'02.SEPTEMBER COLUMN




2002/9/29 第81回目。

 この日は前回のコラムでも言ってたギターのノリさんとのバンド(まだ名前が決まって無い、、、。)のリハーサルがあった。というか、バンドになってからの第1回目のリハーサルだった。今日からがこのバンドの始まりでだって事もあり、まえから個人的に準備してきた事やノリさんとの作業をまとめるのに大変な時間を使って来たプロジェクトがやっと形になる日でもあった。きっと2、3百時間は使って来たでしょう。それに、前に言ってたとうりキーボードのヤツも今日は来る事になってたから楽しみでもあった。
 そして、時間よりも前に着いたのにメンバーは全員そろっていて、俺が渡した譜面に目をとおしたりしていて、皆が今日のリハーサルを大切にしている事がわかった。早く部屋に入って音を出したくてしょうがないって感じに久しぶりになった。 そういえば、今日の前にスタジオにセッションと称して今日のメンバーにギターのアリチさん(レッド・ロータス)を入れて音を出した事もあったが、その時以上のワクワク感があったね。確かにアノ時も音楽は楽しかったんですが、今日はバンドなんでね。
 いざ始まってみると、楽しむというよりは2時間という制限の中でどうやって6曲をやり、休憩を入れつつ皆に俺とノリさんの曲を理解してもらうかって事で性一杯って感じで、楽しめるって事は殆ど無かったな。やっぱり時間はアったいう間に過ぎていきました。ただ曲をやって馴れさせて、要点を言って終わり、次の曲って感じだった。やっぱり皆も同じ様に思ったのか、後での話し合いの中でもう1度スタジオに入るって事になった。 なんでこんなにアセッテいるかと言うと、10/9にデモ・テープを録る事が決まっていて、それまでに間に合わせやいとヤバイんですよ。こう言うと「そんなんでイイのが出来んの?」って言われそうだが、こっちの方が今はイイ気がしてます。だって勢いがあるし、皆ナントカしようって感じが出てて妙な力が出来てるんですよね。だからヤルなら今かなっていう事で。出来たらリッスンのコーナーにも出すんで、聴いてみてください。




2002/9/22 第80回目。

 今日はツライ日でした。というのも昨日のライブにギターのノリさんが聴きに来てくれて、せっかくだしって事で2人で飲みに行って家に帰ったのが朝7時過ぎだったからなんですよ。 ライブ後ってのもあって、当然「どうだった?」って話しになり、ナゼか新宿の居酒屋さんで俺がバンドを代表してダメ出しされるという最近ではナカナカない体験をした。やはりノリさんという人もミュージシャンで今違うバンドを一緒にやっている人なんで、よりいっそうキビシイ意見が次から次えと飛び出してきた。(きっと酒の力もあるだろう。)まぁ、だいたい俺の演奏しながら感じた事とかぶっていたんで、やっぱり「分かるヤツにはワカっちゃうんだよな」と思ったな。
 さらに話題は俺達が一緒にやっているバンドの話しになり、こっから更に盛り上がった。 やっと新メンバーとしてドラムのササオ(笹尾健二)がバンドに入る事になった事や、現時点ではまだ未定だが対バン(1晩の2、3バンドが出る事)の申込みも来てるって事、キーボードも入れたいって事なんかでね。それからバンドの方向性やお互いの考え方なんかも。メンバー全員がいたらもっとイイ話しが出来て良かったんだけどね。 きっと11月中にはライブをやる事になるでしょう。ちなみにバンド名は今だに決まって無いんだけどね。
 そんなだったから今日の練習は最悪。1時間ちょっとでストップしました。というか、それ以上はムリって感じですよ。いやー、マイった。でも、そんななら止めたらいいのにと思う人がいるでしょうが、楽器ってヤツは1日休むと3日戻るって言われる位に毎日の練習が必要な物なんですよね。こう見えて実は大変なモンですよ。今日みたいな日はね。




