'03.SEPTEMBER COLUMN




    2003/9/30 第283回目。

 今日は目黒「ソノカ」で俺のバンドのライブがありました。先月と同じメンバーでしたが、今回も特にオリジナルはやりませんでした。ただセッションみたいには絶対にしたく無かったんで、俺とピアノの奥村サンの曲を1曲づつやりました。後は俺の簡単なその場のアレンジを1曲とスタンダードにいろんなジャズ・ミュージシャンが書いた曲なんかを演奏しました。 今日はちょっと俺の新曲にリハーサルの時間がかかってしまった。俺の中では格好イイ曲なんですけどね、また次回やろうと思ってます。俺からしたらベースとドラムがあまり旨くかみ合って無い様な感じがしていまい、それが気になって長い時間かけたのかのしれない。ちょっと気を許すとだんだんテンポが早くなっていくのが前回から気にはなっていたんだけどね。 だから実際のステージでは自分が分かっていればどうにでも出来るという気持ちでやったら何でも平気になった。逆にドラムの公手サンが守りに入った演奏に聴こえたから気になったんで、休憩の時に「もっと自由に」等の話しをしてみた。だから2セット目ではかなり自由でありながらも、いつでも元に戻れるという良いバランスの音楽が出来た様に思う。やはり、こういう音楽にはドラムの雰囲気作りが大事だからね。 もしかしたら聴いている人を置いてきぼりにしてしまう音楽という人がいるかもしれないが、今日は誰もそんな事は言わずに楽しんで聴いてくれた。「ニュー・ソイル」のドラマー笹尾が来てくれていて、非常に喜んでくれていたのが嬉しかった。(同じバンドのメンバーだから嘘は言わないんで。)メンバーも終わってから残ってちょっと付き合ってくれたし、盛り上がった笹尾と下北へ行って朝迄飲んでました。




2003/9/28 第282回目。

 今日は下北沢「リボルバー」で「ニュー・ソイル」のライブでした。昨日ギターのノリを特訓したから、その成果と俺の新曲4曲がどう出来るかが非常に気になりつつ重い荷物を持って行って来ました。店に着くとちょっと遅れてしまったんで皆そろっていたがダラッとした雰囲気で、俺がちゃんと来ていればと反省した。そして早速リハーサルとなって俺の曲をやったんだが、やはり出来ていない所が少しあったんで1時間半位かかってしまった。ただ、店の音の反響がミスを目立たせない様に聴こえせていたのが唯一の助けだったかな。なんとか音楽が成り立っていたんで4曲全部本番でもやる事になった。 そして本番が始まりナカナカ良い感じの緊張感が流れつつ暗かったりハデだったりする音で持って行き、テンポも飽きさせない感じで結構リスナーの反応もイイ感じであっという間に1ステージ目が終わった。問題は難しい新曲を2曲入れた2ステージ目だった。(後の方が気分的に皆が楽だと思ったから。)休憩を入れたら気が緩んだのか細かいミスが目立ち始めたのが気になった。そしてミスがあるたび音の緊張感が無くなり空気が緩みださせてしまっていた。(終わってから、あるお客サンにも同じ事を言われました。) ただ、この日凄く嬉しかったのは店の前を歩いていたら格好イイ音が聴こえて来たんで入ってみましたって人がいた事と、前にライブ聴いてダメ出ししていた人が凄く喜んでくれた事だった。それだけに、今日はダメな所もあったが出してる音が良かったから皆が喜んでくれていた。(もう少し人が集まれば最高なんだが。) 終わってからは聴きに来てくれていた人と朝まで飲んだ。きっと俺達とライブを楽しんでくれたんで、そんな時間までつきあってくれたんでしょう。凄く有難かったです。




2003/9/27 第281回目。

 今日は明日「ニュー・ソイル」のライブがあるんだけど、そのライブで新曲をやるのに1番不安なギターのノリからの頼みで2人で一緒にスタジオに入って来た。とった時間は3時間だったんだけど、時間はあっという間に過ぎて行き、「あと1時間位あれば」という位の内容になってしまった。 前からココではこのバンドの最近の事を書いてきているんで読んでいる人は知っていると思うが、このノリが1番出来ていなかったんで自分でも分かってきたんでしょう。自分なりに練習していた様です。ただ、ちょっと良くなった所はあるんだが大事な所が出来ていないんで結構キビシイ感じになった。「明日ライブなのに今この時間でなんとかしないと俺の曲は出来ないんだよな」と考えるとしょうがないよね。それに録音もして貰ったから家に帰ってからも出来るまでやって貰う事にしたが、それでも3時間内で終わらなかったのは彼の責任という事で非常に反省している様だった。今考えると部屋が空いていれば、あと1時間の延長をするべきだったな。結構な不安を残してしまったんで、音は出せないが場所を変えて打ち合わせと曲の説明をした。これで明日迄になんとかしてくれていれば良いんだが。




