<白夜通信>  ・ 21世紀瓦版
~「底が抜けた」時代の歩き方~
 3・11後というものはどこにもない。戦後をどのようにつくりだすかが問われてきたように、
 3・11後もつくりだされなければ、問いつづけなければ、我々は3・11後を生きることはない。
 したがって、いま我々がなすべきことはあらゆる3・11を問うことであり、その問いの隆起の
 なかで3・11後がかたちづくられていく以外にない、と考える。3・11後に3・11が乗り超え
 られねばならないとすれば、同様に3・11の中の我々自身も、3・11からはみだしつつある
 我々自身へと越境しながら、3・11後を生きる感覚と歩行を培っていかなくてはならない。
 我々の未来と希望は、我々の外にあって我々と対立しつづける知と技術の自己運動性にで
 はもちろんなく、原初へとたえず立ち返ろうとする我々の深さの中に埋もれているはずだ。そ
 こへ向かおうとする吐息を下記の文章から感じ取ってくださるなら、これ以上の喜びはない。
                                        <白夜光虫>
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書籍の紹介
これまで上梓した書籍を紹介しています。
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急告!!
 ○「死んで貰います」の日米戦争-「情」の大東亜戦争「理」の太平洋戦争-A4版全56頁 1000円(税、送料込み)
 ○「三島由紀夫と松下昇-活字の世界の向こうへ-」  A4版全102頁1000円
 ○「空の空」の戦いに命をかけた三島由紀夫-誠の大狂気なり-  A4版全72頁1000円
 ○戦えなかった文学-菅谷規矩雄の大学闘争  A4版全44頁1000円(税、送料込み)
 ○「無知と欺瞞の戦後70年(1)」-A4版144頁
   「無知と欺瞞の戦後70年(2)」-A4版84頁        各1000円(送料別)
 
 以上、パンフを発行しました。
21世紀瓦版 ……朝日新聞・誤報記事問題を公開しています。
  1号~40号(すべて公開)
  最新号(~86号) 1号~100号
「白夜通信」 ……
  最新号 800号 750号 700号 650号 600号 550号以前
  ソクラテスとの「21世紀の対話」 

21世紀瓦版の目次を順に公開していきます。(2575号まで 2019.12.28更新)
  緊急号-10~12で 天安門事件、-13~16、18と19で 香港デモ及び-17で トランプに関する論考を追加しました。



 
バックナンバー
●21世紀瓦版
1号~40号 公開!!
1号~100号
●〈白夜通信〉 公開号
726-三島由紀夫の…
734-三島由紀夫と
741-60年安保闘…
748-「テレビ共同体…
816-「ソクラテス…」(1)
821-「ソクラテス…」(6)
827-「ソクラテス…」(12)
830-「〈北川透〉…」(1)
836-「〈北川透〉…」(7)
№001~№487
読者の皆さんへ

本年2011年1月、事務所開設に伴い、「21世紀瓦版」(13号までは「わくワク塾通信」)を新しく発行
することにしました。当初、月一のペースで周辺に配布していましたが、3号の発行を準備中に東日本
大地震~原発事故が起こり、16年前の体験を踏まえながら、その問題に全面対応することを決意して、
今後週二のペースで発行していく予定です。就きましては、41号から1号当たり50円の直接予約購読性
にし、千円単位(送料300円)でお送りすることにします。40号まではこちらに掲載していますので、自由に
ご覧になって判断してくだされば、と思います。
そして、「21世紀瓦版」発行を機に、直接予約購読性の白夜通信の601号から1号当たり100円とし、
これも10号パックの千円でお送り(メールで配信)することにします。
白夜通信の従来の購読者については、1月から12月まで発行の白夜通信に加えて「21世紀瓦版」をお
送りいたします。 瓦版(A4、2頁)、通信(B5、ほぼ11頁)です。

以上の件、読者の皆さんに報告をいたします。      2011年5月3日

                                      村 尾 建 吉
新着!! トランプ米次期大統領に関する瓦版~緊急号を公開しました。
瓦版 緊急号-暴君に支持されて勝利した新米大統領の品格 (2016.11.13)
<お知らせ>
 これまで送料無料でお送りしていましたが、このたび300円の送料をいただくことになりました。
 大変心苦しい限りですが、何とぞよろしくご理解のほどお願いいたします。
 【購読に関する案内】
 ※次の口座へ振込をしてください。
     郵便振替口座01180-6-1133   ℡&Fax 078―575―5870

 
※21世紀瓦版、白夜通信とも千円単位で申し込みください。
   通信欄に受信アドレスを必ずご記入ください。(メール配信を基本とします。)
NEW!!
・〈考える会〉~としての取り組み(1)  A4版 全72頁 1,000円
  このたび新たに刊行しはじめました。
・21世紀瓦版  3・11〈へ から〉の発言(一)~(16)

○A4版 これまで発行してきた瓦版を50号ずつまとめて冊子にしました。
  1部 1,000円(税込み)で取り扱います。タイトル等は下記一覧のとおり。順次発行します。
このたび ソクラテスとの「21世紀の対話」 を刊行しました。
○A4版 全99ページ(400字原稿用紙で約600枚)
○1部 1,000円(印刷物にて送付。送料300円)で取り扱います。
 購読(申込み)については上記の案内をご覧ください。
 なお、通信欄に 「郵便番号・送付先住所・氏名・連絡先(電話番号)」 を明記ください。
 (内容)
 ・魂は魂にしか働きかけない
 ・ソクラテスとの対話は「プラトンの筆によって永遠の生命を得た」か
  ・すべてに潔白すぎる者ほど、危険なものはない
  ・書かれる言葉は「魂の中に書きこまれる言葉」とは無縁である
  ・言葉は人との関係の中でその生命を発現しなくてはならない
  ・ソクラテスが対話する「ただ一人の人間」は「万人」に通じている
  ・「ソクラテスはリテラシーの普及を阻もうとする戦いに敗れた」のか
  ・知の組織化、制度化の中で息の根を止められたソクラテス的対話
  ・対話よりも〈対話の不可能性〉を感じさせるプラトンの対話篇
  ・問答の終盤で「今は急ぎの用」でとそそくさと立ち去るエウチュプロン
  ・「魂の強さ」というものは一体、どこからやってくるのか
  ・2500年の時を超えて大学闘争に射し込むソクラテス的な知
  ・構内を走りながら「人間はいないか」と叫んでまわった大学闘争
  ・話し言葉と書き言葉の隔絶に踏み入っていく〈一枚のビラ〉
・吉本隆明の「思想の言葉」と三島由紀夫の「行動する言葉」第一部
  ○A4版 全45ページ (400字詰め原稿用紙で250枚) 500円
・吉本隆明の「逃亡する思想」と三島由紀夫の「行動の本気」第二部
  ○A4版 全74ページ (400字詰め原稿用紙で430枚) 1,000円

 ・〈北川透~『あんかるわ』〉の未来からの埋葬(1)~(13)

  ○A4版 全76ページ ※通信№830~№842をまとめたもの
 ・〈北川透~『あんかるわ』〉の未来からの埋葬(14)~(24)
  ○A4版 全76ページ ※通信№843~№853をまとめたもの
 ・〈北川透~『あんかるわ』〉の未来からの埋葬(25)~(37)
  ○A4版 全76ページ ※通信№854~№866をまとめたもの

・「松下昇と芹沢俊介」の〈誤読〉のテーマが垣間見せた思想~表現的不能性
 ―なぜ「4・11問題」は一幕 上演で打ち切られたのか     A4版 全107頁 1,000円

