ひじき煮
(どこといって秀でることない、あったり前な味ですけれど)


《材料》

乾燥芽ひじき・・・  40g
人参・・・ 50g(中サイズのを半分くらい)
チクワ・・・ 1本
薄揚げ・・・1枚
枝豆・・・サヤを除いて50g(冷凍物でもよい)
ホウレン草・・・1/3束
出し汁・・・ 2カップ
サラダ油・・・大さじ2

砂糖・・・ 60g
醤油・・・大さじ5
酒・・・大さじ1

《調理器具》

大きめのザル・ボウル
中鍋
落し蓋

《作り方》

ひじきはサッと水洗いし、目の荒いザルで受けてゴミや砂を取り、途中水を2〜3回ほど替えながら、30〜40分ほど水に漬けてもどし、再びザルにあげて水切りする。
1の間に、人参は皮を剥いて2〜3cmの長さの細切り、薄揚げは油抜きして2〜3cmの細切り、チクワは縦半分に割り小口切り、枝豆は冷凍ならばもどしておき、サヤを除いて50gを軽量し、ホウレン草はサッとゆがいておく。

鍋にサラダ油を熱し、ひじきを入れて弱火で炒め、人参、薄揚げ、チクワ、枝豆を加えて炒め合わせる。

全体に油がなじんだら出し汁を加え、落とし蓋をして煮、アク取りする。

ひと煮立ちしたら調味料類を入れ、弱火でゆっくり煮、最後にホウレン草を入れて火を落とし、味を馴染ませる。


The ひじき煮!
・・・実は今まで一番ためらっていたのが、このオカズ。
何故かというと、世の男性が「お袋の味は?」と聞かれた場合、味噌汁以外で挙げるものに必ず入っていそうでしょ?
これほど家庭の味が試されるものはないような気がしていたんです。
しかしながら、お姑さんの作る料理に一目も二目もおいている私としては、「お袋の味より美味しくても不味くても、イメージ壊すことになったらどうしよう??」・・・なぁんて考えあぐねて、なかなか手を出しにくいものでありました。
そして気が付いたらば十ン年!

当たり前な材料に配合、改めて「これは旨い!」というようなものに仕上がったわけじゃぁないんですけど、自分自身の覚え書きに記しておくには良いかしらん?・・・と、この度レシピ集に加えてみることにしました。
夫との食卓には、まだ出したことがありません。
いつ出そうかなぁ、ホロ酔いで帰ってきた時、まだもうちょっと食べたいナの時に出そうかなぁ?

あ!そうだそうだ。
「あれば」ですけれど、コンニャクの細切り(人参と同じタイミング)も時々加えています。



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