'04.SEPTEMBER COLUMN




2004/9/25 第420回目。

 今日は池袋の「ふくろ祭」のイベントで「マリア・ホット・ジャズ・バンド」と「ザ・ジプシー・デュークス」という2つのバンドでのライブでした。 そんなイベントなんで入り時間は10時半という考えられない位早く、その日の朝まで飲んでいた俺には非常にキビシイ時間だったんですが何とか45分に着きました。西口のロータリーのステージ入って少ししたら早速サウンド・チェックでした。 ところがスタッフがアホ揃いなんでキレました。おかげで曲の合わせも1曲だけで、しかも音が良く分からないまま終ってしまいました。こんなんでイイのだろうかと思いつつ皆でご飯を食べに居酒屋へ行ったのが善いのか悪いのか、皆サン当り前の様にビール飲んでました。 その場で曲順も決まりましたが、ちょっとした飲み会になってました。なかなか楽しいバンドです、本当に!それで演奏だったんですがPAの悪さに何も出来ずに終ってしまいました。でもマイケルさんは相変わらず格好良かったな。 その後池袋「ホット・ペッパー」が場所を貸してくれたんでフラメンコのリハーサルを全曲しました。もうバッチリです。 フラメンコは西口公園のステージでした。こっちは結構ステージからの客席の眺めも良く、ビールを飲みながらのリラックスしながらの緊張感のあるイイ演奏でした。ギターが聴こえない、ドラムも聴こえない等の問題はありましたがフラメンコの迫力も手伝ってイイ演奏だったと思います。個人的には最後疲れて音がヘタッてしまいましたがね、、、。全部終ってからはメンバーで打ち上げへ行き、更に全体の打ち上げへと行きました。さすがに今日は終電で帰る事にしました。いやー、長くて楽しい1日でした。




2004/9/24 第419回目。

 今日は原宿のカフェを「カルティエ」が貸し切って「カルティエ・カフェ」(みたいな感じ)として営業している所へ「BAYAKA」のサポートとして演奏して来ました。編成はラッパ、キーボード、ベース&歌、マック(トラック)でした。 本当はこのメンツでリハを21日にやる予定だったんだが、ボツになり替りに俺抜きで22日にリハしたらしい。だから個人的には何をするのか行ってみるまで分からないという状況でした。とりあえずエフェクターを持って行き、何でも出来る様に準備して行った。 昼にベースの鈴木コウユウさんに連絡したら「夜は空いてないがリハを見たい」という事だったんで一緒に行きました。 訳あって遅刻してしまったんですが(鈴木サン御免なさい!!)着いてみると、まだベーシストが来ていないという事でした。「まだ家にいた」との事だった。しょうがないんで、しばらく鈴木サンとお茶タイム(全て店のおごりでした)。2人で色々話してた所へベーシストが登場!!で外人(黒人)だった。早速短い時間でサウンド・チェック開始。来た人は分かるが演奏する場所が非常に狭いんで、モニタリングが難しい状態でした。1曲位やった所でリハ終りとなり一時解散になる。 それから本番になるんだが1時間押しで人が集まり出したんでやっとイイ感じでスタート出来ました。演奏は正に「気合い一発」的な演奏で、けっこうキレた感じのラッパを試しにやってみました。個人的にはイケルんじゃないかと思って楽しくノリでやってました。吹かない時は本当に何も吹かずに客の方を見てたし、吹く時は「おりゃー!!」という感じで吹き倒してました。バンドの受けも結構良かったと思うし、踊ってる人も居たんで良かったかな。終った後は「BAYAKA」のテルオ君と最後終ってから来てくれたギターのノリさんとで盛り上がってました。勿論帰りはまた朝始発以上ですよ。




2004/9/23 第418回目。

 今日はナゼか「Jazzida Glande」で長野に行ったメンバーで「ユニクロ」のモデルのオーディションに出るというのがあった。まぁ、人の紹介か何かで話しが回って来た様で、今回は何人かの用のバンドか何かを探していたみたいです。 別にオーディションといっても何人かの前でポーズ取ったりというモノでは無く、ただ写真を何枚か撮って記入用紙にチョコッと書いて終りの簡単な物でした。 受かったとしたら「ユニクロ」の店にかかっているパネルに俺達の写真が使われるという感じで、それ以上の事は良くわからない。というか、個人的にはどっちでもイイなという感じ。さて、どうなる事か。