・〈自主ゼミ〉~{自主ゼミ}とはなにか(1)-人 事 院 審 理 ~ (一)A4版 全78頁 1,000円
・〈自主ゼミ〉~{自主ゼミ}とはなにか(2)-人 事 院 審 理 ~ (二)A4版 全78頁 1,000円
・〈自主ゼミ〉~{自主ゼミ}とはなにか(3)-人 事 院 審 理 ~ (三)A4版 全78頁 1,000円
・〈自主ゼミ〉~{自主ゼミ}とはなにか(4)-人 事 院 審 理 ~ (四)A4版 全78頁 1,000円
・〈自主ゼミ〉~{自主ゼミ}とはなにか(5)- 〈 〉に対する全国捜索 A4版全72頁 1,000円
・〈自主ゼミ〉~{自主ゼミ}とはなにか(6)-京大自主ゼミの〈三〉年間A4版 全76頁 1,000円
・〈自主ゼミ〉~{自主ゼミ}とはなにか(7)-ドイツ語の本~  (一)A4版 全76頁 1,000円
・〈自主ゼミ〉~{自主ゼミ}とはなにか(8)-ドイツ語の本~  (二)A4版 全76頁 1,000円
・〈自主ゼミ〉~{自主ゼミ}とはなにか(9)-A367空間の{占拠}(一)A4版 全80頁 1,000円
・〈自主ゼミ〉~{自主ゼミ}とはなにか(10)-A367空間の{占拠}(三)A4版 全72頁 1,000円
・京都大学教養部ドイツ語自主ゼミ~{ドイツ語の本}  A4版 全64頁 1,000円
 ○購読については上記の案内をご覧ください。 
2 1 世 紀 瓦 版 
発 行 日 タ イ トル-新着順クリーム色の号はクリックすると自由に閲覧できます・・・PDFファイル)
2016.11.13 緊急号-暴君に支持されて勝利した新米大統領の品格
2019.12.19 緊急号26-昨年英BBC放送の伊藤詩織さん事件の「Japan's Secret Shame」
2019.12.11 緊急号25-「心が温かい人だった。偉大な人を亡くしてしまった」
2019.12.11 緊急号24-虫や蝶の観察が好きで「ファーブル先生のような生活をするのが夢」
2019.11.30 緊急号23-区議会議員選挙のもつ意味と民主派圧勝の「香港のその後」
2019.11.19 緊急号22-明白な憲法第15条2項(公務員は全体の奉仕者)違反の「桜を見る会」
2019.11.11 緊急号21-「デモからレジスタンスへ」持続~跳躍する香港デモ
2019.10.19 緊急号20-路上生活者の「その日暮らし」という生きかた
2019.10.11 緊急号19-ウイグル民族文化消滅を加速する中国共産党の弾圧
2019.08.29 緊急号18-香港のデモは「第二の天安門」として現出するか
2019.07.23 緊急号17-トランプの「火遊び」に世界は付きあってはならない
2019.06.28 緊急号16-天安門事件30周年や香港デモに口をつぐむ日本
2019.06.27 緊急号15-香港デモ勝利が向かう先
2019.06.26 緊急号14-「デモ参加で休止」する香港の成人向けサイト
2019.06.25 緊急号13-香港の自由と自治を崩壊させる逃亡犯条例改正案反対200万人デモ
2019.06.07 緊急号12-中国は天安門事件を消せるのか?~国にとどまった元学生リーダー
2019.06.06 緊急号11-中国は天安門事件を消せるのか?~19歳の息子を失った母
2019.06.05 緊急号10-中国の「天安門事件」とは何だったのか?
2019.05.16 緊急号9-反撃の習近平。米にキレた中国が目論む「新・国連」結成の現実味(続)
2019.05.15 緊急号8-反撃の習近平。米にキレた中国が目論む「新・国連」結成の現実味
2018.05.17 緊急号7-改竄(かいざん)問題に関する行政府の「責任」を問う憲法第66条第3項
2018.05.16 緊急号6-「日本を仕切る力」を失いつつある日本の政官双方
2019.11.28 2575号-中国製の監視システムが民主主義国にも輸出されている深刻な問題
2019.11.27 2574号-アート専門家の「自律的判断」で展示内容が決定される美術展の原則
2019.11.26 2573号-「政治的中立性に触れる」教育の虚構が覆っている日本の学校現場
2019.11.25 2572号-在米韓国系市民団体とJR西日本の低劣さを露呈した横尾忠則作品
2019.11.24 2571号-日本で表現の自由を強く脅かす「集団的な自己検閲」
2019.11.23 2570号-「不自由な鑑賞」を余儀なくされた再開・不自由展
2019.11.22 2569号-「天皇の写真を燃やしている!」映像を創作と理解できない日本人
2019.11.21 2568号-十分「政治的」かつ「論争的」だった不自由展以外の展示作品
2019.11.20 2567号-町中で展示されねばならなかった「表現の不自由展・その後」
2019.11.19 2566号-中止後のフォーラム開催と同様、開幕前の議論も必要だった不自由展
2019.11.18 2565号-「表現の不自由展・その後」が提起している問題はなにか
2019.11.17 2564号-身体を喪失していく「書くことの権力性」
2019.11.16 2563号-小説の中で登場人物として「書かれる」ことの問題
2019.11.15 2562号-「人権への配慮」の欺瞞も「真実暴露の悪意」も否の「石に泳ぐ魚」問題
2019.11.14 2561号-文学は文学を文学の力で支えることはできない
2019.11.13 2560号-文学作品を規制する司法を文学も規制するようにならねばならない
2019.11.12 2559号-畏敬の念で書いた文章が公表されて弯曲していくことの文学の問題
2019.11.10 2558号-作品がモデルの人を最大の最初の読者にしえないことの文学の問題
2019.11.09 2557号-文学は「表現の自由」のためにどこまで戦えるか
2019.11.08 2556号-本人ではなく本人が選択していく「過程」に寄り添うこと
2019.11.07 2555号-「生きているという実感」を失った延命治療の無意味
2019.11.06 2554号-障害者になって「新しい人」として新しい世界を生きていく希望
2019.11.05 2553号-「命は長さじゃない どう生きるかだよ」
2019.11.04 2552号-患者の意思表明が不可能な植物状態でも最期を迎えられない時代
2019.11.03 2551号-自分の人生に納得した「自死という生き方」について
2019.11.02 2550号-生の自己決定に匹敵する死の自己決定の重要性
2019.11.01 2549号-「生」は決断を強いないが、「死」は必ず決断を強いる
2019.10.31 2548号-生よりも死の方が大きな問題になってしまった時代の安楽死問題
2019.10.30 2547号-いくら患者のためと安楽死幇助を引き受けても悔恨や罪悪感は残る
2019.10.29 2546号-「安楽死に対する何か独特の拒否感」がある日本社会の恐ろしさ
2019.10.28 2545号-合法的な安楽死について議論しない日本の医療の現状
2019.10.27 2544号-国境を越えて受け継がれていく「死と仲良くする方法での弔い」
2019.10.26 2543号-人類史上最大規模の子供の集団生贄の儀式が行われていた南米大陸
2019.10.25 2542号-精神はその形見が骨等の具体的なモノに変わるとき確実に存在する
2019.10.24 2541号-「兵隊の死ぬるやあはれ とほい他国で ひょんと死ぬるや」
2019.10.23 2540号-軍事戦以上に精神戦で本当に敗戦した日本
2019.10.22 2539号-陸軍への政治家や財界人の抵抗を殺ぐことになった2・26事件
2019.10.21 2538号-「決起部隊も天皇陛下の赤子なり 彼らの言い分にも理あり」
2019.10.20 2537号-天皇の威信が確立できていない軍隊で起こった2・26事件
2019.10.19 2536号-爆撃側にとっては殺戮を意識せずにいられる現在の戦争
2019.10.18 2535号-自分がまだ発していない声と言葉の前では誰でも吃音である
2019.10.17 2534号-「生命なくしては飛躍もない。飛躍なくしては革命もない」
2019.10.16 2533号-「時局の様相に基づく判断を行政に丸投げした国家総動員法」
2019.10.15 2532号-戦後日本の暴走する巨大プロジェクトに翻弄される反復の原因は何か
2019.10.14 2531号-作っている物も目的も知らないプロジェクトの作業者への敵対関係
2019.10.13 2530号-長期的視野の構想の不在のまま短期決戦に臨むしかなかった日本
2019.10.12 2529号-屈辱的な「合理的な判断」を求めていなかった当時の日本人の「現実」
2019.10.11 2528号-41年12月8日の日米英開戦における「合理的な判断」とは何か
2019.10.10 2527号-戦前日本の同じ植民地の親日国台湾と反日国韓国の違いの由来?
2019.10.09 2526号-事前にクーデターの情報を入手した海軍はなぜ阻止しなかったのか
2019.10.08 2525号-陸軍青年将校たちの国家改造クーデターを七日前に把握していた海軍
2019.10.07 2524号-2・26事件で反乱を超えた大規模な内戦まで想定して備えていた海軍
2019.10.06 2523号-ガダルカナル戦での陸海軍の対立がもたらした一木支隊の全滅
2019.10.05 2522号-敗戦直前・後の日本全国に投下された49発の「模擬原爆パンプキン」
2019.10.04 2521号-作戦に「かなり主体的に関わっていた」昭和天皇
2019.10.03 2520号-「ヨーロッパの神が勝ち、日本の神が負けた」という折口信夫
2019.10.02 2519号-明治維新で達成できなかった政治主体としての国民育成の課題
2019.10.01 2518号-「教育が国民をつくる」→「戦争が国民をつくる」への日清戦争時の転換
2019.09.30 2517号-「同じ時間軸を経て成立している動的平衡の中に」ips細胞は参加不能
2019.09.29 2516号-分解と合成のサイクルを反復して高次元の安定を作りだす「動的平衡」
2019.09.28 2515号-真理が決定される前の力の混沌から、暴力的に「不意に現れる」真理
2019.09.27 2514号-「人は混沌たる中にあらゆる物を持つてゐる」
2019.09.26 2513号-エントロピーが増大する無秩序から「次の秩序への転移がおこる」
2019.09.25 2512号-日本を巻きこむ大阪での中国人集団の「愛国デモ」
2019.09.24 2511号-令和時代で深まっていく平成の「混沌」
2019.09.23 2510号-「聖なる存在」として超越した明仁天皇皇后が新天皇皇后に残した課題
2019.09.22 2509号-令和よりも平成時代に向けられていた中身のない「空虚」さ
2019.09.21 2508号-引退したイチローが取り組む米国選手による「頭を使う」野球
2019.09.20 2507号-イチローにとって「本当に小さな事にすぎない」記録や業績
2019.09.19 2506号-アメリカでイチローの「頭を使う野球の面白さ」は受け入れられたか
2019.09.18 2505号-元号ブームが映しだした日本の内向きの「誇り」
2019.09.17 2504号-1964年のオリンピック開催以降、西暦年へ移行した日本社会
2019.09.16 2503号-国政選挙初の重度障害者議員の誕生は「令和」を貫く象徴となりうるか
2019.09.15 2502号-令和時代初の参議院選で注目されている障害者問題
2019.09.14 2501号-世界一高い供託金を払わなければ立候補できない日本
2019.09.13 2500号-議論ができない、してはならない日本の選挙制度
2019.09.12 2499号-主権者の権利に当然伴う義務を主権者に問う「選挙権免許制度」
2019.09.11 2498号-国民主権の暴走を抑止する「選挙権免許制度」を導入せよ
2019.09.10 2497号-「選挙をするたびに国が狂ってゆく」日本の選挙
2019.09.09 2496号-政府促進の神仏分離に国民が率先した廃仏毀釈の徹底的な破壊
2019.09.08 2495号-「鏡を介しての天照大神と天皇の神人合一」の想念から超歴史主義へ
2019.09.07 2494号-三種の神器の鏡に永遠に映しだされている天照大神
2019.09.06 2493号-天照大神が鏡に映った自分を見て「ハツと」したこと
2019.09.05 2492号-雅楽ではなぜ巨大な重低音太鼓が鳴り響かされるのか
2019.09.04 2491号-舞う自分と自分の舞う大地に水をやり、見物客にも水を注ぐ神楽
2019.09.03 2490号-「序・破・急」の段階順に速度が増していく荒々しい原初の素朴な舞
2019.09.02 2489号-〝神は細部に宿る〟ように〝命も細部に宿る〟
2019.09.01 2488号-植物に水をやりながら枯れかかった自分の心にも水をやっている
2019.08.31 2487号-できるかどうかではなく、やりたいかどうかから底力が湧いてくる
2019.08.30 2486号-生き甲斐を見つけた地元に仕事がなければつくりだす気概
2019.08.29 2485号-男性の生殖器が同時に排泄器でもある事実をどう考えればいいのか
2019.08.28 2484号-〝人間の解剖はゴリラの解剖のための鍵〟としてのタテカン~寮問題
2019.08.27 2483号-吉田寮生を相手に現棟の明け渡しを求める訴訟を提起した京大当局
2019.08.26 2482号-タテカン~学生寮問題相手の「総長賭博」
2019.08.25 2481号-今や立て看1枚ない大学の現状に異議を申し立てよ
2019.08.24 2480号-タテカンの不在の現場性はどう展開されていくのか
2019.08.23 2479号-京大本部棟裏に撤去されていくナチ収容所の如き「タテカン墓場」
2019.08.22 2478号-京都の風物詩であった京大の立て看はなぜ撤去されてしまったのか
2019.08.21 2477号-「天皇は祈っていればいい」では存続できない象徴天皇制の問いかけ
2019.08.20 2476号-皇族が誰も出席しなかった政府主催の「明治維新150年式典」
2019.08.19 2475号-30回続いた平成のお言葉に感じる天皇皇后の「より深く静かな覚悟」
2019.08.18 2474号-「平成時代の総括」として大量処刑されたオウム死刑囚
2019.08.17 2473号-国民一人一人との「直接つながる関係」の中で民意に触れてきた行幸
2019.08.16 2472号-「人間宣言」を被災地で行使していた「ひざまずく」天皇と皇后
2019.08.15 2471号-昭和時代と異なる新時代を切り拓く課題を要請されていた天皇皇后
2019.08.14 2470号-被災者にひざまずく平成の皇室を象徴するスタイルの確立
2019.08.13 2469号-「先祖になる」ために病原菌と死闘を繰りひろげている植物
2019.08.12 2468号-「よみがえった…『奇跡の一本松』」の根本的なおかしさ
2019.08.11 2467号-「場所」を知っている種は、「時の流れ」も知っている
2019.08.10 2466号-「うらを見せおもてを見せて散るもみじ」
2019.08.09 2465号-十薬(じゅうやく)とも呼ばれてきた重宝なドクダミの万能薬ぶり
2019.08.08 2464号-指令センターのない植物の変幻自在な問題解決のしかた
2019.08.07 2463号-光合成をやめた植物が生える場所こそ森の聖域である
2019.08.06 2462号-「近くの樹木から根を通じて栄養を得ている」飢餓状態の切り株
2019.08.05 2461号-植物は人間を無視できるが、人間は植物なしでは絶滅する
2019.08.04 2460号-光合成や窒素固定のように無から有を生み出して生存する植物
2019.08.03 2459号-心中にいつ芽になるか、どう育つかわからない種を一杯かかえる人間
2019.08.02 2458号-花の咲く高等(顕花)植物、花の咲かない下等(隠花)植物という分類
2019.08.01 2457号-「脳みそを使っている人」と「使っていない人」の違い
2019.07.31 2456号-「より幸福な社会を構想する」に必要な「経済指標を超えた思考」とは?
2019.07.30 2455号-言葉の通じない外国人労働者を対等な人間として受け入れられるか
2019.07.29 2454号-日本国憲法そのものを根底からぶっ壊す安倍政権の改憲案
2019.07.28 2453号-「経済指標を超えた思考が必要」な低成長時代
2019.07.27 2452号-「外国人労働者」が日本社会に突きつけている根本的な問題
2019.07.26 2451号-低成長にあえぐ日本にとって「外国人労働者」問題とは何か
2019.07.25 2450号-誰もがまねできない「オリジナリティを追求」する研究の楽しさ
2019.07.24 2449号-自発的に集まって組み上がる分子の「自己組織化」のしくみ
2019.07.23 2448号-「食べる」「太らせる」といったブラックホールの表現
2019.07.22 2447号-ブラックホールはどこにあるのか
2019.07.21 2446号-「月面に置いたオレンジ写真」のようなM87ブラックホール撮影
2019.07.20 2445号-素粒子どうしが力をおよぼしあう関係を構造化した「超ひも理論」
2019.07.19 2444号-宇宙空間が膨張していることの意味をどう考えるか
2019.07.18 2443号-粒子と反粒子によって「ゆらぎ」に満ちている完全な真空
2019.07.17 2442号-「無」とはなにか?
2019.07.16 2441号-「人類の宿痾としての戦争」に肉迫する藤田嗣治『アッツ島玉砕』
2019.07.15 2440号-戦争画批判を受けて立つには戦後も戦争画を描き続けよ
2019.07.14 2439号-「作者の腹の底まで染みこんだ、肉体化した」芸術家の表現行為
2019.07.13 2438号-「戦争に負けたからといって、何もかも捨て去るのは嫌だね」
2019.07.12 2437号-「政治」の言葉で糾弾された藤田嗣治ら戦争画家たち
2019.07.11 2436号-会田誠の戦争画で大活躍する裸の「美少女」たち
2019.07.10 2435号-描かずにいられない戦争に自ら従軍して描いたピカソの「ゲルニカ」
2019.07.09 2434号-戦後になれば描かれないような画でしかなかった「戦争画」
2019.07.08 2433号-詩作も画業も作品の発表の場までを含めて考えなくてはならない
2019.07.07 2432号-自分の詩や画を戦場に祀られるために国に売った詩人や画家
2019.07.06 2431号-日本兵士の勇猛果敢な場面ではなく悲惨な場面を描いた藤田嗣治
2019.07.05 2430号-戦争詩も戦争画もいい詩や絵画であるかどうかの問題である
2019.07.04 2429号-原爆死者たちを生贄(いけにえ)にして受け入れた「原爆民主主義」
2019.07.03 2428号-戦争詩を書いてきた日本語そのものを問わなかった戦後日本
2019.07.02 2427号-日本国内の米軍基地―嘉手納ラプコン、辺野古新基地建設計画
2019.07.01 2426号-日本国内の米軍基地―岩国基地、佐世保基地、普天間基地
2019.06.30 2425号-日本国内の米軍基地―横須賀基地、厚木基地、キャンプ富士
2019.06.29 2424号-日本国内の米軍基地―キャンプ千歳、三沢空軍基地、横田空軍基地
2019.06.28 2423号-都内にある7つの総面積約1,601ヘクタールの米軍基地
2019.06.27 2422号-東京都心・六本木に存在する米軍基地「六本木ヘリポート」
2019.06.26 2421号-日米関係を象徴する首都圏にある巨大な「横田空域」
2019.06.25 2420号-「現在の日本は、世界平和に貢献することはできません」
2019.06.24 2419号-日米繊維交渉で国益を損ねてきたCIAのひも付き佐藤首相
2019.06.23 2418号-CIAからの巨額の資金提供とひきかえの日米同盟堅持の自民党党是
2019.06.22 2417号-米国の軍事戦略に従えば日本の安全は大丈夫という岸信介の論理
2019.06.21 2416号-数百億円ものCIAマネーで「構造汚職」の風潮を蔓延させた自民党
2019.06.20 2415号-「法治国家崩壊状態」の日本の惨状の裏に浮かびあがる「岸ファイル」
2019.06.19 2414号-旧安保を改定した新安保が設けた無意味な「事前協議制度」
2019.06.18 2413号-平和条約で独立し、同時調印の日米安保条約で主権を犯される日本
2019.06.17 2412号-核持ち込みを事前協議制度で否定した政府と密約で続けていた米国
2019.06.16 2411号-詭弁を弄して窮地を脱してきた地位協定に関する外務省答弁
2019.06.15 2410号-「全自衛隊基地の米軍共同使用」によって進行する日本主権の空洞化
2019.06.14 2409号-「正文(せいぶん)」の国家ではなく「仮訳(かりやく)」の国家になってしまった戦後日本
2019.06.13 2408号-「書物が焼かれるところでは、やがて人間も焼かれるようになる」
2019.06.12 2407号-第二次大戦の戦勝国設立の国際連合で「敵国」扱いの戦後日本
2019.06.11 2406号-日本防衛義務のない日米安保条約
2019.06.10 2405号-「辺野古ができても、普天間は返ってこない」ことの確実さ
2019.06.09 2404号-戦争―敗戦について戦後世代が負う二度と繰り返さない未来への責任
2019.06.08 2403号-戦争世代の体験は戦後世代にどのように受け入れられていくか
2019.06.07 2402号-集団自決の惨劇が戦後の家族で繰り広げられていく沖縄
2019.06.06 2401号-敗戦の否認からはじまった本土の戦後とは異なる戦後沖縄の歩み
2019.06.05 2400号-本土防衛の地上戦に突入した沖縄と地上戦に突入せず降伏した本土
2019.06.04 2399号-基地建設のための農地接収で棄民の如く送られた沖縄の開拓移民
2019.06.03 2397号-本土はGHQ支配下、沖縄は米国民政府支配下という支配形態
2019.06.02 2396号-敗戦を否認する日本人の手でつくりだされてきた日本の戦後
2019.06.01 2396号-戦前と異なる人間として戦後を生きてきた日本人への島尾敏雄の問い
2019.05.31 2395号-戦争も敗戦も否認する背理をかかえこんで「戦後」も否認される
2019.05.30 2394号-戦争の否認につながっていく敗戦の否認
2019.05.29 2393号-敗戦時の秘密の中から育ってきた戦後の大国日本
2019.05.28 2392号-戦後日本人に付きまとう「敗戦」の否認に伴う疚しさ
2019.05.27 2391号-「自己保存の願望」に貼りついている「死への欲情」
2019.05.26 2390号-日本の戦後社会でひっそりと熾烈に繰り広げられている「心の内戦」
2019.05.25 2389号-辺見庸が目撃した自殺志願者に重なる日米開戦時の海軍
2019.05.24 2388号-国民の狂気が軍国主義を強力に後押ししてきた戦前の現実
2019.05.23 2387号-戦時中の狂気をさらけだしてきた人々に問われている戦後の生き方
2019.05.22 2386号-戦争中に見出された狂気を生みだす「にんげんのゆがみ」が貫く戦後
2019.05.21 2385号-「戦争のなかで傾いて行くにんげんのゆがみ」に刻印された記憶の疼(うず)き
2019.05.20 2384号-罪を犯していないと思う者は罪を犯していると思う者を告発できるか
2019.05.19 2383号-戦時下であるからこそ求められる平時の思考
2019.05.18 2382号-住民の集団自決に向きあう赤松氏の「人間としての責任」問題
2019.05.17 2381号-いつまでも納得できぬ集団自決という異形の死に方
2019.05.16 2380号-「軍民一体」化路線と軍の論理の正面衝突現場に立たされた現地住民
2019.05.15 2379号-「未来からの記憶」としての集団自決という過去の事実
2019.05.14 2378号-自律的な運動によってつくりだされつつある新たな沖縄
2019.05.13 2377号-戦争や爆撃で鍛えられていくという発想をもたない日本人
2019.05.12 2376号-集団自決や基地の「やりすぎ」と比べて日の丸焼却は「やりすぎ」か
2019.05.11 2375号-「日の丸をおろすだけならわかるが、焼くのはやりすぎだ。」
2019.05.10 2374号-ガマ調査→創作劇→「日の丸」引き下ろし卒業式→「日の丸」焼却
2019.05.09 2373号-沖縄戦時中の集団自決的状況が戦後沖縄を貫く基地としての〈今〉
2019.05.08 2372号-自分が今やろうとしていることは何かという自問との遭遇
2019.05.07 2371号-「帰る人」にとって集団自決調査はどのような意味をもつか
2019.05.06 2370号-生存者の反撥に出会って一方的な思いこみを改めた集団自決調査
2019.05.05 2369号-今を考えるためにチビチリガマの事実を語らねばならない
2019.05.04 2368号-沖縄守備軍牛島満司令官の自決で終りのない戦争になった沖縄戦
2019.05.03 2367号-戦跡碑文を書いた曽野綾子は「そこにあるのは愛であった」からか
2019.05.02 2366号-「外側にいる人間」の曽野綾子が島の戦跡碑文を書くことの疑問
2019.05.01 2365号-天皇陛下バンザイと手を上げて壕の中で玉砕した住民
2019.04.30 2364号-神は細部に宿るが、「愚行」も細部に宿る
2019.04.29 2363号-集団自決にあるのは「愛」ではなく「愚行」である
2019.04.28 2362号-渡嘉敷島戦跡碑に刻まれた「そこにあるのは愛であった」という碑文
2019.04.27 2361号-もう一人の自分である赤松元隊長に問いつづけていた島尾敏雄
2019.04.26 2360号-取材が終わればこの島から帰っていく者であることの自覚
2019.04.25 2359号-「自発的な意志」に基づいて積極的に参戦した沖縄の青年層
2019.04.24 2358号-「大の虫」の国民を前に「小の虫」の国民に犠牲を強いる軍の論理
2019.04.23 2357号-戦いを優先する軍の論理を中途半端にした防衛召集兵の存在
2019.04.22 2356号-国内戦での兵力不足を補う補助戦闘部隊の任務を担う「防衛召集兵」
2019.04.21 2355号-「軍の主とする所は戦闘なり、故に百事皆戦闘を以て基準とすべし」
2019.04.20 2354号-「誰がどのようにすれば、失われたものが果してつぐなわれるのか」
2019.04.19 2353号-愛国心とは「国に殉じる」ことで「美しい心で死ん」でいくことか
2019.04.18 2352号-残虐な敵の虚構のイメージで国民を追いこんだ「死の連帯感」
2019.04.17 2351号-生への執着が生の側へ向かわせて生き残った集団自決
2019.04.16 2350号-「捕虜になるよりは死んだ方がまし」と半狂乱になっていた村の幹部
2019.04.15 2349号-『沖縄戦記・鉄の暴風』に描かれている典型的な悪の赤松大尉
2019.04.14 2348号-村民の集団自決を事前に予測していた赤松隊長
2019.04.13 2347号-「死ぬほうが楽だった」戦時中の集団自決
2019.04.12 2346号-自決命令の有無を問わず住民の集団自決が発生したことの責任問題
2019.04.11 2345号-A元大尉と島尾隊長に対する同等の告発はどこからくるか
2019.04.10 2344号-那覇滞在中に目にした赤松元大尉来沖報道に大衝撃を受けた島尾敏雄
2019.04.09 2343号-沖縄の集団自決をマサダの集団自決と対比して名誉の死とみなせるか
2019.04.08 2342号-『沖縄戦・渡嘉敷島「集団自決」の真実』はどこにあるか
2019.04.07 2341号-「体全体で生きているという感じがする」復帰前の沖縄人
2019.04.06 2340号-「別に方略なし」の勝算を度外視したような西郷軍挙兵の不思議
2019.04.05 2339号-「薩軍敗退、西郷最期」に「全的滅亡」を後に見出していた勝海舟
2019.04.04 2338号-島田叡沖縄県知事が死の最期に携行した『南洲翁遺訓』の意味
2019.04.03 2337号-「絶対に生きるんだぞ。…友軍と行動を共にするな」と遺言した島田知事
2019.04.02 2336号-桐野利秋の現世からの問いに死後の世界から答えた西郷南州
2019.04.01 2335号-えらい人とは「死後、慕われる人」と答えた西郷南洲
2019.03.31 2334号-なぜ島田叡の地元兵庫県や神戸市は戦後沖縄の「島守」を志さないのか
2019.03.30 2333号-沖縄が最後の官選知事・島田叡を「沖縄の島守」として祀ることの意味
2019.03.29 2332号-県民投票への政府の意思表示としての辺野古への土砂投入
2019.03.28 2331号-東京・小平市議会も辺野古新基地建設即時中止を求める意見書可決
2019.03.27 2330号-県民投票結果を政府「尊重すべき」68・7%(共同通信の全国電話世論調査)
2019.03.26 2329号-「沖縄県民投票、反対7割 海外メディアはどのように伝えたのか」
2019.03.25 2328号-米軍元高官発言「沖縄の海兵隊駐留に正当な戦略上の必要性はない」
2019.03.24 2327号-法治国家日本を根本から問うている辺野古新基地建設問題
2019.03.23 2326号-「国政の重要事項」である辺野古新基地建設の憲法違反の閣議決定
2019.03.22 2325号-辺野古新基地建設問題に対する地方自治体のかすかな動き
2019.03.21 2324号-小金井市議会の沖縄意見書原案と採択意見書
2019.03.20 2323号-安保反対派・安保違憲論者には異論のある小金井市議会陳情書
2019.03.19 2322号-無名の一般市民が沖縄問題に関してどんな声明文を発表できるか
2019.03.18 2321号-「政治や権力に一石を投じていきたいという思い」の記者会見の場
2019.03.17 2320号-ジャーナリストへの自由な質問の制限を先行する言論統制
2019.03.16 2319号-望月記者問題に起ち上がった女子生徒への誹謗中傷
2019.03.15 2318号-記者会見は権力者やメディアのためではなく国民のためにある
2019.03.14 2317号-東京新聞記者の質問を「答える必要はない」と拒絶した菅官房長官
2019.03.13 2316号-「官房長官の会見をめぐる東京新聞・望月記者排斥問題」とは何か
2019.03.12 2315号-政府の施策が強く拒否されて瓦解してもおかしくはない安倍政権
2019.03.11 2314号-辺野古反対7割超で普天間返還が遅れるかのように解説した読売
2019.03.10 2313号-県民投票「結果を真摯に受け止め」て辺野古移設続行の安倍首相
2019.03.09 2312号-「沖縄の声を大事にすることが日本の民主化を前進につながる」
2019.03.08 2311号-翁長氏悼む安室さんに「反日なの?」とネットで飛び交った言葉
2019.03.07 2310号-外国籍住民へのヘイトスピーチと地続きな沖縄バッシング
2019.03.06 2309号-その年に生まれた者はその年に凝縮された歴史を必然的に負っている
2019.03.05 2308号-忘却していたことが多く思い出されるように生きていくべきである
2019.03.04 2307号-生者の世界と異なる死者の世界に国家の論理をもちこんだ明治体制
2019.03.03 2306号-戦国時代の武将たちが築く死体の山を処理していた嵐子(あらこ)の世界
2019.03.02 2305号-「遊びをせんとや」の歌が遊女説でなくてはならない理由
2019.03.01 2304号-手がつけられないほどに心中に燃え盛っている最後の火車(ひぐるま)
2019.02.28 2303号-「一冊ごとの本のたどっている運命」を負った「存在している」本
2019.02.27 2302号-足下が揺れるなかで、走りながら本を読むことができるか
2019.02.26 2301号-状況の変化からも読まれなくてはならない読書の可能性
2019.02.25 2300号-人間は自分をよく知ることによって動物をよく知ることができる
2019.02.24 2299号-言葉で伝えられない生き物とどう感じあえるか
2019.02.23 2298号-言葉の習得によって失われていく言葉を感じようとする体験
2019.02.22 2297号-「松の事は松に習へ、竹の事は竹に習へ」、体のことは細胞に習え
2019.02.21 2296号-手渡す読者と撒かれる場を根本から変える可能性をもつビラ
2019.02.20 2295号-大学闘争後の大学の隅々まで繁殖している〝一般学生〟
2019.02.19 2294号-大学闘争から40年後の大学構内でのビラ撒き
2019.02.18 2293号-「開かずの間(ま)」として禁止中の研究室が大学に存在している永続闘争
2019.02.17 2292号-知らないことがわかるようになることから、知ることの意味が始まる
2019.02.16 2291号-問題を立体的にとらえるために不可欠な「問いの視力」
2019.02.15 2290号-粗末な食事が人間を粗末にするわけではない
2019.02.14 2289号-「あしたのジョー」の別バージョンとしての「はじめの一歩」
2019.02.13 2288号-無謀な試みを通じて「社会の持つ可能性の大きさ」を創出していく課題
2019.02.12 2287号-「私たちの日頃の生活や、全然違う場所の社会とも、連続している」戦争
2019.02.11 2286号-「お前は誰か?」「ナイチャーだろ、帰れ」と恫喝する工事業者
2019.02.10 2285号-政府の説明する共謀罪に無関係な「一般市民」は無関心で従順な人々
2019.02.09 2284号-権力は法を無視してでも微罪を拡大して長期拘束を可能にする
2019.02.08 2283号-「澄んだ水を泳ぐ闘魚」のように基地ゲート前に座り込む若者たち
2019.02.07 2282号-沖縄戦から引き続く基地ゲート前の座り込みを描いた小説『闘魚』
2019.02.06 2281号-辺野古は米軍にとって揉めてまで必要とする重要な基地なのか
2019.02.05 2280号-5市(有権者約36万7000人、県全体の3割)が拒否の沖縄県民投票
2019.02.04 2279号-県民投票による県知事の埋立承認撤回は普天間飛行場を固定化するか
2019.02.03 2278号-「メシを食うこと」は「メシを食わない」国家になぜ屈服するのか
2019.02.02 2277号-「生活の論理」は「生活水準の論理」に移行してより暴力化する
2019.02.01 2276号-鞭の「基地押し付けの暴力」と共に行使される飴の「貨幣の暴力」
2019.01.31 2275号-沖縄の戦後を見届けるために生きてほしかった島田叡知事
2019.01.30 2274号-葉隠と南洲遺訓を携えて沖縄に赴任した沖縄戦中の島田叡(あきら)知事
2019.01.29 2273号-個人的判断と公職的判断とが対立する公私の関係
2019.01.28 2272号-権力に依存せざるをえない自らの生き方をも含む時に有効な権力批判
2019.01.27 2271号-ヤマトゥンチューの奴隷根性を物語る機動隊員の「土人」発言
2019.01.26 2270号-スタンスの違いに無頓着な善意という「暴力」
2019.01.25 2269号-「米軍基地は要らないと主張」する玉城デニーの身をよじる思い
2019.01.24 2268号-知事選で抵抗する沖縄に手が差しのべられる本土の状況であるか
2019.01.23 2267号-世代間対立を越える試みに挑んだ今回の沖縄知事選
2019.01.22 2266号-基地反対運動を敵視し「積極的に米軍基地に寄り添う」若年層
2019.01.21 2265号-沖縄におけるネーションの問題を照射していた米国の分断問題
2019.01.20 2264号-ステイトの連邦でなくネイションの連合体の米国の統合の可能性
2019.01.19 2263号-若い世代が蠢動(しゅんどう)しつつある気配を明確に感じさせた米中間選挙
2019.01.18 2262号-サラエボで起こった事態はアメリカでもどの諸国でも必ず起こる
2019.01.17 2261号-アメリカ人という「一つの国民」はどこにも存在しないアメリカ合衆国
2019.01.16 2260号-米合衆国の性質を規定する強力に分断された地域文化
2019.01.15 2259号-諸地域に住む〈国家なき国民・民族〉で構成されている米国
2019.01.14 2258号-ソンタグのいう「直接の体験の具体性」の中で人は生き、死んでいく
2019.01.13 2257号-毒を制しえない非力の善は毒を制する力の毒よりも歓迎されるか
2019.01.12 2256号-廃絶されそうにない戦争に人間の誠実さはどう向きあうべきか
2019.01.11 2255号-戦争を自分たちを変革していく好機と捉える国防の発想
2019.01.10 2254号-伝達も継承もできない体験そのものの孤立性
2019.01.09 2253号-森嶋通夫の戦後初の「九条の平和主義に基づかない」非武装中立論
2019.01.08 2252号-「対岸」に立つ人の考えを喚びこんでいく発想の確立
2019.01.07 2251号-本来戦争抑止論の上に成り立つ安保体制
2019.01.06 2250号-日本防衛力の限度を押え軍事大国への道を封ずる日米安保体制
2019.01.05 2249号-久保卓也が防衛庁内に頒布した論文「日米安保条約を見直す」
2019.01.04 2248号-対米従属路線をひた走る安倍政権の「積極的平和主義」
2019.01.03 2247号-日本の防衛大綱に「強烈な不満と反対」を表明した中国
2019.01.02 2246号-官邸主導の防衛装備品購入が強いる何重もの現場の負担
2019.01.01 2245号-日米軍事一体化による「米国の戦争に巻き込まれるリスク」
2018.12.31 2244号-防衛力の質および量を高める指針を示した新しい防衛大綱
2018.12.30 2243号-INF全廃条約破棄の米国表明がもたらす東アジア情勢の緊迫
2018.12.29 2242号-戦争を廃絶できないのに核廃絶をどうして実現できよう
2018.12.28 2241号-「なにをしている? いま」と不断に問いかけてくる死者の声
2018.12.27 2240号-闘争の本質を引き出し、闘争を飛躍させ得る度合としての〈武装〉
2018.12.26 2239号-戦闘の開始を要求していた松下昇にとっての〈羽田闘争〉
2018.12.25 2238号-67・10・8羽田闘争の衝撃を真正面で受けとめた菅谷規矩雄と松下昇
2018.12.24 2237号-67・10・8羽田闘争で山﨑博昭が撲殺されたこと
2018.12.23 2236号-従順な態度で答えないとすぐに連行されそうな暴力的な「職質」
2018.12.22 2235号-安心感をもたらす一方で不安の根源にもなっていく銃所持
2018.12.21 2234号-銃砲店の銃から革命が生まれると錯覚した連合赤軍
2018.12.20 2233号-安心や自信を与えてくれる銃は自分の中で万能感の位置を占める
2018.12.19 2232号-身を守るために銃を握った非暴力LGBT
2018.12.18 2231号-天皇制存続のための九条の補填的在日米軍が天皇を担ぐ対米関係
2018.12.17 2230号-象徴天皇制を憲法一条に明記したことの必然的な帰結としての九条
2018.12.16 2229号-「日本人の思想の創作」としての九条について語らなかった柄谷行人
2018.12.15 2228号-問題は戦争放棄より戦争放棄でいかに自分の国を守るかにある
2018.12.14 2227号-幣原発案説の「平野文書」と符合する種々のマッカーサー発言
2018.12.13 2226号-戦争放棄は発案者にかかわらず日本人の身の丈に合っていたか
2018.12.12 2225号-憲法九条の発案者とされる幣原喜重郎の気骨ある政治家人生
2018.12.11 2224号-問題提起者はその問題をどこまで深く自分に突きつけているか
2018.12.10 2223号-どの時代にも見いだすことはできない戦後憲法の先行形態
2018.12.09 2222号-九条と自衛隊~米軍基地を共存させてきた戦後の日本人
2018.12.08 2221号-国際社会に向けられた「贈与」である九条の戦争放棄の発想
2018.12.07 2220号-フロイトの欲動の断念理論は憲法九条には当てはまらない
2018.12.06 2219号-自然(文化)が自然(戦争)を抑制する「自然の狡知」
2018.12.05 2218号-ヘーゲルの「理性の狡知」とカントの「自然の狡知」
2018.12.04 2217号-「徳川の平和」を否定して戦国時代に回帰した明治国家体制
2018.12.03 2216号-室町幕府の戦国時代を経過した「戦後」としての徳川体制
2018.12.02 2215号-過去も現在に「いる」という先行形態論と表現過程論との交差
2018.12.01 2214号-九条の表現過程を踏まえない柄谷の九条実行論のフィクション性
2018.11.30 2213号-自衛隊や在日米軍(基地)について語る度合で九条について語れ
2018.11.29 2212号-入信の強制に抵抗し続けて「あとから」堅固な信者となった内村鑑三
2018.11.28 2211号-占領軍からの九条押しつけが受け入れにつながる柄谷行人の論理
2018.11.27 2210号-原爆の「威力」が戦後日本に浸透させた「原爆民主主義」
2018.11.26 2209号-日本は核保有して真に独立した主権国家の途を歩め
2018.11.25 2208号-原爆民主主義が無力化した天皇制民主主義を従属せしめている戦後
2018.11.24 2207号-アメリカによる永続的な占領計画としての戦後改正憲法
2018.11.23 2206号-原爆の「威力」が日本人から永遠に奪いとった天皇への信仰
2018.11.22 2205号-日本初の原爆訴訟で米国の主張を代弁して恥じない日本国
2018.11.21 2204号-原爆実験成功がポツダム宣言後であれば異なっていた宣言内容
2018.11.20 2203号-日本を無条件降伏に追い込む可能性を拓いた原爆実験成功
2018.11.19 2202号-被爆体験が核保有と結びつく論理を戦後の歴史から摑みだせるか
2018.11.18 2201号-実際問題として平和に何のプラスにもならない平和主義者
2018.11.17 2200号-「核」を論じて天皇制を語らず「天皇制」を論じて核を語らぬ戦後日本
2018.11.16 2199号-投下された原爆に発生の本質をもって現存を貫く戦後民主主義
2018.11.15 2198号-マーク・トウェインを精神異常者扱いしていく米国民主主義の本質
2018.11.14 2197号-1898年の米西戦争勝利後の米帝国主義的拡張と民主主義変質
2018.11.13 2196号-原爆の所有を背景に憲法改正に介入する米国的民主主義の本質
2018.11.12 2195号-国家に対してだけでなく、民衆に対しても挫折した敗戦
2018.11.11 2194号-敗戦時に首の皮一枚でつながっている天皇を切れなかった国民
2018.11.10 2193号-憲法改正問題で〝アトミック〟の言葉を口にしたGHQ高官
2018.11.09 2192号-原爆投下のグロテスクを終戦理由として納得してしまうグロテスクさ
2018.11.08 2191号-米国の下に天皇、その下に国民がいるかたちの戦後日本の国体
2018.11.07 2190号-自己犠牲の精神へと昇華していく特攻死の「純情の美しさ」
2018.11.06 2189号-「歴史認識を脱文脈化」して特攻記憶を自己利用する特攻本ブーム
2018.11.05 2188号-軍部の暴走を熱狂的に支持したサポーターとしての国民
2018.11.04 2187号-国民への広報活動で命知らずの日本人を見せつける対米威圧行為の特攻
2018.11.03 2186号-日本軍兵士に対する米軍兵士の対敵感情の強さ
2018.11.02 2185号-広島、長崎以降も日本に不可視に投下され続けている原爆
2018.11.01 2184号-1963年結審の原爆訴訟で45年8月10日の対米抗議を取下げた日本
2018.10.30 2183号-広島への原爆投下に対して対米抗議文を提出していた日本政府
2018.10.29 2182号-ポツダム宣言に天皇制存置条項があれば日本降伏は早まっていた
2018.10.28 2181号-昭和天皇は玉音放送でなぜ原爆投下を非難しなかったのか
2018.10.27 2180号-広島に次ぐ長崎への原爆投下で日本民族の滅亡を思った昭和天皇
2018.10.26 2179号-北朝鮮の非核化完了前に朝鮮戦争終結が宣言される危険性
2018.10.25 2178号-日本は北朝鮮とのどのような独自の交渉を切り拓くのか
2018.10.24 2177号-胸突き八丁にさしかかっている北朝鮮の市場経済
2018.10.23 2176号-毎年大型新規開発プロジェクトの完成でめざましく躍進している平壌
2018.10.22 2175号-北朝鮮人の骸骨の山の上で金が笑顔でトランプと握手する首脳会談
2018.10.21 2174号-最終決定をする人とその結果に対して責任を持つ人が居ない日本
