'04.FEBRUARY COLUMN




2004/2/24 第338回目。

 今日は前に大森サンのライブでお世話になった倉橋サンのお誘いで自由が丘の「ラリュ」(だったと思う)へ行って来た。「今日は店でピアノの黒野治子サンがライブなので楽器を持って来てください」という事なのでラッパを持って自由が丘へ行ったら、アルトの吉野ミユキとドラムの笹尾ケンジも来ていた。どうやら吉野サンは今日のメンバーらしく、笹尾は俺のライブに来た時に倉橋サンから誘って貰っていたという事だった。そんな感じでまず近所の居酒屋へ連れて行って貰って晩ご飯をご馳走になったが、どれも美味しく楽しい時間で演奏はいいからずうっと飲んでいてもイイ位だった。 それから店に行ってメンバーと挨拶して(全員知っているのと、久しぶりに会うのとで嬉しかった)1セット目の3曲目から演奏する事になった。メンバーにドラムが居ないのが気になっていたが、どうやらココでは店の客が叩く事になっている様で、ドラムをやる客が4人も来ていた。(笹尾も入れたら5人だが初めてだし、気を使って演奏はしなかった。) そんな感じで演奏が始まったがドラムが素人なんでジャム・セッション的な演奏になっていた。(ドッタン、バッタン、バシャーン、みたいな感じ。)でもベースの渋谷サンは真面目に平静を保って演奏していて、そすがだなと思った。多分やっているうちに慣れたんでしょう。他のメンバーもそんな感じで気にしない様にして演奏していたが、俺は無視出来なくて聴いてしまう方だから結構キビシかった。まぁそれから3曲一緒に演奏して休憩になり、次のセットでは始めから全部吹く事になった。 セカンドでは俺の酔いも覚めたし1人だけバランス良く叩けるドラムが来たから、その人の時からは楽しく演奏する事が出来た。 そう考えるとドラムのお客サンにしたらイイお店かもね。よっぽどジャム・セッション行って他の素人と演奏するよりもココでミュージシャンと2、3曲やった方が勉強になるし楽しいハズ。終ってからもそのまま一緒に飲んで話したり、色々聞ける事もあるだろうしね。 お客サンも演奏を楽しんでいたし、ドラムの人達も叩いていない時は真面目に演奏聴いていたし、なかなか盛り上がっている店でした。機会があったらまた行ってみたいです。倉橋サン、有難うございました!!




2004/2/20 第337回目。

 今日はこないだトリオでやった青山の「エムズ」でピアノの奥村サンのソロ・ピアノだったから、一応ブッキングの責任もあり1回目というのもあり楽器持って行って来た。 前回ココでやった時に今日からのソロ・ピアノの宣伝をしておいたから、その時に聴きに来てくれて人達が来てくれるかと思ったがハッキリ言うとあまり客の入りは良くなかった。どうやら宣伝をあまりしていない様だったが、こういう場合客が来なくて困るのはギャラを払う店の方だが、あまり人のいない所で演奏する方も結構ツライものです。ただ、あまり人が多くて誰も演奏聴いて無くて喋っていられるのも困るし、そんな場所では全員が演奏を真面目に聴いているハズもないし。まぁ、こっちの演奏で振り向かせる気持ちで出来ればイイんだが、まぁライブ・ハウスでは無いからある程度はしょうが無いとして割り切って自分の演奏するしか無いですね。 それで今日はお客サンも多く無いし俺も楽器持って来ているから一緒にやろうという事で奥村サンとのデュオが始まった。別に今日はライブっぽくするなずじゃ無かったんだが、1曲やって拍手が来た時からスイッチが入ってしまった。なんか喋ってよという雰囲気もあったし、それは俺達だからしょうがない感じだった。全部で3回ステージがあり全曲デュオでいろんな曲をやったが、なかなか楽しい演奏になってお互いにイイ感じの中で終る事が出来た。デュオではより相手の考えている事が分かるし、こっちの考えも伝わりやすく、お互いの責任が強くなる分より自分色が出せる様な気がする。 だから今日はそんな楽しい時間が過ごせて良かった。また機会があったらこういう演奏もイイかもと思った。