2004/9/22 第417回目。

 今日は高円寺「アフター・アワーズ」に初出演でピアノの紅野サンとのデュでした。まぁ、2人とも良く知ってるしデュオなんでリハも無く、入り時間も演奏前の七時とかでした。 ほどなくしてお客サンで色々良くして頂いている倉橋サンが久しぶりに来てくださったんで挨拶と近況報告等をしてからステージを始めました。始めてから他にもお客サンが入ってくれて良かったんだが、店のピアノが何とも良くない。鍵盤が通常の物よりも短いそうだが、出てくる音も物足りない軽い音だった。 スカスカというんでしょうか、最初のセットは普通にミュート無しでオープンで吹いていたんですが、コレが何とも合わな過ぎでした。ラッパが「10」とすれば、ピアノは「2か3」位の感じなんで楽しくないし、何と言ってもバランスが悪過ぎた。 という事でしょうがなく次のセットからはカップ・ミュートに切り替えた。 ミュートにしたら何とかサウンドし始めたんで、やっと始まったという感じでした。 紅野サンとのデュオは久しぶりで、前はどんな感じだったかと演奏しながら思い出そうとしたが全く出て来ない。多分、彼の演奏が変わった為に前のが出て来なかったんでしょう。いやー、イイ事です。 演奏は結構自分達のやりたい様にやっていたんで、聴いている人によっては分かりにくかったと思ったが真剣に皆サン聴いてくれたんで嬉しかったです。凄く久しぶりに小説家のKサンも聴きに来てくれたし、ベースの鈴木コウユウさんも来てくれた(残念ながら楽器は持って無かったが)。 ただ、ピアノの音がショボイ、、、。コレさえ何とかなってくれていたら、初めての店なんで知らなかったんですが、リーダーとして調査不足でした。 それから終った後はKサンにご馳走になり、久しぶりにいろいろと連れて行って貰いました。仕事も遊びも両方とも楽しんで追求しているKサンに会い話しをしている内に、俺も更に頑張らないとなと思った。良い刺激になりました、有難うございました!!




2004/9/19 第416回目。

 今日は長野からの帰りと、その後で人に会う約束があったんで大変でした。昨日のライブ後は皆で飲んで、結局は朝になり殆ど寝て無い状態でのツライ朝を向かえました。 地元のスタッフの人達が街に連れて行ってご馳走してくれるとの事で長野の街に皆で出かけてみた。駅前に良い蕎麦屋があるとの事で行ってみると、なかなかの繁盛店で結構イイ感じの店でした。人のおごりという事で天ぷら蕎麦を頼んでみたが、コレが結構のもんで蕎麦自体も天ぷらも美味しく一気に食べてました。地元の人は冷酒にもり蕎麦を昼からやってました。なかなかの方でしょう。俺は蕎麦湯で精一杯でしたが、、、。 食事の後はレコード屋に行き、その後は温泉へ行きました。一気に疲れがフッ飛ぶ位にイイ気分でしたが、寝てないだけにお湯から出たらクラッと来ました。 そろそろ俺の時間がまずいんでスタッフの方達に挨拶をして東京へ出発しました。 帰りは殆ど寝てました。たまに起きてはこれから会う人へ現在地や道路状況の報告メールをして、また寝てという事の繰り返しでしね。まぁ、そんなんで何とか東京へ無事到着し、待ち合わせの場所へ向かいました。 場所は久しぶりの新宿「ゆびそ」でした。 今日は11月に自分のバンドで新潟へライブ行く為のポスターのデザインを決める最終打ち合わせでした。頑張って新宿まで出てきた甲斐あって何とか形になりました。殆どが俺のアイディアで色なんかは向こうに任せるという形でやっているんで、出来上がってみないと分からない感じもあるんですが、というあえずの形は今日ので決まりました。あとはメールで2、3回やればポスターは終りです。 いやー、バンドで地方行ってライブするのにポスター作るってこんなに大変とは思わなかったですよ。でも今から出来上がりが楽しみです。