2002/9/21 第79回目。

 この日は渋谷にある「JZ Brat」にて「レッド・ロータス」のライブでした。当日の入り(集合時間)は3時という、あまりにも早い入り時間に困りつつも行って来ました。だって本番スタートは7時半だからさ。 俺が店に着くともう全員セッティングしたり、音出しなんかをしていて「皆さん早すぎでは」と思いつつもハジッコの方へ行ってウォーミング・アップしたりしてたら3時半にはもうリハがスタートしてた。そこからは、ほぼノン・ストップで6時過ぎまでリハが続いて、この時点でもう1ステージやった位の演奏量だった。きっと皆さん気合いが入っているんでしょう。
 そしてお客サンも入り本番スタートとなったが今度は演奏が盛り上がると自分の音が聴こえないという問題が起こった。あきらかにリハの時より後ろの音量がデカくなり、俺の音が消されてしまうのだ。リハの時にも同じ事が起こったがPAの人(デカイ場所には必要な人で、よりイイ、デカイ音を俺達やお客サン達の為に作ってくれる)がナントカすると言ったがナントモなってなかった。おかげでかなりキビシイ・ステージになった。休憩中に問題をメンバーで話し合い、「こうして行こう」みたいな話しをした。 始めは良くなったと思ったが、スグにバンドの音がバラバラに聴こえた。さっきまではデカイだけで、でもデカさでナントカなってた気がしたが、音を下げたら今度はまとまりが無くなった様だ。リハでちっこいスタジオでなんとなく固まって来てた様だった音が、デカイ場所に来て急に崩れさったみたいだ。きっと同じ場所でリハをやり過ぎたんだと思う。まぁ、こればっかりは馴れるしかないんだけどね。だから今日はバンドもPAもどっちも悪かったと思った。次回この店でやるのは11月だ。次は同じ失敗は許されないな。




2002/9/18 第78回目。

 今日は小岩「フルハウス」のジャム・セッションで今、帰った所で現在時刻は午前4:30ですね。まだ多少酔ってますが頑張ってコラム書く事にしました。というのも、前回あれだけヒドイ事を書いた事があったが、俺としても、もっと仕切りを上手くやらなくてはと思って頑張って仕切ってたので今日のセッションはどっちかと言えば上手く行ったと思う。それだけに俺は今、コレを書こうと思ったんです。やっぱり、俺と「フルハウス」のマスターとで色々とセッションをどうゆう風に持って行こうかというのを相談しながら毎月考えてやっているのですが、そんな事はやっぱりお客サン達(楽器持って来る人達)は知らない所なんですよね。そこを俺達も勘違いしていた所があって無理やり押し付けて、ソコで上手く行かないと「なんだよソレ」とか言っていたんだけど、実はそうでは無いって俺が思ったんだよね。で、お互イイ物を作って行くにはって考えて俺が今日、何とか仕切ってバンドとバンドの入れ替えの間を短くして、音楽的に上手くステージング出来る様にしてやったら「今日は良かったねー。」と言ってくれた人がいたんで、やっぱり知らない物同士だけど音楽を作るにはお互い様かもな、と思ったんですよ。やっぱり、やる側とやらせる側ってのはジャム.セッションでいったら上手く行くってのは結構ムズカしい物があると思う。こっちは「やらせてやる」ってモノも多少あるし、やる側は「金払って来てるんだから」ってのもあるだろうし、やっぱりお互い歩み寄りが必要かもと思いつつも、「フルハウス」のセッションに限っては、「音楽をやっている以上ミュージシャンもアマチュアも関係無く良い音楽をやって行こう!!」という前提があるんで、イイ物を聴かせて行きたいんですよ。まぁ、それを押し付けてヤルのに「どうかねー」という人もいると思うんですが、店のマスターも俺も、ハウス・バンドの仲間達も同じ考えでやってくれているので、これからもお客サン(楽器持って来る人達)達には容赦無く行きます!!多分、それが本当のジャム・セッションでと思うんだよね。そして、小岩からイイ音楽(ジャム・セッション)が作れたらなー、というのが俺とマスターの目標なんですよ。だから、皆も付いて来てくれたらと思っているんで、たかがジャム・セッションだけどもイイ音楽を作っていきましょうよ!!だって最近じゃ聴きに来るだけの人が増えてきているんだからさ。そんな人達が聴いてくれるだけのモノにしましょうよ!! というのが俺達の考えです。最近「フルハウス」のジャム・セッションも結構レベルが高いって噂らしいんでね。だから、みんなで頑張って良い物を作りましょうよ!!




