'03.OCTOBER COLUMN




    2003/10/31 第297回目。

 今日は仕事では無いが演奏で目白のレストランに行って来た。友人でベースの佐藤クンという人がそのレストランで営業的な演奏をやっていて、そこに「ニュー・ソイル」のドラム笹尾が混ざってやっている。それを聞いた俺が「今度ヒマだったら俺も行くよ」なんて言っていたら、たまたまタイミンガが合ったもんで本当に行く事になりました。ところが前の日に(というか今日の)朝9時迄飲んでしまっていて俺の体調は最悪でしたが、なんとか気合いを入れて店に行き、店長サンやピアノの人に挨拶をしてカウンターに座ったくらいからミュージシャン・モードになったのか気分も段々良くなって来ていた。 セットは3回で1セット目はまずピアノ・トリオで2曲演奏後、俺が入ってからは2、3回目ともずっと一緒に演奏していた。ピアノの人は俺を知らないんで「何かやりたい曲あります?」なんて聞いて来たが、俺が全部選んだらその人が困ると思ったから逆に選んで貰った。(たまにセッションなんかだとあるのが、「なにやりますか?」とか「なんでも良いですよ」と言ってくるショボイ人いて、本当に俺がやりたい曲を言うと「出来ませんです」というヤツと同じにさせない為だった。佐藤クンに気を使ってみた。)3セット目にバイトのラッパ君も一緒に演奏したが対した事は無く「旨いですね」と言われて腹が立った。終わって笹尾にアドバイスを佐藤クンがしていたから俺も思った事を言ったらピアノの人も「私にもお願いします」と言って来た。実は割と良い人だった。最後にご飯が出たが、これが結構旨かった。またヒマな時があったら行こうと思った。




2003/10/30 第296回目。

 今日は下北沢「ピエロ」での演奏でした。昨日の感じで出来ればとおもったが、口うるさいオーナーが来ていた為に少しでも演奏が盛り上がると「音を下げてください」などと言っていた。これでメンバーがちっこくなってしまった様で、なんとも垢抜けない感じの演奏をしていた。俺はというと「ハイハイ」とは言うが演奏の構成を考えてちょっとづつ音量を大きく持って行き、最後はいつも通り盛り上がって終わる自分の演奏をした。俺は前にもそんな所でやって事があるから多少は知っていて、「ウルサイ」と言われたからただ音量を落とすだけでは聴いている人はつまらないし、演奏もダメになる。でも人の耳も段々慣れて来るからちょっとづつ自分の音に慣れさせて音量も自分の大きさに持っていけば「ウルサイ」にはならない。音も大きい音と「ウルサイ」音では大きな違いがあり、太鼓にしても音が通っていれば小さくても聞こえるしリズム感も生まれて来る。でも、言われてビビッテしまうと全てを小さくしてしまい音も通らなくなり、そのままちょっと音量を上げると「ウルサイ」音になってしまう。これを皆が分かればどんな所でも演奏出来ると思った。結局は大きい小さいに関係無く良い音で演奏出来ていればうるさく無いんでしょうね。




2003/10/29 第295回目。

 今日は池袋「オーパス・ワン」でちょっとした演奏があった。まぁ、営業的な感じの演奏ですが宣伝にもなるという事で「ニュー・ソイル」のリーダーのノリとドラムの笹尾と俺の3人で、ノー・チャージ・ライブという事をやってます。チャージ無しでも俺達はお金を貰えるから割と練習っぽくやってみたり、静かにやってみたり、場合によってはライブ的にやってみたりと、場の雰囲気に応じて色々やってます。だから曲もジャズ、ファンク、R&B、ボサ、ラテンだったりして、ノリと笹尾にはかなり楽しんだり勉強になったりしてやってます。 更に今日のライブではお客サンが結構入ってうるさかったから俺達もいつもよりライブに近い演奏で、選曲も盛り上がる曲が多く自分達が楽しめる曲を多くやった。普通こんな所でやると誰も殆ど聴いて無くチマチマした演奏が多くなるんだが、俺はそれが嫌だし、どうせやって怒られるのは俺だから思うぞんぶん2人にはやって貰いました。 だから最初はショボイ感じがしていた音も段々と前向きになって行き、ザワついていたお客サン達も真面目に聴き始めてくれて良い雰囲気になった。中にはジャズが好きな人もいた様で終わってから話しをした人もいたりして、なかなか評判は良かった。2人とも結構楽しかった様で終わってからもイイ感じで盛り上がっていた。