2003/9/26 第280回目。

 久しぶりにCDを買ってみました。 1枚目はドナルド・ハリソン(アルト・サックス)の「リアル・ライフ・ストーリーズ」というヤツで、この人は前はインパルスから出していたと思ったんですが、全く知らない会社から出ていた。前の「ヌーボー・スイング」というのが面白かったのと、メンバーが気になったから買ってみた。内容はジャズ、ファンク、ボサ、ゴスペルと幅広く変化があるんだが、録音があまり良く無いんでのっぺりと聴こえた。個人的には最後に入っていたゴスペルっぽい曲が1番好きでした。 2枚目はニコラス・ペイトン(トランペット)が最近やっているというバンド「ソニック・トランス」のCDです。内容は色々でした。気になっている音楽を1枚のCDにまとめてみた感じがするんだが、いろんな消化のしかたをしていて面白いと思った。かなりマニアックな曲もあるから人によってはダメな曲もあるかもしれないが、個人的には結構楽しめるCDだった。今までの彼の音楽とは一緒の面と新たな面があるから、今までの様な音楽を期待して聴くとダメと言う人もいるでしょうね。 という事で買ったのは、以上の2枚です。




2003/9/24 第279回目。

 今日は「ニュー・ソイル」のライブ前の最後のリハーサルがあった。俺の曲が4曲とギターのノリの曲が2曲で6曲の新曲があったが、俺のは前にやったし、ノリの曲は聞いた所簡単そうだし譜面を見ても楽に初見でいける感じだった。(少なくても俺にはそう思えた。)ただ前回来れなかったキーボードの水上が始めてだから、それが少し心配だったが、譜面は少しは読めるから安心していた。 でも実際始まってみるとノリがまたリズムの間違いを平気でそのまま弾いていたり、笹尾が進行を間違えたりバラバラだったりで付いて来れば良いハズの水上が更に分からない感じになっていた。これにキレながらも時間が限られているから修正しながらやって行ったが、やはり前にやった4曲に1時間半もかかってしまった。しかも頭から最後迄通せた曲は1つも無い状態だったが、これだけヤバくて当日も駄目なら俺の曲はやらないでもイイや、と思ってしまった。 俺の曲が難しいのか出来ないヤツが悪いのかみたいな事を考えてしまった。本当はもっとやるべきだったが、時間が無いからノリの曲をやった。 まだ頭の中でも演奏した感じでも曲が完成していない様で、ツッコミが入ると困った様だった。でも、俺の曲が10難しいならノリのは2位だが、リズム隊の乱れが曲をパッとしない感じにさせていた様に思った。誰かがもっとハッキリとしたビジョンを示すべきか。それとも、俺が勝手に曲を解釈して引っぱって行くかのどっちかだな。おかげで最近、このバンドの駄目な所が良く見えているから逆に目指す所がハッキリしてきた様に思う。時間は掛かるけどね。




2003/9/21 第278回目。

 今日も下北沢「ピエロ」での演奏だったが、今回は「ニュー・ソイル」では無くてトランペット、ベース、ドラムのトリオでジャズをやる企画だった。というのも、ドラムの笹尾がジャズをちゃんとやった事が無いというので、たまたま2人が空いていて「コイツの為なら」って事で即席ではあるが「笹尾健二トリオ」での演奏をやりました。 ところが、朝から台風が来ているから昨日よりももっと強い雨が降りまくっていて「本当にやるの?」という感じだった。しかも結構寒かったしね。そんな事は関係無いんだけど、ちょっと遅刻で店に入ってみるとお客サンは誰も来てなかった。こんな事は多分始めてだった。いつもは始めるちょっと前には人が何人か集まっていて、それからスタートしていくと人が集まり出すという感じなのに、今日は誰もいない。これにはマイッたな。9時スタートを伸ばして9時半に誰もいない中スタートした。こんなのは始めてだが、とりあえず音で人を集めようって事と、せっかくだから演奏しましょうって事でスタートしたら、以外と少しづつ人が来てくれて、昨日来てくれた人が今日も来てくれたりした。決して人数は多くは無いがみんな真面目に聴いてくれている様だった。 休憩中や演奏後はベーシストが笹尾にアドバイスを色々としてあげてたから、笹尾にとっては良い一日になったでしょう。こっちは寒くて指が動かなく、楽器も冷たくなり、ビールを飲んでも酔わないしで、なかなか訳が分からない日になった。




