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農家の女性の服装について
  明治・大正期の農家の女性の服装には、使う色に、年齢によって約束ごとがありました。
 いつもかぶっていた手ぬぐいは、40歳までは白地。それ以降は、こいのぼりの柄のうすい
 濫色。60歳ぐらいからの女性は、濃い濫色ときまっていました。


田仕事姿の袖岡 貞、 平成14年1月30日写す。

このページの写真は、平成14年1月11日(金)〜2月1日(金)にかけて、
京都宝ヶ池プリンスホテルにて、 石井美千子人形作品展
昭和のこどもたち  いわくら・ふるさと舘
の中で撮影したものです。
文  田口道明・佐々木順子
野良仕事
  農家は、一年中忙しい
 ひとつ屋根の下に住む三世代が協力しなければ、家事や野良仕事はとてもこなしきれない。
 おじいちゃん、お父ちゃん、お母ちゃんは田畑に出て、おばあちゃんは家事をする。
 女の子は飯炊きや水汲みなどの炊事や子守りを手伝い、男の子は幼いうちから薪や
 炭を運んだり、田んぼに出た。



われら腕白小僧 がっこうへいこうの章・寄り道

   ジヤンケンで負かされカバン持ち      とばしっこ   なかよし、こよし              
           

「またお母ちゃんにしかられるなぁ」と頭をかきつつ、やっと家路に
つくころには、あたりはもううすぐらかった。


嫁入り風景
大正末頃までは、結婚といえば、岩倉の人どうしですることが多く、明治初期の生まれ
の人で80%以上、明治末から大正初期の生まれの人で約70%、大正生まれの人で60%
ぐらいが村内婚でした。

昭和34年頃の写真


昔はこのような風景は、あちこちで見られました。

街が、まだ町や村だった頃、子どもたちは本当に風そのものだった
のかもしれない。
駆け抜けた季節の中に、彼らの声はまだちょつとだけ残っている。

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