2018.10.20 2173号-戦後の国際秩序の枠組みと基礎を確立したヤルタ会談
2018.10.19 2172号-国体護持をめぐって玉音放送前まで紛糾した「ポツダム」宣言受諾
2018.10.18 2171号-「全日本軍隊の無条件降伏」宣言要求のポツダム宣言受諾をめぐる議論
2018.10.17 2170号-沖縄戦敗退後も本心は講和で戦争継続を主張した最高指導者たち
2018.10.16 2169号-真珠湾攻撃前日に原爆開発決定、ポツダム会議開始前日に原爆実験成功
2018.10.15 2168号-書き損じの「降伏文書」を押しつけられた敗者日本側の屈辱
2018.10.14 2167号-ルーズベルトの死、チャーチルの退場で脱落した原爆の危機意識
2018.10.13 2166号-戦後世界を運営していく第二次大戦勝者の連合国United Nations
2018.10.12 2165号-日本への無条件降伏と直結していた原爆投下
2018.10.11 2164号-最初の原爆使用者として負うべき世界の核管理の政治的責任
2018.10.10 2163号-どんな正当性もない金王朝存続のための北朝鮮の核保有
2018.10.09 2162号-自分たちの国を自分たちで護るには核保有しかない
2018.10.08 2161号-核の標的になって攻撃されやすい島国日本
2018.10.07 2160号-米国側にとっては実のない内容に終始した6・12米朝首脳会談
2018.10.06 2159号-欧州で加速する「米国離れ」
2018.10.05 2158号-「核兵器の共有」であった冷戦時代の「米国の核の傘」
2018.10.04 2157号-オーストラリアのアボリジニの居住地域で核実験を行った英国
2018.10.03 2156号-被害を公表せず、現地調査も許可しなかった中国の核実験
2018.10.02 2155号-核問題で直接リンクしているイスラエル、イラン、北朝鮮
2018.10.01 2154号-イスラエルとイランの敵対関係に絡む核保有問題
2018.09.30 2153号-インド、パキスタン、イスラエルの核保有状況
2018.09.29 2152号-独自核保有に基づく原爆開発に対する国際的制裁にどう耐えるか
2018.09.28 2151号-日米同盟破棄で日本人の魂は復活することができるか
2018.09.27 2150号-オウム幹部の死刑執行の正当性に疑義あり!
2018.09.26 2149号-経営握ったファンドによる過酷リストラで米地方紙記者たちの「反乱」
2018.09.25 2148号-「おバカ仕事」が人を「おバカ人間」にしていく
2018.09.24 2147号-「会社の将来」ではなく「自分の労働の将来」を考えよ
2018.09.23 2146号-職場で若手社員が「連鎖退職」していく喪失のあらわれ
2018.09.22 2145号-「国外に出ていけなくなっている」日本の若者のコミュ力
2018.09.21 2144号-「権力チェック機構」は働かず「三権分立は嘘」の裁判所
2018.09.20 2143号-「米国の核の傘」のフィクションに知らぬ振りしてきた日本国民
2018.09.19 2142号-「日本は核を持つべきだ」と緊急提言するエマニュエル・トッド
2018.09.18 2141号-唯一の原爆被害国だったからこそ原発推進国になった戦後日本
2018.09.17 2140号-なぜ同じ核被害者なのに「被爆者」と「被曝者」に分けられるのか
2018.09.16 2139号-福島原発事故でも打破されなかった原発の高度な科学技術のイメージ
2018.09.15 2138号-「科学技術の粋を凝らした高度な発電」ではなかった原発
2018.09.14 2137号-政府が騙し国民が騙され続ける振りの茶番に「水を差す勇気はあるか」
2018.09.13 2136号-政局の行詰まり感をもたらす政治の世界に投影されたコミュ力現象
2018.09.12 2135号-KYという言葉の焼き直しにすぎない「コミュ障」という言葉
2018.09.11 2134号-裏切る人間よりも裏切らないAIに求めていく強固な信頼関係
2018.09.10 2133号-生みだした幻想に実体があると思いこむようになった人間
2018.09.09 2132号-何のためにという文脈のなかで指示を聞き取る不思議な人間
2018.09.08 2131号-進化の論理は人間の〈社会〉と大型霊長類の「社会」をどうつなぐ?
2018.09.07 2130号-人間の〈社会性〉と類人猿の「社会性」との間の深い亀裂
2018.09.06 2129号-人間と類人猿の区別は社会的知能の優位性にあるのではないか
2018.09.05 2128号-知能とは、知性とは何かという根本的な問題に直面している人間
2018.09.04 2127号-AIに著作権は認められるか
2018.09.03 2126号-革新には「終わらない試行錯誤」が不可欠である
2018.09.02 2125号-「物や事の原理・原則につこうという志向を忘れ」た受動性
2018.09.01 2124号-「勉強ができる人はけっこう頭が悪い」
2018.08.31 2123号-読み書きを詰め込む学校教育の当然の帰結としての機能的非識字者
2018.08.30 2122号-「6分間の求愛タイム」の効率的な「タブレット婚活」事情
2018.08.29 2121号-「人間の解剖は、猿の解剖のための一つの鍵である」
2018.08.28 2120号-AIピアノが活用されている「人間と人工知能の対話」
2018.08.27 2119号-「人工知能カント」のアプリ作製は「哲学」に何をもたらすか
2018.08.26 2118号-思考の筋道を人間が理解できないAIのブラックボックス性
2018.08.25 2117号-判断理由を問えないディープラーニングの非常に複雑な処理
2018.08.24 2116号-無言や沈黙の言葉を読みとれない人工知能の翻訳の不可能性
2018.08.23 2115号-「ただの数字の羅列」に置き換えて認識していく人工知能
2018.08.22 2114号-人間の解剖は、人工知能の解剖のための一つの鍵である
2018.08.21 2113号-「力業」の膨大な情報処理のAIからディープラーニングのAIへ
2018.08.20 2112号-悪手を連発して世界最強の棋士に当然のように勝ったアルファ碁
2018.08.19 2111号-「人工知能を自らの道具ととらえた人間中心主義の考え」の脱却
2018.08.18 2110号-人間には見えていないものを見ている領域に入りつつある最先端のAI
2018.08.17 2109号-固有の偏見に囚われている人間がAIにデータを放りこむ問題
2018.08.16 2108号-今や時代はAI主導の「新しい石油」=データ収集ブームの真っ只中
2018.08.15 2107号-本質を問いかけていく力の最重要性
2018.08.14 2106号-AIに代替される20世紀型人材を一掃する21世紀型の人材育成
2018.08.13 2105号-読解力不足の人間は読解力不足のAIの優秀さに適わない
2018.08.12 2104号-人間が見ている目の前の風景は「少し先の未来の風景」である
2018.08.11 2103号-宇宙誕生には「虚数時間」が流れていたと考える「無境界仮説」
2018.08.10 2102号-環境を変えていこうとする人間の脳も同時に変えられていく
2018.08.09 2101号-「貧困が幼い脳の成長をむしばむ」
2018.08.08 2100号-「生命」の絶滅問題に無関心なAI研究は信頼できない
2018.08.07 2099号-日米首脳会談の記録における日本政府と米国政府の歴然たる差
2018.08.06 2098号-左派は「護憲」、右派は「日米同盟重視」の「アメリカ頼み」
2018.08.05 2097号-「教育勅語」で連帯してきた安倍政権と森友学園
2018.08.04 2096号-陸海軍の予算増額要求を拒否して2・26事件で殺された高橋是清
2018.08.03 2095号-AI研究が連想させるチンパンジーのアイの「言語」学習実験
2018.08.02 2094号-「自律的な知能にAIが近づくには、身体をもつことは必然です」
2018.08.01 2093号-「あらかじめ想定した特定の課題しか行えない」AIの限界
2018.07.31 2092号-「あなたは何者か」という人定質問を浴び続けてきた福音書のイエス
2018.07.30 2091号-人定質問からはじまらなくてはならない裁判への異議申し立て
2018.07.29 2090号-見聞きすることが心に深く沁み入る死に近接している医療空間
2018.07.28 2089号-怖ろしい「細道」を楽しいアゴラ(広場)に開墾するための苦闘
2018.07.27 2088号-公開裁判と非公開の制裁裁判の「大きな落差」のもつ意味
2018.07.26 2087号-「裁判闘争が終了するまで人定質問が終了しない」をどこまで貫くか
2018.07.25 2086号-公判調書に記述された言語が公的として決定をもってしまう裁判
2018.07.24 2085号-「何かが始まる、いまは何かのイヴであるという予感」
2018.07.23 2084号-非公開の制裁裁判も普通の裁判と同じ公開でなされるべきである
2018.07.22 2083号-「ここにいるすべての人間が、〈被告〉として存在させられている」
2018.07.21 2082号-それでは、法廷で「拡大被告団会議を開きたいと思います」
2018.07.20 2081号-「松下(神大〝造反〟元教官)ふざけた初公判」
2018.07.19 2080号-公判調書を媒介する「表現の問題」としての〈 〉裁判闘争
2018.07.18 2079号-公文書改竄はどのような歴史問題であるか
2018.07.17 2078号-公文書に記述された言語だけが決定力をもつことの「表現の問題」
2018.07.16 2077号-公文書の私物化が横行する官庁
2018.07.15 2076号-「霞が関の論理と世間一般の考え」のズレを露呈した財務省改竄問題
2018.07.14 2075号-森友・加計学園問題で次々と噴出する疑惑の責任を負うべきは誰か
2018.07.13 2074号-官僚は誰に「お仕え」しなくてはならないのか
2018.07.12 2073号-結愛ちゃんの遺書の言葉にどうして慟哭せずにいられるだろう
2018.07.11 2072号-どんな事態にも問題にも「ただ一人」で向き合う姿勢が問われている
2018.07.10 2071号-教師は常に生徒から「見られている」という意識を持っているか
2018.07.09 2070号-「事務処理が煩雑になる」として教育界でも隠蔽問題
2018.07.08 2069号-どうすれば組織の中での無思考状態から脱することができるのか
2018.07.07 2068号-「日米戦うべからず」の思いで連合艦隊司令長官を務めた山本五十六
2018.07.06 2067号-海軍が戦争に反対しても阻止できなかった日米開戦
2018.07.05 2066号-日米開戦にいたる最高軍部官僚たちの組織的判断の限界
2018.07.04 2065号-戦前の官僚にはあり戦後の官僚にはなくなってしまった「気骨」
2018.07.03 2064号-森友問題に戦後日本人が真剣に取り組むべき課題を見いだせるか
2018.07.02 2063号-廃炉決定の「もんじゅ」運転は22年間でわずか250日
2018.07.01 2062号-高速増殖炉「もんじゅ」の問題は何か
2018.06.30 2061号-原発事故費用への納得できぬままの現実対応策
2018.06.29 2060号-人口増を前提とした被災地区画整理事業で生じる多くの空き地
2018.06.28 2059号-「本来は隠れていた分断や断絶を顕在化させた」原発事故
2018.06.27 2058号-電力料金への上乗せと復興税で無傷の国と東電
2018.06.26 2057号-地域が自助努力の姿勢を取り戻すには米軍基地や原発撤去が前提
2018.06.25 2056号-お金は自分たちで生みだす気概のなさが無根拠な「神話」を生む
2018.06.24 2055号-辺野古移設に対する首長の態度で交付金を増減したり交付しない政府
2018.06.23 2054号-現行の闘争と審理の分断を突破しようとした〈タマゴ〉の飛翔
2018.06.22 2053号-原稿用紙から飛翔した69・2・2〈情況への発言〉の表現過程性
2018.06.21 2052号-授業空間の占拠としての白ペンキ「〈〈〈〈〈〈〉〉〉〉〉〉」黒板
2018.06.20 2051号-なぜ占拠した国会で抗議集会を開くべきの提起がなかったのか
2018.06.19 2050号-裁判闘争を媒介に「引きずりだされてくるすべての問題」への仮装
2018.06.18 2049号-作品『六甲』をかく大きな動因になった吉本隆明『思想的弁護論』
2018.06.17 2048号-吉本隆明が直面した空しい自問の情況的枠組み
2018.06.16 2047号-60・6・15国会構内集会はどのような思想として貫かれようとしたか
2018.06.15 2046号-「魂」が溶解している日本文化のどこが「すごい」のか
2018.06.14 2045号-「言葉は半ば語る者に属し、半ばは聴く者に属する」
2018.06.13 2044号-「憲法改正より先に日米地位協定の改定に取り組むべきだ」
2018.06.12 2043号-1953年に結ばれていた「米兵犯罪の裁判権を放棄する密約」
2018.06.11 2042号-自明視する日本の「対米従属」を突き崩すトランプの登場
2018.06.10 2041号-トランプの登場は「民主主義の後退ではなくて、その再登場の始まり」
2018.06.09 2040号-「私たちには、共通の真実、共通の事実さえもない」という米学生
2018.06.08 2039号-アメリカに舐められている安倍政権が国民を舐めている喜劇
2018.06.07 2038号-「陰の勝者は安倍政権…陰の敗者は、この国の民主主義」の名護市長選
2018.06.06 2037号-反「沖縄復帰」の思想をどの方向に構想するのか
2018.06.05 2036号-「女性排除的なホモソーシャルな空間の中で沖縄のビジョンを語る」
2018.06.04 2035号-「最初から自覚的な非国民」として主張された「琉球共和〝社会〟憲法」
2018.06.03 2034号-アメリカに「舐められる」ことを良しとしている日本の主権
2018.06.02 2033号-日米地位協定の問題点
2018.06.01 2032号-「全基地撤去」を求める反基地闘争へと向かいつつある沖縄住民
2018.05.31 2031号-各所で「驚くほど、何らかの『経験』を身辺にもつ人に出会う」沖縄
2018.05.30 2030号-戦時中の「集団自決」に見いだす「愛国心」や「家族愛」の歪み
2018.05.29 2029号-「いったい何人の女性が犠牲になれば、気がすむのでしょうか?」
2018.05.28 2028号-「戦争の臭いが、ずっと漂っている」沖縄の戦後史
2018.05.27 2027号-「日本復帰」幻想に拘束されずに思考し、行動する「九五年世代」
2018.05.26 2026号-「今の沖縄はだれのものでもなく、沖縄の人々のものだから」
2018.05.25 2025号-日本を巻き込む戦争では「沖縄がターゲットになる」日米の密約
2018.05.24 2024号-米国の戦争の盾にされる日本は沖縄を盾にしようとする
2018.05.23 2023号-なぜベトナム戦争で膨大なベトナム人が死なねばならなかったのか
2018.05.22 2022号-46年前、報道の自由を守った米最高裁と抑圧した日本の司法
2018.05.21 2021号-半世紀近く前のウォーターゲート事件として反復されるロシアゲート
2018.05.20 2020号-米上院公聴会で問題視されたフェイスブック情報流出
2018.05.19 2019号-FBにとっての「問題の本質は同社のビジネスモデル」にある
2018.05.18 2018号-「単一民族」の保持に努める日本を覆う多元社会に厳しい時代
2018.05.17 2017号-「セクハラしない人間に育てる方法」について考える
2018.05.16 2016号-大義に育まれた普遍性の途をめざす詩織さんの憤怒
2018.05.15 2015号-顔見知りと「一緒に部屋に入っただけで合意」とみなす日本の警察
2018.05.14 2014号-世界各地の危険地域で取材してきて安全な母国日本で遭遇した事件
2018.05.13 2013号-被害女性の声を重視する項目を設けず画竜点睛を欠く改正刑法
2018.05.12 2012号-「デートレイプドラッグ」について理解を欠如している警察
2018.05.11 2011号-男の女に対する支配~征服意識が貫く性器接触の水準の性的関係
2018.05.10 2010号-詩織さん事件と通底する籠池夫妻の「長期拘留」の異常さ
2018.05.09 2009号-女性の性被害に対する日本社会の後進性を浮彫りにした詩織さん事件
2018.05.08 2008号-詩織さん事件とは正反対だった日本ハムセクハラ事件の対処
2018.05.07 2007号-「自分の人生を引き受けていく真面目さ」を剥き出しにして生きる
2018.05.06 2006号-権力も頭から腐るのをまざまざと見せつけた逮捕ストップ劇(ドラマ)
2018.05.05 2005号-詩織さん事件の幕引きを図るために動きだした警視庁捜査一課
2018.05.04 2004号-〝頭隠して尻隠さず〟の加害者の大抵の証言
2018.05.03 2003号-密室の空白の時間での出来事をどのように明らかにしていくか
2018.05.02 2002号-避妊しない性行為が合意であるはずがない
2018.05.01 2001号-外務省機密漏洩事件と詩織さん事件を結ぶ「ブラックボックス」性
2018.04.30 2000号-同じ「ブラックボックス」の外務省機密漏洩事件と詩織さん事件
2018.04.29 1999号-被害者なら被害者らしく振る舞ってほしいと困る警察官
2018.04.28 1998号-「自分の人生を引き受けていく真面目さ」を剥き出している詩織さん
2018.04.27 1997号-詩織さん事件の異常さを際立たせる日本ハムのセクハラ事件
2018.04.26 1996号-高輪署の手を離れた警視庁捜査一課のずさんな捜査報告書
2018.04.25 1995号-『総理』の本を書いて逮捕を免れた性犯罪加害者
2018.04.24 1994号-事件の真相を追求するために「全力でやれるところまでやってみたい」
2018.04.23 1993号-居所が明白な社会的地位のある人の逮捕は不必要と説明する捜査官
2018.04.22 1992号-「実に古い炎(ほのほ)に新しい薪(たきぎ)を加へるジヤアナリスト」はどこにいる?
2018.04.21 1991号-詩織さんとのメールの中で語るに落ちている性暴力加害者
2018.04.20 1990号-人一人裁くのは厳しく「疑わしきは罰せず、の原則」の担当捜査員
2018.04.19 1989号-西山事件に対する最高裁の判断は詩織さん事件にどう適用されるべきか
2018.04.18 1988号-「ひそかに情を通じ」の起訴状に最終決定を下した最高裁の司法判断
2018.04.17 1987号-男女関係にとっての大義とはなにか
2018.04.16 1986号-詩織さん事件に重なる外務省機密漏洩事件
2018.04.15 1985号-三島由紀夫の自衛隊での割腹自決の意味を摑みとれなかった大澤真幸
2018.04.14 1984号-山崎豊子が女として描く「男」を生きねばならない男の不可能性
2018.04.13 1983号-敗戦をくぐるなかで手にするものにしか大義は宿らない
2018.04.12 1982号-どうして戦後日本の作家で山崎豊子だけが「男」を描きえたのか
2018.04.11 1981号-死者と共に生者が生きる国として死者との約束を命がけで守り通せ
2018.04.10 1980号-戦後の生者は戦死者とのどんな約束を果たさねばならないか
2018.04.09 1979号-敗戦後世代の無意識にむかって語りかけようとした『約束の海』
2018.04.08 1978号-日米外交だけでなく森友問題として内政をも貫く「密約」政治
2018.04.07 1977号-日米密約の全容への波及を恐れていた政府~外務省当局の「密約」否認
2018.04.06 1976号-上告側にとってではなく起訴状にとっての最後の砦である最高裁
2018.04.05 1975号-「正当な取材活動の範囲を逸脱し」た男女関係を確認した最高裁判決
2018.04.04 1974号-「ベトナム文書(ペンタゴン・ペーパー)」の漏洩で無罪になった元国防総省職員のエルズ
2018.04.03 1973号-取材協力行為を主張していれば無罪の可能性があった被告人蓮見
2018.04.02 1972号-厳正な公権力の執行者でなく現政府利益の代弁者だった検察官
2018.04.01 1971号-「憲法に殉じ、法に殉じる」ところに求められる裁判官の良心
2018.03.31 1970号-蓮見陳述の信憑性について争わなかった密約裁判
2018.03.30 1969号-西山事件裁判で男女の「特別な関係」の言葉を連発する検察官
2018.03.29 1968号-国会で追及しきれなかった沖縄密約問題が迫り出させた男女問題
2018.03.28 1967号-沖縄返還に伴う軍用地の復元補償費問題はなぜ密約にされたのか
2018.03.27 1966号-連合赤軍事件の発生時期と重なっていた外務省機密漏洩事件
2018.03.26 1965号-1960年生まれを主人公とする未完の『約束の海』はなぜ書かれたのか
2018.03.25 1964号-山崎豊子が是非とも書かなくてはならなかった未完の『約束の海』
2018.03.24 1963号-72年の国家の〈嘘〉〈密約〉が影響している現在の沖縄問題
2018.03.23 1962号-「『運命の人』は物語の順序と論理の順序が逆になっている」か
2018.03.22 1961号-自分を最後の最後まで見放さない者が救われる手綱(たづな)を握りしめている
2018.03.21 1960号-山崎作品の「男」たちと『男たちの旅路』の主人公は重ならない
2018.03.20 1959号-敗戦憲法を明白に刻印されている日本国憲法
2018.03.19 1958号-日米安保条約に上書きされている日本国憲法第九条
2018.03.18 1957号-「なし崩し再軍備」~「従属的独立」の日本へと導いた吉田首相
2018.03.17 1956号-敗戦後の国民の大半が軍隊アレルギーであったとする世論調査の嘘
2018.03.16 1955号-戦後日本人による敗戦の否認という欺瞞のツケでもある拉致被害者
2018.03.15 1954号-米国の原爆投下に憎悪を感じていなかった大半の日本人
2018.03.14 1953号-進駐軍を「解放軍」とみなして歓迎した日本共産党出獄指導者たち
2018.03.13 1952号-「ほんものの男」「真に男らしい男」を欲求していた日本の戦後社会
2018.03.12 1951号-敗戦によって戦前日本の戸籍を偽造してきた戦後日本
2018.03.11 1950号-敗戦を否認する繁栄の上に築かれた不毛地帯としての戦後日本
2018.03.10 1949号-敗戦日本を引き受ける中から戦後日本は生まれてきたか
2018.03.09 1948号-『不毛地帯』の主人公はなぜ善の「男」として登場しえたのか
2018.03.08 1947号-『沈まぬ太陽』の主人公はなぜ太陽が沈まぬ大地全体に立てたのか
2018.03.07 1946号-敗戦を否認できる戦後環境に置かれてきた戦後日本人
2018.03.06 1945号-戦争に負け、占領中も負けつづけてきた戦後日本人
2018.03.05 1944号-「日本人の身の丈に合っていた」粗末で貧相な『日米会話手帳』
2018.03.04 1943号-敗戦日本を引き受けずに戦後の民主化体制へなだれ込む捩れと欺瞞
2018.03.03 1942号-敗戦日本を体現している残留孤児を切り捨てた日本の戦後復興
2018.03.02 1941号-社会的秩序からの排除が敷き詰めている普遍性への途
2018.03.01 1940号-中国の父の子でも日本の父の子でもない「大地の子」とは何か
2018.02.28 1939号-「不毛地帯→祖国の不可能性→大地」と展開する山崎豊子の戦争三部作
2018.02.27 1938号-戦争を主題とする山崎作品中、唯一戦争が露出しない『沈まぬ太陽』
2018.02.26 1937号-『沈まぬ太陽』で山崎豊子が本当に描きたかったテーマ
2018.02.25 1936号-米軍による沖縄強姦を象徴していた1995年9月の「少女事件」
2018.02.24 1935号-「どこか空疎な部分がある」西山事件
2018.02.23 1934号-政府の秘密情報が完全に国民の手に届けられなくなることの問題
2018.02.22 1933号-日米密約外交大国日本
2018.02.21 1932号-不都合な情報は廃棄すれば「公開しなくてもいい」という判決
2018.02.20 1931号-男女関係、機密資料入手方法の問題に終始した機密漏洩事件審理
2018.02.19 1930号-伊藤詩織事件が喚起する沖縄返還に絡む外務省機密漏洩事件
2018.02.18 1929号-海外メディアが大々的に報道し始めた「Black Box」事件
2018.02.17 1928号-伊藤詩織さん「警察と検察にブラックボックスが存在する」
2018.02.16 1927号-セカンドレイプ「性被害者が声を上げられる社会に」
2018.02.15 1926号-「介護者の孤独」に目を向けない孤独な日本の社会
2018.02.14 1925号-障害者、介助者双方が互いの加害性を認識することから関係を深めよ
2018.02.13 1924号-「セカンドレイプ」的な社会の差別がもたらす「障害者の痛み」
2018.02.12 1923号-「当事者主体」が「当事者権力」へと変質している近年の自立生活運動
2018.02.11 1922号-職員が障害者を虐待し、障害者が職員をいじめる介助現場
2018.02.10 1921号-「介護現場にただよう重苦しさ」をどのように解いていけばよいか
2018.02.09 1920号-「加害と被害の同在という現実」に晒されている強制収容所の囚人
2018.02.08 1919号-人間のやさしさが「容易に人を死へ追いつめることもできる」事実
2018.02.07 1918号-てんかん協会の「体制の常識」を突破しなかった筒井の「反体制の常識」
2018.02.06 1917号-人は他の人の生を決して代理できないし、代理してはならない
2018.02.05 1916号-黒人差別やイスラム圏にまで拡大していく日本国内の抗議活動
2018.02.04 1915号-差別糾弾を率先してきた部落解放同盟が抗議され自己批判
2018.02.03 1914号-司馬遼太郎『竜馬がゆく』糾弾事件
2018.02.02 1913号-差別事件が頻発し、糾弾の激しかった1970年代
2018.02.01 1912号-絶対的に自由に書くことで絶対的不自由を招き寄せる作家の覚悟
2018.01.31 1911号-心情的天皇制が強くなった戦後の象徴天皇制
2018.01.30 1910号-皮革と背中あわせになっているコメの問題としての差別の問題
2018.01.29 1909号-自由を踏み越える彼方での表現を!
2018.01.28 1908号-マスコミは「対象を罵倒する代わりに、空白にすることによって差別する」
2018.01.27 1907号-「『差別』という差別」
2018.01.26 1906号-想像力の外に向かうソンタグの文学と内に留まる筒井の文学
2018.01.25 1905号-人々の絶望に「絶望の表現」を役立たせようとしたソンタグ
2018.01.24 1904号-人の差別意識を読みとる超能力を持っているロボット巡査の登場
2018.01.23 1903号-教科書の中で〈意味〉を占拠していた「無人警察」
2018.01.22 1902号-「無人警察」と共に作品を教室で手にする生徒も排除された問題
2018.01.21 1901号-「今を生きる」発想~存在様式が欠落している日本の学校教育
2018.01.20 1900号-「教育の不可能性」に突き入らない沈黙の授業
2018.01.19 1899号-教育の不可能性に風穴を開ける方向に進まなかった「無人警察」問題
2018.01.18 1898号-教科書からの作品削除として進行した「無人警察」教科書掲載問題
2018.01.17 1897号-「ほんとうに差別の問題を扱えるのは、その差別された人だけ」である
2018.01.16 1896号-書くことが出版流通機構に組み込まれていることへの筒井康隆の盲目
2018.01.15 1895号-フーコー初来日と同じ9月に行っていた三島由紀夫の「断筆宣言」
2018.01.14 1894号-「無人警察」発表5年後の1970年に公然と提起されていた「断筆」
2018.01.13 1893号-「永山問題」では逃げて「無人警察」問題では逃げなかった筒井康隆
2018.01.12 1892号-永山則夫を獄中作家として受け入れず犯罪者として扱った文芸家協会
2018.01.11 1891号-「無人警察」のてんかん記述を知る経過を発表しなかったてんかん協会
2018.01.10 1890号-「無人警察」教科書掲載問題が開示していない問題領域
2018.01.09 1889号-「作品内の現実」の殺人を経験することを促迫されていた永山則夫
2018.01.08 1888号-犯罪者の立場こそ作家の立場と明言した三島由紀夫
2018.01.07 1887号-教科書からの「無人警察」削除を評価する意向を示した与謝野馨文相
2018.01.06 1886号-次期検定年度教科書使用から「無人警察」差し替えによる「合意」
2018.01.05 1885号-「人間はすべて断絶していて、他人の痛みなど絶対にわからない」
2018.01.04 1884号-「無人警察」教科書掲載問題の彼方へ
2018.01.03 1883号-理解できないことを念頭に置いて理解しようと努めることが大事
2018.01.02 1882号-着替えができず、ロッカーの鍵もかけられなくなる空間認知障害
2018.01.01 1881号-三次元の世界で格闘する二次元平面に暮らす人(二次元人)
2017.12.31 1880号-物理学の最先端の「超ひも理論」が予想する9次元空間の世界
2017.12.30 1879号-「闘争とかアピールから最も遠い位相にある」残酷さを被った松下未宇
2017.12.29 1878号-障害を負った我が子の成育に闘争過程を重ねていた松下昇
2017.12.28 1877号-「家庭の幸福」に背を向けることを「義」とした太宰治
2017.12.27 1876号-義とは「家庭のエゴイズム」を壊すところから始まらねばならぬ
2017.12.26 1875号-無理心中という「子殺し」
2017.12.25 1874号-家族を愛するように「汝の隣人を愛せよ」であるか
2017.12.24 1873号-相手の「物語」を受け入れて自分の「物語」と共存させる過激主義
2017.12.23 1872号-獄中でも獄外でも天安門事件の犠牲者の魂と「共にいた」劉暁波
2017.12.22 1871号-自分への投票が含まれていない民主的な投票~選挙制度の腐敗
2017.12.21 1870号-フェンスが途切れた「壁の終点」で繰り広げられる国境を越えた祭り
2017.12.20 1869号-極めて珍しい軍事境界線を越えての前代未聞の脱北劇
2017.12.19 1868号-新たな「壁」時代の幕開けとなった「ベルリンの壁」崩壊
2017.12.18 1867号-核兵器の先制~予防的非使用が北朝鮮の核保有に手を貸すジレンマ
2017.12.17 1866号-サイトの「『記事』の真偽を見極める責任は受け取る側にある」か
2017.12.16 1865号-現実社会の市民の水準に引き下げられたインターネットの普及
2017.12.15 1864号-ツイッター政治~外交の危険性
2017.12.14 1863号-「間違いを犯したと認める人などほとんどいない」
2017.12.13 1862号-差別している人は自分がいま差別していると思っているだろうか
2017.12.12 1861号-差別をなくすには戦争によって人間自身が滅亡する以外にない
2017.12.11 1860号-「被抑圧者に不要なものは全部解体して占拠してしまえばいい」
2017.12.10 1859号-〈運動する本〉としての〈ドイツ語の本〉の刊行
2017.12.09 1858号-〈ドイツ語の本〉出版問題が見えなかった菅谷規矩雄
2017.12.08 1857号-「社会的な糾弾や制裁」を覚悟しながら書くことができるか
2017.12.07 1856号-教科書版と著作集版の「無人警察」はすでに同じ作品ではない
2017.12.06 1855号-表現過程的視点を欠損させていたてんかん協会の抗議問題
2017.12.05 1854号-敵対者をも取りこみ~転倒していく発想でしか〈差別〉は扱えない
2017.12.04 1853号-「無人警察」教科書掲載問題を論じるのに最も適切だった松下昇
2017.12.03 1852号-あらゆる問いに満ちていた「無人警察」教科書掲載
2017.12.02 1851号-AIでは不可能な生命体としての人間の思考や判断を提示できるか
2017.12.01 1850号-理由は示さずに答えのみを出す人工知能のブラックボックス性
2017.11.30 1849号-機械のような人間と人間のような機械との皮肉な逆転現象
2017.11.29 1848号-人間に反抗し、自由を求める映画の中のロボットたち
2017.11.28 1847号-毒のある危険な「無人警察」こそ教科書を占拠すべきだった
2017.11.27 1846号-「より根源的な表現行為に対する圧殺過程」としてのファシズム性
2017.11.26 1845号-「無人警察」教科書掲載はてんかん協会と敵対すべき問題だったか
2017.11.25 1844号-「無人警察」の教科書削除後のてんかん協会の「反省」は有意義だったか
2017.11.24 1843号-「無人警察」教科書掲載問題がなぜ、差別論争で覆われるのか
2017.11.23 1842号-筒井康隆はてんかん協会との論争で人間的に「応答」しえたか
2017.11.22 1841号-教科書からの「無人警察」削除以後になされているてんかん協会の内省
2017.11.21 1840号-筒井作品に魅了されることと違和感の共存
2017.11.20 1839号-検定ではなくてんかん協会に阻止された「無人警察」の教科書占拠
2017.11.19 1838号-論争と断筆宣言の意味をよく把握しえていなかった当初の筒井康隆
2017.11.18 1837号-差別する一方で作品内の虚構の人物に悲しむ人間の矛盾する感覚
2017.11.17 1836号-文学は言葉のみの力では人間は互いに変わらないことを前提とせよ
2017.11.16 1835号-「無人警察」の教科書採用の抗議~削除を求めるてんかん協会の意図
2017.11.15 1834号-なぜ、筒井康隆の「断筆宣言」は起こったのか
2017.11.14 1833号-人倫を根本から問う表現でしか人の心を動かせない
2017.11.13 1832号-地獄をさまよう中でしか描けぬ「地獄変」
2017.11.12 1831号-いとしい娘と絵師の地獄を描いた芥川龍之介の『地獄変』
2017.11.11 1830号-われわれにとっての「いとしいもの」はどこから生まれてくるか
2017.11.10 1829号-「一篇の詩を生むためにはいとしいものを殺さなければならない」
2017.11.09 1828号-「沈黙が凝集して弾丸になり、そのあとかろうじて言葉があらわれた」
2017.11.08 1827号-夏深し魂消(たまぎ)る声の残りけり
2017.11.07 1826号-人を縊(くび)る音がして不意にゴキリと鈍く骨が鳴く
2017.11.06 1825号-「詩を書くように殺す」永山則夫の内的情況
2017.11.05 1824号-永山則夫が全国的に渡り歩いていた情況としての「風景」
2017.11.04 1823号-1968年から69年にかけて生起した永山則夫事件の情況性
2017.11.03 1822号-詩を書き始めるまで死ぬことしか考えていなかった永山則夫
2017.11.02 1821号-獄中で書く詩は獄(の関係)をどのように変えていくのか
2017.11.01 1820号-「〈書く〉ことの本質」が問う「〈情況への発言〉とはなにか」
2017.10.31 1819号-勾留中の松下と菅谷の取調べに対応する決定的な違い
2017.10.30 1818号-〈発語〉へ向かわせない無言への勾留としての「勾留期限切れ=釈放」
2017.10.29 1817号-「夜の闇」をも奪われている獄中者
2017.10.28 1816号-発語はどこから押しあげられてくるか
2017.10.27 1815号-獄中者・永山則夫にとっての「書くことの反権力性」〈24〉
2017.10.26 1814号-大学闘争へと向かわせた〈無言〉が底流していた菅谷のリズム論〈23〉
2017.10.25 1813号-60・6・15〈不在〉から処分までの12年間の積算された「酷い疲れ」〈22〉
2017.10.24 1812号-免職処分以降の菅谷規矩雄を襲った「おそろしくなるような酷い疲れ」〈21〉
2017.10.23 1811号-書くことが引きだす問題の中で見えなくなる「書くことの権力性」⑳
2017.10.22 1810号-潜伏している問題の追求としての〈竹本〉問題⑲
2017.10.21 1809号-大学闘争を人類史の巨大な領域へと連れ出そうとしていた松下昇⑱
2017.10.20 1808号-断絶とは「社会と文明における根源の変化」、地殻変動である⑰
2017.10.19 1807号-断絶~裂け目としての六十年代末の〈大学闘争〉⑯
2017.10.18 1806号-六八年〈五月〉という〈大いなる出来事〉へのフーコー発言⑮
2017.10.17 1805号-詩作において「失語状態におちいった一九七〇年」の菅谷規矩雄⑭
2017.10.16 1804号-「書くことの反権力性」を運動させていく黒板への落書き⑬
2017.10.15 1803号-大学闘争と詩的情況を重ねていた菅谷規矩雄⑫
2017.10.14 1802号-菅谷規矩雄を激しく震撼させていた六七年十月八日の羽田闘争⑪
2017.10.13 1801号-単位を与える教師ではないものとして大学に赴任した菅谷規矩雄⑩
2017.10.12 1800号-吉本隆明から行動を退け、三島由紀夫に行動を促した六〇年安保闘争⑨
2017.10.11 1799号-菅谷規矩雄にみられなかった〈0〉からつくりだす発想⑧
2017.10.10 1798号-闘争の情況を生みださなかった菅谷規矩雄の〈授業再開拒否〉⑦
2017.10.09 1797号-授業粉砕闘争に行きつかなかった菅谷規矩雄の〈授業再開拒否〉⑥
2017.10.08 1796号-更なる処分説明書が不可欠だった処分後の松下昇の活動⑤
2017.10.07 1795号-「やらねばならないこと」と「やりたいこと」を一致させたサルの冒険④
2017.10.06 1794号-大学外でも戦うべき理由としての「大学においてたたかうべき理由」③
2017.10.05 1793号-サルが「木から降りて草原を歩き始めた」松下昇の大学闘争②
2017.10.04 1792号-戦えなかった文学―菅谷規矩雄の大学闘争①
2017.10.03 1791号-松下昇の闘争に対して「書くことの権力性」を行使した芹沢俊介
2017.10.02 1790号-活字の世界に〈表現〉はどうかかわることができるか
2017.10.01 1789号-〈恋涯〉問題が浮かびあがらせていた芹沢発言の「場所」
2017.09.30 1788号-話し言葉から書き言葉への移行が示した言葉の根本的な変質
2017.09.29 1787号-「書くことの反権力性」をどのようにめざせばよいのか
2017.09.28 1786号-「書くことの権力性」について
2017.09.27 1785号-天 獄(てん ごく)③
2017.09.26 1784号-天 獄(てん ごく)②
2017.09.25 1783号-天 獄(てん ごく)①
2017.09.24 1782号-「活字の水準」における詩~文学に閉ざされていた北川透、菅谷規矩雄
2017.09.23 1781号-〈竹本信弘〉に仮装しきれる自信がなかった菅谷規矩雄
2017.09.22 1780号-大学闘争を経験しない世代の学生たちに直面していた闘争者たち
2017.09.21 1779号-「現在の情況で自らが真の指導性に耐ええ」るかという〈十〉年性の課題
2017.09.20 1778号-大学の内部で展開される大学闘争に収まっていた都立大闘争
2017.09.19 1777号-「個人の生活の24時間を覆いつくす連続闘争」と無縁な都立大闘争
2017.09.18 1776号-「生活領域総体」の問題への取り組みに行きつく大学闘争の永続性
2017.09.17 1775号-菅谷処分を機に衰退していく都立大闘争を持続させようとした松下昇
2017.09.16 1774号-戦うべき〈敵〉はどこにいるのか
2017.09.15 1773号-解放学校は2年数ヶ月の闘争で「どれだけのものを蓄積してきたか」
2017.09.14 1772号-菅谷規矩雄の大学闘争は「断絶」の〈出来事〉にどう向きあっていたか
2017.09.13 1771号-「断絶の時代」を更なる巨大な「断絶」に放りこむ大学闘争~全共闘運動
2017.09.12 1770号-半世紀続いた「継続の時代」から1968年の「断絶の時代」へ
2017.09.11 1769号-「歴史の境界」としての「一九六八年から一九七三年に至る期間」
2017.09.10 1768号-68年5月の「出来事はそれ以前の思想すべてを殺してしまった」
2017.09.09 1767号-各集会に聴衆の一人として参加し匿名の人間であろうとするフーコー
2017.09.08 1766号-「書くことをやめる」ことが徹底されなかった菅谷の大学闘争
2017.09.07 1765号-「書くことをやめるべきなのではないか」
2017.09.06 1764号-「空語の世界と訣別」して「無言を断言するさいごの行為」へ
2017.09.05 1763号-既成の全体性への戦い、「〈来るべき〉全体性への志向」としての表現
2017.09.04 1762号-「究極のヴィジョン」としてのコンミューンの夢
2017.09.03 1761号-菅谷規矩雄の音韻論が到達した「漢字が書けない」という症候
2017.09.02 1760号-闘争過程で〈詩〉を発語する困難さに見舞われていた菅谷規矩雄
2017.09.01 1759号-大学闘争と詩作品の発表を両立させざるをえなかった菅谷規矩雄
2017.08.31 1758号-〈懲戒免職〉処分直後の菅谷規矩雄を摑み取ったリズム論
2017.08.30 1757号-大学闘争から「詩の韻律の問題」へと移行しつつあった菅谷規矩雄
2017.08.29 1756号-〈解体新書〉発行に専念できなかった菅谷規矩雄
2017.08.28 1755号-自己組織論の中絶から目を逸らせてきた『あんかるわ』の継続
2017.08.27 1754号-〈授業再開拒否〉から分離された〈解体新書〉の試み
2017.08.26 1753号-菅谷規矩雄にとって〈解体新書〉発行とは何であったか
2017.08.25 1752号-「独文科教官への公開状」を自主講座のテーマとしえなかった解放学校
2017.08.24 1751号-〈授業再開拒否〉を中心とする解放学校創設の問題点
2017.08.23 1750号-授業粉砕闘争にはいたらなかった都立大自主講座運動
2017.08.22 1749号-三里塚へ向かわざるをえなかった苦境の都立大闘争
2017.08.21 1748号-〈大学〉に限定され包囲されていた菅谷規矩雄の〈無言〉の情況
2017.08.20 1747号-「権力を打倒するため」の「詩はどこにあるか」
2017.08.19 1746号-「語学が苦手」な独語教師として学生に接しつづけた松下昇
2017.08.18 1745号-〈前史的表現〉と〈情況への発言〉の断層を直覚しなかった北川透
2017.08.17 1744号-「〈六甲〉第六章=終章を表現する」戦闘はいつ開始されるか
2017.08.16 1743号-生前中の1991年にテーマとして3・11に出会っていた松下昇
2017.08.15 1742号-「なぜ〈六九〉年を基軸にするか」
2017.08.14 1741号-〈ハンガリー革命〉としての〈六甲〉という課題
2017.08.13 1740号-60年安保闘争体験をとらえる松下昇の表現過程論的特質
2017.08.12 1739号-60年安保闘争体験を記述する菅谷の「虫の眼」と松下の「鳥の眼」
2017.08.11 1738号-〈情況のなかの死〉に対する情況としての詩はいかにして可能か
2017.08.10 1737号-六〇・六・一五の現場に居合わせなかった菅谷規矩雄
2017.08.09 1736号-「どうにも生きられない」という呻きの底で「無言を断言せよ」
2017.08.08 1735号-「今から見れば、あの時代の対応は駄目だったな」の晩年の菅谷発言
2017.08.07 1734号-文学者として大学内に存在する根拠を創造できなかった菅谷規矩雄
2017.08.06 1733号-都立大闘争の終焉を突きつけた懲戒免職処分による〈失業〉の事実
2017.08.05 1732号-懲戒免職処分の前で佇む菅谷規矩雄と、処分の奥へと突き進む松下昇