2004/9/18 第415回目。

 今日は「Jazzida Glande」で長野のクラブでのライブでした。行きで道を間違えたり等のアクシデントがあったんで着いた時間が相当遅れてしまいましたが、向こうのスタッフの人達は嫌な顔などせずに俺達を快く向かえてくれました。 とりあえず荷物も降ろしてリハーサルをしましたがステージが狭いのと、あまりバンドに店が慣れて無いので音のハウリングが凄かった。まぁ不満ばかり言っていてもしょうがないんで、とりあえずリハも無事終り何とかなりそうな感じだったんでオッケーという事になりました。 リハ後は地元のスタッフと晩ご飯に行きご馳走になりホテルに行ってちょっと休憩しました。本番は1時からという話しだったんで。 どうでもイイんですが、部屋でテレビを付けると地元のローカル番組が放送されていて、それが良く分からないんだげ不思議に結構面白かった。 そして店に皆で行ってみるとナゼかお客が少なかった。これから来るかという事でスタートを遅らせる事にしたが、時間が経つと更に少なくなっていった。どうやら皆朝まで居るのはツライ様で帰って行くみたいでした。中止という話しも出たが何人かは待っている感じだったんで5曲だけ演奏する事になりました。しかも約10人のお客サン達の前で! でも皆サン頑張って盛り上がってくれてました。それに負けない様に俺達もビール飲みながらテンション上げまくって頑張りました。おかげでアッという間に終ってしまい、逆にもの足りなさがある位でした。 良いのか悪いのかもよく分からないまま終ったライブでしたが、お客サン達は喜んで聴いてくれてたしメンバーも仲良くなれたしで結果良かったですね。とりあえず頑張りました。




2004/9/17 第414回目。

 今日は「Okada Taxi」の岡田クンの招きで「Reel People」というバンドを聴きに渋谷「DUO」に行って来ました。誰か誘ってイイという事だったんで久しぶりにベースの鈴木コーユーさんと、最近知り合った南青山「ドゥミシェルフ」(「K's Papa」のお隣サン)の人を誘って行きました。 店に着くと初めのバンドが出て来て演奏してました。(日本人のバンドでポップス的な歌物バンドでした。)まだお客の入りもパラパラといった感じで踊っている人もあまりいなかった。あまり好きな音では無かったんでビール飲みながら皆と話したりしてました。この店は高い店(ビールがコップで800円)らしいんですが、クラブ的な作りになっているんでバンドの音がつまらなければ酒飲んで話す事も出来るというイイ感じの店でした。 こうしている間にバンドの演奏が終りDJが出てきたんで、またいろんな人達(紹介されたり紹介したり)と話したりしてました。この時間になると段々と人も増えて来たり、ステージ上でも人が動いていたりと「Reel People」に向けて店がザワザワし始めてました。 そして、やっとライブのスタートです。まずは黒人の女性ボーカリストのアカペラ(2人いたが2人とも声が本当にブットイ!凄かった。)からスタートし始めバンドの音が始まるというイイ感じのスタートでした。曲もかなり格好良くバンドもかなり上手なんで、音楽好きもミュージシャンもどっちも楽しめるという理想的なバンドだった。途中1曲だけシンセをいじっていた奴がラッパ・ソロを取っていて、それがイイ感じで格好良く正直羨ましかった。うーん、俺もああいうバンドで、ああいう所で吹いてみたい!!ってね。 多分1時間位の演奏だったんだろうけど30分位に感じる位の良いライブでした。 やっぱたまには人のライブには行くもんですねー。いやー、楽しかった!




2004/9/16 第413回目。

 今日も「Jazzida Glande」のリハでした。今日で個人的にはバッチリです。もしかしたら当日のリハで1回位ボーッとして間違う事もあるかもしれませんが、この感じだったらバッチリです。後は土曜日行って吹くだけといった感じです。 という事でリハが終った後は池袋「ホット・ペッパー」にマイケル後藤サンがやっているもう1つのバンド「ザ・ジプシー・デュークス」(フラメンコ)の所へ楽器持って行きました。というのは、今度9/25土曜に池袋のフェスティバルにマイケルさんとジャズ、フラメンコの両方のバンドで出るのに、イキナリ当日ではキビシイだろうという事で勉強の為に呼んで貰いました。 「とりあえず譜面は渡すから行けそうなら一緒にやりましょう」という事でリハーサルが始まりましたが、始めてのフラメンコにちょっと驚きつつ演奏させて貰ってました。そこでまず思ったのは、ソロが今までの自分の演奏だけでは合わないということでした。明かに自分の演奏と他のメンバーの演奏が違っていて恥ずかくすら思えました。 良く聴いていると演奏しているフレーズと考え方が違う様で、それが分かってからは割と楽になったが分かった所で吹けるとは限らないんで困りました。リハの後マイケルさんにも少し教えて貰いました。おかげで考え方だけは結構分かった気がしたんで後はやるだけです。 そんな感じでステージが始まりました。このバンドは皆(ベース以外)座って演奏するんですが、俺はマイケルさんの隣で譜面を追いながら聴いてました。そんな状況だったんですが、いきなりソロを振られたり「これ一緒に吹こう」という感じでその場の雰囲気で結構吹かせて貰いました。25日にやる予定の曲もやって貰ったりして、やればやる程音楽に馴染んで行けて楽しかったです。最後のサットは同じくゲストで25日に一緒にやる踊りの方も混じって凄いライブになってました。 そして終った後は店のママさんのご馳走になり皆で飲みに連れて行って貰い、ピアノの山本啄サンとベースの矢野伸行サンと熱い音楽話しになりました。帰りは勿論また始発以上になってしまいましたが、素晴しくイイ時間が過ごせました。