2002/9/17 第77回目。

 こないだギターのノリさんと2人だけでスタジオに入った。というのもこの前からあるんだがナカナカ前に進めないバンドにドラムが入ったからだ。これでやっと4人でバンドがスタート出来る感じになれるなったが、ドラマーの為にデモ・テープを渡そうって事になったんだが音を作らないと無いって事でナント、スタジオ1時間だけで(セコイかな?でも時間が余ると思ったからさ)俺とノリさんとで入ったんですよ。これが最初思ってたほど楽ではなくて結構キツかった。まぁ1時間って言ったのは俺なんでキツイのは俺のせいなんだし、行く前は「サクっとやっちゃって時間も余るでしょう!」なんて言ってたんだけど、実際やりだしたら音のバランスが悪かったとか、ちょっと間違えたとかで、結局は吹きっぱなしの1時間しかもかなりギリギリでって感じでした。休むのは録音の一時停止ボタン押す時とギターがイントロ弾いてる時だけで、後はメロディー吹いてソロ吹いて、続けてラストのメロディー吹いてボタン押して、またメロディー吹いてソロ吹いて、、、、の繰り返しの1時間だった。こんなのは始めてで、後にも先にもコレだけにしておきたいって思ったね。でも、後から演奏を聴いてみると思ったより以外とイイ音でバランスも良く俺達の演奏もイイ感じでちょっとだけ楽しかった。ただ。ある音が鳴るとマイクを置いてた場所が共鳴してノイズが入ってしまってたのが残念でしょうがなかった。 ところで俺が何を言いたいかって言うと、ドラマーに渡すでけのデモ・テープ作るのにこんなに本気になってる俺達だから絶対イイ音に、カッコイイバンドになるんで皆さん応援してくださいネって事です。読んでいて分かると思いますがゼロから出発していってるバンドなんでね。それでは、また何か新しい動きがあったらココで書いていきます!!




2002/9/16 第76回目。

 今日は久しぶりにバスに乗って金町の「スター・バックス」へ演奏しに行って来た。「スター・バックス」ではたまに今日の様に演奏を入れてお客さんを楽しませるという企画をたまにやってるらしい。そして今日は金町の店がちょうどオープン1周年だったみたいで、その感謝のライブだったみたいだ。しかし今日は朝からあいにくの雨で結構強く降っていたし、9月にしてはかなり寒い日だった気がする。そんなせいだろうか、聴きに来てくれているお客サンの数は少なげだったかな。前回やった時はもっと大勢の人が聴きに来ていたそうだ。まぁ、とは言っても普段のジャズの店からしたら結構多いほうなんだけどね。(40人くらいはいたしね。) そして演奏はというと、コード楽器のいないトリオだったが、聴いてる人達は音楽は好きだが熱心なジャズ・ファンでもなさそうだったから分かる様な演奏をする事になった。やった曲も皆が知ってそうな曲で、もちろんソロの長さも短くと言われてたしね。結局はムズカシかったですよ。というか、多分普段の演奏が長いんでしょうね。俺なら普段やらない様な曲を短くまとめて自分を表現するというのが難しかったです。いやー、まいった。今になってコレを書きつつ反省しております。でも、イイ経験になりましたよ。「スター・バックス」の中(裏の荷物置いたり、休んだり、コップや皿を洗う流し台がある場所)にも入ってみれたし、飲み物もフリーで飲ませてくれたし。 終わってからは来てくれたお客サン達と一緒に小岩「フルハウス」に譜面台を返しに寄りました。ちょこっと寄ったつもりが最後時計を見たら午前3時過ぎだったんで帰る事になりましたが、時間を知らなかったらまだ飲んでる勢いだったね。まぁ、そんな感じで今日は楽しい1日でしたよ!!




2002/9/15 第75回目。

 あれから1週間たって「レッド・ロータス」のリハーサルで下北沢へ行った。今日も下北は人で溢れ返っていた。駅からスタジオに行く道の途中で何回も人にブツかりながら、というか押しのけて何とか5分遅刻でたどり着いた。最近はキーボードのセッティングもラッパ用のマイクのセッティングも1人でこなし(当り前か)、その時間もかなり短縮化されてきた。ただ今日のスタジオの部屋にあったのはシンセではなく、安い電子ピアノみたいなヤツだったから別にセッティングって程のモノじゃ無いんだけどね。まだラッパの音を決めるのに少し時間がかかったな。まだ馴れてないんだろうか、やっぱり1人で吹くのとバンドでふくのとでは全然違がかった。だから、その差に早く馴れないとイカンのですよ。頭では分かっているんだけど実際やってみると、これが違うんだよな。まぁ今日は家でも全く吹かずにウォーミング・アップ無しでリハに行ったんで楽して始めの時間はかなりのオン・マイク(トランペットのベルをマイクに突っ込んで吹く)だったってのもあり、サウンドが非常にボヤケていたんだけどね。でも、1年前なんかから比べたらずいぶん馴れましたよ。あの頃はどこに何を差して、どれをひねれば音が出て、どういじったら音がどうなるってのが分からなかったから。大分馴れたとは思うけど、まだもう少し覚えていかないとね。