2004/2/17 第336回目。

 今日は普段世話になっている人のお誘いで新宿にあるジャズ・バー「ゆびそ」で夕食をご馳走になった。このお店は昨年末にベースとデュオで1度ライブをさせて貰った店で、普段は素晴しい音でCDやレコードが流れていてる所だ。(ライブはやらない店だから、俺達がやったのはちょっとした余興でしたが是非またやれたらと思うイイ場所でした。) 今日も行ったらイイ音で色々聴かせてくれて、普段は聴かないヨーロッパのジャズ・ミュージシャンのCDや「こんなのあったの」的な録音まで掛けてくれた。そんな感じで音楽はイイ音で聴けるし色々知らない物を聴かせてくれてなかなかイイ刺激になるんだが、このマスターの作る料理も素晴しく美味しかった。音楽と同じ様に料理にもかなり本気で、あまり聞けなかったが、それまでサラリーマンだったというのが全く信じられない位の素晴しい料理を食べさせて貰った。 一緒に俺を連れて行ってくれた人も俺と同じ様に感心していて、こうして俺をこういう場所へ連れて来てくれる事が嬉しかった。やっぱり、いくらミュージシャンだからといっても音楽ばかりではイイ物は生まれないという事を俺に教えてくれている人なので、今日も良い影響を色々と受ける事になった。こういう人と一緒にいると自分がまだまだ小さいのに思い知らされます。 ただ、今日は自分の体調が良く無いのかすぐに酔ってしまい、途中でウトウトしてしまったのが申し訳なかった。




2004/2/16 第335回目。

 今日はお客サンの倉橋サンという方のお誘いでアルトの大森明サンのライブに行って来ました。大森サンとは何度か演奏させて貰っているので楽しみにワクワクしながら六本木「サテンドール」へ向かいました。さらに、今日はゲストで吉岡秀晃サンの名前が店の外にあり更に楽しみが大きくなりました。 店へ入ると大森サンが居て挨拶したら「楽器持って来てるよね!」と聞いてくれました。(そりゃ勿論持って行ってるに決まってるじゃないですか!)そして、最後のセットで一緒に演奏させて貰える事になった。楽しい演奏を聴いて更に一緒に演奏に参加出来るなんて普通の人では出来ない事だからね、そんな一言が凄く俺は嬉しかった。 演奏が始まる迄まだ時間があるから倉橋サンと店で食事を頂いたが、家を出る前に食べてしまっていたんであまり食べれなかった。(こんな事なら食べずに来るんだったなー。)でも話しがかなり弾んだんで楽しい夕食でした。 それからスグに演奏が始まるが、メンバーがステージに出て来ると大勢いた客がピタッと黙ってメンバー同士のチューニングをして曲が始まった。こんな所からココにいる人達全員が大森サンの演奏を真剣に聴きに来ている事が分かる位だ。(こういう所だからひやかし的な客もいると思ってたから少しビックリ) 演奏はオリジナルとバップにスタンダードを混ぜて幅広く、バンドも大森サンを中心とした演奏で聴いていてイイ勉強になった。今日の大森サンは演奏していても人の演奏を聴いていても楽しそうにしていて、それが聴いている方にも凄く伝わる良いライブだった。3回目のセットで一緒に演奏させて貰ったが、この演奏にまざれるって事で非常にワクワクした。結局全部の曲で演奏させて貰ったがどれも楽しく出来た気にさせてくれる感じがした。何かあったかいウェルカム的な雰囲気の演奏で、そこにいたお客サンも皆そこに包まれている様だった。 こんな演奏は自分のバンドでは出来ないが、非常に素晴しくちょっと影響されてしまった。うーん、やっぱ人のバンドを聴くってのは勉強になります。




