買うより安く、買うより美味な、生チョコレート
ただしナマモノ扱い。賞味期限はせいぜい5日。保存もモチロン冷蔵庫。室温に置きっ放しは駄目であります


《材料》

クーベルチュールチョコ………250g
  *私は東名食品で「ヴァローナ / フェーブ・ピュアカライブ66」を買ってます。
   1kg入りなのが、個人利用には難点だけど、数あるチョコの中でも美味!そしてフェーブなら刻む必要がありません。
生クリーム………………………200cc
  *乳脂肪分35%くらいの低めの方が、チョコの香りと喧嘩しない
水飴………………………………20〜25g
  *なければ蜂蜜(その場合はちょっと多めに)
無塩バター………………………40g
洋酒………………………………大さじ2
  *チョコと合う順に、ラム・ブランデー・グランマニエ等(アルコールが駄目な人は抜いてもよい)
ココアパウダー…………………たっぷり
  *糖分の入ってない純正ココアを50gくらいかな?うちは気軽にバンホーテンの無糖ココアを使ってます。

《調理器具》

鍋(直径15cm程度)……………1
ヘラ……………………………木のものとゴムのものを各1
ボウル(直径18cm程度)………1
ザル……………………………1
バット…………………………中1・大1
料理用温度計…………………1
クッキングシートまたはラップ…適量
ビニール袋……………………1
アルミホイルまたはラップ………適量
保存容器………………………1(容量は600mlの物)
乾いている布巾………………………1

《作り方》

まず最初に、チョコレートと水は非常に相性が悪く、混入してしまうと分離の原因の一つになってしまいます。
各材料を入れたボウルの底は、材料を混ぜ合わせる前に、乾いた布巾で水気を拭き取ってくださいネ。
また、使用済みの器具を洗うのも、水跳ねによる水分混入を避けるため、なるべく後回しにしてくださいネ。

クーベルチュールチョコを細かく刻み、湯煎して溶かす。(35〜40℃程度)

バターはポマード状に湯煎する。

洋酒も温めておく。

鍋に生クリーム・水飴の順に入れ、縁から泡が立つ位の沸騰寸前まで熱する。

35〜40℃程度に冷えた生クリームにチョコを入れて木ベラで優しく混ぜ、更にバターを入れて混ぜる。
  (乱暴に混ぜると気泡がたくさん入って滑らかさに欠けます)

温めた洋酒を入れて混ぜる。

ゴムベラを使い、ボウルにザルを重ね、漉す。

ゴムベラを使い、クッキングシートかラップを敷いたバットに流す。

そのまま、ラップまたはアルミホイルなどをフワッと被せ、1〜2時間くらい置いて荒熱をとる。
(ここが肝心!まだ温かいうちに冷蔵庫に入れると、急激に冷やされることでチョコが分離しちゃいます)

10 冷蔵庫で5時間以上冷やす。

11 バットからチョコをだし、お湯で温めたナイフ(ただし水気を切った)で、2〜2.5cm角の等分に切る。

12 新しいバットにココアを出し、チョコを入れ、ココアを全面に付ける。

13 ココアごとビニール袋に入れ、空気を逃がさないように口を絞り、手で振ると、満遍なくまぶせる。

14 余分な粉を払いつつ密閉容器に移し替え、冷蔵庫で保存する。


普段はあまり拘らない派(ようは手抜き派)が、「これだけは!」と、気合を入れて作ってしまう生チョコです。
ただしその気合も、手元にまで伝わっちゃぁイケマセン。
激しく混ぜ過ぎたり、鍋(生クリーム)の温度が高過ぎると、分離することがあるので、あくまでコツは優しくです♪
また、冷やし固めのために冷蔵庫に入れるタイミングも、室内置きで充分に荒熱をとってから。
最初から最後まで、なにしろサイレンスな作業です(笑)。

結構沢山出来ちゃうので、少人数でしか食べない場合は、材料を半分にし、その際バットは小さいものを使ってくださいね。

ヴァローナのチョコは、ちょっと大人向けな味ですので、より口当たりが柔らかいタイプが好みな場合は、スーパーの製菓材料コーナーで売っているクーベルチュールチョコレートを使ってしまう方が良いかもしれません。
材料入手も楽チンだし、一般受けするのはこっちかな?

作るのに適している季節は、東京及びその近郊都市だと1〜3月。
バレンタインデーがあるため原材料の販売回転率もいいのか?、状態の良いものが手に入りやすいような気がしています。



お手数おかけしますが、ブラウザの[戻る]ボタンなどで戻ってくださいませ。

Copyright(C)1996 Yayoi Tsuruta
All rights reserved.
画像・文章の無断転載・転用はお断りします。