2017.08.04 1731号-懲戒免職処分によって「失業した」ことの実感を報告する菅谷規矩雄
2017.08.03 1730号-「獄中の学生から最も高く評価された」〈祝福としての〈0〉点〉
2017.08.02 1729号-〈授業再開拒否〉に対して「単位」取得のみを迫ってくる〈一般学生〉
2017.08.01 1728号-闇の中から突きだされてくる、大学闘争に敵対する〈一般学生〉
2017.07.31 1727号-〈国家〉にむかってどのような詩を書くことができるか
2017.07.30 1726号-60年安保闘争から見通した廃墟状態の大学に赴任した菅谷規矩雄
2017.07.29 1725号-相対化(批評)が根底にない〈教室=密室=個室〉の学びとは何か
2017.07.28 1724号-〈教室=密室=個室〉の聖域の守護によっていじめ等が〈排出〉される
2017.07.27 1723号-「教室には先生と生徒がいる」ことの自明さをまず疑え
2017.07.26 1722号-生活の中から押しだされる言葉は生活の中で受けとめるほかない
2017.07.25 1721号-沖縄の「屈辱の日」、本土の「希望と決意を新たにする日」の1952・4・28
2017.07.24 1720号-沖縄戦の象徴以上に観光〝ブランド〟となった「ひめゆり」の呼称
2017.07.23 1719号-家の「くつろぎの場」での戦いをくぐらずには戦争に抗しえない
2017.07.23 緊急号5-最大の善意で政権の敵意と向き合い、愛で憎しみをやわらげたい
2017.07.22 緊急号4-「中国の民主化運動の象徴」といわれた劉暁波氏の死去
2017.07.22 1718号-戦時中は沖縄戦で、戦後は日本復帰を願って「日の丸」を振った沖縄
2017.07.21 1717号-人を殺し合わずに平和が作れますか? という反問
2017.07.20 1716号-9・11同時多発テロが浮き彫りにした日本の平和教育の欺瞞
2017.07.19 1715号-ひめゆり学徒隊の体験を語る証言員に〝頑張って下さい〟の観光客
2017.07.18 1714号-「明るい沖縄」と「暗い沖縄」の間(はざま)で沈殿する沖縄の無言~絶望
2017.07.17 1713号-観光と基地の沖縄以外の「乱開発の沖縄」
2017.07.16 1712号-この国は「内部からの腐敗によって、平和が崩れていく」
2017.07.15 1711号-米軍のヘリパッド建設工事の抗議活動に機動隊員が発した「土人」発言
2017.07.14 1710号-前哨戦である沖縄戦で先行した本土戦でもありえた筈の「集団自決」
2017.07.13 1709号-「面白い」で片付ける一言が浮かびあがらせる思慮のなさ
2017.07.12 1708号-大江健三郎に盲目を強いている作家としての特権
2017.07.11 1707号-ソンタグからの問いかけを自分のものにしなかった大江健三郎
2017.07.10 1706号-異論は善意や情熱からくる意図でなく真実を基準にせよ
2017.07.09 1705号-作家として行動する身をもとうとするソンタグ
2017.07.08 1704号-苦渋の選択を迫られる場所に立ってぎりぎりの決断を下すこと
2017.07.07 1703号-言葉だけ参加させずに「身をもって目撃すること、参加すること」
2017.07.06 1702号-全共闘時代に「解体」を叫んで大学教師になった加藤典洋の『水死』論
2017.07.05 1701号-戦前の超国家主義の上に「接ぎ木」された大江健三郎の戦後民主主義
2017.07.04 1700号-戦時中の生きかたについて自問する深さが摑み取った「戦後」なのか
2017.07.03 1699号-ドイツの「戦争を知らぬ世代」には罪はないが責任はある
2017.07.02 1698号-死ぬまでナチスに関する見通しの間違いを認めなかったハイデガー
2017.07.01 1697号-何を「隠していた」かより、重さを増してきた「隠していた」こと
2017.06.30 1696号-作家は態度として逆風のなかに常にあらねばならない
2017.06.29 1695号-勝敗を度外視した負けないことを最後までやりとげる戦い
2017.06.28 1694号-戦前は皇国少年、戦後は民主主義者として生きた大江健三郎への問い
2017.06.27 1693号-「物いわぬ木」との木の生き死ににかかわる大工の対話
2017.06.26 1692号-木や人間の癖を隠すように変化してきた現代社会
2017.06.25 1691号-「木の命と人間の命の合作が本当の建築でっせ」
2017.06.24 1690号-21歳で詩作をやめ37歳の死まで放浪の苦難の旅を続けたランボー
2017.06.23 1689号-旅で育まれていく「身体の記憶」の生命性
2017.06.22 1688号-外部を移動しながら内部の奥行きを掘り進めていく旅の思考
2017.06.21 1687号-自分の存在の根拠を根底から揺さぶる旅の意味
2017.06.20 1686号-軍事目的という弾の飛んでこない「仮想空間」に暮らす日本の科学者
2017.06.19 1685号-足が地に着かない「国会の議論」は「仮想の空論」である
2017.06.18 1684号-被疑者の身柄を長期拘束し自白を強要する不条理な「人質司法」
2017.06.17 1683号-「様々な法律の中で前科が付いて回る」出所後の不利益も含む懲役刑
2017.06.16 1682号-出所日が近づくにつれてしだいに高まるさまざまな不安
2017.06.15 1681号-突然の仮出所告知に募ってきた「寮内工場全体に対する感謝の言葉」
2017.06.14 1680号-仮釈放が決まると塀の中に外の世界がなだれ込み、時間の流れが滞る
2017.06.13 1679号-人権感覚が欠如している百年前の監獄法に拘束される看守と囚人
2017.06.12 1678号-塀の中にマスコミが向かわないよう仮釈放を盾に対応を迫る刑務所
2017.06.11 1677号-塀の中に突然降って湧いた政策秘書名義借り問題
2017.06.10 1676号-「面会時 老いたる母の 頬つたい 流れる涙 拭いてもやれず」
2017.06.09 1675号-肉親や恩人の死に法律だけでなく運命にも罰せられていると思う囚人
2017.06.08 1674号-「収容者と同じように、塀の中で管理されている」看守
2017.06.07 1673号-看守という職業の人たちの中に多い慈悲深い人情家
2017.06.06 1672号-相模原事件の「絶対的な悪」を根底から見通す「存在倫理」(6)
2017.06.05 1671号-相模原事件の「絶対的な悪」を根底から見通す「存在倫理」(5)
2017.06.04 1670号-相模原事件の「絶対的な悪」を根底から見通す「存在倫理」(4)
2017.06.03 1669号-相模原事件の「絶対的な悪」を根底から見通す「存在倫理」(3)
2017.06.02 1668号-相模原事件の「絶対的な悪」を根底から見通す「存在倫理」(2)
2017.06.01 1667号-相模原事件の「絶対的な悪」を根底から見通す「存在倫理」(1)
2017.05.31 1666号-収容者の希望を受け入れようとする刑務所側の民主主義的な姿勢
2017.05.30 1665号-すべての面で見られる寮内工場に対する差別的待遇
2017.05.29 1664号-収容者の生殺与奪の権を握っている専制君主のような看守
2017.05.28 1663号-自分の名前すらわかっていない痴呆症の同囚の介助係
2017.05.27 1662号-障害者にとっては「天国そのもの」の刑務所
2017.05.26 1661号-畳や床の上に糞尿と嘔吐物がこびりつく光景に立ちすくむ
2017.05.25 1660号-寮内工場での指導補助のウンコまみれの仕事
2017.05.24 1659号-種々の障害の収容者のいる寮内工場での時間つぶしの作業
2017.05.23 1658号-障害者の囚人の「毎日がクソとションベンまみれ」の世話係に配役
2017.05.22 1657号-大幅な定員オーバー状態の全国の刑務所の逼迫した現状
2017.05.21 1656号-ヒエラルキー社会である刑務所の中
2017.05.20 1655号-刑務所生活はどのようにはじまるのか
2017.05.19 1654号-学校で「おくれる」子を話題にして取り上げる安易さ
2017.05.18 1653号-互いの精神領域を深めていく介助者と非介助者の関係
2017.05.17 1652号-障害者などの個体としての弱者の概念を広げる「関係としての弱者」
2017.05.16 1651号-「親鸞の造悪論」はどこまで「絶対的な悪」を見通していたか
2017.05.15 1650号-現実社会の価値観を転倒する度合で示される宗教性の広さ、深さ
2017.05.14 1649号-自分の存在を確認するために必要な「精神の〈深さ〉」
2017.05.13 1648号-「善」と「悪」が明瞭に判断される根源的な「存在倫理」
2017.05.12 1647号-弱者と弱者でない者とが地続きである場所はどこにあるか
2017.05.11 1646号-近代的人権概念によって「人」から昇格した架空の「個人」
2017.05.10 1645号-「施設にお世話になるのは、やっぱり悪いことなのかな」という母親
2017.05.09 1644号-ヒトラーの障害者殺害を中止させたドイツ社会のユダヤ人虐殺の黙殺
2017.05.08 1643号-治療の技術的な知識だけでなく人間についての知識が必要な医者
2017.05.07 1642号-社会よ、母に殺させるな、施設に殺させるな!
2017.05.06 1641号-「生きるに値する生命」とそうでない生命の区別は誰が行うのか
2017.05.05 1640号-不具の子供を生かしておく方がもっと残忍だったニーチェの時代
2017.05.04 1639号-「明るいニーチェ」に貼りついている「聖なる残忍」のニーチェ
2017.05.03 1638号-劣悪な職場である施設勤務こそが「優生思想」の温床である
2017.05.02 1637号-どのようであれば人間として生きることになるのかという問い
2017.05.01 1636号-「生きるに値しない」自分の生を障害者に投影させた殺傷事件の実行者
2017.04.30 1635号-人間は人間に成っていくために障害者を不可欠としている
2017.04.29 1634号-「存在倫理」と相容れない「優生思想」
2017.04.28 1633号-乗客道連れの9・11テロに致命的に欠落していた「存在倫理」の領域
2017.04.27 1632号-「存在倫理」の観点を想起させる相模原殺傷事件
2017.04.26 1631号-「誰かがやらないといけない」と使命感に燃えていた犯行者
2017.04.25 1630号-相模原市の障害者施設で起きた殺傷事件について考える
2017.04.24 1629号-選挙で負けないために「テロとの戦争」を掲げる民主主義国家
2017.04.23 1628号-自分の意志による殺人と意志ではない戦場殺人の決定的相違
2017.04.22 1627号-戦争は人間を堕落させ、逆に成長させる面でも非常に「人間的」である
2017.04.21 1626号-三度目の日本襲来「元寇」を撤回させた1288年のベトナム侵攻の敗北
2017.04.20 1625号-ロヒンギャ問題に対するアウンサンスーチーの姿勢
2017.04.19 1624号-在日ミャンマー人からも差別され続ける在日ロヒンギャ
2017.04.18 1623号-無国籍難民として祖国ミャンマーから脱出するロヒンギャ
2017.04.17 1622号-「ロヒンギャ」問題とはなにか
2017.04.16 1621号-帰国後も進行中の北ヴェトナムでソンタグの身に起こったこと
2017.04.15 1620号-ヴェトナム戦争終結6年前に米国の敗北、撤退を洞察していたソンタグ
2017.04.14 1619号-「真の革命的変化をもたらすのは、革命感情の共有体験である」
2017.04.13 1618号-北ヴェトナム人は本心から指導者を愛し、政府も人民を愛している
2017.04.12 1617号-戦争を〝非人間的〟と考えず、心から人間の善意を信じるヴェトナム人
2017.04.11 1616号-徹底的に具体的な態勢であるヴェトナム人の〝人民戦争〟
2017.04.10 1615号-悲惨な禍害を糧にする、驚くべき能力を備えているヴェトナム人
2017.04.09 1614号-自分たちの棺桶をかついで田圃へ出かけてゆくヴェトナム人の農夫
2017.04.08 1613号-「ヴェトナム人にとって〝個(エゴ)〟とはなにであるか」
2017.04.07 1612号-自分らを盟友視するヴェトナム人の態度を率直に受け入れたソンタグ
2017.04.06 1611号-「現実にはひどくアメリカがお気にいり」の空爆されているヴェトナム人
2017.04.05 1610号-実用のための、生き残るためのヴェトナム人の歴史
2017.04.04 1609号-単色的なヴェトナムに圧倒されるソンタグ
2017.04.03 1608号-アメリカ人の意識のなかでは現実(リアル)ではないヴェトナム
2017.04.02 1607号-小国ヴェトナムを侮り武力で解決の思いあがりで敗退した米国
2017.04.01 1606号-「学び直し」のプロセスをもたない「学校の学び」
2017.03.31 1605号-「アカルサハ、ホロビノ姿デアラウカ。人モ家モ、暗イウチハマダ滅亡セヌ」
2017.03.30 1604号-生命の住む場所を絶滅させる原発爆発
2017.03.29 1603号-チェルノブイリ惨事は「事故」ではなく「カタストロフィ」である
2017.03.28 1602号-「チェルノブイリ後の状態」で「チェルノブイリ前」の言葉を語る人々
2017.03.27 1601号-アレクシエーヴィチ「チェルノブイリのことは書きたくなかった」
2017.03.26 1600号-近々勃発の南海大地震は「大川小の悲劇」を繰り返さないか
2017.03.25 1599号-ひたすら助からない方向をめざして児童を巻きこんだ大川小
2017.03.24 1598号-どの学校でも起こりうる惨事として起こった「大川小の悲劇」
2017.03.23 1597号-天災を忘れたときの人間そのものが天災にほかならない
2017.03.22 1596号-地震災害の観点からの避難行動を重視していた「大川小の悲劇」
2017.03.21 1595号-「学校の学び」の集団思考の沈黙に覆われていた「大川小の悲劇」
2017.03.20 1594号-「学校バイアス」に盲目になっていく「学校の学び」
2017.03.19 1593号-アメリカにとってヴェトナム戦争とは何であったのか
2017.03.18 1592号-アメリカ兵士としてヴェトナム戦争で死んでいった多くのチカーノ
2017.03.17 1591号-「カニャーダに行きなさい!」と声をあげつづけるソロー
2017.03.16 1590号-囚人も入院患者も学校の生徒たちも「給食」で繋がれている
2017.03.15 1589号-「獄中の学び」は人間の解放に向かい、学校の学びは拘束に向かう
2017.03.14 1588号-「獄中の学び」は学校の学びと根本的にどこが異なるのか
2017.03.13 1587号-年齢や住所や職業を問う「人定」からはじまる裁判とは何か
2017.03.12 1586号-一世紀以上前のソローを喚起した戯曲『ソローが獄で過ごした一夜』
2017.03.11 1585号-釈放に抗議して牢獄にとどまる権利があると主張したソロー
2017.03.10 1584号-「生活の本質的な事実」だけを生きようとした思想家ソロー
2017.03.09 1583号-監獄ほど「自由について真に考える」場はない
2017.03.08 1582号-記憶を豊かなものにしていくために生きていく
2017.03.07 1581号-寂しい「体のセックス」に異議を申し立てつづける「心のセックス」
2017.03.06 1580号-生きていくということはどうしてこんなに寂しいんだろう
2017.03.05 1579号-「貧しく愚かな」日本の敗戦的現実の苦労こそが「人間の事業」に値する
2017.03.04 1578号-三十年後の「街頭」闘争としての援助交際
2017.03.03 1577号-援交少女たちの「軽さは街を救い、時代にスタイルを与えている」か
2017.03.02 1576号-売春行為を差し引いても零にならず残るもののほうが大きい援助交際
2017.03.01 1575号-一対一の関係を喪失していく援助交際
2017.02.28 1574号-「自分探し」をするうちに最後に「自分消し」に至る援助交際
2017.02.27 1573号-「ヒマ=空白」を恐れる少女たちの「ヒマ=空白」的存在
2017.02.26 1572号-日本社会の「貧しく寂しい性」の情況を剥きだした援助交際
2017.02.25 1571号-ある出来事にかかわる最大の影響が及ぶ最も弱い存在の声を聞け
2017.02.24 1570号-公然と所有関係としてのセックスを拒否しはじめた女性たち
2017.02.23 1569号-非日常的な性(セックス)をする空間として非日常が演出されているラブホテル
2017.02.22 1568号-結果を案じて計算しながら行動するのが人間であるか
2017.02.21 1567号-イエスが死ぬときは自分が死ぬときだと覚悟していたユダ
2017.02.20 1566号-ダ・ビンチ『最後の晩餐』の革命的な描写
2017.02.19 1565号-考えることは知識ではなく筋肉に結びつかなくてはならない
2017.02.18 1564号-錯覚で出来あがっている人間の世界
2017.02.17 1563号-一人の寂しさには耐えられても二人でいる寂しさには耐えられない
2017.02.16 1562号-ときに人生には理解を絶することが起こる
2017.02.15 1561号-ありあまる善意が仇(あだ)になってしまう人生の罠
2017.02.14 1560号-学校の監獄化が具体的に進行していく米国社会の監獄システム
2017.02.13 1559号-監獄の中で摑んだ言葉には「監獄」が貼りついている
2017.02.12 1558号-監獄でしか味わうことのできない真の人間の力
2017.02.11 1557号-作家とは自分の言葉にどこまでも運ばれていく者である
2017.02.10 1556号-住人が非現実感にとらわれるほど現実が殺到している戦争地域
2017.02.09 1555号-「ゴドー」もクリントンもやって来なかった戦時下のサラエヴォ
2017.02.08 1554号-ソンタグにとっての隠喩としてのサラエヴォでの『ゴドー』上演
2017.02.07 1553号-絶望状態にこそ「絶望の表現」がふさわしい
2017.02.06 1552号-観客を、上演空間を「発見」した『ゴドー』劇の監獄での上演
2017.02.05 1551号-娑婆の観客は拒否し、囚人は受け容れた『ゴドーを待ちながら』劇
2017.02.04 1550号-「ゴドーを待ちながら」、空白の自分を待ちつづける
2017.02.03 1549号-獄外で拒絶され、獄内で受容されたベケット『ゴドーを待ちながら』
2017.02.02 1548号-身体を動かしながら可能になっていく読書の方法を生みだせ!
2017.02.01 1547号-獄中でしかできない読書とはどのようなことか
2017.01.31 1546号-獄中の読書の困難さはどこにあるか
2017.01.30 1545号-人間は言語を通じてどこまでも憑依していく
2017.01.29 1544号-人は置かれた場所で言葉を育み押しだす
2017.01.28 1543号-家の中で身の丈が低くならざるをえなかった男色者の三島由紀夫
2017.01.27 1542号-三島由紀夫の蹶起に対する見方を根底から変えた作品『剣と寒紅』
2017.01.26 1541号-目は見ることよりも、涙を流すことのほうが大事である
2017.01.25 1540号-「言っておきたいことがあるの」という最後の言葉
2017.01.24 1539号-「病室の沈黙以上に恐ろしいもの」はない
2017.01.23 1538号-「真実よりも生命」を遮二無二追い求めたソンタグ
2017.01.22 1537号-苦しんでいる文章は苦しみながらしか受けとめられない
2017.01.21 1536号-本は本の彼方へ、読書は読書の彼方へ向かわなくては何も始まらない
2017.01.20 1535号-人生終焉を詠む〝秋深き自分は何をする人ぞ〟
2017.01.19 1534号-文字は自分の体に書きこんで記憶せよ
2017.01.18 1533号-血流が途絶えつつある問題の交差点に対するカテーテル治療を施せ
2017.01.17 1532号-戦時下の胎児として胎内で感じつづけてきた凄まじい爆撃
2017.01.16 1531号-生物体の意識は体内細胞にどのように働きかけることができるのか
2017.01.15 1530号-心筋梗塞による壊死で自分たちが死なないように協力しあった細胞
2017.01.14 1529号-心筋梗塞が起きて初めて心筋梗塞について考えること
2017.01.13 1528号-人生の袋小路をどのように切り抜ければよいのか
2017.01.12 1527号-「押し入れ」で恐怖に打ち震えていた生涯に匹敵する時間
2017.01.11 1526号-闘争参加者の行く手をますます阻む街頭闘争の〈急進〉性
2017.01.10 1525号-「血は立ったまま眠っている」闘争はいかに可能か
2017.01.09 1524号-一寸先がみえない深い闇に包まれていく街頭実力闘争
2017.01.08 1523号-夕闇の袋小路に連なっている路地の「奥の細道」
2017.01.07 1522号-日本人はなぜ情死を「心中」と呼ぶのか
2017.01.06 1521号-「絶対人を殺せない人、テロの出来ない人」だった三島由紀夫
2017.01.05 1520号-「生き残ってすまなかったという負い目」を持ち続ける三島世代
2017.01.04 1519号-東大全共闘は丸山真男を吊し上げ三島由紀夫を「先生」と称揚する
2017.01.03 1518号-「こんな檄文書いたって一文にもならんよなあ」という三島の独語
2017.01.02 1517号-「私は矢張『表現の絶望』から出発したいと思ふのです」
2017.01.01 1516号-発禁処分裁判にほとんど触れない『剣と寒紅』への感想
2016.12.31 1515号-『剣と寒紅』の発禁処分は福島次郎の著作活動全般への否定である
2016.12.30 1514号-福島次郎『三島由紀夫 剣と寒紅』の反響について
2016.12.29 1513号-初心を身体に刻めば身体が覚えているという「初心忘るべからず」
2016.12.28 1512号-両性具有者の光源氏の「立ちのぼる幻のような存在」の美しさ
2016.12.27 1511号-遊女にとっての哀切な「遊びをせんとや生まれけむ」の歌
2016.12.26 1510号-三島由紀夫の死後に遺された両親の心持ち
2016.12.25 1509号-発禁処分された福島次郎の小説を考察することの批評性
2016.12.24 1508号-三島の男色性向の真実の追求を閉ざした福島次郎の小説の発禁処分
2016.12.23 1507号-ホモの小説を書くことで戦後社会と対決しようとした『仮面の告白』
2016.12.22 1506号-三島の凄まじい孤独感に自分の孤独感を重ねなかった福島次郎
2016.12.21 1505号-「コトバが人間を動かさない」ことを三島に立証した福島次郎
2016.12.20 1504号-三島由紀夫の人格を一変させてしまった福島次郎の「ホモの小説」
2016.12.19 1503号-三島の男色にとって必然な「ますらを道」を見抜けなかった福島次郎
2016.12.18 1502号-「ホモの小説は書かないように」という福島次郎への三島の忠告
2016.12.17 緊急号-患者負担を増大させただけの「医薬分業」政策の失敗
2016.12.17 1501号-三島からどう忠告されようと「ホモの小説」を書き続けた福島次郎
2016.12.16 1500号-三島の神風連精神旅行は男色相手の福島次郎にとって何だったのか
2016.12.15 1499号-『葉隠』の世界における男色者としての三島由紀夫の蹶起
2016.12.14 1498号-日本刀を手にした男二人が死に突き進んでいく情死のイメージ
2016.12.13 1497号-『葉隠』に底流する日本特有の濃厚な男色の匂い
2016.12.12 1496号-生きるか死ぬかを迫られれば死ぬことをすすめる『葉隠』
2016.12.11 1495号-「死ねる覚悟」はそれを問う戦場をつくりだす必要がある
2016.12.10 1494号-腐った「精神の化粧」を憎んだ『葉隠』
2016.12.09 1493号-「常住死身(しにみ)になることによつて自由を得る」という『葉隠』の哲学
2016.12.08 緊急号-常軌を逸した光景 難民船ルポ
2016.12.08 1492号-理論的な恋愛論を展開している『葉隠』
2016.12.07 1491号-男色とはことをなすための男と男の永遠の結びつきでなければならぬ
2016.12.06 1490号-「もし、いざということがおきたなら、君、東京へすぐ来てくれるかね」
2016.12.05 1489号-熊本訪問で同性愛の小説を書く意味がないと提起した三島由紀夫
2016.12.04 1488号-「何もかもが熊本に関連」づけられていく三島由紀夫の取材旅行
2016.12.03 1487号-神風連蹶起者たちの墓の前で自分の墓を見つめていた三島由紀夫
2016.12.02 1486号-神風連精神と男色
2016.12.01 1485号-自分も腹を切る度合でしか腹を切った三島について書けない
2016.11.30 1484号-現職の高校教師時代に18歳の少年を性的相手にしていたという告白
2016.11.29 1483号-神風連精神に触れるため禊ぎまで行ってきた三島由紀夫の熊本訪問
2016.11.28 1482号-肉のつながりを求める外国人との同衾を拒んだ三島由紀夫
2016.11.27 1481号-男色の奥の「日本的心性のふしぎさ、男に於けるふしぎにはかないもの」
2016.11.26 1480号-異性とも同性とも交われない「人間ならぬ何か奇妙な悲しい生物(いきもの)」
2016.11.25 1479号-同性愛相手に性的欲情を起こさせなかった三島由紀夫の肉体の欠損
2016.11.24 1478号-童貞の大学生相手の三島由紀夫の男色
2016.11.23 1477号-文学作品が商品として直面する引用問題に文学はどう取り組むか
2016.11.22 1476号-著作権法にかかわらず著名人の手紙の公表は商行為的性格をもつ
2016.11.21 1475号-「手紙を公表する権利は、著作権とは別のものなのである」
2016.11.20 1474号-文学もまた商品化されて文学化される
2016.11.19 1473号-著作権法違反で訴えられた福島次郎『三島由紀夫 剣と寒紅』
2016.11.18 1472号-同性愛者であった三島由紀夫の蹶起のもつ意味
2016.11.17 1471号-いかにも幸せそうに上機嫌で死んでいったソクラテス
2016.11.16 1470号-君たちがぼくをつかまえて逃げださないように十分考えてほしい
2016.11.15 1469号-肉体の中に魂が生じることによって肉体は生命をもつ
2016.11.14 1468号-「すべての美しいものは美によって美しい」
2016.11.13 1467号-各々は「何によって生じ、何によって滅び、何によって存在するか」
2016.11.12 1466号-自分(ソクラテス)のことよりも「真実」のほうを気にかけてほしい
2016.11.11 1465号-魂の不死、不滅はどのように証明されるか
2016.11.10 1464号-哲学とは「真の意味で平然として死ぬことを練習すること」である
2016.11.09 1463号-三島由紀夫が死の最後の日々に枕もとに置いていた『パイドン』
2016.11.08 1462号-三島由紀夫の死ははたして「英雄的自殺」でありえたか
2016.11.07 1461号-フランス革命期に政治犯のあいだで流行した「英雄的自殺」
2016.11.06 1460号-暗殺された「マラーの死」に見られるかっこいい「演劇的な死」
2016.11.05 1459号-フランス革命に巣くう「虚無の深淵」を引きずりだしたギロチン刑
2016.11.04 1458号-王の「無敵の力」を民衆に見せつけた残虐な公開処刑
2016.11.03 1457号-どのような死が「英雄的」な死でありうるか
2016.11.02 1456号-不死鳥のような「単独法人」としての王の政治的身体
2016.11.01 1455号-「空の空」をうつはずの文学それ自体の「空の空」を露呈した文士劇
2016.10.31 1454号-三島事件と同じ1970年11月25日に稽古が始まった「文士劇」
2016.10.30 1453号-政治天皇万歳!ではなく文化天皇万歳!であった三島の「天皇万歳!」
2016.10.29 1452号-軍と「文化概念としての天皇」の直結はいかに可能か
2016.10.28 1451号-政治的側面と共に文化的側面も無力化された戦後の「週刊誌天皇制」
2016.10.27 1450号-「文化概念としての天皇」を強調する和辻哲郎、津田左右吉
2016.10.26 1449号-異民族問題のない日本文化の母胎としての共同体理念の確立
2016.10.25 1448号-大学闘争を学園紛争とみることに欠損している「態度」の問題
2016.10.24 1447号-筋も論理もどうでもいい、とにかく秩序が大切という日本社会の特質
2016.10.23 1446号-世界革命戦争の申し子ではなく旧日本軍隊の申し子であった連合赤軍
2016.10.22 1445号-終戦後も軍法会議もなしに連隊長の判断で処刑が行われた日本軍隊
2016.10.21 1444号-民族的体質から革命とインターナショナリズムを志向した連合赤軍
2016.10.20 1443号-連合赤軍事件はどうして旧日本軍隊に通じるのか
2016.10.19 1442号-「全くどうかしている」情況下で生起した連合赤軍リンチ殺人事件
2016.10.18 1441号-血腥い三島事件や反・非暴力主義肯定の風潮を吹飛ばした連合赤軍事件
2016.10.17 1440号-ナショナリズムの糖衣を被ったインターナショナリズムの三派全学連
2016.10.16 1439号-守られる対象が創造者に要求している「守る行為」
2016.10.15 1438号-「真の文学者のとるべき態度」は必ずしも「書くこと」に直結しない
2016.10.14 1437号-「連続性と再帰性」を絶えず喚起する日本文化の特質
2016.10.13 1436号-戦後の非武装平和思想として甦る「戦時中の一億玉砕思想」
2016.10.12 1435号-「博物館的な死んだ文化と、天下泰平の死んだ生活」を守る文化主義
2016.10.11 1434号-「菊と刀」の永遠の連環を絶った占領政策と日本国民
2016.10.10 1433号-敗戦直後に諫死した蓮田善明との「約束」を25年目に果した三島由紀夫
2016.10.09 1432号-無効性の上に成立する精神は行動によって責任をとる
2016.10.08 1431号-財界との絶縁によって破綻した企業支援前提の祖国防衛隊構想
2016.10.07 1430号-「国民の自立の精神と武の伝統」を蘇らせるための民兵隊構想
2016.10.06 1429号-自衛隊への体験入隊によって本格化した祖国防衛隊構想
2016.10.05 1428号-民主国家の国民の「国防に参与する権利」としての祖国防衛隊
2016.10.04 1427号-自主防衛に起ちあがる「祖国防衛隊はなぜ必要か?」
2016.10.03 1426号-自衛隊法にはどう明記されているか 第94条~第96条
2016.10.02 1425号-自衛隊法にはどう明記されているか 第93条~第94条
2016.10.01 1424号-自衛隊法にはどう明記されているか 第91条~第93条
2016.09.30 1423号-自衛隊法にはどう明記されているか 第84条~第91条
2016.09.29 1422号-自衛隊法にはどう明記されているか 第81条~第84条
2016.09.28 1421号-自衛隊法にはどう明記されているか 第76条~第80条
2016.09.27 1420号-軍事力の問題以上に空間的時間的に国家の態様を守るための防衛
2016.09.26 1419号-神道の祭祀とみなされて天皇家の個人的行事にされた天皇の祭祀
2016.09.25 1418号-憲法一条(天皇の地位・国民主権)と二条(皇位継承)の間の論理的矛盾
2016.09.24 1417号-憲法の国体明示と国防の同時改正に着手せよと主張する三島由紀夫
2016.09.23 1416号-「全身的な人間の決断の行為」として展開された総監室での死闘
2016.09.22 1415号-「異常な三島事件」に反応した司馬遼太郎の「健康」文学的神経
2016.09.21 1414号-人の「本気」だけはテレビの映像とは無縁で映像には捉えられない
2016.09.20 1413号-「空の空」をうつ文学の空しさを浮き彫りにした三島事件の衝撃
2016.09.19 1412号-文学以外の領域で「空の空」の戦いを仕掛けた三島由紀夫
2016.09.18 1411号-「空の空」をうつ作業を本質とする文学に欠損している「態度」
2016.09.17 1410号-心中に燃やしつづけてきた団蔵の意地の死
2016.09.16 1409号-歳がいけばいくほど死を受け入れるエネルギーも弱まっていく
2016.09.15 1408号-芸術家は死なずにどのように死に匹敵するものを示せるか
2016.09.14 1407号-舞台上の大名優は団蔵の死が示した「人生舞臺の大名優」には及ばない
2016.09.13 1406号-昭和43年1月の「圓谷二尉の自刃」に後押しされた三島由紀夫の自刃
2016.09.12 1405号-「死期を覚る」判断を行うのは魂であって生命ではない
2016.09.11 1404号-医者の必要性が根本的な問題になってくる高齢多死社会
2016.09.10 1403号-一層問われる「医者としての覚悟」と「患者としての覚悟」
2016.09.09 1402号-保険医療制度下で必然となる医師の最重要任務は「どう死なせるか」
2016.09.08 1401号-三島由紀夫は50年近いいまも叫びつづけているか
2016.09.07 1400号-待って待って、待ちつづけて、悲願の割腹死を手にした三島由紀夫
2016.09.06 1399号-「記憶もなければ何もないところ」の自衛隊に対する三島由紀夫の蹶起
2016.09.05 1398号-三島由紀夫にとって最高傑作であった1970年11月25日の行動
2016.09.04 1397号-文は覚悟を失ったとき人を動かす言葉であることをやめた
2016.09.03 1396号-「狂気」がなければ起こりようがなかった三島事件
2016.09.02 1395号-三島由紀夫たちの最期を見届ける役割を果たした益田兼利東部方面総監
2016.09.01 1394号-「もう戻れない」と感じる跳躍だった三島由紀夫の軍隊式共同生活
2016.08.31 1393号-「全く男性の生理と意識」で女性の生理と意識を描いた『憂国』
2016.08.30 1392号-三島由紀夫はどうして森田必勝より先に割腹自決を行ったのか
2016.08.29 1391号-三島由紀夫の蹶起は割腹にまで至らなければどう評価されるのか
2016.08.28 1390号-「死後の家族の名誉」のみを気にかけていた三島由紀夫
2016.08.27 1389号-三島事件最中に職員たちがバレーボールをしていた自衛隊の日常性
2016.08.26 1388号-自分の「ゴッタ煮」は死ぬときになくなるという三島由紀夫
2016.08.25 1387号-論理的であろうとするほど論理を支える力は非合理的になっていく
2016.08.24 1386号-平和主義の腰抜けの「軍隊」だからこそ可能になった三島事件
2016.08.23 1385号-激しいヤジとたたかわざるをえなくなった三島由紀夫の演説
2016.08.22 1384号-要求の完全遵守なき場合総監を殺害して自決する予定の三島事件
2016.08.21 1383号-大日本帝国陸軍のメッカでもあった三島事件の舞台となった建物
2016.08.20 1382号-編集者が原稿「最終回」の文字に驚く頃に事件発生の三島由紀夫の計算
2016.08.19 1381号-最初から最後まで夢物語だった三島事件の自衛隊のクーデター
2016.08.18 1380号-美の殉教者意識に必要なのはあらゆる誤解を受け入れることである
2016.08.17 1379号-体験入隊を通じて思い知った自衛隊に対する三島由紀夫の深い絶望
2016.08.16 1378号-三島事件で露呈した自衛隊のサラリーマン的結束と無秩序状態
2016.08.15 1377号-三島由紀夫を超越志向の「文学者」とみなした澁澤龍彦
2016.08.14 1376号-魂にかかわらない文学は永遠に「理想の読者」に出会えない
2016.08.13 1375号-人は公務に就くから公人になるわけではない
2016.08.12 1374号-虚構と現実を混同した三島事件の「何か白昼夢のような」感じ
2016.08.11 1373号-「公私混淆」の三島事件
2016.08.10 1372号-三島由紀夫の割腹自決に募る「本気だったんだろうかという気持」
2016.08.09 1371号-なぜ三島由紀夫の「畢生の雄叫び」の肉声を心静かに聞かなかったのか
2016.08.08 1370号-「生命」と「魂」はどちらが大事であるか
2016.08.07 1369号-自衛隊国軍化の訴えよりも「命をかけた行動」を見せつけるための蹶起
2016.08.06 1368号-なぜ自衛隊は「違憲の軍隊」に甘んじつづけるのか
2016.08.05 1367号-蹶起に参加できなかった楯の会会員に対する三島由紀夫の思い
2016.08.04 1366号-「常人のなしえざるところ」の「一人で死ぬ場合」の三島由紀夫の割腹
2016.08.03 1365号-自分たちの死を人質にした総監に見届けさせた三島事件
2016.08.02 1364号-刀を振りまわし殺人事件になりかけた三島事件の総監室内での死闘
2016.08.01 1363号-三島事件の衝撃は一体どこからやってくるのだろう
2016.07.31 1362号-人間と言葉の尊厳のために自殺した『朗読者』の女主人公
2016.07.30 1361号-文盲のときも読み書きができたときも命がけの『朗読者』の主人公
2016.07.29 1360号-人生の「朗読者」を必要としつづける「文盲」
2016.07.28 1359号-言葉に恵まれた三島由紀夫の自決と文盲の『朗読者』ハンナの自殺
2016.07.27 1358号-作家がえらかった時代を体現し、死で作家の凋落を示した三島由紀夫
2016.07.26 1357号-三島由紀夫の死後これで「作品が安心して読める」と思った橋本治
2016.07.25 1356号-「語る者に徹する」ためにこそ引き寄せる危難に堂々と立ち向かえ
2016.07.24 1355号-三島由紀夫が望んだ事件の「血なまぐささ」を忌避する文学者
2016.07.23 1354号-感動を封印するために凡庸な辞世の歌をつくった三島由紀夫
2016.07.22 1353号-選択肢がないときの選択の仕方
2016.07.21 1352号-世界の中で見捨てられたような一人ぼっちの深い孤独感
2016.07.20 1351号-兄が事故で亡くなった妹の結婚式のスピーチのありかた
2016.07.19 1350号-「有用性と無用性を乗りこえた地點」で戦った三島由紀夫と松下昇
2016.07.18 1349号-文学の言葉にはもはや「魂」が宿ることはできない
2016.07.17 1348号-作品は排泄物という文学に対する三島由紀夫の呪詛
2016.07.16 1347号-三島由紀夫の作家人生の幕を閉じる『豊饒の海』最終巻の見事な結末
2016.07.15 1346号-「作者が何か危険なものを扱っている」ことによって成り立つ文学
2016.07.14 1345号-16歳の処女小説『花ざかりの森』の末尾に戻った『豊饒の海』ラスト
2016.07.13 1344号-自分は60年間、ただここを再訪するためにのみ生きて来たという想い
2016.07.12 1343号-認識者は死の最後まで認識者の道をたどる以外にない
2016.07.11 1342号-転生物語にはめこまれた青年の悲劇を描いた『天人五衰』
2016.07.10 1341号-第三巻『暁の寺』執筆中に挫折した「肉体の言葉」の蹶起
2016.07.09 1340号-『奔馬』執筆中の三島由紀夫の自衛隊体験入隊~「楯の会」結成
2016.07.08 1339号-命を懸けた「凶ごと」の恋によって命を失った『春の雪』の主人公
2016.07.07 1338号-「神いさめ」「神殺し」の作品としての『英霊の声』
2016.07.06 1337号-割腹自決の舞台が与えられなかった2・26事件の蹶起将校たち
2016.07.05 1336号-小説『憂国』で克明に描写しながら割腹していた三島由紀夫
2016.07.04 1335号-自作自演で映画化された小説『憂国』の克明な割腹描写
2016.07.03 1334号-60年安保デモに「日本語の極度の混乱」を目のあたりにした三島由紀夫
2016.07.02 1333号-「プラハの春」の二千語宣言の50年後の今も心を打つ名文
2016.07.01 1332号-『金閣寺』完成直後に勃発したハンガリー動乱の『鏡子の家』への影響
2016.06.30 1331号-『鏡子の家』で作品世界を生きていくことになった三島由紀夫
2016.06.29 1330号-「戦後」文学の廃墟をも映しだしていた『鏡子の家』
2016.06.28 1329号-人間界の、人間精神の外れの外れまで歩いて人間の縁まで来たその先
2016.06.27 1328号-どんな突発的な偶然の事態でも人間は運命として選んでいるか
2016.06.26 1327号-死への憧れは死の恐怖に根ざしている
2016.06.25 1326号-4人がそれぞれに蔵している破局を見届けようとする「鏡子の家」
2016.06.24 1325号-天才の感受性には自在に無限に飛翔する翼が備わっている
2016.06.23 1324号-自分が傷つくよりも先に自分が誰かを傷つけていることの驚き
2016.06.22 1323号-壁をぶち割る者、壁を鏡に変える者、壁に描く者、壁になる者
2016.06.21 1322号-過去の世界崩壊と未来の世界崩壊に挟まれた現在という幻影
2016.06.20 1321号-世界崩壊の前兆は破滅に関する何の兆候もないところに見られる
2016.06.19 1320号-『鏡子の家』の完成に怖さを感じていた三島由紀夫
2016.06.18 1319号-『鏡子の家』の制作過程で仕事が捗る喜びに浸っていた三島由紀夫
2016.06.17 1318号-『金閣寺』の主人公を「どうして殺さなかったのか」
2016.06.16 1317号-金閣炎上の中で死なずに一仕事終えて生きようと思った主人公
2016.06.15 1316号-幻の夢を追求する者は幻の夢に追求されることになる
2016.06.14 1315号-内面の障害に必ず根を張っている外面の障害
2016.06.13 1314号-変容はどのようなプロセスをたどってくるか
2016.06.12 1313号-消えない夢を炎上させるにはどうすればよいのか
2016.06.11 1312号-戦時中の金閣を燦然と輝かせていた滅びの美
2016.06.10 1311号-「凶ごと」の美を引き寄せる行為者はどう身を処さねばならないか
2016.06.09 1310号-世界を変貌させるのは認識ではなく、行為であるか
2016.06.08 1309号-洛中洛外のこれまでの古刹同様に金閣も焼こうとする時代の不安
2016.06.07 1308号-人は「絶対」の目をもつことができるかという『金閣寺』の問い
2016.06.06 1307号-アメリカの対日占領政策を浮き彫りにする『金閣寺』
2016.06.05 1306号-『金閣寺』に登場する占領軍米兵の不思議な描写のされ方
2016.06.04 1305号-吃りの美しくない主人公が無限に募らせる「金閣寺」の美
2016.06.03 1304号-被っているうちに素面の肉まで食いこんでしまった「仮面の告白」
2016.06.02 1303号-「悲劇的なもの」に引き寄せられながら徴兵逃れに走ることの齟齬
2016.06.01 1302号-「永遠に拒まれているという悲哀」を源泉とする三島の「悲劇的なもの」
2016.05.31 1301号-一体「凶ごと」の中に美があるのかしらん?
2016.05.30 1300号-「美しい死」を凶ごとたらしめていくための三島由紀夫の自己改造
2016.05.29 1299号-終戦によって「凶ごと」が突然去った不幸に襲われた三島由紀夫
2016.05.28 1298号-「三島由紀夫と松下昇」のテーマでみえてくるもの
2016.05.27 1297号-グローバリゼーション時代における『蟹工船』的世界の見えない関係
2016.05.26 1296号-「人とつながる」ことは自分の命をかけるに値する人生の大事業である
2016.05.25 1295号-作家とは詩や小説を書くことによって「戦う」者である
2016.05.24 1294号-「政治小説の批判として始まった」近代文学の大きな欠陥
2016.05.23 1293号-本来互いの領域で成立しあっていた政治と文学
2016.05.22 1292号-「狭い意味での文学」と「広い意味での文学」の違いは何か
