登山禁止「活火山の山」はどうしたか | ||||||||||||
噴火活動により登山禁止となっている山をどうすべきかは、なかなか悩ましい問題です。勿論地元市町村等によって禁止されているわけですから登ってはいけないわけです。 鉄条網などで遮断されている訳ではありませんから入ることはできます。規制はそれなりの理由がある訳ですので控えるのが原則ですが、敢えて入山する場合は自己の責任になることを銘記してください。 と、いうことですので、これらの山について書くのは大変ためらいももありますし、勇気?もいります。 危険を犯しての入山は避けるべきで、決してお勧めする気はありませんが、私の体験談として記しておきます。 現在私が知り得る登山禁止の山は次のとおりです。
・阿蘇はよく状況が変わりますので注意してください。 ・雌阿寒岳は2000.06.20に入山規制が解除されました。 ※北アルプス焼岳は、私の登ったときは禁止中で、登山道も焼岳小屋から先は廃道同様でしたが、その後解除されたということですから、コースも復元されていると思います。 ※普賢岳は1998年禁止が解除になっています。私は解除直後に登っています。登山道の損傷はまったくありませんでした。 ●桜島御岳 300名山のうち、私が山頂を踏めなかったのは桜島岳です。ここだけはどうしようもないと思われます。立ち入り禁止区域の外にある「湯平展望所」てら眺めて、それで登ったことにしてあります。 ●渡島駒ヶ岳 調査等のために許可を受けた者以外の入山は禁止されているということです。入山禁止区域がどのあたりまでとなっているかは不明です。(1999.5.21現在) ●岩手山 入山規制中です。敢えて入山するときは自己の責任となります(1999.5.21現在) ●浅間山 峠の茶屋から小浅間山への登山道を行くと、立ち入り禁止の看板があります。しかしその先も結構歩く人がいるらしく、踏み跡がついています。 火山灰の砂礫の斜面になっても、踏み跡はかなりはっきりしています。しかしなかなかきつい登りです。 天気さえよくて踏み跡を外さなければ迷うことはないでしょう。(最近迷い事故もあったと聞いていますので、あまり甘く見ない方がいいかも知れません) 火口に立つとゴーゴーと吹き上がる噴煙は恐怖感を覚え、とても滞留している気にはなれません。 ●焼山・・・・左のメニュー「山岳別の目次へ」をクリックし、焼山の項目を参考にしてください。 ●雌阿寒岳 規制されています。1999.7.6現在入山禁止の措置は解かれていません。(9月までは禁止が続くことが決まっています)7月中旬、阿寒へ行ってきましたが、禁止措置に関係なく入山している人が多いようです。私も禁止の阿寒富士へ登ってしまいました。 §焼山はちょっとコースがわかりにくくなっていますが、規制さえなければどの山も難しい山ではありませんでした。 |