■ワイン(赤/白)

ワインなんてそんな本格的な調味料使わないよーって言う人もいるかもしれませんが、飲み残しなんかを利用してうまく使えば以外とお手軽な調味料です。僕は主に洋風スープに入れたり、肉の下味付け用の漬け汁に使ったりしてます。
使った効果についてなんですが、まず一つ目にワインの味がつく事があります。日本酒に似ていますが、特にスープなどに入れると独特の風味がつきます。これは入れるだけで随分と本格的な味付けになるので試してみる価値はあると思います。また、もう一つの効果として肉の臭み消しが有ります。特に安い牛肉などは普通に煮ただけでは臭くて食べられない事が多いので絶対必要です。それと赤と白の違いですが、白は甘みの様な風味をつける効果が強く、鳥肉の下味付けや野菜のスープなどの薄い味付けの物にあっています。その代わり臭み消しの効果は弱いのが難点です。それに対して赤は渋味が強く風味がきつく、濃い味付けのスープ(ブラウンソース等)でないと使いにくいですが、その代わり臭み消しの効果は非常に高く、レバーや牛肉を使った料理(ステーキ、スープなど)の下味付けに最適です。
このように意外に使えるワインですが、僕のように毎日スープに入れるとなると,飲み残しでは足りなくなって買いに行かなくてはならなくなります。それで、いざ買うとなるとどんなワインを選べばいいか結構迷う所だと思うんですよ。基本的には一番安い\400くらいの国産メーカーのワインで良いのですが、特に赤ワインは渋味が命なので安い輸入物(\700くらい)を探してくる方が良いような気がします。最近は国産のワインメーカーが蒲萄の品種別にワインを出しているのでこれらを使って比べてみるのも良いかもしれません。
僕は個人的にワインが好きなのでかなり偏った評価になっているかもしれませんが、ワインを調味料に使う事はかなりお勧めです。是非皆さんも試してみてください。

■ワインビネガー

洋風のドレッシングを作るときに欠かせないのがワインビネガーです。要するにブドウから作った酢なので、ワインと同じように赤と白があります。使い分けとしては、ドレッシングなどに使うなら白の方が味がすっきりしていて使いやすいと思います。それに対して赤は同色のワインと同様に渋みがあるので、臭みのある肉や油ものにかけると合います。
また、その他の用途としては、アツアツの揚げ物や焼き魚、ステーキなどにかけるレモン汁の代わりにかけるのも結構いけますね。オーソドックスな所では、マリネ(洋風の酢油漬け)に使ってみたり、ピクルスを作るのに使えます。
ワインビネガーなんていうと何やら手ごわそうなイメージを受けると思うんですが、「味の濃いものにかける」という使い方をすれば、意外に何でも使えます。確かに国産の穀物酢などでも代用が利く場合が多いんですが、特に洋風マリネやステーキソースなどに使うときはワインビネガーでないとちょっとキツイ事もあると思うので、ちょっと興味を持った方はひとまず買ってみてどんどん試してほしいです。
ちなみに洋風の酢としては他にシェリービネガーやウィスキービネガーなどがあり、微妙に味が違うのでいろいろ試してお好みの味を探すのも楽しいかもしれません。