2016.05.21 1291号-〈哲学〉の終焉によって思考は新たにはじまらなくてはならない
2016.05.20 1290号-コミュニケーションとは沈黙をどれほど伝えられるか、にある
2016.05.19 1289号-さまざまな表現の可能性を潜在させていたプロレタリア文学
2016.05.18 1288号-「集団で考え、集団で読み、集団で書く」ことをめざすプロレタリア文学
2016.05.17 1287号-現実の私たちと対話不能な法の本質に挑む運動エネルギーの奔出
2016.05.16 1286号-〈運動する本〉としての「ドイツ語の本」刊行の試み
2016.05.15 1285号-審理(批評)する現場の法廷を闘争(事件)現場とした〈タマゴ〉の飛翔
2016.05.14 1284号-〝どんなささいな権力の〈暗示〉も見逃さないで反撃する〟表現運動
2016.05.13 1283号-権力総体も追求しはじめた「〈  〉は、いまどこにあるのかという問題」
2016.05.12 1282号-国家権力による批評~記録としての起訴状や処分説明書
2016.05.11 1281号-起訴状等は読まれることを拒否する文書として成立している
2016.05.10 1280号-菅谷規矩雄の文学が苦しみつづけたその過程こそが〈文学〉に値する
2016.05.09 1279号-生前には追悼を、死後には復活を提起せよ
2016.05.08 1278号-「無数の潜在する表象でいっぱいになっている」黒板への落書き
2016.05.07 1277号-大学闘争を自分の文学の問題とせず松下昇の固有の闘争と捉えた北川透
2016.05.06 1276号-〈黒板=文学〉ではなく〈黒板=表現〉と書かざるをえなかった菅谷規矩雄
2016.05.05 1275号-〈  〉の記号を自分の表現の位相で発見した松下の落書きとの出会い
2016.05.04 1274号-黒板に白ペンキで大書された〈「く」の字型12個の落書き〉が流す「血」
2016.05.03 1273号-文学と異なる六甲の表現運動はどのような血を流すことができるか
2016.05.02 1272号-原稿用紙に綴られる大学闘争の記録集への表現過程の「ためらい」
2016.05.01 1271号-大学も学問も歴史の浅さが「必然性を保証してくれない」日本
2016.04.30 1270号-人間の記憶を空間に刻みこむにはどうすればよいか
2016.04.29 1269号-東浩紀の「ゲンロンカフェ」が試みようとしていること
2016.04.28 1268号-投獄も処刑もない社会で小説はどう「反抗」できるか
2016.04.27 1267号-言論弾圧を意識しない文学がどんな踊りを踊ってみせるのか
2016.04.26 1266号-大学闘争に出会ったとはいえなかった高橋和巳の文学
2016.04.25 1265号-「原稿用紙」の世界を「揺りうごかす別の経験」としての大学闘争
2016.04.24 1264号-表現としての最大の無言の領域を生みだした表現運動
2016.04.23 1263号-高橋和巳の発癌にとって大学闘争とは何であったのか
2016.04.22 1262号-「拒否と不服従を表現する」文学者であり続けようとした高橋和巳
2016.04.21 1261号-ボルシェヴィキを生みだすロシア社会内部のスターリン体制
2016.04.20 1260号-弛緩してゆく組織的結束を保つために不可欠とされる仲間殺し
2016.04.19 1259号-松下昇主導の表現運動はなぜ凄惨な報復の論理を免れたのか
2016.04.18 1258号-抽象的な党派性がもたらす内ゲバの抽象性ゆえの際限のなさ
2016.04.17 1257号-革命運動は敵対者との衝突ではなく自滅を余儀なくされていく
2016.04.16 1256号-このまま死んでも生きながらえても「三度目の敗北」に崩れこむ高橋和巳
2016.04.15 1255号-高橋和巳にとっての文学の問題としての大学闘争
2016.04.14 1254号-自己を支えてきた文学に自己が告発されつつあった文学者
2016.04.13 1253号-大学闘争によって高橋和巳は道を踏み迷わせられてしまったか
2016.04.12 1252号-身近な妻の心がわからないなんとかわいそうだった高橋和巳
2016.04.11 1251号-虚無僧志願で本質的に一人碁を打つような高橋和巳の文学
2016.04.10 1250号-過去は未来の出来事として反復されつづけるか
2016.04.09 1249号-「松のことは松に問え、竹のことは竹に問え」、探し物は探し物に問え
2016.04.08 1248号-どこをさがすかを「さがせ、さらば見出すであろう」
2016.04.07 1247号-何を探すのかがわからないまま「探す人」が棲みつかなくてはならない
2016.04.06 1246号-「小説の流れが決めている」小説を書くことの自由
2016.04.05 1245号-真の武装は武装についての考えを羽ばたかせる〈自由〉さにある
2016.04.04 1244号-外的原因を自分の内的原因に変換していく大学闘争
2016.04.03 1243号-外的原因を内的原因に変えていくことに自由が見いだされる
2016.04.02 1242号-「未来からの記憶群」としての〈 〉の記号の出現
2016.04.01 1241号-世界からつけられてきた〈 〉を世界にむかってつけていく闘いの開始
2016.03.31 1240号-「教室でかいま見た〈マイナス〉の効果を相乗してプラスになしうるか」
2016.03.30 1239号-闘争開始によって「松下昇を気狂い扱いにでき」た「情況が切り開かれた」
2016.03.29 1238号-闘争の持続についてどのように語ることができているか
2016.03.28 1237号-言葉によって自らを顕さず、沈黙によって自らを隠しつづけた大学教官
2016.03.27 1236号-大学闘争で問われてきた「言葉の本質にかかわる問題」とは何か
2016.03.26 1235号-目に見えるバリケードを目に見えないバリケードとしてどう支えたか
2016.03.25 1234号-数年前から始まっていた「様々な目にみえない闘争」が摑んだ大学闘争
2016.03.24 1233号-闘争の新芽として多様に伸びていこうとする六甲の表現運動
2016.03.23 1232号-大学闘争における学生支援派の良心的教官たちの「対応型」の態度
2016.03.22 1231号-高橋和巳にとって大学闘争とは何であったのか
2016.03.21 1230号-現天皇の「踏み込んだ発言」の後押ししている現皇后
2016.03.20 1229号-「沖縄が日本に甘えているのか、日本が沖縄に甘えているのか」
2016.03.19 1228号-「沖縄の軍事基地化」の上に乗っかる本土の「平和と民主主義」
2016.03.18 1227号-「一分で忘れた」憲法学者たちの憲法制定時における平和国家の言説
2016.03.17 1226号-九条に「平和」の言葉を加える努力は「日本人の思想の創作」だったか
2016.03.16 1225号-九条の非軍事規定とつながっている戦後憲法の天皇条項の意味
2016.03.15 1224号-戦地の小野田さん以外に国内で忘れることのできない位置にいた天皇
2016.03.14 1223号-占領軍の「寛大な政策」による「平和的な腐敗」に冒された戦後日本人
2016.03.13 1222号-天皇免責が果たされてなにもかも「一分で忘れた」戦後日本人
2016.03.12 1221号-わけのわからない「象徴」天皇について一度でも考えたことがあるか
2016.03.11 1220号-GHQと日本政府合作の天皇免責の公式表明だった憲法の天皇条項
2016.03.10 1219号-敗者はとことん叩きのめされて負けることの辛さ、悲哀を骨身に沁みよ
2016.03.09 1218号-降伏文書調印式5日後のマッカーサー宛日本人の最初の手紙
2016.03.08 1217号-「日本人の日本人らしさにおける最大のかなしさ」を見せつけた占領
2016.03.07 1216号-はじめてデモに参加する若者たちの「はじめて」目にする光景は何か
2016.03.06 1215号-最低投票率の規定がない国民投票法への大いなる不安
2016.03.05 1214号-人間は深い闇の中から生まれ、いまも深い闇に包まれている
2016.03.04 1213号-「ただ一人の人間」であろうと心がける人々に支えられる「独立国家」
2016.03.03 1212号-世界中の期待と希望がこめられた国民投票の実施を!
2016.03.02 1211号-国民がモルモット扱いされる集団的自衛権行使容認後の国民投票
2016.03.01 1210号-重要法案であるほど十分な論議が不可能な国会の惨憺たる現状
2016.02.29 1209号-日本の安全保障について考えなくさせる「戦争法案反対」スローガン
2016.02.28 1208号-国際法上日本にとっても集団的自衛権を根拠としている現行安保条約
2016.02.27 1207号-国民一人一人の独立と日本の「独立国家」づくりのための国民投票
2016.02.26 1206号-人も国も独立にむけて精神を活発に働かせる「人民の気風」を養え
2016.02.25 1205号-一般戦死者と〝英霊〟とをどうしても差別して祀る靖国神社
2016.02.24 1204号-「敗戦責任」を問わなかった戦後の日本国民
2016.02.23 1203号-NATO軍の一員として欧州防衛義務を負うドイツ軍の域外派兵加速
2016.02.22 1202号-「九条がリアルで大きな力だったという現実」と語るペシャワール会中村哲
2016.02.21 1201号-首相「集団的自衛権」記者会見における言語~思考の乱脈
2016.02.20 1200号-国会承認を受けない安倍内閣による解釈改憲で瀕死の憲法九条
2016.02.19 1199号-「極東」安保を経て「グローバル」安保として完成された日米安保
2016.02.18 1198号-投票民主主義が用意するのは桎梏であって人間的解放ではない
2016.02.17 1197号-民主主義が有効に機能するには賢い判断を下す人々が不可欠である
2016.02.16 1196号-限られた議論の質のよくなさ、長期的視点のなさ、の安保法制論議
2016.02.15 1195号-腐った「不正義の平和」が国際社会にどこまで通用するか
2016.02.14 1194号-現実と憲法の乖離を解釈改憲で埋めてきた従来のあり方の転倒を
2016.02.13 1193号-集団的自衛権行使をめぐる議論が突きあたる根本的な問題
2016.02.12 1192号-憲法改正の前に立ちはだかる九六条の大きなハードル
2016.02.11 1191号-「内容、精神は、ほんの上っつらを流すだけ」の戦後憲法教育
2016.02.10 1190号-敗戦後に日本人が望む前に与えられた「強制された自由」
2016.02.09 1189号-憲法の主体でありながら憲法から疎外されつづけてきた「国民」
2016.02.08 1188号-非軍事憲法から平和憲法への名辞変更と憲法からの沖縄排除の一体化
2016.02.07 1187号-非軍事憲法を名辞のみの平和憲法へと上書きしていく「惨状」
2016.02.06 1186号-現実過程に食いこむことのできない「平和国家」のフィクション性
2016.02.05 1185号-九条の非軍事条項の中に「平和」の言葉を盛りこもうとした政府の努力
2016.02.04 1184号-九条の変更と同様に九条のみにも不安を覚えていたであろう日本人
2016.02.03 1183号-強制された憲法が良かったので占領軍が書いたことを消去してきた
2016.02.02 1182号-平和憲法ではなく敗戦国の非軍事憲法としての日本国憲法
2016.02.01 1181号-市民革命を経験していない日本の憲法はどうあるべきか
2016.01.31 1180号-「根本規範である憲法を正当化するものは何か」
2016.01.30 1179号-「憲法以前のところ」の最大の問題を凝視していた中野重治
2016.01.29 1178号-第9条が「日本人の思想の創作」ではない悲しみを感じる小林秀雄
2016.01.28 1177号-日本人は憲法9条に対して「そして父になる」ことができるか
2016.01.27 1176号-国際法の歴史的歪みをただす国際法の時間の可逆化
2016.01.26 1175号-「一枚の静物画において、時間はいかに表現しうるか」
2016.01.25 1174号-大地と「自然契約」をとりむすぶために人間がなすべきこと
2016.01.24 1173号-「グラウンド・ゼロ・モスク」が問うていること
2016.01.23 1172号-すべての場所が語りかける物語を聴く以外の平和はない
2016.01.22 1171号-自分の水準ではなく、自分を超える水準にとっての欲望とはなにか
2016.01.21 1170号-人は欠損を感じて快楽思想を求めるが、欠損は快楽思想を求めていない
2016.01.21 1169号-絶対平和は我々の存在様式~生活のあり方の変革抜きには到来しない
2016.01.20 1168号-日本の丸腰の平和主義を国際社会にどのように押しだすのか
2016.01.19 1167号-一国主義の平和から脱して日本はどのように国際社会へ入っていくか
2016.01.18 1166号-9条は「天皇を守りたい」日本と「天皇を利用したい」GHQとの合作
2016.01.17 1165号-「異質社会への無知」は同質社会への無知から生じる
2016.01.16 1164号-「絶対平和主義」デモと22年前のローマ・短大生レイプ事件
2016.01.15 1163号-「日本の安全保障をどうするのか?」という論議の置き去り
2016.01.14 1162号-9条は理想であるか、敗戦後の自己不信の呪縛であるか
2016.01.13 1161号-戦争をなくすためには非武装の身をさらさなくてはならないか
2016.01.12 1160号-国会前への出張デモを学生たちの所属する大学へ還流せよ
2016.01.11 1159号-私がデモに参加しない、できない理由
2016.01.10 1158号-国家のために「死ねる戦争」から「死ねなくなった戦争」への戦後の転換
2016.01.09 1157号-ISへの国際的取り組みに影を落とすトルコによるロシア軍機撃墜事件
2016.01.08 1156号-イスラム社会内部の「表現の自由」を再度「アラブの春」として展開せよ
2016.01.07 1155号-シャルリー襲撃事件の十ヵ月後に起きたパリ同時多発テロ事件
2016.01.06 1154号-「シャルリー・エブド」襲撃事件に対する中東諸国政府の反応
2016.01.05 1153号-安倍首相はなぜ国民の総意に基づかない人道支援を表明したのか
2016.01.04 1152号-日本は大量の移民を受け入れる国に変われるか
2016.01.03 1151号-普遍主義として真っ向から対立するフランスの国家態度とイスラム原理
2016.01.02 1150号-「文字通り命をかけて守る」フランスの表現の自由
2016.01.01 1149号-「シャルリー・エブド」にとっての「表現の自由」とは何か
2015.12.31 1148号-テロリスト配信の脅迫映像や処刑画像と通底する「クソコラ」
2015.12.30 1147号-海外居住の「ファン」へのアピール、支援要請である「イスラム国人質事件」
2015.12.29 1146号-「イスラム国」からの一方的なプロパガンダを支えているマスコミ
2015.12.28 1145号-危険地域でのジャーナリストの最大の仕事は「帰ってくる」ことである
2015.12.27 1144号-〝自らの命より大事なものを、他者のもとに差し出す〟イスラム精神に反する「イスラム国」
2015.12.26 1143号-後藤健二さんの「大いなる崇高さ」と湯川遥菜さんの「悲しい無様さ」
2015.12.25 1142号-日本は「日本人を守れる」国たりうるか
2015.12.24 1141号-同情どころか非難の声を浴びた香田さんの両親
2015.12.23 1140号-10年前に香田証生さんはどのようにイラクで殺害されたか
2015.12.22 1139号-湯川遥菜さんの殺害に「後藤さんではなくて良かった」と感じたこと
2015.12.21 1138号-作品の世界では死ねない作家の宿命に抗ってきた三島由紀夫
2015.12.20 1137号-近代科学の脅威と芸術の衰退に直面している人間社会の危機
2015.12.19 1136号-近代科学において初めて分離されてきた認識と経験が統合された
2015.12.18 1135号-言葉はどのようにして事物のように存在し始めるか
2015.12.17 1134号-生涯の格闘が誰にも伝わらない絶望に覆われた三島由紀夫の孤独
2015.12.16 1133号-自分が計画して自分一人で死んでいった三島由紀夫の孤独な蹶起
2015.12.15 1132号-『命売ります』に「楯の會」を淵源とする孤独を凝視していた三島由紀夫
2015.12.14 1131号-『命売ります』に登場する秘密組織から透けてみえる「楯の會」
2015.12.13 1130号-なぜ三島由紀夫は『命売ります』のような作品を書いたのか
2015.12.12 1129号-遠ざかろうとしても偶然の力を借りて主人公を追いかける「命売ります」
2015.12.11 1128号-「命売ります」から「命売りません」への主人公の変化
2015.12.10 1127号-『命売ります』は三島にとって書かれねばならない作品だったか
2015.12.09 1126号-「何の組織にも属さないで、しかも命を惜しまない男もゐる」
2015.12.08 1125号-何かを待つ時、未来を重い実体のあるものとして感じはじめる
2015.12.07 1124号-自殺して避けてきたゴキブリの生活に近づく「命売ります」の主人公
2015.12.06 1123号-「命売ります。お好きな目的にお使ひ下さい。」
2015.12.05 1122号-「語り得ぬもの」の行動としての三島由紀夫の割腹自決
2015.12.04 1121号-「語り得ぬもの」の前に立ちつくしていた三島由紀夫の人生の寂寥
2015.12.03 1120号-「玩具の兵隊さん」としての「楯の会」を最大限活用した三島由紀夫
2015.12.02 1119号-三島の命がけの行動の裏面にこびりついていた凄まじい「孤独」
2015.12.01 1118号-「先生はいつ死ぬんですか」と男子高校生から質問された三島由紀夫
2015.11.30 1117号-三島由紀夫の「命捨てます」によって娯楽作品化された『命賣ります』
2015.11.29 1116号-他人に伝達不可能な「苦痛」をかかえて人は死んでいくとみる小林秀雄
2015.11.28 1115号-日本で最初の安楽死小説ではなく人としての生き方を描いた『高瀬舟』
2015.11.27 1114号-森鴎外『高瀬舟』の欲がなく足ることを知っている不思議な罪人
2015.11.26 1113号-鯛は頭から腐るが、人間は言葉から「枯れかかる」
2015.11.25 1112号-二者間の言語はそのままでは第三者とコミュニケーションできない
2015.11.24 1111号-二者間での言語の規則と三人称の領域での言語の規則は一致するか
2015.11.23 1110号-二者関係に不要な言語世界は第三者的視点に貫かれている
2015.11.22 1109号-人間は相手と対話しながら、「第三者」と対話している
2015.11.21 1108号-消費する喜びは消費させる現実に刃向かう喜びにつながらねばならない
2015.11.20 1107号-人類にとっての問題~危機としてのジェノサイド
2015.11.19 1106号-人間には自分たちを脅かすすべての存在を抹殺する権利はない
2015.11.18 1105号-ジェノサイドに加担していく消費者の立場をどう転倒するか
2015.11.17 1104号-癌に冒されて死滅していく体の中でジェノサイドが噴出する
2015.11.16 1103号-生命の抹消ではなく存在そのものの抹消に向かうジェノサイドの怖さ
2015.11.15 1102号-自分が自分からいつまでも「見つめられる」ということ
2015.11.14 1101号-ジェノサイドの加害者は世界の真理に近づくことが起こりうるか
2015.11.13 1100号-映像で楽しむおぞましさは現実と地続きになっていないか
2015.11.12 1099号-ジェノサイド映画であっても裏面にこびりついている隠微な快楽
2015.11.11 1098号-関東大震災での朝鮮人、中国人虐殺をジェノサイドと捉える視座
2015.11.10 1097号-難民として死ななければならないパレスチナ人
2015.11.09 1096号-国際社会の捨て子のパレスチナに深くかかわってきたジャン・ジュネ
2015.11.08 1095号-問われているのは映画ではなく常に映画の外にいる我々である
2015.11.07 1094号-戦争後遺症によって失われた記憶が喚び起こす苦渋の真実
2015.11.06 1093号-「被災地の衝撃的な映像」が喚び起こす過去の忌まわしい記憶
2015.11.05 1092号-強迫神経症が生じさせる「無意識的罪悪感」が連れだすところ
2015.11.04 1091号-孤独な「良心」としての憲法9条
2015.11.03 1090号-戦争体験者がつぶやく「戦争は絶対にしてはならない」の意味
2015.11.02 1089号-ヘーゲルの「理性の狡知」とカントの「自然の狡知」の違い
2015.11.01 1088号-9条では不都合な事態に直面するとき、日本人はどう選択するか
2015.10.31 1087号-外部から押しつけられたからこそ憲法9条は深く定着した
2015.10.30 1086号-戦争に反対する理由をもたないから9条が支持される
2015.10.29 1085号-9条と自衛隊~在日米軍は相互にその存続を補完~保証しあう関係
2015.10.28 1084号-戦争の問題に関して人類はまだ文化=文明化の段階に達していない
2015.10.27 1083号-1930年代ではなく19世紀末の帝国主義時代こそ現在に似ている
2015.10.26 1082号-カントの平和論に底流する簡単に打ち捨てられない「何か」
2015.10.25 1081号-「パックス・アメリカーナの終焉」ではなく資本主義の終焉ではないか
2015.10.24 1080号-リベラル民主主義が崩壊に向かう過程で直面する「ニヒリズム」
2015.10.23 1079号-同盟の堅持と「世界の警察官」としての役割を区別する米国
2015.10.22 1078号-アメリカの一極支配の強化に向かった安倍政権
2015.10.21 1077号-「米国の後退」は一時的な撤退局面か、地滑り的か
2015.10.20 1076号-第二次大戦以降の各国に受け入れられてきた米国中心の国際秩序
2015.10.19 1075号-「帝国の喪失」がもたらす人生の『日の名残り』
2015.10.18 1074号-戦争は「国家的エゴイズム」の発露で事実だが「善悪」の問題ではない
2015.10.17 1073号-戦後日本の植民地状況を必然化したアメリカにとっての「中国喪失」
2015.10.16 1072号-殉死禁止時代における吉良邸討入りという忠義で粉飾した殉死
2015.10.15 1071号-お上との一戦よりも主眼になりつつあった吉良邸討入り
2015.10.14 1070号-吉良邸討入りを忠義者の「義挙」として讃えられる計画づくり
2015.10.13 1069号-一寸の虫にも五分の魂を腰の刀にぶら下げている武士
2015.10.12 1068号-なぜ吉良邸討入りで大公儀(おかみ)に対する蹶起(けっき)ではなかったのか
2015.10.11 1067号-武士は顔におしろいを塗っても、心にまで塗らぬ
2015.10.10 1066号-武士は主君に仕えるが、自分自身にも仕えている
2015.10.09 1065号-殉死を迫られる武士の非道
2015.10.08 1064号-最初に家中の殉死を禁止した肥前佐賀藩主鍋島光茂の英断
2015.10.07 1063号-堺事件の兵卒たちの目を瞠る誇り高き天晴れな態度
2015.10.06 1062号-森鴎外はなぜ、『堺事件』を書いたのか
2015.10.05 1061号-吉良邸討入りの義盟を果すための赤穂浪人衆の一方ならぬ苦労
2015.10.04 1060号-御大変後、赤穂浅野家家臣で以前より幸せになった者はいない
2015.10.03 1059号-移転先の吉良邸を取り囲んで住んでいた浅野浪人衆
2015.10.02 1058号-大石内蔵助はなぜ主君が間違いを起さぬよう気配りしなかったのか
2015.10.01 1057号-泰平の世における武士の生きる道は道徳の師たるほかない
2015.09.30 1056号-平和が忠義を行おうとする士(さむらい)を追放してしまった
2015.09.29 1055号-「生類憐みの令」と「忠臣蔵」
2015.09.28 1054号-浅野内匠頭の狂気を家臣はどう引き継ぐのか
2015.09.27 1053号-(不) 忠 臣 蔵 年 表
2015.09.26 1052号-殉死が許されなくて味わう生き地獄
2015.09.25 1051号-「阿部一族」にみられる命よりも重い武士の名誉
2015.09.24 1050号-慣習化されている殉死が惹起した「阿部一族」の残酷な悲劇
2015.09.23 1049号-主君の許しを得なくてはならない「殉死」
2015.09.22 1048号-「インドでは読まれないだろう」三島文学
2015.09.21 1047号-「金閣寺」と切腹は同じ最たるノン・ポリティクスと見るインド人
2015.09.20 1046号-三島事件に対する海外の新聞・雑誌の論調
2015.09.19 1045号-外国人女性学者が目撃した最高のパフォーマンスとしての三島事件
2015.09.18 1044号-三島事件を「夕立ちのさわやかさ」と評した数学者の岡潔
2015.09.17 1043号-三島事件の本質に「大変孤独なもの」をみていた小林秀雄の「孤独」
2015.09.16 1042号-『ビルマの竪琴』の水島上等兵はなぜ日本に帰還しなかったのか
2015.09.15 1041号-知性を切り拓いていく真正の「反知性主義」
2015.09.14 1040号-沖縄人は独立を覚悟して基地撤去の住民投票を行うべきである
2015.09.13 1039号-「思考の単純化」で覆われている憲法問題
2015.09.12 1038号-マルクスの「共産主義」運動とは無縁な連合赤軍の「共産主義化」
2015.09.11 1037号-ポツダム宣言受諾が遅れたために原爆が投下されたという神話
2015.09.10 1036号-切腹しなかった先生は墨塗り作業をつらそうに命じた
2015.09.09 1035号-日本語が英語で上書きされずにすんだ「墨塗り教育」
2015.09.08 1034号-生者は何も語らない死者からどんな声を引きだそうとするのか
2015.09.07 1033号-「狭く古い濃密な沖縄の共同体の内部深く」に突入った集団自決調査
2015.09.06 1032号-チビチリガマの集団自決調査が惹起した読谷村日の丸焼却事件
2015.09.05 1031号-戦後日本の各国民は対日平和条約にどのように調印したか
2015.09.04 1030号-撤退した占領軍の基地の空き地で広まった「禁じられた遊び」
2015.09.03 1029号-「1945年出生者」190万人は前年度より37万人もの少なさ
2015.09.02 1028号-「情」の「忠臣蔵」史観に包まれた「情」の大東亜戦争
2015.09.01 1027号-忠臣蔵史観の異常な心情倫理を源流とする「死んで貰います」
2015.08.31 1026号-「死んで貰います」へと国民を無限に連れだした「情」の大東亜戦争
2015.08.30 1025号-「集団自殺したがる不思議な民族」としての日本人
2015.08.29 1024号-住民が「集団自決」にいたる「死の連帯感」の強度
2015.08.27 1023号-ガマの暗闇で「情」を必死にたぐり寄せようとしていた避難者
2015.08.26 1022号-「アメリカーに犯されて死ぬくらいなら…お母さんの手で、きれいなままで殺してください」
2015.08.25 1021号-チビチリガマの避難民たちの死のう組と生きよう組との争い
2015.08.24 1020号-「ひらり、ひらり、蝶が舞うように身をくねらせて落ちていく」人々
2015.08.23 1019号-兵卒に残酷ではるか後方の参謀や高級指揮官には寛容だった日本軍
2015.08.22 1018号-容易な集団的玉砕に対し困難な一人の自殺
2015.08.21 1017号-日本兵捕虜に浮き彫りにされる日本軍の兵士に対する扱い
2015.08.20 1016号-大量の文書を戦場に持参する不思議な日本兵
2015.08.19 1015号-「情」の大東亜戦争と「理」の太平洋戦争
2015.08.18 1014号-戦争に勝つためのアメリカ流と戦争で死ぬことを叩きこむ日本流
2015.08.17 1013号-以降の戦局悪化を準備していた開戦時の真珠湾攻撃の成功
2015.08.16 1012号-そもそも日米開戦は避けるべきこととして考えられていたか
2015.08.15 1011号-必至の日米開戦を前に外交の手段を尽すという建前
2015.08.14 1010号-満州国建国にあわせて総動員体制確立、高度国防国家建設をめざした日本
2015.08.13 1009号-対米戦争へと追いつめられていく日本の開戦決定プロセス
2015.08.12 1008号-合理性追求の〝力〟の源泉でありうる非合理性
2015.08.11 1007号-情況を突破せずに情況の変化にあわせて頭を切替えていく日本人
2015.08.10 1006号-死者はお骨を遺していったと崇める現代の日本人
2015.08.09 1005号-東京裁判の陰に隠れたBC級戦犯裁判で指し示された「ながい旅」
2015.08.08 1004号-精神に触れてくる「情」と精神に無関係な「空気」との決定的な違い
2015.08.07 1003号-「情」による拘束がなければ「空気」は醸成されない
2015.08.06 1002号-戦艦大和の伊藤長官はなぜ無謀な特攻出撃を了解したのか
2015.08.05 1001号-〈戦前の思考〉は戦前のどのような気分に支配されていたのか
2015.08.04 1000号-危機に直面した日本人が「我慢」や「絆」に戻ろうとする情の世界
2015.08.03 999号-まだなにも書いていない実感と書けないところで書けという要請
2015.08.02 998号-〈一人で多数派〉の論理をどのように構築するか
2015.08.01 997号-〈自主ゼミ〉位相で労働者運動の領域にどこまで踏みこめるか
2015.07.31 996号-〈情況への発言〉の位相に貫かれた「白夜通信」の発行~配布
2015.07.30 995号-事件を審理する法廷を事件現場としていく永続的な表現過程
2015.07.29 994号-組織化によって悪へと変質させられていく善なる革命運動
2015.07.28 993号-権力に迷惑をかけつづけた〈 〉記号の武装闘争
2015.07.27 992号-闘争の本質を展開していくための〈武装闘争〉
2015.07.26 991号-革命(的課題)と組織(的課題)のあいだの矛盾としての処刑
2015.07.25 990号-後世代に飛び立つ処はどこにもないことを冷酷に突きつけた連赤事件
2015.07.24 989号-連合赤軍は社会とは異質な〝狂気の鬼畜集団〟にすぎなかったか
2015.07.23 988号-なぜ誰一人として粛清をとめるために起ちあがらなかったのか
2015.07.22 987号-16歳の少年の目に「革命」とは映らなかった連合赤軍事件
2015.07.21 986号-追いつめられると自分たちが自分たちを更に追いつめていく
2015.07.20 985号-「弱さ」は「弱さ」を憎み抹殺することで人を腐敗させる
2015.07.19 984号-「昭和」を描かずに国民作家となった司馬遼太郎
2015.07.18 983号-文学やことばは、人を喰う「オオカミになり得るか」
2015.07.17 982号-三島が絶叫している自衛隊で「職員がバレーボールをしている」光景
2015.07.16 981号-「心死すれば生くるも益なし」と絶叫していた三島たちの蹶起
2015.07.15 980号-60年安保闘争世代にとっての大学闘争のもつ意味と重さ
2015.07.14 979号-戦後民主主義教育の申し子たちによる〈知の叛乱〉としての大学闘争
2015.07.13 978号-「ひとりの文学者として」大学の管理体制に衝突した菅谷規矩雄
2015.07.12 977号-自分を突き動かしていく言葉をどのようにつくりだすか
2015.07.11 976号-あらゆる言葉~関係を〈 〉の記号で括っていく闘争の開始
2015.07.10 975号-獄を拒否して獄中を自分の拠点に変えようとしていた永山則夫
2015.07.09 974号-「永山則夫」が浮かびあがらせた日本の文学~文学者の愚劣さ
2015.07.08 973号-一人は赤軍派に向かう列車に、もう一人は転回していく列車に
2015.07.07 972号-機動隊員に追われて民家の押し入れに9時間潜んでいた事態
2015.07.06 971号-参加者の行く手を阻む〈急進〉性になっていった街頭闘争
2015.07.05 970号-王子野戦~三里塚闘争で体験した忘れられないイヤな出来事
2015.07.04 969号-「いつ、どこで、どのようにして戦闘を開始するのか」
2015.07.03 968号-60年安保闘争から10・8羽田闘争への「遠い夢」のようなあいさつ
2015.07.02 967号-1966年の熱気を浴びながら「白昼の頽廃から暗夜の自立へ」
2015.07.01 966号-自分の思想を語る中で自分自身が作りだされねばならない
2015.06.30 965号-突然の敗戦に途惑い滅亡せずに訪れる戦後に呆然としていた戦中派
2015.06.29 964号-敗戦後の日本人にとって安保闘争とは何であったか
2015.06.28 963号-知識人・文学者が敗戦後に還っていく思想・文学は無傷であったか
2015.06.27 962号-「戦中派生き残り」世代は安保闘争にどのように遭遇したか
2015.06.26 961号-60年安保闘争は参加者の意識を震撼させる「精神革命」でありえたか
2015.06.25 960号-60年安保条約改定の最大の問題点はなんであったのか
2015.06.24 959号-「人は善をなさんとして悪をなす」という教訓を自分の体に書きこめ
2015.06.23 958号-「死ぬに死ねない」思いで仲間の最期を戦後見届けようとした元兵士
2015.06.22 957号-記憶を失うことは記憶の中に生きている自分を失うことである
2015.06.21 956号-講和条約発効によって姿を消して移動していく記憶の中の米軍基地
2015.06.20 955号-東西の冷戦対立に巻きこまれた日本の講和問題
2015.06.19 954号-日本人を自主防衛に向かわせず米軍の半占領下状態に固定させた吉田茂
2015.06.18 953号-第九条を理想というなら在日米軍抜きで掲げてみせよ
2015.06.17 952号-「日本語の歴史を隠蔽」した現代かなづかい、当用漢字案施行
2015.06.16 951号-何らの懐疑ももたぬ19世紀の近代観念の産物である戦後憲法
2015.06.15 950号-言葉に表情がない戦後憲法前文と表情がある明治憲法前文
2015.06.14 949号-天皇と総理大臣のコメントが出されなかったA級戦犯の判決
2015.06.13 948号-天皇の国民に対する謝罪の機会はついに訪れなかった
2015.06.12 947号-日の目をみなかった東京裁判判決時の「謝罪詔書」
2015.06.11 946号-戦争犯罪人として出廷している被告たちを天皇はどう見ていたか
2015.06.10 945号-「生きている人よ、虐殺された人をかつぐな」
2015.06.09 944号-瓦944-占領軍にもたれて天皇を足蹴にする日本人からは「革命者」は現れない
2015.06.08 943号-出廷させられている満州皇帝を「天皇と国民と揃って眺めている醜怪さ」
2015.06.07 942号-「この世でもつとも名誉あることは無実の血を無実に流す権利である」
2015.06.06 941号-東京裁判で浮かびあがってくる東條英機の「人間的美質」
2015.06.05 940号-戦時下言論統制に敗北した言葉は占領下言論統制でも当然敗北した
2015.06.04 939号-「共同謀議」はなく日本には侵略戦争の意図がなかった
2015.06.03 938号-東京裁判で「敗北した側」に列していたインドのパル判事
2015.06.02 937号-戦後日本人を拘束しつづける「東京裁判史観」の虚構こそを裁け
2015.06.01 936号-日本の兵士は太平洋戦争ではなく大東亜戦争を戦い死んでいった
2015.05.31 935号-東京裁判の審理期間に天皇巡幸が行われていたこと
2015.05.30 934号-「理」を排除した「情」の戦前日本と「情」を排除した「理」の戦後日本
2015.05.29 933号-巡幸中の「天皇の仕草のおかしさ」を嘲笑する「日本人の駄目さ」
2015.05.28 932号-天皇個人を見据えながら天皇制について考えていた中野重治
2015.05.27 931号-世襲の立憲君主にとっての「最高の憲法的行為」は「彼の性行為である」
2015.05.26 930号-国民の美徳を育成するために天皇の美徳は世俗にまみれよ
2015.05.25 929号-憲法問題を天皇~天皇制問題として洞察していた中野重治
2015.05.24 928号-「第九条は、その理想に近づきうる憲法」と我々はいつしてきたか
2015.05.23 927号-〝天皇はいらない〟といいきる地点に立つことができない日本人
2015.05.22 926号-天皇擁護を条件に総司令部憲法草案の受け容れを迫られた日本
2015.05.21 925号-憲法学界では天皇の「象徴」問題はどう整理されているか
2015.05.20 924号-我々は一度でも問題を突きつめて生きる努力をしたことがあるか
2015.05.19 923号-現行憲法に明記されている「象徴」という言葉のわけのわからなさ
2015.05.18 922号-私人として生きられない天皇に「人間宣言」が行える筈がなかった
2015.05.17 921号-旧憲法下と新憲法下では天皇の性格と機能にどんな変化が起こったか
2015.05.16 920号-「ただ一人の人間」としての「人間宣言」が不在していた敗戦日本
2015.05.15 919号-生命活動の歴史の記憶が脈々と堆積してきた〈無限の暗渠〉
2015.05.14 918号-なぜ純朴な人間が戦場で略奪し強姦し虐殺することになるのか
2015.05.13 917号-「歴史の必然性」の恐ろしさはその恐ろしさの必然性でもある
2015.05.12 916号-現人神を否定した天皇はなぜ「人間宣言」を行わなかったのか
2015.05.11 915号-天皇と国民の「人間宣言」が共に求められていなかったか
2015.05.10 914号-「などてすめろぎは人間(ひと)となりたまひし」と慟哭する英霊たち
2015.05.09 913号-詔書の中の「天皇神格化否定」宣言と「人間宣言」との断層
2015.05.08 912号-マッカーサーと天皇の「二人だけの約束」会見で方向づけられた戦後日本
2015.05.07 911号-「Try to remember(思い出そうと努めて)」一番深く忘れている記憶を
2015.05.06 910号-「日米合作」であった戦後の天皇制民主主義と東京裁判史観
2015.05.05 909号-天皇とマッカーサーは会見で何を話しあったのか
2015.05.04 908号-マッカーサーと天皇が並び立つ写真の国民の「ショック」
2015.05.03 907号-「玉音放送」で何が語られ、何が語られなかったのか
2015.05.02 906号-なぜ「玉音放送」によって国民の敗戦-降伏の衝撃は鎮められたのか
2015.05.01 905号-天皇制のまなざしではなく特攻隊員のまなざしをいつまでも注がれよ
2015.04.30 904号-従来の戦争を一変させた第一次大戦を顧みなかった日本人
2015.04.29 903号-「負けと思ったときが負け」という東條の信念の「精力的な無知」
2015.04.28 902号-重湯で育ってきた1945年の出生者の身体の脆弱さ
2015.04.27 901号-血流は途絶えても心筋細胞は死なず壊死も起こらないミステリー
2015.04.26 900号-生死にかかわる肝腎な問題はどのように突きだされてくるのか
2015.04.25 899号-「映画による親米熱が勝つか、共産主義宣伝による親ソ熱が勝つか」
2015.04.24 898号-「吾々の中心となるべき指導者は吾々の手で選出して行く」
2015.04.23 897号-天皇の終戦の断の「功績」を讃え開戦責任を問わない声に抗う投書
2015.04.22 896号-天皇を助けよと血書をマッカーサーに突きつけた手紙
2015.04.21 895号-皇室である「梨本宮守正王殿下の拘禁」に異議あり
2015.04.20 894号-70年前の占領時代と異なる以降の占領時代を生きている日本人
2015.04.19 893号-なぜマッカーサーは天皇訴追を決断しなかったのか
2015.04.18 892号-個々の人間の器量を集合した戦争に負けた日本人
2015.04.17 891号-上院聴聞会の民主主義の舞台で始まったマッカーサー神話の崩壊
2015.04.16 890号-米軍の軍事占領に日本人の支持を改めてもたらした朝鮮戦争
2015.04.15 889号-言葉を自分の胸に刻みながら綴る手紙と言葉を弄する詩人の手紙
2015.04.14 888号-米国旅行を願う「手紙に現われる日本人の弱さ」
2015.04.13 887号-マッカーサー元帥を讃える記念碑と銅像建立の提案の多さ
2015.04.12 886号-マッカーサーをキリストに見立てる画像の引きも切らぬ贈物
2015.04.11 885号-敬愛すべきマッカーサー元帥閣下への感謝を込めた多種多様な贈物
2015.04.10 884号-敗戦国から見上げるマッカーサー元帥閣下の「父性」
2015.04.09 883号-本土戦が回避されて行われた日本占領の中途半端な敗戦
2015.04.08 882号-「岐阜県会議長」からのマッカーサーへの最初の手紙の衝撃
2015.04.07 881号-売国意識のないマッカーサーの占領統治政策への積極的な迎合
2015.04.06 880号-「いよいよ極端なる崇米主義日本に氾濫せん」
2015.04.06 879号-自らの言葉の上に立つ作家がなぜ戦争スローガンに屈服したのか
2015.04.05 878号-新時代到来も自己表現の自由も日本人の手でなされなかった恥辱感
2015.04.05 877号-アメリカの民主主義の「言論の自由」の度量の大きさ
2015.04.04 876号-瓦876-究極の非論理と不合理の果てに栄えた戦時中の「神がかり信念」
2015.04.04 875号-「日本亡ぶるの時、それは人類の美しき歴史亡ぶるの時だ!」
2015.04.03 874号-明るすぎる敗戦の現実の中で歌われてきた「リンゴの唄」
2015.04.03 873号-「スミ塗り教科書」から始まった日本の戦後教育
2015.04.02 872号-断固として戦った日本は負けてもまた真に復興しえたか
2015.04.02 871号-私が地上に生まれ出たときの日本社会の混沌とした現実
2015.04.01 870号-戦後憲法を「与えられることはそのまま得ることにはならない」
2015.03.31 869号-朝鮮戦争で暴かれた「マッカーサー神話の嘘」
2015.03.31 868号-あんな手紙をマッカーサーに書く「日本人ってつまらん民族だ」
2015.03.31 867号-「日本人12歳」説で流産した「マッカーサー元帥記念館」建設計画
2015.03.30 866号-日本の国土防衛はアメリカと勇敢に戦った我が国の愛国者に任せよ
2015.03.30 865号-「あゝ尊き神の使徒、マッカーサー元帥閣下」、公職追放解除を!
2015.03.30 864号-高額の納税に苦しむ左官業の父親の救済を訴える少女
2015.03.29 863号-ルソンの戦犯死刑囚の妻の男子出生を伝えたいと願う切々たる手紙
2015.03.29 862号-日本人探偵採用の志願直訴やソ連と戦うために米軍入隊を願う手紙
2015.03.29 861号-時が変わっても鳥は変わらず歌だけが変わる我が日本
2015.03.28 860号-「マッカーサーにたのめば何とかなるだろう」という時代の精神
2015.03.28 859号-「聖者の如き、マックアーサー元師(ママ)の銅像と平和記念塔」建立の趣意書
2015.03.28 858号-問題党員の追放をマッカーサーにお願いした日本共産党の喜劇
2015.03.27 857号-日本共産党員や反共産主義者からの感謝の手紙
2015.03.27 856号-「ボスを何とかして下さいまし」綿々と訴える庶民の息づかい
2015.03.27 855号-マッカーサー元帥への教育や人材発掘についての提案
2015.03.26 854号-マッカーサーに対して行われた多くの提言や意見書
2015.03.26 853号-「見返り」を求めた贈物
2015.03.26 852号-マッカーサーをキリストになぞらえた画像の贈呈
2015.03.25 851号-レイテで捕虜になっている息子を案じて元帥の肖像画を贈った男性
2015.03.25 850号-あえて自著『ひろしま-原子爆弾の体験をめぐりて』を贈った女性