2004/2/15 第334回目。

 昨日の続きですが、朝、誰かの話し声で目が覚めてビックリした。実は部屋に開かない「ふすま」があったんだが、実はそれがとなりの部屋とのカベびなっていて俺達が昨日帰って来た時にその人達は寝ていたのがその話し声で分かったからだ。後から話したら皆も同じ事も思ったらしく、部屋を出る時に非常に申し訳無い気持ちになっていた。(特に廊下で人と擦れ違った時に。) そんなこんなで支度を済ませ、昨日の店に戻り楽器を片付けて時間が余ったから観光する事になった。俺はどこでも良かったが1人が山に行きたいと行った為に三原山という所に行く事になった。ところが、来るまで山を上っていう間に俺が車酔いをしてしまった。とてもじゃないが景色なんか関係ない感じだった。本当に寒いし、気分悪いしで最悪だった。1時間半は黙っていたかな、とにかくしばらくの間は喋れなかった。 それから港に行ってご飯を食べて船に乗り熱海に着いて、近所のファミレスで「お疲れさま会」をやって帰った。が、帰りのルートもまた山だった。なんと最悪なんだ。と思ったが、今度は車が良くて安定しているからか、さっき酔っておいたからか分からないが別に酔わなかった。今度は富士山なんかの風景も楽しめた。 とかやってすんなり帰れるハズだったんだが、途中ハンパ無い渋滞にハマり着いたのは10時位だった。日頃の行いが悪いのか何なのか、行きも帰りも非常に疲れる旅行になってしまった。(演奏なんかは楽しかったのにね、移動がさすがにキツかった!)でも、ずーっと運転してくれていたベースの海道サンが1番疲れてたかもしれない。文句一つ言わずひたすら運転してくれた事が今でも思い出されます。ありがとう、海道サン!!(俺は帰りの車で殆ど寝てました、ゴメンナサイ。)




2004/2/14 第333回目。

 今日はピアノの三木成能のバンドで伊豆大島の大島へ行って(三木君はメンバーを変えつつ毎年行っている様だ。)の演奏だった。朝ナント8時出発して熱海に行き、船で大島へ向かった。(こう書くとアッという間だが、着いたら1時過ぎだった。) 殆ど前の日に寝ていないから行くだけで非常にツラく、しかも時間が余りまくっていると来た。(しかし、こんな時に限って体が緊張していて寝れなかったりするから最悪だ。)まず店へ行きセッティングとサウンド・チェックをし、民宿へ向かった。この時点でまだ3時半とかだった。余った時間で近所の健康ランドへ行って時間をつぶしたが、これで疲れが一気に出て来た。6時に宿で食事だが、旨いんだが疲れていて良く分からなかった。7時半頃に店に行くが8時までは始まらないという事。のんびりするが、本当は結構横になりたい感じだった。8時を過ぎたら急に人が集まりだして、演奏スタートの頃には満杯だった。さすが「島」という感じだった!!演奏は2セットでアンコールが2、3曲で終って、お客サンが引いてから店でちょっと打ち上げて1時半には終ったかな。 ココまでざっと箇条書にしてみたが、なんせ昨日の店での飲みと睡眠不足で終った後は放心状態、終った後はしつこく俺達を飲みに誘う女には「あくたれ」を放ちニラみつけ、店員のボトル貰ってを飲み、話しを聞いている間に寝ていて三木君に起こされる始末だった。いやー、ここ2年位は無かったという位のツライ演奏だった。 やっぱトランペットは得だと思うのは「いやー頑張った!!」とか「良くあそこまで吹いてくれた!!」とか言ってくれる所だろう。(皆も頑張ってるのにね。)今まで無かったというチップが今年はあったしね。 終ってからは民宿で結構騒いでいたが、疲れたから割と早く(時間は分からないが)寝た。




2004/2/13 第332回目。

 今日は小田急線・経堂にある「ORANG」(オラン)という店での演奏で、ベースとデュオだった。店は初めて行く所でブッキングも俺の知り合いのお客サンが取って来てくれたというちょっと変わった感じの仕事だが、まぁ、とりあえず行ってみた。店はパン屋がくっついていて、昼間は買ったパンをソコで食べれる様な場所で、夜はその場所で営業していて週末ライブが入る様だ。そして店のマスターはただ夜の空いた空間を借りて営業しているみたいで、別にパン屋とは何の関係も無くパン屋からしたら何かウルサイのが来たナみたいな対応だった。 言ってみれば良く分からない感じの店だったがとりあえず行ったんだからしょうがないと思いリハを軽く始めた。かなり音が回る場所でデュオにはイイ感じかなと思っていたらマスターが「ミュートを付けて」と言って来て頭に来た俺は抵抗したが、近所の苦情が来るとマズイからというので付けてやる事になった。が、言い方が気にくわなかったからミュートで目一杯デカイ音で演奏してやった。(コレが俺の悪い所ですね、分かっているんだが、、、。) そのキレタ感じが良かったのか演奏は楽しかった。ベースがどうとか全く関係無く自分との戦いかの様に思う存分吹きまくれた。おかげで、終ってみると結構時間が経っていた。ちょっと疲れたかな。2回目のセットでフルートの尾形が遊びに来たがフルートだけにこじんまりした演奏だった。その割には音数も多く起伏が無い演奏だから聴いている方はピンと来ていない様だった。もっとデカイ音が出たり、いろんな音が出せればイイ感じになるのにと思った。うらがえしで、また人の演奏で勉強になる事があったな。 終ってからはウチラと店のマスターとお客サンとで飲んだりした。するとエラク俺の演奏を気に入った感じのお客サンとマスターが盛り上がって俺の話しを始め出し、最初は生意気だと思ったが演奏聴いて逆にそれが良かったとか言い出した。 それを聞いたら急に「あっ、そうですかねー。」なんてナゼか低姿勢になってしまった俺はまだまだちっこいのだろうかと考えた。うーん、どうでしょう?