2003/9/20 第277回目。

 今日は下北沢「ピエロ」で「ニュー・ソイル」としての演奏でした。ベースがいつもと人が違うから、ジャズを半分位やったかな。だから一応「ニュー・ソイル」としての、という事です。でもメンバー3人いるから俺達の曲も何曲か入れつつ色々な事を演奏して、お客サン達もそれを聴いて喜んでいた感じだった。 今日は雨が降っていてちょっと寒かったりしていたのに、結構な人数の人達が集まってくれて盛り上がってくれてたからやってるコッチも楽しかった。つい乗せられて4回ステージやってしまったのはツラかったけど。。。でもリクエストがあったり、飛び入りがあったり、終わった後話しかけてくる人が結構いたりでナカナカいい感じだ。 最近ココでいつも来てくれる人がいて、その人も来てくれていたし、ちょっとづつココで「ニュー・ソイル」が定着して来た感じがしている。早く定着させていろんな人達をバンドの仲間にしていきたいですね。そしたら、きっと今よりもっと楽しい音楽が出来るでしょう。




2003/9/18 第276回目。

 今日は久しぶりに所沢の「アドリブ」での演奏だった。バンドは吉野ミユキ(アルト・サックス)さんのバンドですが、前回やったのが4ヵ月程前だったから今回も新曲ばかりだった。このバンドはいつも大初見大会になってしまう所があって、たまにキツイと思う所があるんだが、これも勉強と思い頑張って毎回頑張ってます。 そして、やはり今日も始めて見る曲や全く聴いた事の無い曲が何曲かあり結構てこずった。まぁ、リハーサルがあるからイイんだけど、このリハでいつも集中力を使い果たしてしまうから個人的にはかなり困っている。食事の後でダラッとしすぎなんでしょうかね? 今日の演奏は個人的に言うと、まず楽器のツバ抜きのバネを交換したら感覚が変わってしまい、いつもと吹いた感じが違うので家でのウォーム・アップから困っていた。さすがに1日では慣れない様だ。後は食事後の休憩で気がタルんでしまい、リハで読んでた譜面が本番では何回か間違えてしまった。さらにセカンド・ステージがまずかった。セットの休憩中でさらに気が抜けてしまい、ソロもまとまりが無く集中してないって感じだった。 これには本当に反省した。もうちょっと自分でコントロール出来ないとダメですね。今日は演奏でもだけど、その他の事を考えさせられました。




2003/9/17 第275回目。

 今日は小岩「フルハウス」でジャム・セッションの演奏だった。最近は来てくれるメンバーに多少の変かが出てきはじめているから、あまり飽きる事も無く聴ける様になって来てはいる。まぁ、旨い人もくれば、下手な人も来たりでレベルには大きな差があるももの、それなりに一緒に演奏出来ているから一応は音楽として成り立っているのかな。あとは「始めてなんですが」、という人がいたり、セッション慣れしていそうな人がいたりしますが、俺からすると結局は同じ様な感じですね。なかには何かを持っていて、それを出す様な演奏をしてくれている人も居るから、いちがいには言えませんが、みんなもっと自分を大切にしながら演奏出来たらきっとイイ演奏になっていると思います。




2003/9/14 第274回目。

 今日も「ニュー・ソイル」のリハーサルでしたが、場所が赤坂のスタジオだった。赤坂に着いたらどうやら赤坂の商店街か何かのお祭りだったらしく、いろんな場所に御輿が飾ってあったり、道をねり歩いていたりした。時間より前に着いていたからしばらく通りで見物していた。何でかは知らないが、お祭りってワクワクしますよね。 今日のリハはベースの伊藤サンを入れての物だったから、こないだダメだった2人も気合いを入れてやって来ているだろうという期待とともにリハを始めた。しかし、残念な事に実際始めてみるとこないだの3人リハに毛が生えた程度の演奏だった。コレにはさすがの俺もいい加減イヤな気持ちにさせられた。どっちかというと、初見の伊藤サンの方が読めていたからだし、これでは水、金とやった意味が無く感じてしまったからだ。 だから俺と伊藤サンの演奏を聴いてあとの2人が着いて来るという感じだったから、俺からすると迷惑な話しだったな。やっぱ、最低限のルールとしてせめて譜面は読めないとね。あらためて、そんな事を考える日になってしまった。このままでは、いつになっても新曲が出来ないという不安に駆られてしまった。頑張って欲しいもんです。