2002/9/13 第74回目。

 今日は本当に久しぶりに法政大学に行って練習して来た。行ってと言っても別にジャズ研なんかの部室に行ってとかではなくて、勝手に大学の敷地に入っていって勝手に適当な場所を探して練習してきたんですがね。結構ブラバンの連中やらジャズのビッグ・バンドの連中なんかがそこらへんで勝手に練習してるんで、俺もその近所で練習させてもらうって感じです。ただ夜は9時までしか音出しは出来ないらしいんですがね。でも、なんでワザワザ行くかというと、やっぱり外でラッパを吹くというのは勝手にいつもより遠くへ音を飛ばそうとするから、部屋で練習するよりももっと息を使って楽器を鳴らそうとするんですね。(俺が思ってるだけで、本当は知りませんが。)だから、今までも調子が悪くなったりすると電車に乗って法政に行って練習してたりしましたよ。ただ、行く曜日や時間によっては練習するのがツライくらい回りがウルサイ時もあるんだけど、コッチは部外者なんでね。ガマンしてやってましたよ。でも、この日はエラク静かで結構集中して練習出来たな。また、大学の建物に音が跳ね返って「やまびこ」みたいにして聴こえてくるのが楽しいんですよね。なんかだんだんラッパオタクみたいな話しになって来ましたが、トランペットの話しって事でガマンして聞いてやってください。やっぱり吹いてる本人が気持ち良くないとね、聴いてる人も同じになれないだろうからね。だから練習してるんですよ、皆が楽しくないとさ。




2002/9/9 第73回目。

 そして昨日はそのセッションの後に下北沢へ「レッド・ロータス」のリハーサルに行って来た。コレの前のセッションで吹きまくったせいか非常に疲れていた。話しはセッションにもどるんだが、やっぱりエレキ・ギター2本で、しかも2人ともディストーションで盛り上げまくってたからね。それに対抗していくのにはやっぱり俺は気合いしかないか?って事で結構なモンでしたよ。それから行ったんでね。 でも、なんでか知らないけどスタジオに入ると集中していて、もう行きたくないよ(ごめんねリーダー)とか思ってたのに、そんなのが吹き飛んでましたよ。というのも最近「レッド・ロータス」は非常に即興音楽という意味においてジャズ化しつつあり、「自分を出して行ったモンが勝つ」みたいな、(まぁ音楽やってたら当然なんだけどね)自分の場所は自分で見つける、でなければ居なくてイイよ。という感じになって来てるんですよね。前はココまで出来なかったんだけど、最近ドラムが1人になったのと鈴木コウユウさんがベースだけに専念しはじめたおかげで、より自由な音楽が出来つつあるんですよね。どっちが良いのか俺には分からないけど、俺には今の「レッド・ロータス」の方が自分を出せるんだよな。それだけに最近はリハでさえ終わった後は非常に疲れてますがね。ただ最近はその自由な感じがバンドの中で不安定になる時があるが、まぁ時間が経てばナントカなっていくでしょう。




2002/9/8 第72回目。 

 結局昨日は3時過ぎまで小岩「フルハウス」でマスターと飲んでました。結局マスターが言うには、今日みたいに自分よりも上のミュージシャンと一緒に演奏するって事は自分にとって絶対にプラスになるから、もっと「フルハウス」でいろんなミュージシャンが来るから、ヒマがあったら楽器持って来なさいって事だった。なんとも嬉しい言葉でした。俺もヒマがあるとちょいちょい「フルハウス」へ楽器を持ってライブに行く事があるんですが、そのたびに同じ事を言ってくれます。自分では分からない事なんだけど、俺の演奏がそういった人達とやっている時はやっぱり良い意味で違うらしいんですよね。別に普段のセッションの時が悪いと言ってるのではないらしいが、やっぱり上のミュージシャンとやるのが一番だって事でしょう。俺も本当にそう思います。そのチャンスをくれるマスターには感謝してるしね。
 まぁ、そんな事がありつつも今日は2本のリハーサルをこなし非常に疲れた。1本目はギターのノリさんとアリチさん、ドラムのササオ、俺にベースとでのセッションだった。今日これが俺は1番楽しかったね。ほぼ2時間休憩しないでブっ続けのセッションで、アっという間に時間が過ぎて行ったからな。これからアリチさんを除いたこの4人でバンドをやって行くんで楽しみにしていてください!!きっとカッコ良い音楽が出来て行くんで、このコラムで進行状況を伝えていきます。というか、俺が1番楽しみにしていると言ってもいいかも。