2004/9/13 第412回目。

 今日は5月の終りにレコーディングで手伝った「Jazzida Glande」のライブの為のリハーサルでした。ライブは18日の土曜日ですが、今日と16日にリハをやるという事です。ラッパ的にはそんな難しい事は無いんですが、ポップスの歌物の後ろで吹く演奏と間奏のソロなんで普段とは吹き方を変えて行きました。 簡単に言えば曲の構成を頭に入れて、吹いてと言われた所で吹けばイイという事です。 ところが、個人的にはそうでも他の楽器や歌がうまく行かなかったり、(トラックと一緒に演奏するんですが)パソコンの調子が悪くなったり、更に俺がボーッとしていて入る所間違えたりとスンナリとはいかなかった。今日は何かというとマックの調子が悪かったのと、その場での構成変更でトラックを少し作り直す事が多かったのがマズイ所でした。しかも俺が次の所へ行かないとマズかったんで結局は2曲を残して終りとなりました。 まぁ、もう1日あるんで大丈夫でしょう。こっちは最低でも構成と吹く内容だけ分かれば今からでもステージ出れるからね。 そんな感じでリハが終り、その後は「FRIENDS」のコーナーでもリンクしている南青山「K'S PAPA」へ行って来ました。店の高橋サンともう1人との3人で集まりがあり、帰りは終電ギリギリでした。




2004/9/11 第411回目。

 今日はベースの佐藤マコト君からの誘いで目白のレストランへ楽器を持って遊びに行きました。前にも何度か行った事がある店だし、メンツもピアノ、ベース2人とも知っているんで本当に遊びに行くという感じでした。 ピアノの人はまだトリオ、カルテット等のコンボの経験が無く、俺が行く時は多少緊張しながら演奏している様ですが、最近ジャズのレッスンを始めたおかげで多少慣れて来ているという感じの人です。 でも一応リーダーはピアノの人なんで、曲と順番は決めて貰います。ラッパなんで殆どのメロディーは吹きますが、せっかくなんでピアノにもメロディーを弾いて貰う様にしてます。(たまにラッパ向きで無い曲があるんで。) 全部で3回セットの店ですが、休憩もちゃんとあるんで疲れるという事はあまり無いし、終った後にご飯も出してくれるしビールも飲ませて貰えるんで結構イイ感じに楽しく出来ます。 今日は朝まで昨日のマイケルさん達と飲んでいたんでツライ状況かと最初は思ったんですが、いざ始まってみると吹いていて楽しく演奏する事が出来ました。佐藤クンもピアノの人も前回やった時よりもイイ演奏をしてくれてたんで、来いてる人達も喜んで聴いている様でした。(特にマスターが喜んでくれてました。) 昨日もそうだったんですが(皆楽しそうに笑顔で演奏してましたから)、やっぱり楽しいのが1番ですね。




2004/9/10 第401回目。

 今日は浦安「ハブ」にて、ついに自身初のディキシー、ニューオリンズ・ジャズのバンドでの演奏デビューでした。バンドはマイケル後藤サン率いる「マリア・ホット・ジャズ・バンド」でした。 自分の中で出来る事や練習なんかは全てやって今日に望んでますが、やはり実際に一緒に演奏するのは始めてで、ミュージシャンもマイケルさん以外は誰も知らなかったし非常に不安だらけで行きました。 そんな中リハーサルが始まったんですが、ナント2曲やった所で店側から終ってくれとの事で終了してしまいました。あと10曲以上はやる予定ハズの曲があるのに!!うーん、これには困った。マイケルさんは「大丈夫、何とかなるでしょ!」とか言いながらメニューを見て「飲むよね!」とか言ってました(回りのメンバーも殆ど飲む様でした)。 そして飲みながら曲順を決め、曲の進行を教わったりしました。いくかの所は「雰囲気でやったり、無かったりするんでヨロシク!」という事でした。これじゃー、殆ど分かりません、、、。 そんな感じでステージが始まりました。緊張は無いんですが、「この後どうすんの?今ココで良いの?」という久しぶりのドキドキ感がたまらなかったです。個人的にはそんな感じのステージだったんでアッという間に終ってしまい、実はあまり覚えていません。ただ自分以外の皆サンは素晴しい演奏で、特にリーダーのマイケルさんの演奏が素晴しかったです。音もいろんな音を持っているし、演奏だけでなく見せる事もするし、バンドを引っ張って行く事もしていて、横に並んで演奏していてイイ勉強になりました。しかもテナー、ソプラノ、トロンボーンを完璧に吹き分けていて、そのどれもが素晴しい演奏でした。 最後は皆で店で飲みながら色々話しを聞かせて貰ったりしてました。今日は非常に楽しく勉強になった演奏で、更にやっぱ色々聴いて経験しないと駄目だなー、と実感させられましたね。




