サイトリニューアルに伴い、BGMも鳴らせるようにしました。 ▼以下随時更新
このBGM,主に合唱曲がメインなのですが、私にとって思い入れのある曲を中心に選んでおります。
というわけで、ちょこっとずつ曲紹介(ていうか思い出話)をしていきたいと思います♪
いつまで続くかわかんないですが(^^;)どうぞお付き合いくださいませ…。
■□■今日のBGM ■□■
L.v.Beethoven 交響曲9番「合唱」
日本の年末にはコレ!っていうぐらい有名な曲ですね。
この曲も何回か歌ったことがあるのですが
正直言ってあまり好きではありませんでした。
まず、かなり無謀な音を要求してくること。
アルトにはアルトらしい音程の音を歌わせてよ!と何回思ったことか。
そして、ハーモニーも、私にとってはしっくり来るものではなかったということ。
重厚すぎるというかごてごてしているというか
あまり歌ってて心地いいとは思わなかった。
でも
こんなにも、「友愛」を声高らかに歌い上げた曲ってそうそうないんですよね。
最近では、「やっぱり、名曲かも…」と考え直しはじめました(笑)
G.Faure "Pie Jesu"
所属する音楽団体の演奏会で歌った「Requiem」の中の1曲。
本来ボーイソプラノが歌うとされる曲で、「慈しみ深き主よ」と歌います。
静謐な祈りの曲。
これを聴くたびに、うっとりと聴き入ってしまいます。
とてもとても静かでアルファー波出まくってしまいそうな曲なのに、心を捉えて離しません。
音楽には偉大な力があるのだと、思い知らされた1曲です。
F.Mendelssohn "Auf Flugeln des Gesanges"
合唱を知らない人でも、どこかで耳にしたことのあるメロディーなのでは?
「歌の翼に」という邦題で知られています。
流れるような前奏と、伸びやかなメロディー。
原詩はハイネによる愛の歌なのですが、なんともさわやかな感じでいいですね(^^)
中学生の頃に出あった曲で、これを聴くと当時の初々しい気持ちを思い出します(笑)。
Heirich Schutz "Cantate Domino"
これは私が花も恥らう女子高生の頃。
同じ学区に属する高校の音楽関係の部が合同で音楽祭を行うというものがありました。
それで、各校の合唱部が合同ステージを行ったのですが、そこで歌った曲。
ハインリッヒ・シュッツはドイツバロックの代表的な音楽家で
この曲「神に向かいて新しい歌を歌え」を始めとする古典的なハーモニーの美しい作品を多く残しています。
この曲、私が始めて触れたラテン語の曲かもしれない。
当時は意味もよく理解せず歌ってたのですが
「なんてステキなハーモニーなんだ!」と感動したのを覚えてます。
それにしても今思えば、こんなフレージングの難しい曲をよく歌ったもんだな。
F.Schubert "Die Forelle"
私の中の「曲は知ってるんだけどタイトルが思い出せない〜」ランキングでかなり上位にあがる曲(笑)。
最近暑くて仕方ないので、涼しげな曲を…と思って選びました。
"Die Forelle"って、日本の「マス」とは違ってもっと小ぶりの川魚らしい。
確かに…でっかいマスが泳いでるイメージの曲じゃないもんね。
ここでマメ知識。
「サケ」と「マス」の違いってご存知ですか?
どっちも生物種的には同じなんだって。
ただ、「食べておいしい」やつを「サケ」、そうでないのを「マス」というようになってたんだとか。
会社の内定者懇親会で仕入れてきたネタです(笑)。
さすが水産会社〜。
なんだか曲紹介じゃなくなっちゃったね(^^;)
J.Arcadelt "Ave Maria"
ヴィクトリア、シューベルト、グノー…
たくさんの人が「Ave Maria」を作曲してますが
アルカデルトの「Ave Maria」はシンプルでさりげない感じがして好き。
全般的に静かなんだけど、ちゃんと盛り上げどころもあるし
ハーモニーもきれいだしで
私としては歌ってて気持ちいい曲です。
この曲、もともとは宗教曲として作曲されたんじゃなくて
世俗曲として作曲されたものに後年の人が「Ave Maria」の歌詞をつけたんだとか。
へぇ。
鬼束ちひろが「いい日旅立ち」をカバーしたり
石井竜也が「君をのせて」をカバーしたりしたようなものか(違う気もするけど)?
ちなみに、今回は初の自作MIDI公開!!デス。
W.A.Mozart "Coronation Mass〜Agnus Dei〜"
大好きな曲なのでMIDI自作しちゃった(^^;)
モーツァルトの「戴冠ミサ」は、短い中にもぎゅっと濃縮された魅力のある曲だと思う。
特に最後の1曲「Agnus Dei(神の子羊)」は、華やかでキラキラしてて
ソプラノソロものびやかで
聴いていてとってもステキな曲です。
この曲をのびのびと歌えたら気持ちいいだろうな〜
A.Dvorak 交響曲第9番ホ短調op.95「新世界より」
「遠き山に日は落ちて」で有名な曲。
私、これがドヴォルザークの作曲だなんてずっと知りませんでした(汗
G.Verdi Requiem "Libera me"
ソプラノソロの詠唱で始まる、劇的な「レクイエム」の最終章。
BGMとして作ったmidiは、4部合唱のフーガの場面で
「神よ、我らを死の淵から救いたまえ」と祈る詞。
同様のモチーフが転調を繰り返しつつ展開していく様子は
明るい光の救いの手が徐々に近づいてくるような印象をうけます。