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関東大学サッカーリーグ戦 後期
2016/11/06

第21節 駒澤大学1−1国士舘大学

photo & text by Tsuyumi

種岡岐将選手「(試合を振り返ってみて)自分達が勝てばインカレに近づけ相手は負ければ後がないという試合で、試合前から相手は勢いを持ってやってくるということでそれを跳ねのける力があれば上に行けるところだったので、最初は大事にしようと監督にも言われて入ったのですが1点失点してしまい自分達から苦しくしてしまったゲームかなぁと思います。(後半にむけては監督からはどんな指示がありましたか)ここをこうしようということより一人一人のプレイに身が入っていなかったしチームの為にやれていたかと言えばやれていなかったし自分達のやることが全く徹底出来ていなかったので後半もう一度やって来いと言われ自分達もその意気込みで入った後半だったのでそんなにやられる場面もなく最後ああいう形で点を取ったのですが、あのように放り込むシーンが前半も後半も少なかったのでもっとゴールに向かってと言うのが今日出来なかったです。(思い切りの良さが今一つでしたか?)交代で入った選手も何か一つやり切れなかったとか、サイドについてディフェンスではね返してFWにいい形にはまっても中途半端に取られ相手のリズムになるとか…思い切りの無さ…点を取りに行くんだという姿勢がなかった。仮に行くんだという気持ちがあれば残り少ない時間でもああやって点とか取れるので90分を全員が意識してやれば点ももっと入るし勝てない試合でもなかった。(なんとか勝ち点1を取った感じですか)そうです、自分達は負けるとインカレに後がないという厳しい状況で同点ということより逆転をする気持ちでやっていたので1点返せたことは良かったがもう1点もぎとれないところは自分達の弱さかなぁと思います。昔の強い駒大だったらあそこで2点3点と取り返しているし相手も苦しい時間帯に自分達もあの時間帯に優位に立てないのはまだ弱さだと思いました。(次、早稲田に勝つしかないという状況ですが)そうです、勝てば……勝つために全員が一つになって出る選手、出ない選手関係なく自分達がやることをしっかり一週間準備して次の試合に向けて行きたいです。」

秋田浩一監督「(苦しい試合でしたね)相手もこれを負けたら後がないのでその割にはガンガン来たわけではなかったがうちはその分をはね返さねばいけないし厳しいかなと思う。それと両サイドが機能しないのでその代わりがいなく四苦八苦しているのが今の段階です。(両サイドが機能しなかった点については)まず動き出しが遅い。遅いなら遅いでいいが足元に早いボールもらって…特に中原はそうだがそれがうまくいかなかった。相手もこういう選手だと研究しているからあのくらいの感覚なら決められてしまう。(得点シーンについては)相手も守りに入ろうとしていたし時間も残り少なかったので守ろうとしていたのでセットプレーから早いボールを約束通り入れてゴールに繋がったのは良かった。(リーグ戦あと1試合ですが)次勝たないとしょうがない。次勝てばインカレが見えるので頑張りたい。怪我人がいる中でもやれることをしっかりやり後はディフェンス力だと思う。前からディフェンスをしっかりやれば多少失点を抑えられ、少ない点で勝ち点を拾えるのではないかと思っています。」

得点 19分:国士舘大 90分:伊勢渉(熱川徳政)

メンバー
GK:松村優太郎
DF:鈴木啓晃、伊勢渉、宮坂瑠、熱川徳政
MF:種岡岐将、大塲淳矢(70分←桑原智)、大村英哉(70分←安藤翼)、吉岡雅和、中原輝(78分←小口大司)

not use:輪島稜、菊池翔、星キョーワァン、小川礼太

警告:種岡

大谷真史選手(勝ち点1で終わりましたが)日本一を取ろうと目標をかかげているので絶対に取らなければいけない試合だったと思うし、でもそれに見合う頑張りであったり戦いであったりが出来なかった。勝ち点1を取れたことより勝ち点2を失った悔しさが…自分達のチームの不甲斐なさがあります。(試合を通してプレッシャーのかけ方については)前からプレスすると言うことは自分のところから出ることと思うしいい試合とか勝っている時の試合の時はチームの為にやれていたと思うし、自分の中で…心の中で慢心だったり迷いだったり緩みだったりそういうことを一個一個排除して行かないと自分の存在価値が無いと思うのでもう一度見直してやらねばと強く思っています。(具体的には)メンタル的な面で言えば専修戦でいい試合をしてどこかで安心感だったりスキだったりそういう所が弱さとして練習から出ていたと思うのでどんなに引き締めようと自分達中心に呼びかけたとしても自分達の中にスキがあったかもしれないし、そういう部分から潰していかなければこういう結果になると強く痛感しました。(次までの一週間でどう調整していきますか?)こういう時こそ原点に戻るというかチームが秋田監督の言われる縦に早く頑張る、全力で100%一個一個やることを徹底していかないと勝てないと思うし、自分達に実力がない、そういった部分で相手より上回らないといけないし、個人的に言えば自分が存在している意味を、自分がピッチに立っていることをもう一度考え、上手い奴はいくらでもいるので自分が出ている以上は頑張るとか体を張る部分とかを後先考えずがむしゃらにやることが自分のストロングポイントと思うのでそこをもう一度意識して練習からやっていかなければと思っています。」


伊勢渉選手「(試合立上りから意識したことは?)勝てばインカレが近づくのでどんな形でも勝とうと思って臨んだ試合でした。そんな中で前半は風下というのもあっていつもよりもはっきりしたことを徹底しようとしました。(先制された場面についてこうしていたら防げたみたいなものはありますか?)失点する前からそのサイドをよく使われていたので、もっとマークに厳しくいけるような声かけができていたら防げた失点だったと思います。(後半はどんなことを意識して試合に臨みましたか?)自分自身は何としてもここからは0で抑えて、そして2点とって逆転しようという強い思いで臨みました。(ゴールシーンを振り返ってみて)大谷さんが競って目の前にボールがこぼれてきて、ゴールまでも近かったので何としても押し込もうと思って蹴り込みました。(勝ち点1という結果については)負けるよりは良かったと思うしかないんで、次に最低限の形だけど繋がったと思います。(次節に向けての修正点、意気込みをお願いします)秋田監督がよく言ってるんですけど、1週間で技術云々はうまくなんないと思うんで、この1週間でみんなで団結して、次の試合の時に、この1週間これだけやってきたと思えるような最大限の準備をしていきたいと思います。」