秋田浩一監督「(今日の試合を振り返って)良かったんじゃないかなと思う。(上武大はどうだったか)去年の1回戦も上武大だったので、同じような感じでもう少し洗練されているのかなという風には思っていた。(4-4-2で、選手も普段リーグ戦で使われていない選手を使われたが)一番は学校の試験や就職試験の問題というのが一つ。それと、試合に一番絡んでいるサブの連中は、こういう公式戦をなかなかやれないので、試しに。これから暑くなるので、今のメンツだけではちょっと厳しいかなというところもあったので。きっちりやれば勝ってくれると思っていた。(後半から何人か主力の選手を出されたが、本来ならば温存させたかった感じか)連戦なので、どちらかと言えば。でも勝負なので、勝たないと次に行けない。荒木はスタミナがあるし江﨑もあるので。荒木はあれ(得点シーン)を狙ってやったならすごいと思うし、一生出ないかもしれない。助けてもらった。(藤田和也選手、阿部耀仁選手と、1年生が2人デビューしたが)藤田は目立つ感じではないが、何でもこのくらいはこなす。なので、もうちょっと上を、高みを目指して欲しいなと思っている。阿部は使っていけばもうちょっと色々なプレーが出てくると思う。少し引っ込み思案なところがあるので、何回か試合で使ってあげるとほぐれてくるかなと思っているので、今日はサブで行ってうちがリードしたら使いたいなとは思っていた。全然違う状態で使うことになったので、少し誤算ではあったが、これも彼にとっては経験なので。(1-0という結果はどう受け止めているか)(アミノバイタルカップは)リーグ戦じゃないので、トーナメントなので次に行ければ良いかなと思っている。1日2日で修正できるかどうかは分からないし、メンバーも変わるが、もちろんダメなところは(伝える)。(もう少し戦って欲しかったというのはあるか)あります。もっと走って欲しかった。僕も歳を取ったのであまり怒らないようにしているが、もうちょっと戦って、ファイトして欲しかった。(次戦、神大戦に向け意気込み)神大とはいつも春に(練習試合を)やっていたが、最近はやっていないので、久々にやれるので楽しみ」


荒木駿太選手「(今日の試合を振り返って)最初、自分がベンチで見ている時はヒヤヒヤした部分もあった。でも「準備はしておけ」と言われていたので、出たら絶対に点を決めるという気持ちでアップをしていた。得点シーンは狙ったというとあれだが、トラップミスで。ミスはミスだが、ゴールはゴールなので、次に進めたというのは大きいと思う。(得点シーンはトラップミス?)そうですね、正直(笑)。回転がかかっていたので、(背後からのボールを右脚で)止めて、流して左脚で打とうと思っていたが、上手く(ゴールへ)行ったので。入ったので良かった。(途中出場でどういう風にプレーしようと思っていたのか)外で見ていて、裏が空いているなというのはあった。前半はデカいFW2人で、あまり裏に抜けるタイプではなかったので、苦しむ部分はあった。自分が入ったらしっかり裏に走って、ついてきたら足元で受ける、というのを考えながら入った。やっぱり裏が弱くて結構裏へ抜けられたし、ゴールはなかったがそこから何回かチャンスを作れたので、やりたいことはできたかなと思う。(駒大でもあまり途中出場は無いと思うが)4年生になって途中交代というのはあまり無いが、途中交代でも結果を出せる選手になっていかないとこれから先、使ってもらえなくなるし、サッカーで生活していくというのは難しいと思う。スタメンでも、途中出場でも結果を出せる選手になっていきたいというのはある。(交代の時、監督から何か指示は)監督からは「お前がみんなを走らせてこい」と、その一言をもらって、自分が走れば、自分が声を出せばついてきてくれるかなと思って走った。(得点直後に深井正樹コーチが「ラッキーじゃダメなんだぞ」と言っていたが)確かに自分たちは(関東)1部で戦っているわけで、ラッキーゴールでもゴールはゴールだが、上武大相手に3点4点と点差をつけて勝っていけないと、これから1部で優勝を目指していくとなったときに、今のままじゃ絶対に苦しい。次の神大は関東2部だが、自分たちのサッカーをやれば絶対に点も取れるし勝てると思うので、頑張っていきたい。(順大、慶大など1部のチームが負けているが)自分たちは1部で戦っているので絶対に負けちゃいけないし、(試合に)入る前にみんなで気持ちを引き締めて駒大らしくサッカーをしよう、というのはずっと言っているので、それが出来ていればこんな試合にはならなかったと思うし、今日は少しその部分で欠けていたかなというのは感じた。次の神大は、駒大らしく、仲間のために戦っていきたい」


岩本蓮太選手「(ゲームキャプテンとして意識したことは?)下級生が多く4年2人で雰囲気とか皆んなを引っ張って行こうと思った。
(今日の試合を振り返って)初戦で難しい試合でしたがトーナメントなのでまずは勝てて良かったと思います。(前半をスコアレスで終えたことについては?)裏取られたり、キーパーと1対1作られる場面が危なかったですけど、失点しなくて良かった。(今日の試合からの課題は?)日頃あまり出でないメンバーだったがチームとしてやることは変わらないので、前からのプレスやサイドからの攻撃を増やして決めきらないといけないと思った。(次戦へ向けて)また気を引き締めていい準備をしてチーム皆んなで勝ちに行きます。」


藤田和也選手「(デビュー戦スタメンで意識したことは)今日デビュー戦で1番意識したことは小さいことをしない大きくはっきりとしたプレーを意識した。(今日の試合を振り返って)今日の試合を振り返ってみて奪った後とか攻撃のテンポが悪く縦に早い攻撃が少なかった。バックラインがボールを持ってる時あまり相手は寄せて来なかったのでもっと落ち着いてプレーできた場面が多くあった。(ご自身のプレイで評価出来た点、課題となった点は?)今日の自分のプレーは課題が多くでた。まず繋げるところを慌ててクリアしてまた相手ボールにしてしまったこと。ラインの押し上げが遅いのと味方とのコミュニケーションが全然とれてなかったこと。あと前半に一本裏をやられキーパーと1対1にしてしまったやつはDFとしてやってはならないことだった。(ご自身のストロングポイントは?)自分のストロングポイントはセンターバック、ボランチ、サイドバックをできること。(次戦へ向けて)次戦の神奈川大学戦は試合に出るとなったら声をもっと出し続け走り負けず全力で出し切ります。」


得点 86分:荒木駿太(深澤颯人)

メンバー
GK:深澤颯人
DF:岩本蓮太(64分←相澤佑哉)、野村天真、小針宏太郎、藤田和也
MF:辻稔貴(60分←島崎翔輝)、上野正騎(69分←荒木駿太)、仲田瑠(88分←江﨑巧朗)、小島心都
FW:宮崎鴻、田海寧生(51分←阿部耀仁)

not use:石綿樹、猪俣主真、松本ケンチザンガ、土信田悠生

警告:野村

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「アミノバイタルⓇ」カップ2021 第10回関東大学サッカートーナメント大会
2021/07/11

1回戦 駒澤大学 1-0 上武大学

photo by Kitada