2003/10/27 第294回目。

 今日は「ニュー・ソイル」のリハーサルが赤坂でありました。何日か前に個人的にやった事がメンバーに通じているかどうかが不安だったのと、リズム隊のタイム感がどうんな感じになるかが心配でした。まぁ実際リハが始まってみると不安に思っていた個人的なミスやなんかは大分練習してくれたみたいで以前程は気にならなかった。ただ、たまに気を抜くとリズムが悪くなったりズレたりしてしまうが、指摘すると気付いて元に戻す事が出来ていた。かなり慣れて来た様だった。 それは良かったんだけど、今日は全体的にバンドのリズムがだるく(遅い)演奏や言葉で言えばなんとか元に戻す事が出来るが、ちょっとすると次第にまただるくなって行った。そのだるさが非常に気になってしょうがなかったから遅れた原因であるドラムの笹尾に聞いた所、どうやら練習不足の様だった。これには怒ってしまって、ちょっと個人的に言い過ぎてしまったな。最近彼には色々あったから。でも、これに負けずに頑張って欲しいと思う。




2003/10/24 第293回目。

 今日は俺と「ニュー・ソイル」の笹尾とで人の家へ遊びに行って、更に夜中出かけて飲みに行き、最後はファミ・レスで締めて朝の帰りとなりました。まずはでかいテレビでのダイエー対阪神を見たが、俺は巨人ファンなんで何とも興味が湧かなかったがテレビがデカイから少し楽しかった。俺は今ワールド・シリーズばかりで巨人のダメな今年はヤンキースを応援しているもんだから、日本の野球はあまり迫力が無くつまらなく感じていたんだが、テレビがデカイからかちょっと面白く見えた。結局阪神が勝ったんだが、最後のヒーロー・インタビューでトラッキー君が出てきたらなーとか思っていた。(どっちが勝とうが俺には関係無いって感じ) そんな事よりもヤンキースが今日の試合で負けてしまい、ついに2-3とされて明日は移動日のもののあさっては地元でどうなるんだろう?って事の方が俺には重要だった。しかも松井は4番を打っていっるし、でも4番になったら1本も打てなかったし。。。うーん、どうなるんだろう。是非とも地元で勝って「ニューヨーク、ニューヨーク」をスタジアムで大合唱して貰いたいもんです。(本当はレッド・ソックス対カブスでレッド・ソックスが地元で優勝するのを見てみたかったんだけどね。)




2003/10/20 第292回目。

 今日は三茶で今度サポートでやるバンドのリハーサルがあった。リハの前に「ニュー・ソイル」のドラム笹尾と会ってちょっと話していて、「行きます」と言うから一緒に連れて行った。スタジオ入ってすぐに音出しだったから少し困った。実は彼等の送って来た譜面がおかしな物ばかりで、デモと1度合わせて聴いただけで後は見ていなかったからだ。(難しそうな物が無いってのもある。) という事で初見の状態でメンバー達とも初めて会って、初めて音を出す事になってしまった。でも、サックスが居たんで彼に全部任せておけば良かったから楽だった。ただ俺の立ち位置が悪く、歌とギターがうるさくて自分の音が聴こえづらかったな。(きっとボーカルが卓いじってるからダメなんだな。)曲は俺的にはどうって事は無かったから、その場でどんどんやって行った。構成が紙に適当に書いてあるだけだから全く分からないが、それだけ分かれば今からでも本番出来るという感じだな。 バンドは多少まだ不安定な所がある様で、テンポを色々変えたりソロの順番を変えてみたり、同じ曲を何回もやってみたりと試行錯誤をしてる感じだ。普段は歌、ベース、サックスの3人でやってるのに、ラッパ、ドラムが入っているからか知らないが、あやしい所がちょっとあったな。そんな中で俺は出来る事は全てやった。訳の分から無い譜面もちゃんと読んだし、あやしい所は全部つっこんだりもしていたしね。 終わってから話しをしてとりあえず3回だけはやる事にした。彼等も俺に演奏して貰いたい様だし、さらに俺の要求にも出来る限り答えてくれる様だしね。人間的にはおっとりしててイイ人達だったから、出してる音にハデさや攻撃的な物は無いが何かあったかい感じはしてたかな。そんなバンドが好きな人にはイイかもね。




