意外に簡単なパスタのススメ。
パスタといえば、いわゆるスパゲッティとかマカロニとか言うあのイタリアの麺の事ですよね。このごろはすっかりイタリア料理が定着してきたおかげか、近所のスーパーでもいろんな種類のパスタを見かけると思います。このパスタですが、一度作り始めると作り方も簡単で、ソースのバリエーションを変えていけば毎日でも飽きません。また乾麺タイプのものであれば保存も効くので、一人暮らしにも向いていると思います。そういうわけで、最近普通の料理に飽きてきたというそこのあなた!パスタに挑戦してみましょう。
何にせよ、パスタを茹でる事ができなければどうしようもありません。しかも突き詰めると茹で方一つでも味が変わります。そんなわけでとりあえず茹で方をマスターしましょう。
ポイントがいくつかあるので、それをこれから解説します。
まず大鍋に70%くらい水を入れる事の意味なんですが、まず水が多すぎると茹でている間に大鍋の中身が吹き零れてしまうので駄目ですよね。だからといって水が少なすぎると、今度はパスタが鍋の中で上手く「泳いで」くれないので茹でムラができてしまいます。そういうわけで、もしこれらの問題を防げるのであれば、別に70%くらいという数字にこだわる事はないので、自分の一番良いなと思う水量で茹でてみて下さい。
次はパスタの硬さについてです。良く世間では『アルデンテ(パスタの中心部が髪の毛の硬さくらい?)』というのがベストの状態だって言いますけど、そんなの初めて作った時は分からないですよね。実は僕も今でさえよく分かってません。それでどうやってその『アルデンテ』を知るかなんですが、はっきり言ってしまうとその辺のパスタ屋に行って調べてくるのがベストです。僕は一時期、いくつかのお店のパスタを食べてだいたいの硬さを覚え、家に帰ってからその硬さにするにはどのくらいのところで茹でるのをやめれば良いかという事を調べました。それで何とか自分なりの基準はできたのですが、それを文章にして書くのは難しいです。まあ結局のところは、各人で頑張ってつかんで欲しいところなわけです。ポイントとして書ける事は、お湯から出しても予熱で中に熱が通るので、気持ち早めにお湯から出す事くらいですね。
ついでに書いておきますが、もし吹き零れがひどくて非常に困ると言う人には、幾つかの対処法があります。
最も効果があると思うのは、いわゆるレンジガード(てんぷら等をした時に油飛びを防ぐための、アルミ製の屏風みたいなやつ)を使う方法があります。これを鍋を囲むように置くだけで不思議な事に吹き零れが起こりにくくなります。ただ、うまくいくかどうかはコンロの状態なんかに左右されるので、うまくいったら儲け物くらいの感覚で試して見てください
もう一つの方法はもう少しお手軽で、水が沸騰した時に植物油をちょっと滴らしてみる方法です。これをやると、少しだけ吹き零れしにくくなるそうです。僕も一時期やっていたのですが、何となく効果があるような気がしました。まあこれも駄目モトって事で、吹き零れに困ってる人は試しにやってみる事をオススメします。
と、こだわらなければそんなに作るのが面倒なわけではないパスタなんで、興味のある方はじゃんじゃん挑戦してみましょう。それでは、続きはソース編で。