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第93回 関東大学サッカーリーグ戦【後期】
2019/11/16

第21節 駒澤大学 2-0 法政大学

photo & text by Tsuyumi

得点 31分:米田泰盛、 45+1分:桧山悠也

メンバー
GK:松村優太郎
DF:真下瑞都、星キョーワァン、猪俣主真、桧山悠也
MF:江崎巧朗、横山玄徳、加々美文斗、薬真寺孝弥(87分←仲間俊亘)、米田泰盛(90+3分←藤田比呂)
FW:高橋潤哉(84分←森本ヒマン)

not use:杉本陸、松村王貴、米田大介、矢崎一輝

警告:真下、横山

秋田浩一監督「(公式戦13試合ぶりの勝利ということで)よく頑張って一生懸命やったのではないですか?気持ちもこもっていたし良かったと思います。(今日は両サイドバックを桧山と真下に入れ替えましたが)まぁ怪我人なんで前田は出られないし小幡も膝がダメだし…どうせやるなら五体満足な人がいいかなぁと…彼等もあまり試合に出ていなかったし飢えているだろうという感じです。(その采配が当たった?)当たったというよりは(選手が)居なかったからというのが現状だから…でも2人とも一生懸命やった。特に桧山はまぐれの…あんなのもう多分サッカー人生で出ないのではないか(笑)あれで勝ったというか楽になりましたから…スーパーだったのではないですか。(先制点の米田泰盛選手も頑張って走っていましたが)それは彼の良さなのでそれを捨てると使えない、それを愚直にやることが…それをつづけられる選手になったら凄いと言われる選手になると思う。その辺、格好いいプレーをしようとか俺も出来るとかではなくアレを続けられる選手になればもしかしたらスーパーになるかもしれない。(4年生の星、横山、松村らが中心に体を張って何か吹っ切れたような感じがあったが)あれが駒大のサッカーだからいいんじゃないですか?ミーティングで僕が駒大に入った40年前の話とか監督になってからの話しとか何が駒澤大で大切かを話ししてきたので。(それをしっかり体現できたと?)分からないがそういうチームにしなければ…!なろう…!という気持ちがあったのではないですか。(残り一試合ですが4年生にどういう所を頑張ってもらいたいですか)有終の美、終わりよければ全て良しになるので、大学時代の最後の試合なので悔いの残らない、俺は駒大のサッカーをやってて良かったというような試合をして欲しいと思います。」

星キョーワァン選手「(今日の試合を振り返って)そうですね、今日は皆でとにかく体を張って走って…監督からも今日は今年一番大事な試合になるという話しがあり毎回言われているのだけど、今日はそれを強い気持ちで出して臨みました。(4年生で一体感が出ていたように思えたがキャプテンとしてどう感じましたか)自分達は昨年インカレに行けて今年もそこを目指して戦っていたが現実的にその可能性がゼロになってしまい、では今自分達が何が出来るかを考えた時に残留して来年も1部で戦ってもらうことしか出来なかったのでとにかく出る4年生は各々真剣に走って戦うと言うのは意識にあってそこは自分達の覚悟が決まって皆が出来たので良かった。(5年勝てなかった法政相手に勝利ですが)個人的には昨年インカレ決勝で負けたり前に自分が退場したりいろいろ因縁のある相手だったのでそのチームに勝ったということは自分達の…特に自分はこれまでの経験で出せなかったことを相手に示せたし、水摩コーチにもお前達4年生は凄いという声をかけてもらい自分としてもそこは証明できたのではないかと思います。(今日は吠えまくっていましたね)今日は声で守ろうと自分の中でテーマを決めていて自分の中で今日のような試合をもっと早くやっていれば良かったなぁと後悔する自分になりたかったので、その通りになり本当にこんな試合をもっと前から出来れば良かったなぁと思えるような結果が出てその様なプレーが出来ました。(次の試合が最後、この一週間どのように過ごされますか)次、勝って、終わりよければすべて良しでそのような状態で臨みますので…僕が四年間こうして駒大の赤いユニフォームを着て1年から試合に出させてもらったので最後インカレに出られないが、自分が駒大で4年四年間やってきたものを出せるように、来週は練習からいい準備をして、今までお世話になった監督、先輩、後輩、仲間の為に駒澤として最後の90分を戦います。」

