'03.JANUARY COLUMN




2003/1/29 第150回目。

 今日は目黒「ソノカ」でジャム・セッションの仕事でした。トランペットの高瀬龍一サンのトラ(かわり)で行って来たんですが、実はこの店のセッションにはまだ行った事がなくて小岩「フルハウス」のセッションとどう違うのかがちょっと楽しみでもありました。 この日はどうやら店のセッションの常連客が非常に多く来ていて、なんとなく雰囲気はどっかのジャズ・サークル的な感じが少ししました。休憩中には皆さんお客さん(音楽好き)同士で仲良さげに話してましたね。これはどこも同じなんでしょうね。楽しそうで非常にイイですよね。音楽的には皆趣味でやってるって感じなんだろうだけど、結構真剣にその場で組んだ者同士の音楽を作ろうとしている音がしてた。楽器をやるお客さんがあまり居なかったから、皆やりたくて演奏したい気持ちがあるんだろうが、演奏してない時は黙って真面目に人の音を聴いていました。素晴しい姿勢ですね。 個人的にはあまり演奏しなかったんで少し欲求不満になりましたが、管楽器のお客さんも来てたんでちょうどイイといった所でしょう。まぁ、楽しかったですよ。ドラムの公手徹太郎サンも遊びに来て一緒に演奏したし、今度ヒマな時に遊びに行ってみようと思ったですね。




2003/1/25 第149回目。

 どうでもイイ話しなんだけども今月は以上にヒマ(演奏の仕事が無い)です。年の始めっからコレだと気が滅入ってしまいがちですが、しょうがないと思って練習したりCD聴いたりジャズのビデオなんかを見たりと、忙しいと出来ない様な事をやっております。 最近は近所にある「ブック・オフ」に良く行ってまして、中古のCDや本(美味しんぼ)なんかを買って来ては家で聴いたり読んだりして結構のんびりしてますね。こないだはバーシアという歌手のCDを2枚、リサ・スタンスフィールドのCDを2枚、キャメオが1枚にルーサー・ヴァンドロスが1枚の計6枚で約2千円というイイ買い物が出来ましたね。まぁ、どれもコレも今となっては誰も聴かない様なモノなんで安く売ってるんだろうけど、俺からしたら素晴しいモノが300円位で売ってるんで、ついついいっぱい買ってしまうんで聴くのに時間がいるんだが、今そのCDをじっくり聴いている所ですね。どれも素晴しいモノばかりで、コレが300円かと思うとちょっと店に悪い気がしますがその分よく買いに行ってます。だから最近やたらCDの量が増えて置き場所に困ってます。数えた事は無いんですが、きっと相当な枚数になるんだろうな。好きな音楽でもあるけど、俺にしてみれば大事な資料でもある訳だから多くて当り前なんですけど。




2003/1/23 第148回目。

 今日は昨日録った「ニュー・ソイル」の音を聴いてましたが、困った事にバランスが所どころ悪いのと、各メンバーのちょっとしたミスが気になってしまう録音だった。まぁ、こんな事を言い出したらキリがないんだろうけど、今回は結構ちゃんと録りたいからリハーサルもしっかりとやったしマイクの場所や立ち位置なんかにもこだわったんですがね。結構残念な結果でした。(個人的にはですがね。) なんでかと言うと、凄くイイ瞬間が結構あったんだが、そのぶん悪い(サウンドが良く無い)所も結構あって平均すると良くも悪くもない様な、いたって何とも無い演奏だったんですよね。ハチャメチャな演奏でも勢いがあったり気合いが音に出ている演奏だったら良かったんだけど、朝が早かったからか演奏してた時間が長かったからか、全体的にちょっとダラっとした演奏になってしまった。 早速リーダーにメールを送ってみた。彼はどう思っているのだろうか?俺としてはスグに取り直したくてしょうがないって感じだ。きっとメンバーもわかるだろう。来月にもう1回音を録り直しだ。今度は短時間でやろうと思う。短期集中って感じでね。