2002/9/7 第71回目。

 今日は小岩の「フルハウス」での田中文彦バンドの記念すべき第2回目のライブがあった。田中サンは俺が「フルハウス」で自分のライブをやる時にいつも一緒にやってくれているドラマーで、他のメンバーは同じ年齢で、その昔一緒にバンドをやっていたというピアノの柴田義也サンにベースの高梨道生サンで、そこに俺と高梨サン、田中サンの先輩である佐藤秀也サンが入ったのがこのバンドだ。俺と他のミュージシャンとの年齢差はナント20年にもなり、その重みを感じつつも勉強させてもらったり一緒に音楽をさせてもらったり出来て俺の中では凄くイイ夜になった。1回目はたしか去年の年末だったと思うんだけど、今日はその時よりも柴田サンの演奏がカッコ良かったな。柴田サンは今は長野県に住んでいて普段は農家なんかをやりながら音楽をやっているという非常に自然体な人ですが、今日はミュージシャンとしての柴田サンのカッコ良さがかなり前に出てたんですよね。もちろん、このメンバーの中では全員そうなんですが、特に柴田サンがそのひとつの楽器からいろんな音や表情、リズム、色なんかを出してくるんですよね。よく「フルハウス」ではピアノではなくフェンダー・ローズという電気ピアノ鍵盤楽器でライブやってるんで、ピアニストは結構困るらしいという話しを聞いていたんだが、本当に出来る(音楽を知ってる)ミュージシャンには関係無いんだよね、というのも再確認できた。本当にカッコ良かったですよ。




2002/9/3 第70回目。

 昨日と今日とでパン・ミュージック・スクールという所に行って来ました。前回に書いた通り、そこの生徒の為のレコーディングというヤツでした。前回コレを書いていた時は楽しみな感じだったんだけど実際行ってみたら、やっぱり生徒のアレンジって感じでした。でも、中には結構頑張って書いたっぽいアレンジなんかもあったりして、4曲あったらたまに1曲ぐらいは楽しい感じのもあったかな。まぁ俺もその昔ボストンにいた頃にアレンジのクラスを取った事があって、そのときに多分ヤバイ感じのアレンジを先生に持っていった記憶があるから人の事は言えないんですがね。。。。うーん、ゴメンナサイ。ただ、この学校はジャズの生徒はあまりいないらしくて、多くのアレンジはロックかスカ、それかファンクになってたな。ジャズのアレンジは3曲くらいだったかな。しかも課題曲が「ブラック・オルフェ」だったらしく、今まで音楽をやって来た中でもあの曲を1日にあれだけの回数吹くのは、昨日と今日できっと最後になるだろうな、と思う程やりましたよ。とかいいつつも結構楽しい時間もあったんで俺としてはオッケーだったのと、俺も6年前の頃は同じ様な事やってたんだよなー。とか思いながら、緊張している生徒のアレンジを吹いてましたね。でも、自分の書いた曲やアレンジを初めて人に演奏してもらったら、しかもそれがプロのミュージシャンでちゃんとレコーディングするのを仕切る事になったら、やっぱし緊張するだろうね。俺の時は緊張しつつも、かなり興奮してたけどね。




2002/9/1 第69回目。

 早いモンで今日から9月ですな。と思っていたら実はまだ9月のスケジュールを作ってない事にやっとさっき気付きました。コレが終わったらやるつもりですが、そのまま寝てしまうかも。うーん、イカンイカン!!最近パソコンいじりが面倒でしょうがないんですよね。8月コラムも続きをやっとさっき書いた所だからね。読んでない人は読んでみてください。後から思いだしながらイロイロ書いてます。
 今月はちょっと面白そうな仕事があって、と言っても人前での演奏では無いんですけどね。何かっていうと、知り合いミュージシャンでテナー・サックスの森近徹サンからの仕事なんですが、森近サンがレッスンをしているパン・ミュージック・スクールという所で毎年そこの生徒が書いたアレンジを先生達が録音してあげるという企画があるらしいんだが、どうもトランペットの先生の都合がつかなかったらしく俺に話しが回って来たんですよ。パンという学校は俺がバークリーに行く為の奨学金をもぎ取った場所だし、生徒の曲を録音っていうとバークリーの時以来(奨学金をもらうかわりにそういった録音をタダで手伝っていた)だし、ちょっと楽しみって感じなんですよね。多分これは俺にしかわからないんだろうし、どうせ生徒の曲もあまり期待出来ないし何が来るかまだ分からないんですが、何かなつかしい感じがして楽しみなんですよね。しかも来週の月、火と2日続けてあるしね。久しぶりに20代前半の頃を思い出しに行ってきますよ。