の様に耐えられない位の暑さや、冬のヤバイ位に寒い時なんかに「くそー、ふざけんなよコノヤロー!!!」とか言ったりしてみると気が楽になりますよ。「あちーんだよ!!」とかね。でも、あまりデカイ声でやると頭のオカシイ人だと思われるので気をつけましょう。これは俺が家に帰る時や、家から駅に行く時なんかによく言ってますね。人が回りにいない時にね。 それから、こないだ買ったので個人的にハマッテいるのがパウダーが入ってるボディー・ミストです!!これは本当にイイですよ。風呂上がり、家を出る時、汗かいた後なんかにシュッとやって体になじませとくと10秒後には体がスーっとしてるからね。で、また後で汗をかいたとしてもパウダーが残ってるからベトベトしないし。別に化粧品会社のまわし者じゃないけどコレはオススメですよ。メーカーは特に決まってるわけじゃなく、色々の所から出てるのであったら試しに買ってみてはどうでしょう。ただ、メーカーによって香が全然違うから良く説明を読んでからにしましょうね。ちなみに俺は今年はメントールにしてみました。(どこも無香料と言ってるが、やはり多少のニオイはしてます。)それでは、今月もヨロシクお願いします!!