2003/1/22 第147回目。

 なんか最近コレばかりですが、今日は「ニュー・ソイル」の音を録る為に小岩の「フルハウス」に行って来ました。これも「フルハウス」のマスターのご好意によって出来る事となりました。この場を借りて感謝いたします。 そんなマスターの好意によって朝10時に集まり夕方5時過ぎまで休憩を挟みつつやって(多分5時間は演奏していたでしょう)、なんとか「ニュー・ソイル」のオリジナルを全曲録音する事が出来た。音はまだチェック出来て無いんで何とも言う事が出来ないが、今日(昨日も含め)これだけやった事によってバンドが非常に良くなったと感じました。 特に昨日いろんな事を俺に言われたギターのノリさんの演奏が素晴しかった。1晩しか時間が無かったにもかかわらず、俺が気になってた所が全部直っていて、ほぼ完璧に俺の思う様に演奏してくれた。これには正直マイったですよ。 それだけに俺も気合いがかなり入りましたね。俺も負けてはいられないし、逆に俺はノリさんの書いた曲でもっとイイ演奏してやろうって思ったしね。更にベースの海道サンはいつも以上に自分の出来る限りの音でバンドを支えてくれていたし、ドラムの笹尾はそんな俺達に負けない様に時にはあおったり、海道サンと一緒になって下で支えてくれていた。 きっとライブで演奏するよりも長い時間演奏したんだが、そんな中で終わってから話しをしてたら各メンバーが自分なりに何かを感じていた様だった。ナント今日のおかげでリハーサル何回分もの収穫があった。 しかし、音はしっかり録れているのだろうか?それだけが心配だ。




2003/1/21 第146回目。

 今日は「ニュー・ソイル」のバンド・リハーサルでした。 イキナリだけど、何かをやるという日の前日にそのリハーサルをやるというのは良くないですね。今日はそんなリハになってしまった。俺に毒を吐かれたメンバーには申し訳無いが、今日のそんな演奏で明日イキナリ良くなるハズがないんで非常にキレましたね。 ちょっとリハの期間が空いてしまったのと、最近はギターの事ばかり注意していたから他のメンバーが好きにやり始め、それがまた俺にはマズイ事だったり。それをどうやったら少ない限られた時間の中で修正出来るかって考えたら、やっぱりキツイ言い方になってしまうし、言った所でやるのは明日。 そう考えただけでヤル気が失せますが、俺は許せないモノはそのままには出来ないんでね。特におととい一緒に2時間シタジオ入ったギターのノリさんには非常にキツイ言い方になってしまった。本人には申し訳無いと思ったが他のメンバーの居る前で色々と言ってしまったな。まぁ、彼との付き合いは長いし、その分俺の性格や何で俺がそこまで言うかが分かってくれていると思うんできっと大丈夫だとは思うんですが。 これでダメな様ならこのバンドは終わりでしょうな、と思ってます。俺もワガママなのかもしれませんが、それ位の期待を俺はこの連中にしてるんでね。 しかし、明日はどうなるんだろうか。




2003/1/19 第145回目。

 今日は「ニュー・ソイル」のリーダー兼ギターのノリさんと共にスタジオに入って来ました。演奏を聴いた事のある人なら分かるんですが、このノリさんというギタリストは非常にイイ演奏をするんですね。しかし自分の苦手とする演奏や、やった事の無い演奏を求められると急に弱くやってしまうんですよ。 ただし、その「イイ演奏」というのが本当に素晴しい演奏だしカッコイイ音してるからスゴイんだけどね。 だから、その弱い所を(俺の書く曲で)今日チェックして直すのが今日の目的って訳です。 やっぱ2人で練習ってのはスグに分かりますね。今までは流していた場所でも「ちょっと、もう1回やって」なんて感じになったし、何度も俺が納得するまでやり直しをさせてしまったしね。ちょっと申し訳無い、気の毒な感じもしたが、これで俺が「イイよ。」ってな感じで流してしまっては他のメンバーに示しが付かないと思ったんで。でもリーダーはわかってくれていて、何とか俺の要求に答え様としてくれたし、文句の1つも言わなかった。ただ必死に俺の言う通りにしようと一生懸命ギターを弾き続けてくれた。あっという間の2時間で、これならまたやろうって事になった。 それから終わってからも「ニュー・ソイル」の話しなんかも出来たし、今日はナカナカ充実出来た1日になった。 後は1日空けてリハーサルして水曜にはレコーディングです。