2003/9/12 第273回目。

 今日は「ニュー・ソイル」の3人リハーサルがあったので代々木のスタジオに行って来た。前もって譜面は渡してあるので、どれ位出来ているかという期待を持ちつつ部屋に行ってみた。さらに今日はもう1曲新しく出来た曲を持って行ったが、簡単だからスグに出来ると思った。 早速始めた所でまず、リズムの違いやフレーズの間違いが多かったから、それを直すのにちょっと時間が掛かった。練習不足で出来ていない所もあったから次回迄にという事にして次の曲に移した。ところが、コレも譜面さえ読めれば何て事は無いんだが、2人とも読めないらしく全く出来ていなかった。このあたりから俺がキレ始めて、どんどん曲をやるにつれて発狂寸前までになって行った。結局は今日持って来た新曲は時間が足りなくて演奏すら出来なかった。3曲で2時間も掛かってしまった。 俺はというと、一応トランペットを持って行ってはみたものの、1度もケースから出す事は無く、2時間キーボードの弾きっぱなしだった。それもあったからか、個人的には相当怒りまくっていて、2人にはかなりツラく当たってしまったかもだったが、前持ってわざわざ渡してあるのに出来ていない方が悪いって事で。途中に説教を入れつつ、ケツを叩きながのリハになった。出来る事ならこんな感じのリハはもうやりたるないと思った。




2003/9/10 第272回目。

 今日は「ニュー・ソイル」の集まりがあった。俺がこのバンドの為に新曲を書いたので、その曲の説明で集まった感じだ。とりあえず3曲俺の曲を持って行ったらギターのノリとドラムのササオが目をパチクリさしていたので、それから構成からリズム、テンポ、曲の感じまでを長い時間かけて説明した。これで分かってくれればイイが、分からなければ次回のリハーサルが台なしになってしまうという事で、2人の為に1回3人でスタジオに入る事を決めた。まぁ、このまま家に帰ってやって、明日も練習して、あさってのリハでは出来ているかなと期待を込めて色々と説明しまくった。これで分かってくれればイイのだが、、、。




2003/9/6 第271回目。

 今日も昨日に引き続いてのレコーディングであります。何か前にボストンにいた頃にやらされていた生徒の為のレコーディング・バンドをやらされていた頃を思い出したな。奨学金を貰った人はそのみかえりに学校の為に役立ちなさい的な物で、嫌だったから最初の学期と奨学金アップの時の2回だけやって後は逃げて回ってましたがね。 あの時もコレと同じやり方で1曲やっては次、終わってはまた次、みたいなのを2時間やらされた。1拍足りなかったり多かったり、#が無かったり、、、等が多く、無理やり吹き通して気付かれなければそれで終わらせていたな。 そんな所から比べればココは1曲に30分もあり人によっては前の人で余った時間も使えるから40分位あったりするし。というのが昨日だったんですが、今日のは多分アレンジを頑張っている生徒なんでしょうね。昨日とは感じが違って、イイ感じの所が多い曲が多かった。ただ、1曲だけ「コンピューターを最近使って書いたんで」的な事を言った奴の曲が演奏する方の事を考えて無く、PCの中でサウンドしたからそのまま譜面にしました的な曲があり、非常に先生達から文句をいわれていた。俺の譜面もハイ・トーンのフレーズが続くのに息をする場所が無く、「こんなの吹けるか」と思ったが何とか途中をごまかしながら吹いてあげた。やっぱり無理な物は無理でしたがね。 でも楽しい曲もあったんで、久しぶりに譜面読みの勉強になりましたね。