2004/2/10 第331回目。

 今日は青山にある「M's」(エムズ)というお店で自分のトリオでの演奏でした。ココの店内は高級感があって、来ているお客サン達も割と年齢が高いというのもあり久しぶりのスーツでの演奏だった。まぁ、1回目というのもあるからね、とりあえずスーツにしておけば誰も文句は無いでしょうという事で。(ベースの佐藤君は今日の為にスーツを買った様だった。エライ!!) 演奏は色々あったが(佐藤君が緊張して分からなくなくなったり、譜面が読めなかったり)楽しかったかな。というのも、お客サンの反応が凄く良くて真面目に聴いてくれつつイイ演奏にはそれだけの拍手もあり掛け声もあったからだ。店が音楽を聴かせている店では無いからどんなお客サンがいるか分からなくて、やる前は期待しないで始めたが演奏がスタートしたら非常に楽しそうに聴いてくれていた。俺はやっぱりこういうお客サンが1番好きですね。 たまに自分のオリジナルや知らないハズの曲を演奏したが、それでも喜んでくれて終わった後も凄くイイ感想が聴けてこっちも嬉しくなった。しかし今日はS.Wonderの曲からスタンダード、オリジナル、ファンク、ジャズの曲なんかといった非常に幅の広い選曲となった。俺は楽しく演奏出来たが、佐藤君がちょっとてこずったみたいで申し訳無く思った。 それからアンコールもあって今日は結構演奏したが、全部ミュートでの演奏だったからかなりキツくて最後はあんまりイイ演奏が出来なかったかも。あとピアノの奥村サンの演奏がいつもよりおとなしかったから物足り無さがあったな。でも、ベースをカバーする演奏や俺のうしろで色々やってくれる伴奏はドラムが居ないぶん考えてくれていて助かったし、何より楽しかった。またトリオの演奏もイイなと思った。次回に期待したい感じです。




2004/2/6 第330回目。

 今日は所沢「アドリブ」でアルト・サックスの吉野ミユキさんのバンドでの演奏だった。行ってから聞いたんだが、どうやら演奏を3月で止めるらしくこのバンドはもうココでは無いから、行ったら実は今日がココでの最後の演奏になるという事が分かった。でも、それを聞いたからと言って演奏が変わるとか俺達の態度が急変して真面目になるとか、最後だから泣いてみたりというのは一切無かった。最高に面白かったのが、ピアノの野口サンと前回の本番前に行った近所の立ち飲み屋があるんだが、「なんだ、もうあの立ち飲み屋行けなくなるのかー、寂しいね。」と言った事だった。という事で彼はファースト・セット後に立ち飲んでいた。さらに、その後素晴しい演奏をしていたんだから最高にカッコイイ人ですね。しかも店に帰って来て「なんで来なかったんだよ!」なんて言ってくれたから。 そして今日の演奏は楽しく終わったという感じで、自分の中で乗れる曲は長めに自分の演奏をし(よくアメリカだと「テイク・ユア・タイム」なんて言葉があった)、そうでない曲は短めにまとめてパッとやって終わってみた。なんとなくではあるが、それがサイドでの自分の1番良い出しかたかもと思ったからだ。俺が思うに(このバンドは譜面が多いからという前提で)は、自分の苦手な曲があっても別に無理やり今迄と同じ様な長さのソロをやる必要が無いって事です。かえってマズイ自分を聴かせるよりはスパッとやって、自分の良いと感じた時だけ自分を出せばリーダーともコントラクションが出せて良いかも。(自分がリーダーなら曲を好きに決められるが、サイドでは出来ないからね。)今日はそんな事を考えながらやってました。