2015.03.25 849号-マッカーサーへの感謝を表わす多種多様な贈物
2015.03.24 848号-マッカーサー元帥様、「あなたの子どもを生ませて下さい」
2015.03.24 847号-「戦いに負けて返つて幸福になつたとさえ思つて居ります」
2015.03.23 846号-「やさしい父親」たるマッカーサー元帥への感謝
2015.03.23 845号-偉大なる人類愛の使徒マッカーサー閣下 天皇を日本から追放して下さい
2015.03.22 844号-天皇はやはり吾々と同じ人間で神様でも猿でもありません
2015.03.22 843号-天皇の戦争責任を厳しく問い、天皇制の廃絶を請い願う手紙
2015.03.21 842号-「陛下危うし」の思いで「閣下 我一命を賭し血書を以て懇願」す
2015.03.21 841号-「我等ハ天皇ナクテハ生キテ行ケナイノデス」
2015.03.20 840号-天皇逮捕-裁判による占領政策遂行の可能性の判断を求められたマック
2015.03.20 839号-都市爆撃や原爆投下の責任を鋭く衝く筆
2015.03.19 838号-「マッカーサー氏にもの申す」日本女性からの抗議文
2015.03.19 837号-「進駐軍歓迎民衆大会」への〝社会主義弁護士〟からの「招待状」
2015.03.18 836号-アメリカにとって日本人全体を捕虜にしたに等しかった日本占領
2015.03.18 835号-勝者にすり寄り合体化して生きようとする敗戦で自信喪失の日本人
2015.03.17 834号-占領政策遂行のための貴重な情報となった日本人の投書
2015.03.17 833号-占領期の日本人の自画像を描く「拝啓 マッカーサー元帥様」の手紙
2015.03.16 832号-権力者に従属させられてきた思考はいつでも新たな権力者に向かう
2015.03.15 831号-マッカーサーとGHQにあてて50万通もの手紙を出した日本人
2015.03.14 830号-我々日本人は米ではなく最も深く自分自身に敗けたのである
2015.03.13 829号-戦争賛美の文章が作家の内部世界を崩壊させていたことの問題
2015.03.12 828号-日本が救われた感じの黒人兵に対する若い復員将校の自然な振舞い
2015.03.11 827号-「日本人はもつと美しいもんだと思つてゐたら、これが日本人かア」
2015.03.10 826号-占領軍によって自由が束縛されずに逆に自由を保障されたことの羞恥
2015.03.09 825号-今後は自由な新聞が出せると大喜びの嘘ばかり書いてきた新聞の有様
2015.03.08 824号-敵の寛大さによる日本の平和的な腐敗を恐れると日記に書いた山田風太郎
2015.03.07 823号-降伏でこれからの日本は、我々はどうなっていくのか
2015.03.06 822号-大量の罐詰を手にして現れた鬼畜米英ではない若い魅力的な米兵
2015.03.05 821号-GIがくれるガムやチョコレートを喜んだ子どもたち
2015.03.04 820号-日本人の敗戦気分を忘れさせる白人のGIの格好良さ
2015.03.03 819号-アメリカ兵に敢然と立ち向かい諫めた日本の女性
2015.03.02 818号-日本陸軍の占領からの解放でもあったアメリカ軍の占領
2015.03.01 817号-「占領軍」を「進駐軍」と換言した敗者意識の拡散
2015.02.28 816号-「陽気なアメリカの兵隊さん」を歓迎した敗戦後の日本人
2015.02.27 815号-復員軍人の〝恥を知れ〟に〝戦争に敗けて何をいうか〟と言い返す女
2015.02.26 814号-「大和撫子の貞操を守る」〝防波堤〟となった「パンパン」
2015.02.25 813号-無警察状態で活気があった闇市
2015.02.24 812号-1945年8月15日以降も続いた日ソの戦闘
2015.02.23 811号-敗戦の最終段階で戦犯裁判と賠償金を心配していた軍最高幹部
2015.02.22 810号-戦時下の胎児期から耳にしてきた「気をつけてくださいよ」の声
2015.02.16 809号-元楯の会会員たちは自決者の魂に呼びかける憂国忌を始めよ
2015.02.15 808号-自刃した三島由紀夫の首を「介錯した男」はどのように生きたのか
2015.02.14 807号-むしろ三島由紀夫に近い「憂魂 菅原文太」の曇りのない姿勢
2015.02.13 806号-自分を「デク人形」と評した三島由紀夫を演じようとした高倉健
2015.02.12 805号-「軍隊と性」の視点から最大に重視された性病対策としての慰安所
2015.02.11 804号-「平時はリベラリズム、戦時は帝国主義」という朝日の商業主義ポリシー
2015.02.10 803号-アメリカ的歴史観に基づく戦争解釈で生みだされた慰安婦問題
2015.02.09 802号-集団的自衛権への女子高生の素朴情緒的反対論を載せるあざとい朝日
2015.02.08 801号-岩波文化・進歩的教授との鉄の三角形で支えられた朝日のブランド力
2015.02.07 800号-朝日新聞のクオリティ・ペーパー性の水準
2015.02.06 799号-短期間に経済発展と民主主義を実現した韓国の「切なさ」
2015.02.05 798号-歴史謝罪ゲームに日本が参加して韓国の自立を妨げてはならない
2015.02.04 797号-韓国人の心の問題である「恨解き(ハンブリ)」を日韓の外交事案としてきた誤り
2015.02.03 796号-元記者にとっての23年間の沈黙は頽廃以外の何ものでもなかった
2015.02.02 795号-慰安婦問題の加害者として20数年間沈黙しつづけた元記者
2015.02.01 794号-「被害者は、被害者ではないのか」という元記者の無自覚さ
2015.01.31 793号-決然と立ち向かい、抗う気概と覚悟を持たなかった朝日と元記者
2015.01.30 792号-朝日元記者に本当に問われていることは何であるか
2015.01.29 791号-自白以外認めない取調官の追及から逃れるために虚偽自白する被疑者
2015.01.28 790号-「無実の人の虚偽自白」を信じてしまう「賢いハンス」状況
2015.01.27 789号-当事者本人の証言であっても頭から信じてはならないという教訓
2015.01.26 788号-日本非難の韓国の外交姿勢に疑問の目を向け始めた欧米メディア
2015.01.25 787号-米国で取り組まれている慰安婦像撤去訴訟
2015.01.24 786号-慰安婦問題に対する「アメリカ人の賢明な判断」の兆候
2015.01.23 785号-韓国系の勢力増大VS.日系の勢力縮小という構図の中の慰安婦問題
2015.01.22 784号-米国で建立されている「慰安婦碑」の碑文に書かれている内容
2015.01.21 783号-日韓メディアによって歪められてきた「アジア女性基金」
2015.01.20 782号-「証拠があっても無視する国と、証拠がなくても謝まる国」の落差
2015.01.19 781号-「韓国女性がそんな話を公に語るのは恥ずかしい」
2015.01.18 780号-旧日本軍の慰安婦問題にはね返る恐れがある韓国の元米軍慰安婦訴訟
2015.01.17 779号-声をあげられる朝鮮の「慰安婦はずるい」という日本女性の思い
2015.01.16 778号-慰安婦問題に関する日本の学者双方の議論的立場の偏差
2015.01.16 777号-「帝国」が産出しつづける慰安婦
2015.01.15 776号-時代的思考の枠内で生起した「植民地支配」による売春~慰安婦問題
2015.01.14 775号-「戦争」責任ではなく「植民地支配」責任としての朝鮮人慰安婦問題
2015.01.13 774号-国家の海外拡張政策と共に戦場、占領地、植民地に移動した慰安婦
2015.01.12 773号-「ナヌムの家」所長は言論ではなく、なぜ訴訟を選択したのか
2015.01.11 772号-日韓両国は「和解」に向けての最善の取り組みに着手せよ
2015.01.10 771号-慰安婦問題を歴史的に検証する朴裕河をバッシングする韓国の支援団体
2015.01.09 770号-「帝国主義に基づく性の収奪」の視点から捉え返される慰安婦問題
2015.01.08 769号-神との関係の中にある知恵を人間関係の中に置きかえたソフィスト
2015.01.07 768号-未来の裁判制度を先取りしているようにみえる古代アテナイの裁判
2015.01.06 767号-足下に大きく広がっている深淵に立って語り行動せよ
2015.01.05 766号-ソクラテスにとっては一回目の有罪判決は死刑判決を意味した
2015.01.03 765号-問答相手が懐胎しているものを出産させるソクラテスの産婆術
2014.12.31 764号-自分のために書いてくれていると思わせる技術もおべっか術である
2014.12.30 763号-書物は読者に思考を与える一方で読者の思考も奪う
2014.12.29 762号-数量こそ力、の弁論術に対抗する「ただ一人の人間」の力
2014.12.28 761号-私か、真実か、と迫られれば、真実だと迷うことなく即答せよ
2014.12.27 760号-どうであれば最善に「自分自身を守る」ことができるのか
2014.12.26 759号-議論の中絶にしばしば見舞われたソクラテスの問答術
2014.12.25 758号-真実は大勢の人に向かわず「ただ一人の人間」に向かって働きかける
2014.12.24 757号-ソクラテス裁判の裁判員を務めた懐疑するソフィスト
2014.12.23 756号-「宮内省陸軍ノ栄典」を拒否し「ただ一人の人間」として死んだ鴎外
2014.12.22 755号-「入院せず、家で、ひとり、死を迎えたい」癌末期男性の生き様
2014.12.21 754号-孤立した生活の様相を浮かび上がらせている老齢の餓死
2014.12.20 753号-見舞われなくてはならないのはあなたがたの現状ではないのか
2014.12.19 752号-ソンタグが身をもって追究しつづけた癌治療の不公平な問題
2014.12.16 751号-「悲しみの谷では、翼を広げよう」、できるだけ大きく華麗に
2014.12.15 750号-世界にまだ満腹していない真っ只中で訪れたソンタグの死
2014.12.14 749号-ソンタグには「自分自身の死に方で死ぬ権利があった」
2014.12.13 748号-苦しんでいる文章を読む者はどれほど苦しんでいるのだろう
2014.12.12 747号-理解することは感じることの後ろからついてくればよい
2014.12.11 746号-我々が本を読むとき、我々の現実からも本を読む
2014.12.10 745号-〝秋深き自分は何をする人ぞ〟
2014.12.09 744号-入院して考えたこと、考えねばならなかったこと
2014.12.08 743号-細胞の賢さは本人の愚かさをどこまで改善するのだろうか
2014.12.06 742号-血液を融通し合って心筋梗塞による壊死を止めた私の細胞たち
2014.12.05 741号-私の身に起こったこと
2014.12.05 740号-「倒れて死んで生き返る」生-死の反復が演じられる作品『再/生』
2014.12.04 739号-原発の警戒区域に接する路上で上演された『福島でゴドーを待ちながら』
2014.12.04 738号-言葉は忘却するが、画像は忘却しない
2014.12.03 737号-退屈しのぎと楽しむための拷問とその映像化
2014.12.03 736号-アブグレイブのリンチ写真がアメリカ人に突きつけていること
2014.12.02 735号-「PR」=「虚」の影響力に左右される「スペクタクルの社会」
2014.12.02 734号-知っていることはもはや役立たず、知らないことだけが我々に役立つ
2014.12.01 733号-関心~知識の集中は膨大な無関心~無知と引き換えになっている
2014.12.01 732号-コンピューターを駆使する「石器人」である現代人類の我々
2014.11.30 731号-映像そのものの苦しみと映像の受けての苦しみを共闘させよ
2014.11.30 730号-「誰もが見物人である」ような現実はその不可能な現実を前提している
2014.11.29 729号-目の前の映像に対しても我々はさまざまに武装しつづけよ
2014.11.29 728号-テレビに映しだされる戦争の映像は我々に何を感じさせるか
2014.11.08 727号-発言そのことよりも発言によって身が運ばれていくことが重要である
2014.11.07 726号-人々が非現実感に捕われるサラエヴォほど世界で最も現実的な場所はない
2014.11.07 725号-16ヵ月間風呂に入っていない人もいるサラエヴォでの『ゴドー』上演
2014.11.06 724号-「クリントンを待ちながら」の障害山積の『ゴドー』稽古と上演
2014.11.06 723号-サラエヴォの人々は自分自身を立て直すために『ゴドー』を上演した
2014.11.05 722号-絶望状態で「絶望の表現」を求めるのは救いを求めるからである
2014.11.05 721号-ソンタグが戦火のサラエヴォで『ゴドー』を上演する理由
2014.11.04 720号-戦火のサラエボを『ゴドー』の上演舞台にしてしまったソンタグ
2014.11.04 719号-絶望の底から摑み取ってくるすべてのものを希望の小石に変えよ
2014.11.03 718号-戦争は卑怯な戦闘へとどんどん進化していく
2014.11.03 717号-民間人の死傷者続出前提の味方の死者を一人も出さない「空爆」
2014.11.02 716号-思想家として厳しく、時にはぶしつけなくらい独立しているソンタグ
2014.11.02 715号-批判は「無根拠に位置付ける」ことで発動するという愚説
2014.11.01 714号-「大学」のなかの「雇われ人」たちがソンタグに向ける無知の言説
2014.11.01 713号-自分の〈戦火〉の中で生きるソンタグは遠くの〈戦火〉をめざす
2014.10.31 712号-支持しないNATOの空爆でしかコソボ大虐殺を止められない悲劇
2014.10.31 711号-「身をもって目撃すること、参加すること」の「直接の体験の具体性」
2014.10.30 710号-「走りながら読む書物はないだろうか?」
2014.10.30 709号-文学は「どんな出来事でも、他にも出来事がある」ことの覚醒である
2014.10.29 708号-…人として死んでも、死ぬのは誰でも「ただ一人の人間」である
2014.10.29 707号-共に悲しむ9・11のアメリカはなぜ共にバカになる必要があるのか
2014.10.28 706号-「人を自由に放つこと、揺さぶること」を作家に問うソンタグ
2014.10.28 705号-存在することは話すことや書くことの形をとって問題の中に突入する
2014.10.27 704号-「何事であれ、そこにはつねに、それ以上のことがある」
2014.10.27 703号-「その作家が何を語るかではなく、その作家が何者なのか」が肝心である
2014.10.26 702号-自分たちの「正義」を絶対視した朝日と高橋論壇時評
2014.10.25 701号-「ただ一人の人間」であり続けたソンタグは高橋論壇時評に似合わない
2014.10.25 700号-高橋論壇時評は息子に新聞作りに必要なのは真実の探究と教えよ
2014.10.25 699号-「慰安婦問題」の中で自らの政治的言説を強化している高橋論壇時評
2014.10.24 698号-なぜ高橋論壇時評は朝日に検証不十分と謝罪を主張しなかったのか
2014.10.24 697号-ネット世界の炎上によって「狂った世界」になっていく
2014.10.23 696号-慰安婦報道検証自体の検証ができなかった組織ジャーナリズムの限界
2014.10.23 695号-現場記者のソーシャルメディア使用で組織ジャーナリズムは変わるか
2014.10.22 694号-朝日が受容した「善意の批判」で敷き詰められていた〝地獄への道〟
2014.10.21 693号-「掲載拒否」されないような原稿は掲載に値しない
2014.10.20 692号-「善意の批判」の代表たる池上コラムを朝日が掲載拒否した理由
2014.10.19 691号-池上コラム掲載は朝日の検証記事と共になされねばならなかった
2014.10.18 690号-25年前のサンゴ事件から一向に変らない朝日がどうして今後変る?
2014.10.17 689号-記事の見直しに必要な別の視点をもたなかった朝日
2014.10.16 688号-公正な態度で読者の自由な判断に役立てる記事づくりに励まない朝日
2014.10.15 687号-朝日は「『命令違反し撤退』と、なぜ誤ったのか」
2014.10.14 686号-「命令違反し撤退」と誤ったことの9.12朝日の経緯報告
2014.10.13 685号-〈後世に残すことがあるので、もう少し生きていたい〉-吉田所長の言葉
2014.10.12 684号-死を覚悟した吉田所長ら原発所員を侮辱した朝日の偏向記事の軽さ
2014.10.11 683号-朝日vs.産経ではなく朝日vs.「吉田調書」の図式で朝日は崩れた
2014.10.10 682号-日本版の〝セウォル号事件〟として韓国を安心させた朝日の虚報
2014.10.09 681号-「アホみたいな国のアホみたいな政治家」という吉田所長の的確な遺言
2014.10.08 680号-退避を撤退の言葉に変換して菅元首相の撤退阻止説を支えた朝日
2014.10.07 679号-「吉田調書」の内容をスクープした5.20朝日の編集記事
2014.10.06 678号-東電本店での菅首相の大演説を「最も劇的な言葉」と評価した船橋洋一
2014.10.05 677号-朝日新聞・記事偽装問題
2013.11.19 430号-〈掟の門〉に入るために門番の許可を得ようとした男の生涯の誤算
2013.11.18 429号-読者が書き込んだ分量だけ読むことができるカフカの〈掟の門〉
2013.11.15 428号-あらゆる労働が働くことの沈黙として成り立っている
2013.11.14 427号-獄中を占拠しているのは、放り込む側か、放り込まれる側か
2013.11.13 426号-動作とともに考えなければ考えることのうちに閉ざされていく
2013.11,11 425号-人類最初の発語の荒々しさに促迫されながら
2013.11.09 424号-言葉以外のところで何かが伝わるとき、はじめて言葉は伝わる
2013.11.08 423号-「自身の根底の問題」に本当に取り組むにはどうすればよいのか
2013.11.07 422号-24時間を相手にしなければなにほどのこともなしえない
2013.11.04 421号-沈黙に占拠される自分が世界に空席しつづける怖ろしさを自覚せよ
2013.11.02 420号-生涯に匹敵する大規模惨事には自分の生涯をもって立ち向かえ
2013.11.01 419号-最善を尽くすのは最良の自分に出会い最悪の自分を極小にするためである
2013.10.31 418号-3・11以後の沈黙は3・11からはけっして許可されていない
2013.10.29 417号-沈黙の深い殻を内から突き破る発語は自分に届く度合で相手に届く
2013.10.28 416号-「追い出し部屋」が提示する二重世界の目も眩む落差
2013.10.24 415号-読者からの「追い出し部屋」占拠(に至る)手記
2013.10.23 414号-何年経とうと我々は問われてくる関係に包囲されている
2013.10.19 413号-大学空間に「許可されなくなる関係」を作りだそうとしてきた自主ゼミ
2013.10.19 412号-「朋(とも)あり遠方より来たる」の読者からの手紙
2013.10.16 411号-「血の池に布団をしいて寝ているような感じ」のリストラ期間中
2013.10.15 410号-会社と社員の関係の大きな変質の中で培われた常時リストラ
2013.10.14 409号-解雇規制をくぐり抜けるために作られた「追い出し部屋」の仕組み
2013.10.11 408号-企業は生き残りを賭けて生き残れない社員を常時リストラしていく
2013.10.10 407号-死者を関係の中で受けとめ、どのように生き返らせていくか
2013.10.09 406号-原発を制御できるスキルをもたない東電に原発を扱う資格はない
2013.10.07 405号-「福島第一原発と炉心溶解まで、紙一重だった」第二原発
2013.10.05 404号-現場の指揮官に必要なのは胆力と背中の目の注意深さである
2013.10.04 403号-現場で発生した危機は現場の人間の力で乗り切るしかない
2013.10.03 402号-発電所の技術管理に閉ざされてきた先端科学の高度な技術システムの原発
2013.10.02 401号-平常時のマニュアルが役に立たなくなった時、何を指針とするのか
2013.09.28 400号-戦後日本ではじめてつくらざるをえなかった「最悪のシナリオ」
2013.09.27 399号-なぜ、「ミロのヴィーナス」は格別なのか
2013.09.22 398号-三島由紀夫の「愚行」に涙を流しながら手を合わせる下町の人々
2013.09.21 397号-行為事実に還元されえないどんな思想表現も行為事実として展開される
2013.09.18 396号-関係を展開しない思想表現など幻にすぎない
2013.09.17 395号-現実の法廷に衝突しない吉本隆明の思想的弁護の空しさ
2013.09.16 394号-吉本の思想的弁護のヴィジョン外にある審理粉砕の法廷の現場性
2013.09.15 393号-無理解の孤立をしいられた60年安保闘争を戦った学生たち
2013.09.14 392号-真の「全体」は抽象的全体の立場に激突する具体的な「一部」に含まれる
2013.09.13 391号-「架空の被告」席から試みられた吉本隆明の「思想的弁護論」
2013.09.12 390号-「夫婦別姓」訴訟が露呈した審理~判決のフィクション性
2013.09.11 389号-裁判のフィクション性の中で被告人は〝生きた人間〟を停止させられる
2013.09.10 388号-身が凍り付くメルトダウンした核燃料の「再臨界」の可能性
2013.09.09 387号-「未来の自分」を刻々と汚染していく原発事故
2013.09.08 386号-汚染水漏洩問題で暴露された、今も続く東電の「安全神話」体質
2013.09.07 385号-原発事故継続中の汚染水流出問題
2013.09.06 384号-親分の仇討ちで殺した〝侠〟に生きるヤクザ
2013.09.05 383号-殺した時に人間離れした凄い力を見せつけた相手を畏敬し続けるヤクザ
2013.09.04 382号-殺した相手の為にも「この世界ででかくなりたい」ヤクザの受刑者
2013.09.03 381号-自分の点けた火の燃え盛る様に野次馬が集まる放火魔のわくわく感
2013.09.02 380号-待つ人が、守る人がいる受刑者の更生には根が生える
2013.09.01 379号-殺人犯に多い僻み根性や嫉妬心、攻撃心や執着心が強いタイプ
2013.08.31 378号-人を殺すタイプの人間とその瞬間
2013.08.30 377号-殺人犯と起居を共にしなければ専門家には何も見えてこない
2013.08.29 376号-犯罪は実行者より周りの苦悩の方が圧倒的に多い
2013.08.28 375号-間違ったのは子育てではなく、自分育てではないか
2013.08.27 374号-世の中には「反省」しないのではなく、できない人もいる
2013.08.26 373号-反省し始めた殺人犯を突然雷に打たれたように襲った回心
2013.08.25 372号-ラスコーリニコフは単なる妄想の虜と片づける他者不在の男の殺人
2013.08.24 371号-信念をもって実行した殺人に反省は無用
2013.08.23 370号-死刑囚にとって「反省」になんの意味があるのか
2013.08.22 369号-「加害」と「被害」の交流による「償いと癒しの模索」はありうるか
2013.08.21 368号-「今日は死刑執行がなかったので、どんなにホッとしたかしれない」
2013.08.20 367号-事件を通して被害者遺族との交流を開いていった確定死刑囚
2013.08.19 366号-我々はどうして犯罪加害者であることを免れているのか
2013.08.18 365号-幼稚犯罪故の残虐さは残虐さではなく幼稚さこそを問題にせよ
2013.08.17 364号-問われていることはなにかに答えることからすべてが始まる
2013.08.16 363号-自分の裁判は弁護士に介入されずに「一人」で取り組め
2013.08.15 362号-なぜ裁判は審理を重ねるごとに真実から遠ざかっていくのか
2013.08.14 361号-死刑廃止によって社会は「思考停止」を加速させるか
2013.08.13 360号-被害者は「怨み」という自分自身の枠から自分を解放できるか
2013.08.12 359号-「死刑」ははたして最高の「罰」でありうるか
2013.08.11 358号-事件を思い出す辛さよりも忘れてしまう辛さのほうが大きい
2013.08.10 357号-司法はなぜ判例主義を掲げて「一個一個の事案を見て考え」ないのか
2013.08.09 356号-被害者遺族は「私がこの手で殺します」という場所に立って始めよ
2013.08.08 355号-光市母子殺害事件によって注目されはじめた被害者遺族の苦悩
2013.08.07 354号-自分を殺すという最後の自己決定を回避する「死刑のための殺人」
2013.08.06 353号-親が子供を切り捨てる時、子供も親を切り捨てている
2013.08.05 352号-親子関係は「親になる」演技の親の努力の分だけ保証される
2013.08.04 351号-「道連れ殺人」や「死刑のための殺人」を繰り返すさ迷う「自分殺し」
2013.08.03 350号-確定死刑囚の生活とその終わりの死刑執行の様子
2013.08.02 349号-死 刑 執 行 順 の 決 ま り か た
2013.08.01 348号-生きて拘置所の外に出られない死刑囚にとっての「独房」のもつ意味
2013.07.31 347号-いじめ~体罰を貫く非文明的な野蛮さは死刑をも貫いている
2013.07.29 346号-夕闇に溶けていく未来からの記憶に包まれた一日
2013.07.26 345号-いま、私は、どこにいるのか、という自問を海に浮かべる
2013.07.22 344号-4 0 0 万 年 の 一 日
2013.07.20 343号-目に見える暴力は目に見えない暴力機構体制の呼吸である
2013.07.19 342号-敬意と尊厳を踏みにじってまでやらねばならない「柔道」とは何か
2013.07.18 341号-なぜ女子選手たちだけが暴力指導を受けなくてはならないのか
2013.07.13 340号-全日本女子柔道体罰問題は柔道界を超える日本の社会問題である
2013.07.11 339号-体罰禁止以上の「信頼関係」の構築という大きな問題
2013.07.11 338号-体罰容認論にみられる国家主義につながる傾向
2013.07.10 337号-「本気と本気のぶつかり合い」こそが教育の原点である
2013.07.09 336号-いじめや体罰は義務教育の「教育統治」の中で必然とされている
2013.07.07 335号-桑田真澄の体罰否定論に対する根底的な違和と疑問
2013.07.06 334号-全社員がリストラの対象になっている「常時リストラ社会」の姿
2013.07.04 333号-体罰容認派と原発容認派とは大部分重なるのではないか
2013.07.02 332号-学校での暴力禁止はなぜ米国の銃乱射や軍隊派兵にまで広がらないのか
2013.07.01 331号-「監視と処罰」の中でメンタルを鍛えられていく日本スポーツ
2013.06.30 330号-佐野眞一にとって『週刊朝日』事件の真の問題はどこにあるか
2013.06.27 329号-「口で栄える者は口で滅びる」し、「口で泳ぐ者は口で溺れる」
2013.06.24 328号-体罰と同水準(それ以上)の橋下市長の権力的な暴力性
2013.06.22 327号-「もうわけわからない」中により一層放り込まれたバスケ部生徒の自殺
2013.06.21 326号-バスケ部生徒の死に追いやるほどの絶望の深さを思いやるのが先だ
2013.06.20 325号-桜宮高バスケット部主将の自殺解明がなぜなされないのか
2013.06.17 324号-「勝利至上主義の暴力性」を見据えない限り「体罰」はなくならない
2013.06.13 323号-危機の中にみえる全ての問題を引き受ける力を危機の中で育成せよ
2013.06.11 322号-退路を断つ力は行く手の困難に耐える力と同一であるか
2013.06.10 321号-酷いことをしている最中にその酷さに気づくにはどうすればよいのか
2013.06.08 320号-なぜ、人は本気で生きていることをバカにするのだろう
2013.06.07 319号-「罪になってもならなくても、自分のしたことに責任をとらなくちゃダメだ」
2013.06.06 318号-目撃したいじめについて学級机に語らしめよ―映画『青い鳥』
2013.06.03 317号-子育て~体罰は「伝統的社会の叡智に学べ」
2013.06.01 316号-危機の関門をくぐり抜けるには自殺を自分の人生の中に組み込め
2013.05.31 315号-テレビのお笑いが「いじめ」に及ぼしている影響の度合
2013.05.27 314号-ものを書くことによって生み出されるのは徹底した「無力さ」である
2013.05.25 313号-映画をスキャンダルとして世界に斬り込んだ大島渚と若松孝二
2013.05.23 312号-〝心の中にタブーを持つ人間ほど「猥褻」を感じる〟
2013.05.22 311号-〝本番〟映画『愛のコリーダ』が製作した男女の性愛の世界の〝本番〟
2013.05.21 310号-閉じることで永遠を生きようとする男女の世界を描いた『愛のコリ-ダ』
2013.05.20 309号-「お金もなく力もない人」の「無力を証明する」表現こそ永続化せよ
2013.05.18 308号-「沈黙が凝集して弾丸になり、そのあと言葉があらわれる」
2013.05.17 307号-仮釈放の朝自裁した『朗読者』のハンナと表現し戦うために生きた永山
2013.05.13 306号-〈獄中〉から言葉を紡いだ永山則夫の物語の場所
2013.05.11 305号-日本文藝家協会が拒否した「永山則夫」を受け入れたドイツ作家同盟
2013.05.07 304号-殺人者であることがものを書く者であることを体現していた永山則夫
2013.05.07 303号-永山則夫の入会申請を拒否して〈死刑〉を宣告した日本文藝家協会
2013.05.06 302号-裁判~司法制度の根底を問いかけていた永山則夫に関する「石川鑑定」
2013.05.04 301号-永山則夫の手から発射された銃弾は自分を捨てた母に向かっていた
2013.05.01 300号-文盲状態の我々に聞かせる「朗読者」はどこにいる?
2013.05.01 299号-「あなただったらどうしましたか?」を問う『朗読者』
2013.04.30 298号-「なにも知らなかった」自分を断罪した『朗読者』の主人公
2013.04.30 297号-「凡庸な悪」が大衆的に拡散していく時代にどう抗えばよいのか
2013.04.29 296号-「上司への服従と与えられた仕事の完遂」こそが悪の源泉である
2013.04.29 295号-我々は我々に対して自分の「思考の欠如」を自覚させる義務と責任がある
2013.04.27 294号-「未来への配慮」「未来の倫理」のために不可能性を認識する思想を
2013.04.26 293号-いじめ自殺の報道が続くかぎり瓦版は繰り返し執拗に書き続ける
2013.04.24 292号-〈風景の全法廷〉を更新する作業に着手しない文学は不要である
2013.04.22 291号-忘れてはならない大事なことを無視して「風景」を発見した日本近代文学
2013.04.20 290号-原発推進大国のフランスをも揺さぶっている福島原発事故
2013.04.17 289号-原発ストレステストをめぐる欧州連合内部の対立
2013.04.15 288号-「原発をリスクの低いエネルギーに置き換える可能性がドイツに存在する」
2013.04.14 287号-「原発利用に倫理的根拠はない」-ドイツの倫理委員会報告書
2013.04.12 286号-チェルノブイリ以降25年間の取り組み「不在」が示す福島以降
2013.04.11 285号-脱原発の姿勢がぶれず孤高を感じさせるドイツ人
2013.04.10 284号-仏からたまに原発電力を輸入する独の方が仏への電力輸出国である
2013.04.09 283号-脱原発に踏み出したドイツに立ちふさがる巨大な壁
2013.04.08 282号-チェルノブイリから学ぶドイツと学ばない日本の福島への対応の落差
2013.04.06 281号-iPS細胞による「初期化」が我々に投げかけている根源的な意味
2013.04.03 280号-「iPS誤報」問題が浮かび上がらせた専門領域~学術界の闇
2013.04.02 279号-「iPS誤報」問題は人を「見る」目を養わない学校教育問題である
2013.03.30 278号-「iPS誤報」問題のなかに何を見なくてはならないか
2013.03.26 277号-人を「見る」目の厳しさは自分を「見る」目の厳しさに比例する
2013.03.21 276号-学校教育によって逆に曇らされる人を「見る」目
2013.03.20 275号-いじめ~いじめ自殺の中で深く見えなくさせられている3・11
2013.03.14 274号-教育の本質の「不在」状態を子供たちに晒し続けた教員たち
2013.03.11 273号-「面倒なことは避ける」傾向が加速される学校で問題も加速されていく
2013.03.09 272号-次々とさらけ出される学校教育現場の廃墟化の加速
2013.03.04 271号-いじめ自殺資料の「黒塗り」状態が垣間見せる学校的関係性の深い闇
2013.03.02 270号-命を大切にしないから自殺するのではない
2013.02.25 269号-丸山インタビューで予見していた民主党の選挙惨敗
2013.02.23 268号-「永久革命としての民主主義」を強調し続けた1989年の丸山眞男
2013.02.18 267号-社会の歪(いびつ)さを拡大し強調することで閉じていく集団~組織
2013.02.16 266号-死に至らしめる陰湿ないじめ~体罰に巣くっている際限のない憎悪
2013.02.15 265号- 「体罰」は日本社会では指導~教育の一環ではなかったのか
2013.02.14 264号-5年前の力士暴行死~海自隊員死亡事件をあなたは憶えているか
2013.02.11 263号-「エム牧場」からの報告-〈牧場に住んでもう1年になる〉
2013.02.11 262号-「エム牧場」からの報告-〈牛の生きる意味を模索する〉
2013.02.10 261号-殺処分方針を転換する発想を持ちえなかった日本の政府と官僚
2013.02.09 260号-いまこそ、出でて見せよ、動物の阿弖流為(アテルイ)よ!
2013.02.04 259号-20㌔圏内で生き残って救出された子犬は「小さな希望」であるか
2013.02.04 258号-責任のない存在ほど苦しまなければならない人間の非情な世界
2013.01.30 257号-どんな事態でも共に生きる覚悟がなければ動物を飼育する資格はない
2013.01.29 256号-「人間とペットの真の信頼関係が、今、問われている」
2013.01.28 255号-「見えない」放射能の危険を動物はどう察知すればよいのだろう
2013.01.23 254号-放射能に対してカメラは無力さを痛感しなければならない
2013.01.20 253号-「思い出すからやめてくれ」に「忘れるからやめてくれ」の声を対抗させよ
2013.01.19 252号-「みんなの時代」にうごめくヤンキー、ネット右翼、依存から脱する人々
2013.01.15 251号-選挙は選挙そのものに対して投票することはできない 
2013.01.11 250号-原発は3・11以降初の総選挙でどう争点になりえたか
2013.01.10 249号-原発依存は「すべて間違いだった」と語るフタバ町長の言葉
2013.01.07 248号-「みんな」の時代をどうくぐり抜けていけばよいのか
2013.01.04 247号-日本の地震学者はラクイラ地震裁判の判決をどうみたか
2012.12.30 246号-専門知のあり方を問うていたラクイラ地震裁判の実刑判決
2012.12.28 245号-「国境を越えて魂が行き来する道筋」はいつつくりだされてきたか
2012.12.26 244号-過去は断たれ未来は汚染されてしまった「希望の国」
2012.12.22 243号-再度大津波と原発事故に襲われた日本を描く映画『希望の国』の衝撃
2012.12.20 242号-反日デモの中で「暴力是認の風潮に異議を申し立て」るプラカードを掲げた女性
2012.12.17 241号-「私たちは今どこにいるのだろう」と発し続けたポリトコフスカヤ
2012.12.17 240号-ポリトコフスカヤを殺した者は未知のもう一人の自分を殺したのだ
2012.12.17 239号-ポリトコフスカヤ暗殺へのロシア国民の無関心
2012.12.17 238号-ポリトコフスカヤの最後の記事「軍検察庁に誘拐された兵士」
2012.12.17 237号-燃え立つ炎として直立する「命がけ」の女たちが連綿と続くロシア
2012.12.15 236号-毒を盛られて北オセチア学校占拠事件現場に行けなかったポリトコフスカヤ
2012.12.15 235号-命がけで「知る」ことのなかに踏み込んだポリトコフスカヤ
2012.12.12 234号-「プッシー・ライオット」の行動に深く息づいているアンナ・ポリトコフスカヤ
2012.12.12 233号-ソ連時代を全く知らない若い世代の叛乱を示した「プッシー・ライオット」事件
2012.12.11 232号-ドストエフスキーやソクラテスも登場した「プッシー・ライオット」の裁判闘争
2012.12.10 231号-「プッシー・ライオット」に下された禁固2年のシベリアの過酷な監獄行き
2012.12.07 230号-聖母様、プーチンを追い出して」と歌って抗議したPussy Riot(暴動お×んこ)
2012.12.03 229号-現実の矛盾を絶対的「正義」で切り抜けようとする日本の根本的な欠陥
2012.12.03 228号-資本主義の真実をめざした「ホリエモン」的空気に水を差した検察特捜部
2012.12.03 227号-戦後の自分の立場の絶対化が向かわせる「日の丸」の忌避
2012.12.01 226号-「空気支配」以上に責任回避の装置はない
2012.12.01 225号-「うやむやにするな」と叫びながらいつも「うやむや」になるのはなぜか
2012.11.27 224号-問題の本質に踏み入る「言葉による未来の構成」を欠如させた日本の批評
2012.11.27 223号-言葉による科学的論証は見たい現実から人を解放する力をもたない
2012.11.27 222号-非合理性と切り離された合理性には「力」は潜在しない
2012.11.27 221号-「聖書絶対主義世界と科学的精神が併存している」アメリカ
2012.11.27 220号-米の進化論裁判を嗤う日本人は「現人神と進化論」の共存を嗤われている
2012.11.26 219号-いついかなる場合でも「水を差す自由」を確保せよ
2012.11.26 218号-真の自由は「何かを全く新しく創造しうる」プロセスにある
2012.11.26 217号-「自由な思考とそれに基づく自由な発言ができない」日本社会.の問題
2012.11.26 216号-真実を「口にしない」ことで戦前も戦後も成り立ってきた日本社会
2012.11.20 215号-「自分に対する自分の絶対感情」の生きた永続性としての「天皇(制)」
2012.11.20 214号-「起点」は正しいのにいつも「何かの力」で間違った方向に捩れていく
2012.11.20 213号-「大和魂」の精神を受け入れたアメリカの「自由」
2012.11.19 212号-革命組織のどこにおいて革命的であるのか
2012.11.19 211号-情況の異常を被る人間は異常にならざるをえないか
2012.11.17 210号-戦前の「大和魂」が「民主主義」にj上書きされただけの戦後日本
2012.11.17 209号-「自分は変った、今日から共産主義者だ」の連合赤軍
2012.11.15 208号-「情況に加担された意志」に拮抗する意志を各自がもたなかった連合赤軍
2012.11.14 207号-革命組織のリンチ殺人は情況の異常さの所為であるか
2012.11.12 206号-「空気支配」と情況下での拘束との決定的な相違
2012.11.12 205号-場の「空気」は「水を差す」ことによって冷却させよ
2012.11.10 204号-まずは足下の仏式葬儀の「空気支配」から脱却せよ
2012.11.08 203号-問題決定主体を欠く「非(避)決定」システムに生じる「空気決定」
2012.11.05 202号-日本にあるのは「空気支配」の中での多数決原理である
2012.11.03 201号-「空気」を制度化し、体現している天皇制
2012.10.31 200号-空気参加を強制するいまの「空気支配」
2012.10.30 199号-日本の「空気支配」はギリシャでは「霊の支配」として生じた
2012.10.30 198号-科学(的であること)を絶対化してきた日本人の科学的態度
2012.10.29 197号-感情移入を絶対化するかぎり、空気支配に抵抗できない
2012.10.29 196号-「空気が許さない」という空気支配の構造
2012.10.27 195号-元警官の校内常駐によっていじめは減少し、学校の本質も減少していく
2012.10.26 194号-大人が知らない子供たちのさまざまないじめのかたち
2012.10.22 193号-「いい先生」の減少といじめの増加は相関関係にある
2012.10.20 192号-3・11以降に(も)いじめが頻発していることの問題
2012.10.17 191号-いじめの発生基盤と学校教育の成立基盤は同じではないか
2012.10.15 190号-いじめにとって学校教育とはなにか
2012.10.12 189号-学校を支配する空気は必ず「いじめ」を誘発する
2012.10.10 188号-警察の介入によって可視的にも教育不在現場と化していく学校
2012.10.06 187号-いじめ自殺の真相を自らの手で究明しなかった学校
2012.10.02 186号-いじめられる者は親にも誰にも絶対に隠しとおす
2012.09.28 185号-戦時日本を支配した「空気」を打破しないかぎり日本に「戦後」はない
2012.09.27 184号-日米戦争に負ける前に「空気」戦争に屈していた戦時日本
2012.09.25 183号-戦艦大和出撃-死に場所を決定づけた「空気」支配
2012.09.21 182号-21世紀瓦版発行についてもう一度自らに問い返す
2012.09.19 181号-生きることも書くこともアナキズムでないと楽しくない
2012.09.17 180号-21世紀瓦版パンフ「3・11〈 へ / から〉の発言」の刊行について
2012.09.14 179号-知識を「まなびほぐす」=「アンラーン」(unlearn)によって知恵に変えよ
2012.09.13 178号-「結果を想定してから行動する」という論理の外に飛び出せ
2012.09.11 177号-竹内公太の「指差し」アートは私が私自身を指差す行為に向かう
2012.09.06 176号-〈地震〉活動期の表現は作品と共に表現主体も創作しなければならない
2012.09.05 175号-問いは自らのあり方に向かうなかからこそ始まる
2012.09.03 174号-1995年以前のように地震を考慮しなくてよい「戦後」は終った
2012.08.31 173号-表現は記憶喪失の状態に衝突して、記憶を無尽に掘り返せ
2012.08.28 172号-昭和新山の造山活動に向き合っていく表現活動の噴火
2012.08.24 171号-「書くこと」はいとしいものを深く殺すことである
2012.08.20 170号-具体的な関係に届く言葉こそが問われているのではないか
2012.08.13 169号-逃げられない関係のなかでこそ深く生きていく
2012.08.08 168号-今回の原発事故は「まだ一人も死に至らしめていない」か?
2012.08.03 167号-橋下発言の中に潜り込んで、自分を同化させていく快感
2012.07.30 166号-アートを出現させる世界を転倒させた「指さし」行為のアート性
2012.07.27 165号-本質的な労働行為としての「指さし」アート
2012.07.27 164号-原発労働にとってアートとは何か、アートにとって原発労働とは何か
2012.07.24 163号-最下層原発労働現場からの被曝の「指さし」行為
2012.07.24 162号-「指差し作業員」がアートを超えるアートとして問うていること
2012.07.23 161号-当事者とは誰か、証言はいかにして可能かを問う竹内公太のアート
2012.07.20 160号-「言わねばならぬ」と決断した84歳のギュンター・グラス
2012.07.18 159号-「決断」によって表現されていくアート
2012.07.17 158号-3・11はアートを必要としていたか
2012.07.11 157号-記憶はどのように伝承されねばならないか
2012.07.09 156号-思い込みの外に立って「想定外」に対処できるか-大川小の悲劇
2012.07.06 155号-大川小学校の悲劇が物語っていること
2012.07.03 154号-日本の男のダメさをすべてあぶりだした木嶋佳苗
2012.06.26