2003/10/17 第291回目。

 今日は「ニュー・ソイル」のノリと会って色々と話してた。バンドのこれからの事や、音楽の事、どっちとも全然関係の無い事なんかをね。やはり、普段ただやって終わるって事は殆ど無いんですが、こうやって最近こうだった的な話しはして無かったんでね。いつもライブ後に多少気分が盛り上がった感じで話すのとは全く別で、冷静にやった事を振り返り反省する事が出来ました。それと共にこの後のやる事も出て来ました。でも少し驚いたのは実はこのバンドがまだ1年経っていなかった事でした。やっぱり1年は長いですね、いろんな事があったからか、もっと長くやっている様に感じられたんですがね。 関係無いけど、「ニュー・ソイル」のリーダーがスキューバ・ダイビングのライセンスを取って来た。以外と簡単にスグに取れるそうで、お金もそんなにかから無いそうだ。話しを聞いていたら(取らないと思うが)なんか俺でも取れそうな気がしてきた。




2003/10/16 第290回目。

 今日さっきこのホーム・ページのBBSを見てみたら小岩「フルハウス」のセッションの事が書き込みしてあった。俺はマスターから一応口止めされてたんだけど出ちゃったからしょうがないよね。まだ正式にかどうか分からないんだけど、「フルハウス」のセッションが年内いっぱいで終わってしまうらしいんだよね。理由は一応聞いたんですが、セッションが終わってからの皆で話した時も色々と言ってくれました。俺達ハウス・バンドとしてやっている者としては、毎月1回は小岩に来て演奏していろんな人の相手をしてマスターと話して、さらにハウス・バンドのライブを年に1回ブッキング・して貰ったりして毎月ある演奏の一部分になっているから、突然終わると言われると何か寂しい感じがしています。終わった後で俺達も出来るだけ続ける様に説得したんですが、マスターの考えは決まっているみたいでした。まだ分からない所もあるから、また話しをしてみようと思ってますがね。昨日はコラムに書いた様にマスターも音楽的には喜んでいたから、出来るなら続けて行けば始めにマスターが望んでいたジャム・セッションが出来る様になるハズ。(音楽と営業が両立しなかった事がくやしいです。)でも、あと2回あるんでその2回で良いセッションを出来る様に俺も心掛けたいです。でも、終わってしまうとなると何か寂しいな。




2003/10/15 第289回目。

 今日は小岩「フルハウス」のジャム・セッションでの演奏でした。ただ、理由は分からないけど今年で1番という位人が少なくて客席は寂しかったが、音楽的には良かったと思った。ピアノの稲見サン(人間的にも演奏的にも素晴しい人です。)も来てくれたし、久しぶりにベース奏者も来たし(相変わらずドラムは来ないが。)、ギター2人とテナー、アルト各1人づつで計6人しかいなかった。でも、皆いっぱい演奏出来たし久しぶりで楽しそうに演奏している人や、前よりもイイ演奏をするようになって段々と成長ぶりを見せて来た人、それなりに真面目に自分の演奏を反省したりする人もいるから、ちょっとしたサークルの様な感じになっていた。小さい編成から、ちょい多い編成もやったし、その場を仕切ってやって貰う事もあった。こういうのは普段あまり人が多くて出来なかったんで、来ていた人はある意味ラッキーでったのかもね。ハウス・バンドに1人呼んで、俺達と同じ様に扱って一緒に演奏して貰ったりってのもあったし。いつも演奏してる時間はトータル約3時間弱だから(もしかしたら2時間半)、いつも曲間でダラダラするとイライラするんだが、今日は時間でイライラする事も無く楽な気持ちで出来た。いつも今日みたいじゃ店の営業が成り立たないからマズイけど、たまには今日の様な日があると良いですね。終わってから皆で色々喋ったが、その内容はまた今度にしときます。