2004/9/7 第400回目。

 ココ最近は古いジャズをかなりの勢いで聴きまくってます。というのも、今週末にマイケル後藤サンという方との演奏があり、そのバンドがディキシー、ニューオリンズ・ジャズをやっているからです。 マイケルさんとは前に池袋「ホット・ペッパー」に来てくれて一緒に演奏した後にバンドに誘われました。嬉しい事にその時の演奏が気に入って貰えた様で、今回誘ってくれたと同時に、参考にと譜面やCDを送ってくれました。今はとりあえず、この音楽に慣れる為に毎日相当な時間をこの音楽に費やしてます。 実は前からディキシー等の音楽にはラッパ吹きなもんで興味はありました。CDも買いましたし、たまに聴いてもいたんで多少の馴染みはあるつもりでした。でも実際に自分でやってみると全くもって普段自分の演奏するジャズとは別で新しい音楽でした。 まずバンド・サウンドが非常に重要な様でアンサンブルのパートが多く3つ位の違うメロディーのパートがあったり、ソロのフレーズなんかも普段自分が吹かない様な物が殆どだった。 そんな訳で毎日毎日この送って貰ったCDを聴きながら譜面を見て、練習して、やるからにはディキシー、ニューオリンズのミュージシャンになるつもりでやっております。でも、コレが本当に難しいんですよね。音からリズムまで違うんだから、本当に週末にはステージ立つんだろうかと今から自分で自分が心配です。




2004/9/4 第399回目。

 今日は代々木にある「パン・ミュージック・スクール」(という名前だったと思う)にて生徒達のアレンジの課題を先生達で演奏するというレコーディングに手伝いで行って来ました。合計で5、6曲レコーディングしましたが、生徒という人達にしては自分のオリジナルを持って来たり結構イイ感じのアレンジの曲がありました。皆ちゃんと勉強して長い時間かけて曲を持って来ているんでしょうね。皆それぞれに頑張った様な感じがする物でした。 中には拍子が変わったりする曲もあれば結構難しい曲もあったりで、思わずボストン時代を思い出してしまいました。でも、そこはさすが先生バンドだけあって2、3回でオッケーになります。ラッパもメロディーが多いからミスは許されないんで常に集中力が求められるんですが、回りの皆サンも頑張って読んでいるんで負けずに演奏してました。さすがに休憩中と終った後は頭がボーッとしてました。普段はあまりやらなくなった譜面読みの演奏ですが、久しぶりでも多少は読めてたんで良かったです。 今日は皆さんの足を引っ張る事も無かったし、久しぶりの譜面読みも楽しかったし、生徒達の曲も良い物が多かったしで結構楽しめました。




2004/9/3 第398回目。

 今日は南青山「エムズ」にて自分のトリオのライブでした。久しぶりの山口(ラッパ)、紅野(ピアノ)&矢野(ベース)という約2年ぶりでのメンツでやりました。この3人で前に四ツ谷の店で月1回やっていた時があり、それ以来のこの3人という訳でした。だから今日のライブは個人的には非常に楽しみにしていた演奏です。 ところが、いざ音を出してみるとバランスが非常に悪かった。うーん、これには困った。まぁ、やっていれば良くなって行くだろうと思ったんで始めは気にしない事にしたが、セットが始まっても3人ともバラバラだった。 どういう感じかというと、ピアノが小さくベースがデカイ、ラッパのソロ中で段々と盛り上がろうがバラードだろうがバランスはあまり変わらない様に感じた。さすがにキツかったんで休憩中に話すと多少分かってくれた様でしたが、基本的には同じ雰囲気のままでした。しょうがないから俺も同じペースで吹いたら少しサウンドし始めた様に感じた。それからは、あまり盛り上がる様なソロは止めて2人に乗っかる感じで演奏してました。 何か自分の中では消化不良な演奏でしたね。自分のバンドではニュアンスやボリュームを、曲やソロ、誰が演奏しているかといった流れの中で変えて行きたいんで今日の演奏も良いのでしょうが、個人的にはあまり気に入らなかったです。うーん、やっぱ難しいです。