153号-原発事故が発生した日本では、今後どんなことでも起こりうる

2012.06.22 152号-吉本隆明の「思想などは、決して人間の生の意味づけを保証しやしない」
2012.06.19 151号-現実そのものの汚泥の中にこそ深く潜在している「理想」
2012.06.14 150号-聡明の上にこそ輝く品格-映画『日の名残り』
2012.06.13 149号-「そのとき」に起たなければ、起つときは二度とない
2012.06.10 148号-「橋の下」の異界から出てきた彼ははたしてどのようなマレビトか
2012.06.08 147号-言葉に敬意を払わず、家畜のように使役する橋下語録
2012.06.04 146号-橋下市長は政治家としてつくウソを「大きなゲーム」の設定に向けよ
2012.05.31 145号-我先にの戦後社会で軍人恩給の受給拒否を終生貫いた元日本兵
2012.05.29 144号-「希望を求めるその姿勢だけが、おそらく人間をささえているのだ」
2012.05.25 143号-最もよき私の言葉も帰っては来なかった
2012.05.21 142号-なりゆきにまかせていくニヒリズムの侵蝕
2012.05.18 141号-強者以外に生きる価値はないと考えるヒトラーのニヒリズム
2012.05.17 140号-「精力的な無知ほど怖いものはない」し、「無知が栄えたためしはない」
2012.05.15 139号-独裁は非常時とともにつくりだされる
2012.05.11 138号-恫喝と口車とペテンの上に築かれたヒトラーの効率一辺倒の読書法
2012.05.11 137号-暴力の〝野蛮さ〟を極限まで押し進めたヒトラーのナチス
2012.05.11 136号-ヒトラー率いるナチ党によって極めて短期間に成立した「非法治国家」
2012.05.10 135号-当時のドイツ人の「国民意識」と融合した状態としてのヒトラー
2012.05.09 134号-ルールの奴隷化によって「個人の尊厳性」を抑圧する橋下教育改革
2012.05.01 133号-公益資本主義が日本を変え、公益資本主義で日本が世界を変えよ
2012.04.27 132号-企業の荒廃化に拍車をかける株主-金融資本主義
2012.04.24 131号-大学闘争の〈前夜祭〉としての役割を果たした大学祭変革団
2012.04.23 130号-我々は自分の中の〈密林〉からどのような宣言を発するべきか
2012.04.23 129号-ラカンドン密林宣言「もう、たくさんだ」
2012.04.20 128号-「全部族のインディアン」によるアルカトラズ占拠事件
2012.04.17 127号-不協和音の中で「不定形の多種多様体」を展開したOccupy Wall Street
2012.04.11 126号-〈これまでにない新しい変化〉を求める我々こそ〈新しい変化〉であれ
2012.04.10 125号-占拠中のズコッティ公園内で起きていた根源的な問題
2012.04.06 124号-占拠はすべて〈不法占拠〉のかたちをとる
2012.04.06 123号-人と人がつながることは互いに〈占拠〉しあうことである
2012.04.05 122号-ハーレム以南で唯一のゲットー地域ロウアー・イースト・サイドでの闘い
2012.04.05 121号-批判は批判のありかたを超えて問題を「占拠」し、空間化せよ
2012.03.30 120号-「存在すること」は〈占拠〉のかたちをとって出現罪を仮装する
2012.03.27 119号-〈権力を持たない者は表現することができる〉
2012.03.27 118号-権力を持たない者は空間をもつことができる
2012.03.27 117号-ウォール街占拠運動の中に脈々と息づく大学闘争の〈占拠〉の思想~行動
2012.03.19 116号-公共の場所で野営しながらつくりあげていくウォール街占拠運動
2012.03.14 115号-人を根源に向かわせていくウォール街占拠運動
2012.03.12 114号-「I CARE ABOUT YOU(あなたのことを気遣っています)」ウォール街占拠運動
2012.03.09 113号-アメリカが直面している危機は衰退か、崩壊か
2012.03.06 112号-オフレコを通用させてきた政界とマスコミの「嘘の関係」
2012.03.02 111号-政治家(公人)は「嘘によらず生きよ」
2012.02.28 110号-放射能汚染水を海に流す日本のどこが文明国なのか
2012.02.27 109号-ジャーナリスト精神とは無縁な巨大な民間報道サービス業
2012.02.24 108号-なぜメディアはあの時、メルトダウンを報道しなかったのか
2012.02.21 107号-日本人は「全人類に対して責任を持って欲しい」
2012.02.16 106号-日本メディアは社会の批判精神として直立する姿勢をどこに捨ててきたのか
2012.02.15 105号-手書きの壁新聞で伝えなければならないことを届けようとした石巻日々新聞
2012.02.14 104号-〈国家〉にむかって詩を書くことができるか
2012.02.10 103号-3・11を契機に体当たりの生きかたを展開する山本太郎
2012.02.09 102号-「危機の底の先」に直面する欧州はイソノミアの世界の扉を開くか
2012.02.07 101号-ギリシャ問題は会議ではなく、路上でこそ語り合え
 (最新号より 86号~100号)
2011.12.21 86号-安全なトリウム原発に見向きもしない日本社会
2011.12.22 87号-「軍用に役立たない」トリウム原発はだから敬遠される
2011.12.28 88号-「忍び寄るわからなさ」のまま進む文明による文明の破壊
2011.12.30 89号-巨大科学技術システムの中で問題解決能力の喪失を強いられている被害性
2012.01.06 90号-「ただ一人の人間」として問題解決の能力、決定権を掌握せよ
2012.01.09 91号-独裁制もまた民主主義の一つの形態にほかならない
2012.01.13 92号-思想としてのイソノミアの原理を唯一アテネで体現していたソクラテス
2012.01.18 93号-3・11を機に「善い核」は「悪い核」になったのか
2012.01.20 94号-「憲法九条」を自分の問題として語るにはどうすればよいか
2012.01.25 95号-「憲法九条」は個々人の次元ではどのような論理、発想であるか
2012.01.26 96号-ソクラテスから2500年後のギリシャでいま、起こっていること
2012.01.27 97号-「ギリシャ3000年の歴史」が根強く張り付いているギリシャ問題
2012.01.31 98号-第二次大戦で共産圏に組み込まれていたかもしれないギリシャ
2012.02.01 99号-ギリシャのテオ・アンゲロプロス監督の突然の事故死
2012.02.03 100号-世界中の人々を閉じ込めている大きな収容所の扉はどのように開かれるか