2003/10/11 第288回目。

 どうやら久しぶりに風邪をひいてしまった様です。鼻水、くしゃみ、咳があるんだけど熱は平熱というイヤな感じの風邪ですよ。俺はどっちかというと、まだ熱が出てくれた方が病気っぽくてあきらめが付くからイイんだけど、こんなのが1番キライで困ってます。もうティッシュなんか1箱新しく空けて、更に鼻かみすぎて鼻の下が荒れて来た位なんだから。あー、イヤダ。 こないだ友達でフルート吹きの尾形ってヤツから風邪引いて調子が悪いっていうメールが来たんで、「おまえは風邪じゃ無く、ただのシ〇リ過ぎだ!!」というメールを出したんだけど、まさか俺まで風邪引くとはね。情けないんで、ビタミンCでも飲んで熱い物でも喰って汗かいて早く追い出そうと思う。皆さんもカゼには気を付けてくださいね!!




2003/10/8 第287回目。 

 今日は西新宿にある「ハイダウェイ」という店での「ニュー・ソイル」の演奏でした。この店は場所も悪く駅からもちょっとあるんで、まったくもってお客サンの来ない店だ。前回も(今回2回目)2人しか来なかったんで今回もだいたいその位かと思っていたが、本当にその通りになってしまった。 今回はベーシストが2ヵ月ぶりのヤツなんで俺の新曲は1曲だけとなった。あとは俺の「その場のアレンジ曲」が2曲と前迄やっていた曲で最近やっていなかったのを久しぶりにやった。最近段々とオリジナルなんかが増えて来て「ニュー・ソイル」的な方向が見えて来たんで、それに合わない感じの曲はやっていなかったんです。でも今日はキーボードが居ないし4人だけなんで、ギターの曲の方が合うという事でいつもとは違う感じでやる事になったんでしょう。(リーダーが決めたんで。)リハやった段階でそんなイメージが漂っていた様に感じた。 そして今日はドラムの笹尾を中心にリハーサルから色々言っていたが、やはり音の話しになり、今日も2人でやる所があったんで気合いの入った音を何度も要求した。リハ中である程度イイ感じで叩き出し、本番ではやっとこっちに向かって来る様な音になり始めた。ノリは楽しそうに演奏していたんで、こないだ話した事が分かってくれた様で聴いていて楽しかったが、おかげでソロが異常に長くなった。まぁ、楽しそうだからイイ事にしたが、せっかくイイ感じだったのが何度も盛り上げ様とする事で音楽が散漫になってしまっていた。ベーシストも楽しそうに演奏するんだが、俺にはトゥー・マッチな音の多さとデカサだった。さすがに終わってから頭が痛くなった。 終わってからは聴きに来てくれた大先輩と皆で朝まで飲んでいろんな話しをしたり、ちょっと演奏したりした。そして最後に今日の演奏のダメ出しや、良かった事の話し、これからの話し、どうでもイイ話し、女の話し、、、なんかで結構付き合ってくれた。色々あったんですが、結局はなんか楽しい日になりました。こんな人が居てくれるから、また頑張れるというもんですよ。




2003/10/5 第286回目。

 今日は「ニュー・ソイル」のギタリストのノリにレッスンする為に代々木「ノア」スタジオに久しぶりに行って来た。今日は前回レッスン、本番とやって出来なかった所の仕上げという感じだった。さすがに本番から1週間経っているから出来ている所は出来ていて安心したが、出来ない所はトコトン出来ていなかった。これにはガックリ来たが気を取り直して頑張ってやってみた。 結局は自分の中に無い物(自分が弾かないフレーズ、リズム)を俺がバンバン書いて来ているらしく、微妙に近いと自分のリズムになってしまったり、無いフレーズは覚えるしか無いという事だった。ジャズ・ギタリストでは無いんで難しい事は分かってはいるんだが、もうちょっと弾け無いと困ります!!という感じでやって貰った。ゆっくりから段々テンポを上げて行ってという風にして、後は家でやって貰う事にした。 あとは全体的に音が小さく(2人だから分かるんだが、それでは俺のキーボードに消されてしまうんで。)度々上げる様言っていたんだが、自身が無いと音迄そんな音になっているというのが俺にはヤバイと思えたんで、音の事でかなり時間を取った。気合いのある、緊張感のある、ハッキリとした、優しい、キビシイ、、、等のその人の音がスタジオだから、練習だからって無いのが俺は許せなく、「たとえ間違ってもイイから自分の音でどんな所でもやりましょう。」という事をやって貰った。そしらた突然イイ感じになってきて、あやしかった所がハッキリしてき来た。やっぱり、その人の考えてる事ってスグ音に出るんだなと改めて実感しました。