2003/1/17 第144回目。

 最近また「ニュー・ソイル」にかなりの時間を割いてます。バンドでのブッキングやチラシ作り、曲(特に自分で作曲したモノ)に対しての音作りやバンドとしての方向性の模索、更に参考になる様な音楽の研究など(CD聴いたり)ですがね。これも、このバンドがやっとイイ方向に進み始めたからで、今までだと「大丈夫かな?」とか思いながら曲を書いたりしてたんだが、メンバーもある程度一緒の方向に向けて音を出し始めているし、「この曲でこの人にこのフレーズを弾いてもらおう」なんていう事もやっと出来る様になったからね。それはそれで楽しいですよ。 更には今度またデモCDを作ろうという企画があり、まぁ資金が無いもんで前回同様、小岩の「フルハウス」を昼間貸し切って自分達の持っているMDレコーダーによるレコーディングですがね。だから演奏がショボイと直し様が無いし、マイクもそんなに良い物ではないからたまに音が歪んだりするしね。 本当ならお金払ってスタジオ入ってエンジニアも雇って良い音で録音出来ればベストなんですけど、、、。でも前回(今度で2回目です。)やって思ったのが、やってみたら何とかなるし、「やれば出来るんだからやってみよう!!」って事でした。だから今回も前回と同じです。 ただ新曲が5曲も増えましたからね。時間内に全部の曲を録音しきれるかどうかが今から心配です。




2003/1/16 第143回目。

 全く音楽とは関係ないんですが、最近マンガの「美味しんぼ(おいしんぼ)」にハマッテおります。これで、このマンガにハマッタのは今までで3回目になります。 1回目の時は高校1年の時で理由は忘れましたが、たしか「モーニング」という週刊誌の連載が面白かったからかな。で、2回目は俺が大学生の時に世間の間でも流行った頃があって、その時にまた思い出して今度は単行本を16巻まで買ってました。 それで今回が3回目なんですが、ちょっと前に朝起きてテレビを見ていたら再放送でアニメの「美味しんぼ」がやっていたのが、今回またハマッタきっかけです。 このアニメ版が実に忠実に再現してるんで、また久しぶりに単行本をまた読み返してしまったんですね。さらに、読んでたら更に続きが読みたくなり近所の「ブック・オフ」へ行ってしまいました。現在26巻まで行きましたが、1番新しい最新巻は84巻だそうです。まだまだ道のりは長い様だ。 しかし、ナゼこんなにハマルかというと、マンガなんだけど非常に勉強になり(実は料理好きです。)何か本でも読んでる様な感覚で読める所と、非常に現実的な話しが多く感心できる所が多いからかな。 良かったら皆さんも読んでみては?




2003/1/15 第142回目。

 今日は小岩「フルハウス」のジャム・セッションでした。今日は今年に入っての第1回目のセッションだったんだけど、あんまり人が来なかった。ちょっと寂しい感じでスタートしたんだが、音楽的にはナカナカ充実していた様に思った。たまに思うんだけど、お客サンが多ければそれなりに盛り上がったりザワザワしたりして店が盛り上がっている様に思えるんだが、音楽的、全体の流れ的にはそんなに良くない事があったりする。 ところろが今日の様に人は少ないんだけど、割りと考えながら組み合わせを決めて色々とやったりした方が音楽的にも、その夜全体の流れもイイ感じに流れて行くんですよね。それが今日でしたね。 困った事に音楽的には良くてもお店の営業的にはあまり良くなかったりするという、物事全てうまく行くとは限らないって感じですよね。皆も人が少ない方がいっぱい演奏出来てイイよね、とか言ってますがね。 俺も皆にいっぱい演奏してもらいたい気持ちはあるんですが実際には人がいっぱい来てくれるとナカナカ上手に回す事が出来ないんですよ。イヤー、むずかしい物ですね。また俺もセッションだけど吹きたかったりするし、あんまり吹くと「オマエは吹きすぎ」なんてマスターにどやされるし、困ったモンですよね。他の店のセッションだと、こんなにセッション・バンドのミュージシャンが演奏するって事も無いんですけどね。「フルハウス」のセッションはちょっと他と違う感じかもな。セッション・バンドのメンバーも良いミュージシャンが来てくれてるし、マスターはそんな連中を捕まえて説教してくれるし。良いセッションですよ。




