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鼻見城山=はなみじょう(723m)
長野県 | 2011.06.27 | 単独 | マイカー | 地図 信濃柏原(高田) | 三等三角点 | |||||||
コース | 町バス停付近(6.00)−−−鼻見城山(6.25-6.30)−−−町バス停付近(7.00) |
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鼻見城山・・・ちょっと変わった名前だ。 読みは“ハナミジョウ”でいいかどうかわからない。所在地は以前三水村だったが合併で今は飯綱町となっている。 長野市方面から行くと、18号線の牟礼駅前の信号を直角に右折60号線を北上。芋川の集落へ入ってコンビニ(ヤマザキ)の先100メートルの分岐に立つ『芋川 町 』という看板が目じるし。この分岐に4、5台分の駐車スペースがあったので車を止める。 分岐の右は新道、左は旧道という感じ。左の旧道を進むと健翁寺の前を通り“町”というバス停の前に『鼻見城址遊歩道入口』の道標と、鼻見城跡案内図が立っている。 案内にしたがって民家の間を細道で抜け、さらに『鼻見城跡入口』という懇切な道標で迷うことなく登山道へ導かれる。 鼻見城山へ登る気になったのは、あるHPに“信州自然百景”に選ばれているという記述を見たからだ。具体的にはどの景色を指すのか不明なるも、自然の良さが満ちているだろうと想像してやってきた。 道標から10分ほどで林道と並行する用水路を渡る。よく手入れされて歩き良い道を登って行く。緑したたる落葉樹林、降り注ぐような野鳥のさえずりは、いったい何種類の小鳥たちがいるのだろうか。 駐車地点から25分で山頂に着いてしまった。 広場のような山頂には、鼻見城の解説板、頭が地に埋もれそうな三角点標石、四阿、石祠などがあり、一段下の平らには復元された井戸がある。
東方の展望がひらけている。眼下に見えるのが芋川の集落だろうか。のどかな山村風景の中に、真っ赤な大きい屋根、それが違和感なく風景に溶け込んでいるのも不思議だ。雲をからめながら藍色のシルエットの山影は、根子岳から破風山あたりに似ているがどうだろうか。 下山は登ってきた道とは反対側からのコースをとる。木段を降りるとさらにまた木段が続くが、左に細い踏跡が見えたので感でこれを拾う。道型こそ薄いが歩くのに何のも問題もない。 しっとりした緑に染まりながら降りていくと舗装道につながり、“町“のバス停へと帰ることができた。 所要1時間、汗をかくほどのこともない小さなハイキングだった。 このあと車で移動して薬師岳へ登る。
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