2003/10/3 第285回目。

 今日も昨日に引き続き下北沢へ。でも演奏ではなく「ニュー・ソイル」のドラマー笹尾にレッスンを頼まれたので、頑張って行って来ました。 内容は俺の書いた曲でまだ分からない所があるのと、たまにイントロとして2人でやる(まず俺が吹き始めて後からドラムが入る)時があるんだが、その時にどうしていいか分からないのと、音の事だった。だから大体分けると3つの事をやったんだが、半分は実際に2人で音を出し、後の半分は俺が吹いたり説明したりしていた。彼は割と物わかりがイイ方な様なんで譜面上の事はちょっとやれば何とかなったりするんだが、音がそれに伴わない感じが前からあり、それが気になっていたんで音を中心に進めて行った。だから2人でやる時が1番時間が掛かってしまい、ナゼかとなるとあまり音で考えていないからの様だった。 やっていて分かったのが、今までこんな感じでやる事が無かったらしく、俺の演奏しているフレーズが分からなくなるという事だった。ただ、すごく俺が分かり易く吹いたら分かるんだが、ちょっとでもフレーズをひっくり返したりタイムを崩して演奏すると、そのあたりから表か裏か分からなくなる様だ。やはり俺の様なヤツとやる事が今までになかった様なんで、早く慣れて貰うしかないって事になった。俺も前にドラム・ソロの後にメロディー入れなかったりした事があったんだが、いろんなドラム・ソロをCDやなんかで聴きまくり、その人の気持ちになって聴いた頃から分かる様になったんでね。 後は分からないなら思い切ってバシッと入って来いって言ったが、これがまた不安げだったんでこのあたりから音の話しになった。 そして最後に初見の練習をしていたあたりでタイム・アップとなった。そして、今日も当然の様に朝迄下北沢に居てしまった。さすがに2日連続は飽きてくるな。




2003/10/2 第284回目。

 今日は下北沢「ピエロ」での演奏で、ココでは以前にも1度怒った事があったが今回もまた終わった後で説教をしてしまった。というのも、コレは人によっては「なんで?」と思うかもしれないんだが、あきらかにギターのノリの演奏している時や休憩中の姿勢や態度が俺にはヤル気がなさそうに感じてしまった事だった。「なんで?」と聞いたら「そんな事は無い」と言われた時にちょっとくじけそうになったが、かなり説明しながら話しをした。 やはり彼がソロそしている時に人が帰って行ってしまうのをこれ迄にも何度か見て来たんだが、今日はそれがヒドク多く、実際演奏している姿は「自分の音を聴いて貰いたい」という所からかけはなれたモノだった。(この店はチャージが無いんで聴きたく無い人はスグに帰ってしまう。) やはり自分の尊敬するミュージシャン達はお客サンの存在を非常に大事に考えていて、それが音や演奏している姿勢なんかに表われていると思っているんです。だから自分もそんな考えで素直に演奏しているんだが、彼の場合まるで人前で練習していて、それを勝手に聴いてれば?位の感じがしていまう所がある。だから、それではお客サンは聴いてくれないという事を言いまくった。長々と俺が話したら最後には分かってくれたので、ちょっと安心した。俺以上にこの人もいろんな事をステージで考えてくれたら「ニュー・ソイル」はもっと人の集まるバンドになるでしょう。それを期待しての説教でした。 終わった後は「ピエロ」で朝まで飲んでました。また次回がどう変わってくれるか楽しみです。