2003/1/12 第141回目。

こないだ下のコラムを書いてホーム・ページ上にアップしたんですが、ナゼかアップ出来ずに困り果ててしまい、ちょっと森サン(このホーム・ページを作ってくれている人。)に助けてもらった為にちょっと間が空いてしまいましたが、なんとか直った様なんで再開します。(森サンたびたびありがとう!!)
 今日は今度やる自分のバンドと「ニュー・ソイル」のライブのチラシを作るのにナ、ナント3、4時間も使ってました。イヤー、疲れますな。 別にいいチラシが出来たからってお客サンが大勢来る訳でもないんですが、自分の性格的にダサイのとやる気の無いチラシがイヤなもんで、どーしても気合いが入ってしまったんですよね。まぁ、こうやって物を作るのが楽しいってのもあるんですがね。 でも、おかげで時間を掛けただけにイイ感じでチラシが出来上がりましたよ。後から見直すと色々と直したい所が出てくるんですが、キリが無いのと疲れたのでヤメにしときました。 また今度違う場所でやる時のチラシも作らないといけないし。でも、コレで大勢の人達が聴きにくれるなら何枚でも作るんだけどな、、、。まぁ、そうは行かないけど、バンドの気合いの入った所を示す為にもチラシは必要だと思うんで、頑張ってまた作ろうと思う。でも、もうちょっとパソコンの頭が良ければなー。と思う今日このごろでした。




2003/1/10 第140回目。

 大分おくれましたが、明けましておめどううございます。しばらく休んでいたこのコラムもそろそろ年も明けてしばらく経つんで再開しようと思います。今年も、これからも、よろしくお願いします。
 昨年末は28日の小岩「フルハウス」が自分としての去年最後の演奏で、メンバーや遊びに来てくれたミュージシャン、お客サンと一緒に朝まで盛り上がってました。この場を借りてあの時来てくれた皆さんにお礼をいいます!! その後は忘年会で遊んでばかりでしたね。しかし、良い機会と思ったので、しばらく楽器を吹かない事にしてました。(それと一緒にコラムも休んでました。)年明けも練習再開は4日からだったので、約1週間ものオフとなりました。これは非常に良い気分転換になりました。最初は休み明けの事を考えたら不安になったが、3日もすると楽な気分になった。しかし急に唇が荒れ出して普段は無い大変な思いをしたな。でも、「いつも楽器の事や音楽の事ばっかり考えていたんだな」と思えて来るくらい楽に生活をしてました。普通にご飯食べたり、テレビ見たり、買い物行ったり、ビデオ見たりしてね。
 しかし、この後の練習再開1日目が大変でしたね。最初に思っていたよりは楽に音も出るし、指も動いているんだが休む前から比べるとヒドイもんでしてね、、、。まぁ、でもこんなに休んだのは何年かぶりなんで良しとしました。
 そして今日10日は北千住でジェームス・マホーン(テナー・サックス)・バンドでした。彼のバンドは本当に久しぶりで(やる場所が無かったり、メンバーの事などで、、、)個人的には楽しみにしてました。(彼とやる時はいつでも楽しいけどね。) しかし、俺は本番前のリハーサルが非常に長く吹きっぱなしだったんで疲れてしまいました。お客サンは喜んでいた様だが、まだ本調子ではないのだろう。良い気分転換が出来たが、ちょっと長すぎたと反省した。 バンドとしてはオリジナル曲が多いので、同じメンバーでやるならリハを他でやるか回数を重ねたら良いサウンドになるだろうと思った。今日は良いメンバーが居たから、それはそれでサウンドしていたけどね。俺はまたやりたいな。 しかし、どうでもイイけど今月は悲しい程に仕事が無いですが、「ニュー・ソイル」のデモCD作りがあるんで気合いが入ってます!! そんな感じで、今年も頑張って行きますんで宜しくお願いします。