2003/9/5 第270回目。

 今日は(明日もあるんですが)代々木にある「パン・ミュージック・スクール」でのレコーディングで、この学校の生徒達の書いたアレンジやオリジナルのアレンジをココの先生達でレコーディングするという物だった。俺はココのトランペットの先生の代わりに参加する事になった訳です。 今日は確か6曲やっと思います。なぜ「確か」かと言うと、4時間あって休憩は30分のみで1曲終わったらまた次の曲みたいな感じで流れ作業的だし、スタジオが3管と4リズムにしては非常に狭いので段々窮屈に感じたのと、昼からだったから頭もボーッとして来てハッキリ言うとあまり覚えていないのが本音です。 去年も誘ってもらってやったんですが、今年も誘って貰えたのは嬉しかったですね。行ったらメンバーも同じだし、部屋も同じだしで何か急に去年に戻った感じがして変な気分だった。テナーの森近サンから「眉毛が細いから最初誰かと思った」と言われたのに少し驚いた。という事は去年の夏はまだ眉毛手入れはして無かったんだな。どうでもイイや。 生徒達の作品はそれぞれの力の差が出まくっていて、しょうが無くシンプルなのとやりたくてシンプルな物と、やりたい様にやってしまって複雑になり音楽にはならない物など、まだ作品というよりは宿題や課題という感じがした。たまに演奏していて楽しい瞬間のある曲もあるにはあるが、もだ生徒という感じの物が多かった。俺もこないだ少しアレンジで苦労したから気持ちが多少わかった。やはり書くよりやる方が気が楽だね。でも、俺も今後ちょっとアレンジ勉強したいかも。




2003/9/4 第269回目。

 今日はこないだ自力の営業で仕事を取って来た池袋「オーパス・ワン」での演奏だった。この店は前に日との演奏で演奏した事があったが1度だけで、それからしばらく時間が経っていたから感じが違って見えた。それか俺が覚えていなかっただけかも。 店は結構広く、聴こえる音も良く出音もナカナカの感じだ。多少のPA設備もあるが俺達はギター以外ラッパ、パーカッションは生音でやり、ギターも極力生の音に近い音で更にベースが居ないから低音、中音を出す音作りにしてもらった。 メンバーは「ニュー・ソイル」からキードード、ベースを除いた3人なんで俺達のオリジナルをやる事も考えたが、始めての店だから様子見という事でボッサ、ジャズを中心とした構成にしてみた。 これが良く無かったのか、ギターのノリがある曲で落ちまくって、途中で俺がキレた。肩まで叩いて拍をカウントしながら譜面を指差してもまた落ちた。とりあえずセットは終わらせて、テーブルに着いた所から説教の始まりだった。それにパーカッションのササオもビビッて小さく起伏の無いリズムをちんたら刻んでいたからな。 だから演奏、説教のセットが3回続いた事になる。店員にも「パーカッションがもう少し聴こえた方が、、」等と言われる始末だし。 まぁ、3回目のステージでは段々と2人が自分を出し始めたから、あともう2ステージ位あったらなと思った。あと、帰りに店員が「格好良かったです!」と言ってくれたのが嬉しかった。 このお店チャージが無いからいろんな人に来て貰いたいですね。次回は10月29日の水曜日です。




2003/9/2 第268回目。

 今日は久しぶりのパーティーでの演奏だった。終わってからはパーティーにそのまま客として参加したから楽しかったが、それまでが非常にツラかった。メンバーの手配から曲、譜面(トランスクライブ、アレンジ)の用意に地図の手配と当日のバンドの仕切りも全て俺だった。しかも拘束時間も非常に長かったし、その間は俺はどこにも行けなかった。ピアノの奥村サン、ドラムの正清サンとテナーのジェームスが一緒にいてくれたからまだ何とかなった。 まだコッチのワガママが結構受け入れてもらったから、まだ最悪な訳でも無いがいくら話しても余る位の時間の長さだった。この時間の間に俺的にはちょっとした連帯感すら出来た様に感じた。 演奏は3管で俺がアレンジした曲や、レコードからそのままトランスクライブした曲をやりたい様にやったし、4曲1時間で客も聴いている人も結構いたから良かったのでしょう。メンバーだって素晴しい連中が集まってくれたんだから悪いハズが無い。 あと人のソロの後ろでやるバック・リフなんかもその場で2管、3管でバシバシと面白い様に決まり非常にソロ中、ソロ以外でもやってて楽しかった。これを機会に3管のアレンジのバンドをやってみたくなった。 終わってからは今日の日・米混合バンド全員でパーティーに混ざってタダ飯、タダ酒の祭りになった。久しぶりに外人と酒を飲み訳の分からない英語で騒ぎまくっていた。普通に来ている連中にジロジロ見られたが関係無いって感じだった。帰りにトロンボーンのフレッドが何かの酒のボトルを貰っていたのが最高だった。