2004/2/4 第329回目。

 今日は青山の最近知り合った「K's PaPa」というオーダー・メイド・シャツ屋サンの啓造サンとにご飯をご馳走になり、いろんな話しをしたり聞いたりした。(前にもこの人の事をコラムで書いたが、「店の名前は出しませんでした」と言ったら「出しといてよ」と言われたので名前出してます。)ご飯の前に「M's」(エムズ)という店にちょっと寄った。実はその店で今月末位からソロ・ピアノの演奏が始まるんだが、俺がピアニストのブッキングを手伝う事になり、その店と俺の間にこのシャツ屋サンがいつ訳ですね。特別に俺の演奏も定期的に入るんですが、ピアノ・ソロのお店という事だそうで、なかなか高級感あふれる感じの入り口に内装だった。店の人もバシッっと決まった感じのイイ人だったな。 ココでの演奏は毎週金曜に俺のトリオ(ドラムがダメだそうだ)が入るのと、良いピアニストがスケジュール空いて無く俺がヒマしてて1人ベーシストも空いていれば、月1回あるか無いか位で俺のデュオもあるという感じになってます。まだスタートして無いんでなんとも言えないが、声を掛けたピアニストは素晴しいメンツなんでお店次第で良い感じになるとは思います。2/10(火曜)にまず俺のトリオから始まり、次週の2/20(金曜)から毎金曜に演奏がある訳です。第1回目は奥村和彦サンからスタートで、この日は俺も行って関係無いけど演奏しようと思ってます。今までのこの店は知らないけど、演奏が入る事によって楽しい音楽の聴けるイイお店になったらイイですね。気になる人がいるかもしれないんで、一応ココで宣伝しておきます。
「M's」(エムズ)
電話03-5468-6525(お店のHPが無いそうです。)
場所は青山・骨董通りの「サマンサ・ティアラ」の横の小道を左に入って5、60m位の所です。イキナリ下に降りる階段があります。そこを降りてドアを開けたら「M’s」です。




2004/2/3 第328回目。

 今日は自分のバンドで目黒「ソノカ」のライブでした。今回は新しい自分の殆どオリジナル(多分、言わないと分からないから)と思うだろうスタンダードのアレンジ曲や、前にやっていたオリジナルも準備していたから楽しみだった。あと始めてやる曲やしばらく前にやっていた曲も持って行ってみた。 メンバーはいつも俺のバンドでやってくれている2人にベースの東保ヒカルを入れたクルテットで、彼は昨年末にラッパとベースのデュオを一緒にやって以来2回目の共演だ。だから実際どんな演奏をするのか全てを知っている訳ではない(デュオだったから大体は分かったが、バンドでは始めてだから)が、前回やった時に何か楽しい時間が持てたんで今回また誘ってみた。  今日はだから挨拶もソコソコにリハーサルを始め、ヒカル君に俺達に慣れてもらう事に重点を置きつつ新曲をやっていった。始めはバランスが悪かったが少しづつ直して、曲も色々やって結構まとまった感じはあったが、時間があったらなーという感じが自分の中にあった。まぁ、言い出したらキリが無いからね、「コレだけは」という所だけに絞ってやれただけでも充分です。 実際、本番ではリハーサルに無い良い演奏があったし、間違いもあったが、それがこの音楽だから休憩中も気になった人だけ気になる事を伝えたし、後は自分で気付くでしょう。俺自身もリーダーやりながら色々思う事もあるし、自分としての演奏についても考えるから、同じ様に皆も考えていてくれるハズです。 終わってからドラムの公手サンの家に遊びに行ったが、やはり始めは今日の演奏の反省会になりいろんな事を言い合った。彼は演奏歴が俺より多いし、年上でもあるから良い先輩の様に俺の話しを聞いてくれて話しもしてくれた。こんな演奏がしたいという話しもしてくれて、一緒に演奏するうえで非常に参考になった。2ヵ月先の話しだが、今から次回のライブが楽しみだ。