京都警備区域内防火栓位置之図



 明治32年9月   帝国火災保険株式会社蒸気喞筒技師
京都電燈株式会社機関技師 徳富仙太郎氏に就き機関組み立て及び取扱法に関する教授を受ける。      
 明治34年10月3日  京都市役所に蒸気喞筒設置に付中立売警察署に於て上京第二部消防手を拝命す。  









 京都を描いた地図は古くから多数作成されてきた。しかし近代的な測量成果に基づき、尚且つ、市街地の部分、御所を囲で、防火詮、河川、橋梁、電鉄線路、警鐘台、派出所及び管内の警察署を配置した地図(図面)は珍しく貴重なものと思い、
リフォムして見ました。

 The Legacy of architects from Japan's Meiji Period 管理人       
 
  この図面は古谷三代吉の残したものの、中では、異色の一枚です。
京都市営繕課のなかでもノンキヤァリアの三代吉は部署を転々とし、退職する直前は京都の市電開通のため、用地課にて区画整理を行い、この図面を描きました。
 此処に公開する図面はその直前に防火に対する整備事業として描かれました。
管理人

京都警備区域内防火詮位置之図に記載されている全ての写真及び論文の内容の
無断転用、流用、修正使用、営利目的を禁じます。