新刊書

アホほど 勉強しても やっぱり アホ
         -善意と正義以上の悪徳はない-』

この度、新しく本を刊行しました。これまで上梓した本と大きく異なって、全編書き下ろしで、かつ平易な語り口に努め、ページ数も200頁に抑えました。

価格は税込で1,000円です。表紙と目次、並びに序文等を掲載しますので、ごらんになってください。
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※好評発売中です。  B6判、1,000円(税込) 

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取扱い書店
○模索舎(http://www.mosakusha.com/) ○ウニタ書店(名古屋市)

掲 示 板 ご意見、ご感想をお聞かせください。
ただし、誹謗中傷等のたぐいは固くお断りします。

起稿日 タ    イ    ト    ル 

 通信816号以降は、論考集として発行することになりました。(各タイトルは以下の通り)
 ソクラテスとの「21世紀の対話」
 ・〈北川透~『あんかるわ』〉の未来からの埋葬
 ・「松下昇と芹沢俊介」の〈誤読〉のテーマが垣間見せた思想~表現的不能性
 ・〈自主ゼミ〉~{自主ゼミ}とはなにか―人 事 院 審 理 ~ 再 開 ~ 請 求
12.08.06 866-〈北川透~『あんかるわ』〉の未来からの埋葬(37)―「失踪した男」の妄言
12.08.03 865-〈北川透~『あんかるわ』〉の未来からの埋葬(36)―「ヤレヤレ」の固有な論理の通俗性
12.07.29 864-〈北川透~『あんかるわ』〉の未来からの埋葬(35)―フーコーから問い返された北川の文章活動
12.07.26 863-〈北川透~『あんかるわ』〉の未来からの埋葬(34)―「酒の場所では、もうすべてを視ちゃった」
12.07.22 862-〈北川透~『あんかるわ』〉の未来からの埋葬(33)―北川のスキャンダルな視点の奥深さ
12.07.19 861-〈北川透~『あんかるわ』〉の未来からの埋葬(32)―本当に難破したあんかるわ
12.07.14 860-〈北川透~『あんかるわ』〉の未来からの埋葬(31)―「とりあえず」の錯誤
12.07.12 859-〈北川透~『あんかるわ』〉の未来からの埋葬(30)―「ある絶対的な闇」の〈途方もない無限性〉
12.07.07 858-〈北川透~『あんかるわ』〉の未来からの埋葬(29)―松下昇の「代りに死んだ」松下未宇
12.07.01 857-〈北川透~『あんかるわ』〉の未来からの埋葬(28)―川合の供述による北川の衝撃
12.06.28 856-〈北川透~『あんかるわ』〉の未来からの埋葬(27)―{自主ゼミ}から何を学んだのか
12.06.23 855-〈北川透~『あんかるわ』〉の未来からの埋葬(26)―〈離脱〉は再出発の契機にならないか
12.06.17 854-〈北川透~『あんかるわ』〉の未来からの埋葬(25)―踏ん張りのない〈離脱〉
12.06.11 853-〈北川透~『あんかるわ』〉の未来からの埋葬(24)―〈見えざるものとの対話〉との対話
12.06.08 852-〈北川透~『あんかるわ』〉の未来からの埋葬(23)―不可視の〈公判分離請求書〉の問い
12.06.02 851-〈北川透~『あんかるわ』〉の未来からの埋葬(22)―松下の言葉が届かなくなっていた北川
12.05.27 850-〈北川透~『あんかるわ』〉の未来からの埋葬(21)―仮装被告から仮装裁判官への移行
12.05.26 849-〈北川透~『あんかるわ』〉の未来からの埋葬(20)-〈  〉を秘教集団と決めつける北川
12.05.19 848-〈北川透~『あんかるわ』〉の未来からの埋葬(19)-「ドブネズミのたたかい」を負え
12.05.13 847-〈北川透~『あんかるわ』〉の未来からの埋葬(18)-〈私信〉を媒介する領域へ
12.05.09 846-〈北川透~『あんかるわ』〉の未来からの埋葬(17)-パンフ{時の楔}と{自主ゼミ}への拒否感
12.05.02 845-〈北川透~『あんかるわ』〉の未来からの埋葬(16)-落書き表現に盲目的な北川の表現思想.
12.04.28 844-〈北川透~『あんかるわ』〉の未来からの埋葬(15)-〈私信〉を媒介する問題の公開性
12.04.21 843-〈北川透~『あんかるわ』〉の未来からの埋葬(14)-理解している者のように語る北川
12.04.15 842-〈北川透~『あんかるわ』〉の未来からの埋葬(13)-〔〈69〉年を基準とする発想〕の確認
12.04.11 841-〈北川透~『あんかるわ』〉の未来からの埋葬(12)-役立たない透谷論
12.04.07 840-〈北川透~『あんかるわ』〉の未来からの埋葬(11)-むなしさを内臓した北川の思想
12.03.31 839-〈北川透~『あんかるわ』〉の未来からの埋葬(10)-「六甲」への〈誤読〉のノート
12.03.25 838-〈北川透~『あんかるわ』〉の未来からの埋葬(9)-『あんかるわ』の正常化復帰
12.03.25 837-〈北川透~『あんかるわ』〉の未来からの埋葬(8)-〈  〉の「暗の領域」
12.03.25 836-〈北川透~『あんかるわ』〉の未来からの埋葬(7)-〈  〉の全国捜索という壮大な演出
12.03.16 835-〈北川透~『あんかるわ』〉の未来からの埋葬(6)-思い込みの自己組織論の中絶
12.03.11 834-〈北川透~『あんかるわ』〉の未来からの埋葬(5) ―自己組織論の倒錯論理の完結
12.03.04 833-〈北川透~『あんかるわ』〉の未来からの埋葬(4) ―架空の〈被告〉を止揚する仮装被告
12.02.28 832-〈北川透~『あんかるわ』〉の未来からの埋葬(3) ―北川透の文学~思想的宿痾
12.02.24 831-〈北川透〉~『あんかるわ』の未来からの埋葬(2) ―北川の〈十〉年間の思想的停滞
12.02.18 830-〈北川透〉~『あんかるわ』への未来からの埋葬(1) ―北川透の〈誤読〉の深さ 
11.12.24 829-ソクラテスとの「21世紀の対話」(14)
  ―話し言葉と書き言葉の隔絶に踏み入っていく〈一枚のビラ〉
11.12.21 828-ソクラテスとの「21世紀の対話」(13)
  ―構内を走りながら「人間はいないか」と叫んでまわった大学闘争
11.12.18 827-ソクラテスとの「21世紀の対話」(12)
  ―2500年の時を超えて大学闘争に射し込むソクラテス的な知
11.12.14 826-ソクラテスとの「21世紀の対話」(11)
  ―「魂の強さ」というものは一体、どこからやってくるのか
11.12.11 825-ソクラテスとの「21世紀の対話」(10)
  ―問答の終盤で「今は急ぎの用」でとそそくさと立ち去るエウチュプロン
11.12104 824-ソクラテスとの「21世紀の対話」(9)
  ―対話よりも〈対話の不可能性〉を感じさせるプラトンの対話篇
11.12.03 823-・〈北川透~『あんかるわ』〉の未来からの埋葬(一) A4版 全76頁
     (通信№830~№842をまとめたもの)(8)
  ―知の組織化、制度化の中で息の根を止められたソクラテス的対話
11.11.27 822-ソクラテスとの「21世紀の対話」(7)
  ―「ソクラテスはリテラシーの普及を阻もうとする戦いに敗れた」のか
11.11.26 821-ソクラテスとの「21世紀の対話」(6)
  ―ソクラテスが対話する「ただ一人の人間」は「万人」に通じている
11.11.20 820-ソクラテスとの「21世紀の対話」(5)
  ―言葉は人との関係の中でその生命を発現しなくてはならない
11.11.19 819-ソクラテスとの「21世紀の対話」(4)
  ―書かれる言葉は「魂の中に書きこまれる言葉」とは無縁である
11.11.14 818-ソクラテスとの「21世紀の対話」(3)
  ―すべてに潔白すぎる者ほど、危険なものはない
11.11.11 817-ソクラテスとの「21世紀の対話」(2)
  ―ソクラテスとの対話は「プラトンの筆によって永遠の生命を得た」か
11.11.07 816-ソクラテスとの「21世紀の対話」(1)
  ―魂は魂にしか働きかけない
11.11.03 815-なぜ、プラトンは『ソクラテスの弁明』の前に『エウチュプロン』を置いたのか
11.10.24 814-書かれた言葉は最もすぐれたものでさえ、「魂をもった言葉」の影にすぎない
11.10.21 813-書かれた言葉は質問者に答えないことによって自分を守ろうとする
11.10.16 812-人は正気のときではなく、狂気のときに、なにかに値するなにかを為す
11.10.13 811-魂が生じなければ、肉体は生命をもつことはできない
11.10.08 810-最善を尽くして生きるかぎり、「人間にとっては生きるより死ぬほうが善い」
11.10.02 809-この世での悪業は魂に刻印されて、あの世で裁かれることになるか
11.09.26 808-どれだけ長く生きるかではなく、できるだけ善く生きるかのほうが大事
11.09.23 807-議論の矛先が自分に向かってくると、議論に応じなくなるカリクレス
11.09.17 806-ソクラテスの理屈はわかっても、どうしても受け入れられないポロス
11.09.10 805-弟子たちとの関係についてソクラテスの告発者に答えたプラトン『饗宴』
11.09.03 804-「すべての人間は、身体の面でも魂の面でも、懐妊の状態にある」
11.08.26 803-知識の及ばない世界があることを物語っていた徳についての教育できなさ
11.08.21 802-ソクラテスの人生にとって「対話」とはどのような意味であったか
11.08.14 801-プロタゴラスを見事に追いつめていく「ソクラテス的対話」
11.08.09 800-ソクラテスはどうして書くことをしなかったのか                          
11.08.03 799-ソクラテスが現前しないような文章はなんの意味もない
11.07.28 798-「あの世で最高の幸福を受ける希望に燃えて」死に赴いたソクラテス
11.07.18 797-ソクラテスの生きかたが招き寄せた祝福としての名誉の裁判
11.07.16 796-正義や節制(分別)や勇気のかたちをとって展開されていく知の運動
11.07.10 795-金銭のためではなく、「互いに心からの友となる」 議論を追求したソクラテス
11.07.03 794-あるとき、突然立ち尽くして動かなくなってしまった不思議なソクラテス
11.06.28 793-結論に到達せず、出口のない迷路へと迷い込んでゆくようなソクラテスの議論
11.06.12 792-人間同士をつなぐのは知であり、情報ではない
11.06.06 791-コンピュータが中央に屹立する知識社会が要請する「学問資本主義」現象
11.06.03 790-外の世界を制御していった実験室
11.05.29 789-狭い分野の知力の獲得にエネルギーを注いだ「専門分野」の知識人
11.05.23 788-啓蒙運動による大規模な知の市場の誕生と、資本制社会がもたらす知的労働の専門化
11.05.20 787-手紙のやりとりによる知のネットワークが作りだした「文字の共和国」
11.05.14 786-世界最古のボローニャの大学にみられる大学の自治と学問の自由
11.05.08 785-沈黙の知(修道院)に取って代わった議論の知(大学)
11.05.05 784-地動説的思考に命を賭けた女性哲学者ヒュパティア
11.04.26 783-アレクサンドリア図書館から始まった「知識の制度の歴史」
11.04.16 782-蔵書が問われてくる空間性
11.04.07 781-自分を「救世主」とみなす思い込みを募らせたヒトラーの読書
11.04.02 780-自分の思想の枠組みを強固にするガイドブックを求めたヒトラーの読書
11.03.26 779-自分の水準で自分に役立つ読書を求めたヒトラー
11.03.19 778-暴力の〝野蛮さ〟を極限まで押し進めたヒトラーのナチスとドイツ国民
11.03.12 777-蔵書の中に保存され、その散逸によって消滅していったヒトラー
11.03.07 776-霊的なものに強い関心を示したヒトラーの読書
11.03.05 775-生物学的人種差別主義に使命感を見出したヒトラー
11.02.27 774-マディソン・グラントの人種理論に鷲掴まれたヒトラー
11.02.20 773-批評家の嘲笑と軽蔑に迎えられ、読者にも無視された『我が闘争』
11.02.15 772-ヒトラーの無私無欲がナショナルな感情に直結した純粋さの果て
11.02.06 771-読みたい本しか読まなかった読書家ヒトラー
11.01.30 770-ヒトラーのような熱心な読者の出現を読書に感じ取っていたソクラテス
11.01.15 769-読字の中で味わう「超越して思考する時間」が問うこと
10.12.31 767-読むことは私たちの人生を変え、私たちの人生も読むことを変える
10.12.28 766-脳は成長につれてどのように読み方を学ぶか
10.12.24 765-ソクラテスはなぜ文字文化を非難したのか
10.12.19 764-アルファベットの成り立ち-『プルーストとイカ』
10.12.16 763-読字は脳になにを求めたか―『プルーストとイカ』
10.12.07 762-描くことを知らないなかで跳躍して描かれたラスコー洞窟の壁画
10.12.04 761-木や草や花に集中している世界を豊かに感じよ
10.11.30 760-人間が永遠を感じるときに、人間がしていること
10.11.27 759-一行一行書かれている行為を一行一行読んでいく行為
10.11.23 758-イエスの言葉が権力と化していく福音書の世界
10.11.20 757-どうして中世ヨーロッパでのみ「大学」は発達したのか
10.11.14 756-人間の行為を記録保存する歴史は根本的に間違っている!
10.11.08 755-本を読むということ
10.11.01 754-「ヒューマン・ステイン」
10.10.26 753-火炎と魂
10.10.19 752-真友と嘘
10.11.09 751-リアルな空間を喪失した若者は「無」の存在へと追いやられていく
10.10.03 750-硬い本を読まなくなった学生の「バカの加速化」                      
10.09.28 749-吉本隆明と三島由紀夫は「卑怯者の思想」にどのように対応したか
10.09.17 748-「テレビ共同体」を拒絶した三島由紀夫、順応した吉本隆明
10.09.12 747-大学闘争に対する吉本隆明と三島由紀夫の「傍観」の隔たり
10.09.06 746-「葉隠」、「行動学入門」、「陽明学」と辿ってきた三島由紀夫の行動思想
10.09.03 745-「命をかけた行動」を生きることを突きつけた三島由紀夫の自刃
10.08.27 744-ファナティックな行動に生の横溢を感じていた三島由紀夫
10.08.21 743-三島由紀夫の「極端」の発想によって生みだされる「肉体の言葉」
10.08.10 742-真の「公」を生まなかった吉本隆明の「私」の優先思想-『〈民主〉と〈愛国〉』をめぐって
10.08.08 741-60年安保闘争における吉本隆明の敗北と転向-『〈民主〉と〈愛国〉』を軸に
10.08.04 740-「大衆」という現実-『〈民主〉と〈愛国〉』を軸に
10.07.31 739-「戦中派生き残り」としての罪責感に吉本隆明はどう向き合ったか-『〈民生〉と〈愛国〉』を軸に
10.07.27 738-「1970年パラダイム」とはなにか―『1968』との対話
10.07.13 737-全共闘世代が大衆消費社会に適応しえたのはなぜか―『1968』との対話
10.07.10 736-全共闘運動は一体、なにをめざしていたのか
10.07.07 735-全共闘運動の「敗北」はどこにあったか
10.07.01 734-三島由紀夫と全共闘はどこで対立していたのか
10.06.26 733-政治的行動とはなにか、政治的言語とはなにか
10.06.22 732-全共闘世代はどのように「自問のバリケード」を持続してきたか
10.06.18 731-吉本隆明の二十年後の三島理解はどこまで深まったか
10.06.13 730-美しい作品を作る者は、共に自分も美しく作られねばならない
10.06.09 729-「どのような政治的実効性とならば生命を交換しうるか」という自問のかたち
10.06.04 728-安保闘争後における吉本隆明の「思想の言葉」と三島由紀夫の「行動する言葉」
10.05.30 727-情況にむかって発言していた三島由紀夫の割腹と介錯された生首
10.05.24 726-三島由紀夫の「劇的な割腹死・介錯による首はね」の衝撃はどこからくるか
10.05.17 725-「行動の言葉」は「関係の言葉」である
10.05.10 724-敗戦で「よごれたしょぼたれた日の丸」を戦後日本はどこに打ち捨ててきたのか
10.05.02 723-「なぜ日本国は一個の国家理念さえつくれずに半世紀を経てきたのか」
10.04.27 722-国家觀とアイデンティティーの喪失によって突き入った日本解体
10.04.11 721-〈戦後〉はどのようなかたちで日本人を訪れているか-憲法をめぐって
10.04.04 720-日本人という人間のありかた
10.03.31 719-戦後の日本人にとってナショナリズムとはなにか
10.03.27 718-「戦争を知らない人間は、半分は子供である」
10.03.20 717-戦中派は戦争をどう捉えていたのか
10.03.14 716-「戦中派生き残り」に三島事件はどのような衝撃を与えたか
10.03.07 715-戦争で負けたということの意味
10.02.25 714-「私は我が運命の支配者 我が魂の指揮官」―映画『インビクタス 負けざる者たち』
10.02.17 713-「息子の無実」を信じて暴走した「母の殺人」-映画『母なる証明』
10.01.10 712-復員軍人の〝恥を知れ〟の声に〝戦争に敗けて何を言うか〟と言い返すパンパン
10.01.04 711-「進駐軍」は礼儀正しく、軍隊といういかめしさがなかった
09.12.30 710-どうしてGHQは「占領軍」ではなく、「進駐軍」とみなされたのか
09.11.27 709-「日本人ってつまらん民族だと思ったね。あんな手紙をマッカーサーに書くなんてサ」
09.11.24 708-あゝ尊き神の使徒、マッカーサー元帥閣下」
09.11.21 707-マッカーサーにたのめば何とかなるだろう
09.11.18 706-マックアーサー元師様、「ボスを何とかして下さいまし」
09.11.15 705-「夜明けの時を告げる鐘を撞くその人は誰なのか」、マッカーサー元帥閣下なり
09.11.12 704-マッカーサーに「あなたの子どもを生みたい」と書き送った手紙
09.11.09 703-「戦いに負けて返つて幸福に成つたとさえ思つて居ります」
09.11.06 702-「我等ハ天皇ナクテハ生キテ行ケナイノデス」
09.11.03 701-「神様(マッカーサー)というものは、めったにその姿をお示しにならないものだ」
09.10.31 700-「閣下よ! 願わくば哀れなる日本を根本から救って下さい」                 
09.10.28 699-「拝啓 マッカーサー元帥様-占領下の日本人の手紙」
09.10.24 698-愛する者から〝息〟を吹き込まれて一回限りの生を全うする「空気人形」
09.10.18 697-聖書以外の読みかたはいかにして可能か-映画『ポー川のひかり』
09.10.20 696-「百本の釘」で書物を〝磔刑〟にせよ―映画『ポー川のひかり』
09.10.04 695-人間は責任を取ることができるほど自由であるか
09.10.02 694-組織(ヤクザ)の世界で人を殺すということ
09.09.30 693-「人を殺すとはどういうことか」
09.09.29 692-被害者に対する「反省」が分からない受刑者たち
09.09.07 691-信念に基づいて殺人を犯した無期懲役囚の回心
09.09.01 690-被害者遺族が死刑執行を望まなかった半田保険金殺人事件
09.08.28 689-死刑について考える
09.08.24 688-死刑とは何か?-光市母子殺害事件
09.08.20 687-犯罪被害者の遺族はどのように耐えればよいのか-光市母子殺害事件
09.08.16 686-人生を突然断たれてしまった被害者をどのように記憶すればよいのか―秋葉原通り魔殺人事件
09.08.07 685-地獄への途は「孤独」で敷き詰められている-秋葉原通り魔殺人事件
09.08.02 684-女の目から見た秋葉原通り魔殺人事件
09.07.28 683-犯罪の耐えられないあまりもの幼稚さ-秋葉原通り魔殺人事件
09.07.26 682-「アキバ」を舞台にした殺人ショー -秋葉原通り魔殺人事件
09.07.20 681-携帯サイトの掲示板への書き込みを分析する-秋葉原通り魔殺人事件
09.07.13 680-日本人の死生観と重なる「桜」
09.07.05 679-「ぼくのうちはまともなものではつながっていない」ことの悲劇
09.06.28 678-勃起しない愛は空洞である-映画『愛のむきだし』
09.06.22 677-人を殺すとは、報復とはどういうことなのか-映画『グラン・トリノ』
09.06.16 676-『チェンジリング』の「希望」は映画『グラン・トリノ』でどう継承されたか
09.06.12 675-運命は変えられないが運命に直面する自分は変えられるという「希望」-イーストウッド『チェンジリング』
09.06.05 674-「パレスチナ問題」の解決めざしてオバマ米大統領に求められている役割
09.05.30 673-スーザン・ソンタグのエルサレム賞授賞式スピーチ
09.05.25 672-紙上と異なる現実と接する場所で、村上春樹の言葉はどのように届くのか
09.05.20 671-エルサレム賞授賞式でパレスチナ人を参加させなかった村上春樹のスピーチ
09.05.13 670-敗戦の現実を記録する作家たちの日記(続)
09.05.06 669-敗戦の現実を記録する作家たちの日記
09.05.03 668-戦争-敗戦にとって作家はどのような存在であったのか
09.04.27 667-全身をこめて戦争に突入した高村光太郎の戦争詩の意味
09.04.19 666-戦時下に「作家としての目」はどのように深められたか
09.04.05 665-戦時中の愛国主義的な熱狂から遠ざかろうとしていたごく少数の作家たち
09.03.30 664-戦時中、日本の「作家」はなにを考えていたのか
09.03.22 663-1945年に日本人が体験したこと(3)
09.03.18 662-1945年に日本人が体験したこと(2)
09.03.14 661-1945年に日本人が体験したこと(1)
09.03.05 660-映画『靖国』はどこまで日本人の精神に迫ることができたのか
09.02.28 659-「靖国」はどのようにカメラに映しだされたか
09.02.24 658-中国人監督が撮る『靖国』は「中国の忍びよる脅威」の一環であるか
09.02.18 657-映画『靖国』現象とはなんであったのか
09.02.13 656-映画『靖国 YASUKUNI』の上映中止が露呈した戦後の日本社会の「空気」
09.02.08 655-一般公開前にスクリーン外で「上映」された映画『靖国 YASUKUNI』
09.02.03 654-連合軍の日本本土上陸作戦はどのように遂行されようとしていたか
09.01.29 653-特攻隊攻撃に対していつも必ず.起ちあがって敬礼をしていた昭和天皇
09.01.23 652-昭和天皇の「聖断」がなければ、戦後日本は一体どうなっていたか
09.01.18 651-「敵を味方に変える」社会はいつやってくるのか-映画『BOY A』
09.11.12 650-「12歳未満のガキ」の主張でしかない空幕長論文                  
09.01.06 649-日本より頭の中の方が広くなければ、日本は「亡びるね」
08.12.30 648-「言葉」が決定するアメリカ 「空気」が決定する日本
08.12.26 647-「それにしても、なぜ死ぬまで」-力士暴行死事件、海自隊員死亡事件、連合赤軍リンチ殺人事件
08.12.20 646-ミハルコフ版「12人の恐れる男」.が踏み込もうとする世界
08.12.14 645-ルメット版『12人の怒れる男』からミハルコフ版への〈リメイク〉はどのように可能か
08.12.07 644-人間社会の荒野で「火を熾(おこ)す」ことを基本として、「生への執着」を一本の棒の如く直立せしめよ
08.11.30 643-「荒野」で死ぬということ、生きるということ
08.11.24 642-「荒野をめざす若者」が凝視しつづける映画『イントゥ・ザ・ワイルド』
08.11.15 641-「空気支配」は自衛隊に集中しているのではないか
08.11.09 640-「空気支配」にますます無自覚になっていく我々日本人
08.11.03 639-「日本的根本主義」がもたらす欠陥を日本人は克服しうるか
08.10.29 638-日本人の中で「現人神天皇と進化論」が併存していたのは、なぜか
08.10.24 637-まず、「水を差す自由」からはじめよ
08.10.16 636-なぜ日本人は、戦前も戦中も戦後も一貫して変わることがなかったのか
08.10.13 635-極限の情況下で起こる事態を正確に把握できなくなるのは、なぜか?.
08.10.09 634-「空気」と「情況」はどこが異なるのか
08.10.05 633-「空気支配」の体制としての天皇制
08.09.30 632-なぜ「空気支配」に抵抗できなくなるのか
08.09.26 631-「空気」とは一体、なにか
08.09.20 630-敵に積極的に協力する日本兵捕虜
08.07.22 629-「捕虜」になるということ
08.07.18 628-「捕虜」にみられる日本人というものの特性
08.07.13 627-自滅覚悟の大東亜戦争を支えた「忠臣蔵史観」の国民心理
08.07.07 626-「自分には責任がない。違和感は感じたが、空気に逆らえなかった」
08.07.01 625-日本の国民はどのようにして戦争へと突入していったのか
08.06.25 624-連合赤軍リンチ殺人事件の「空気」はどのように醸成されていったか
08.06.19 623-連合赤軍の兵士は山中で、どのようにメシを食っていたか
08.06.12 622-「革命によって世の中をよくしたい」という志の善意で敷きつめられた地獄への途
08.06.05 621-「勇気」がなかったから、「共食い」を防げなかったのか-『実録・連合赤軍』
08.05.29 620-事件の「事実」をどう撮るか-映画『実録・連合赤軍』
08.05.18 619-言葉と人の関係はどのように変わってきたか
08.05.07 618-「言葉の敗戦処理」という問題は、どこからやってくるのか
08.05.03 617-いま、言葉はどのような変化に直面しているのか
08.04.26 616-いま書きつつあることの外に、「書くこと」はどのように出て行くことができるか
08.04.15 615-表現にとって「月経」とはなにか 
08.04.05 614-現在の沖縄に残る「空気」のなかで、「集団自決」を捉えよ
08.03.23 613-沖縄「集団自決」の従順さに愛や善が見出されるか
08.03.20 612-逃避距離を突き崩す学問-ジョルダーノ・ブルーノと映画『ハーモニーベイの夜明け』
08.03.15 611-回転している自分の足下ですべての問題を受けとめよ、と問う「地動説」
08.03.13 610-生きた勉強、学問は必ず現実と衝突する-コペルニクスとガリレオ裁判
08.03.03 609-人間を意識的に変えるにはどうすればよいのか-レーニンの手法
08.02.21 608-「はじまりのレーニン」とレーニン的な「党」とのはるかな裂け目
07.12.09 607-存在とことば
07.12.01 606-「はじまりのレーニン」からのはじまりは、いかにして可能か
07.11.16 605-人と距離をとれない犬、とれる猫
07.11.04 604-「共感の能力」を磨き、大きく開きながら人は深く呼吸せよ
07.11.01 603-人はやはり人以外の生命と深くつながっている
07.10.24 602-動物の「幸せ」を人間はどこまで考えているか
07.10.16 601-「具体的な生活」を失ってしまった日本人の抽象的な生活

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起稿日 タ    イ    ト    ル 
07.10.08 600-生物、動物の不思議な驚きの世界(その二)
07.10.15 599-生物、動物の不思議な驚きの世界(その一)
07.10.02 598-「見ること」はどのようにして「理解すること」に結びつくのか
07.09.02 595-「集団自決」に対する責任を、戦争を.知らない戦後世代は免れているか
07.08.26 594-沖縄戦「集団自決」は回避された本土戦の惨劇そのものではなかったか
07.07.29 592-生者は死者とコミュニケートできるか
07.04.22 587-[玉ねぎをむきながら」凝視する-映画『善き人のためのソナタ』
07.04.13 586-孤独な宇宙に独りぼっちで放置された犬に想いを馳せよ!-動物の受難
07.03.15 584-「ゴミとはなにか」を問いつづける大竹伸朗の作品
07.03.09 583-「西洋美術の廃墟」展を映しだす大竹伸朗の「全景」展
07.03.01 582-作者不在の作品を出品してきたデュシャンと大竹伸朗
07.02.15 581-膨大なゴミを作品として美術館に展示する大竹伸朗の世界
07.02.11 580-戦場からの手紙-国家の言葉につきうごかされていった兵士たち
07.01.28 578-どこにも届かない手紙を書いた日本の兵士たち-映画『硫黄島からの手紙』
07.01.19 577-「国民全員が苦しむ平等を」。希望は、戦争-31歳フリーター
07.01.12 576-最貧困層にこそ融資する「グラミン銀行」の画期的な発想
07.01.07 575-いま、夕張市で起こっていること
06.12.31 574-ワーキングプアを急増させるグローバリゼーションの波
06.12.17 572-個人と個人の結合にこそ組織力を胚胎せよ!-映画『夜よ、こんにちは』『麦の穂をゆらす風』
06.12.03 570-〈世界〉は出鱈目である!-映画『メルキアデス・エストラーダの3度の埋葬』
06.12.01 569(2)-1960年代末の日常的な光景-40年前のクラス文集「水たまり」
06.11.28 569(1)-1960年代末の日常的な光景-胎動としての大学祭変革団の役割
06.11.26 567-ナチスの武装親衛隊に所属していたことを告白したギュンター・グラス
06.11.24 566-ポリトコフスカヤが見つめる遠くのまなざしに映しだされているもの
06.11.17 565-どうしてポリトコフスカヤは、これほどプーチンが嫌いになったのか
06.11.13 564-アンナ・ポリトコフスカヤはどんな記事を発信していたか
06.11.10 563-アンナ・ポリトコフスカヤ暗殺へのいくつかの発言~追悼
06.11.08 562-日本映画は「戦争」とどう向き合ってきたか-映画『紙屋悦子の青春』
06.11.03 561-なぜ、日本映画は「昭和天皇」を描かないのか-ロシア映画『太陽』
06.11.01 560-アンナ・ポリトコフスカヤの暗殺に対する人々~メディアの反応
06.10.26 559-不法占拠-バリケード-〈空白〉としての公園
06.10.25 558-〈  〉大学教養部大衆団交議事録(抄)[1]・後
06.10.25 557-〈  〉大学教養部大衆団交議事録(抄)[1]・前
06.10.18 556-アンナ・ポリトコフスカヤの暗殺を「燃え立つ炎」として受けとめる
06.10.14 555-「存在すること」は「占拠」からはじまる
06.09.03 554-「存在すること」は占拠のかたちを取って出現罪を仮装する
06.08.27 553-『ユダの福音書』という世界史的な大発見
06.08.22 552-「ゆれる」世界遺産としての日本国憲法9条
06.08.19 551-真っ暗闇の人生の洞窟の中で人はいつまでも揺れつづける-映画『ゆれる』
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