横山玄徳選手「(13試合ぶり勝利ですが)勝てない時があったりこの13試合とっても辛かったです。今、振り返るといろんなことがありますが(星選手が怪我で)キャプテンマークを巻くようになったそこから勝てなくなったので自分の中で責任が凄くあってやっぱりずっと苦しかったです。それは自分達の…自分の…せいなのですがでもやっぱり駒大のサッカーをやれば勝てることが分かった。それを前からやっていればと言うこともあったが、でもこの13試合勝てない中で後2試合の試合で神様が褒めてくれたのかと言うことで…本当に自分の四年間で今日の試合は残ると思うのでやり続けたらやれるという気持ちを忘れずにやっていきたい。(4年生中心に一体感がありましたが4年生で中で何か話し合いとかは?)とにかく立正戦くらいから4年生が自分からも監督からもキョーワァンからもそれに問いかけていたと言うか…その中でも勝てなかったので…でも今週はそれでも4年生の意地をテーマに一週間やってきて本当に今日は負けると苦しかったので四年目の意地が出ました!ハイ!(あと一試合ということでこの一週間どのようにされますか)とにかく自分個人としてはこの四年間、駒澤でお世話になったので…それを自分はプレー出来る立場なので…皆の気持ちも代弁して形にすることその為にこの一週間一瞬でも気を抜いてはいけないのでやりきります、毎日…!」

松村優太郎選手「(今日の試合を振り返って)本当に最高。後期初めて勝てたので嬉しくて、残留も決めれたのでそれは一番嬉しかった。(クリーンシートに大きく貢献したと思うが出来は)出来はまだ全然ダメなところもあって、キックの質とかコーチングの部分もそうだし、セットプレーのハイボールの対応とかもそうだし、課題はいっぱいある。自分としては正直、出来はそこまでよくはない。チームは良かったので、勝てたと思う。(自身の怪我の調子も気になるところだったが)腿裏が痛くて試合に出るか出ないかも微妙なところだったが監督から、出るならちゃんとやれ、と言われて覚悟を決めてやった。勝てたので監督のおかげだと思っている。(今日の試合にかける思いは)最後まで残留を決めれないまま最終節で残留が決まるという危ない形にはしたくなかったので、今日絶対に勝って、あと一試合しかないが早めに残留を決めてやるという覚悟だった。(ハーフタイムにはどのような話し合いがあったか)前半2−0だったがもう一度監督から喝を入れられた。もう一回切り替えろ、前半のことは忘れてもう一回やれ、と言われたのでゼロからやれて守り切って勝てたと思う。(最終節に向け意気込み)今日勝ったので、次も勝って2連勝で、しっかり後輩たちにも残せることをしたい。今日勝って来週負けたら意味がないので、次の試合は絶対に勝つという気持ちで、勝ちにこだわっていきたい」

米田泰盛選手「(今日の試合を振り返って)今日は残留にむけてどうしても勝点が欲しい戦いだったので先ずは勝てて良かった。(ご自身のシュートシーンを振り返って)日頃から枠に強いシュートを打てと言われているのでそれを意識して思い切り振り抜きました。(今日は米田泰盛選手が走ってこその勝利だと思いますが、チームに貢献できたという思いがありますか)自分は走力とか頑張ることしかないと思っているので日頃からそれを意識し…今日もそれが出せたので良かったと思います。(怪我などご自身のコンディションの方は)そうですね、なんとか…気持ちで。(最終節に向けての意気込みは)今日は皆でチームが一丸となって戦えたと思うので、最終節も今日のように皆走って粘って勝利をつかみ取りたいと思います。」

桧山悠也選手「(今日の試合を振り返って)後期今まで勝ってないということで今日、勝てば残留に大きく近づくのでチーム一丸となって何としても勝利を取ろうという強い意気込みで臨みました。(ご自身のゴールシーンを振り返って)孝弥さん(薬真寺選手)から素晴らしいボールが来たのでトラップした瞬間に入ればいいなぁと強い気持ちで蹴り込みました。(監督からの評価も高かったですが)とにかく決まればいいなぁと思ったので無心で振り抜きました。孝弥さんにボールが入った時、自分の前にスペースがあるということが確認出来たので思い切って攻撃参加しようと思い、オ-バーラップしました。(久々の先発でこの試合にかける思いは)前回出たのは前期の順大戦だったのですが自分のミスで失点してチームを勝たせられずそこからチームとしての雰囲気が悪くなり大臣杯も取れず後期もずっと未勝利で自分も責任を感じ、出たからには勝利に貢献してやろうという気持ちでいました。(法政の紺野選手とのマッチアップではなにか気にかけたことは)足もとが上手い選手なので一発で飛び込むとかわされてしまうので…去年のインカレの時はそれで全然ダメで相手の自由にさせてしまったので今日は粘り強く対応しようという考えでいました。(今日、髪型が坊主に戻っていたのは?)特に理由はないですが、自分自身少したるんでいたと言うか…ここで吹っ切りたいという思いがあったので気分というわけではないですが初心に返るみたいな…。(最終節に向けて)今の4年生と出来る最後の試合ですし、4年生には昨年からお世話になり今年も大変迷惑をかけてきたので最後なんとしても勝ってチーム全員で皆、笑って終えられるように頑張っていきたいと思っています。」