hkk-1143 山岳巡礼≫のトップへ戻る
≪離山≫ 1266m | ||||||||||
長野 | 2011.09.29 | 単独 | マイカー | 離山 三等三角点 |
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××× | 雲場池駐車場(6.30)−−−登山口(6.50)−−−離山(7.30-7.35)−−−登山口(8.05)−−−雲場駐車場(8.30) | |||||||||
山頂までの高低差は300メートル余、往復2時間。 山頂へのアプローチは旧軽井沢の別荘地の中を行く。別荘地の道と言うのは、縦横似たような道が交錯していてわかりにくいものだ。
静寂な別荘地の中の舗装道を車で上がって行くと「離山登山道」、あるいは「登山道」の道標とともに、「登山の車は雲場池駐車場を利用するように」と言う看板が目につく。別荘を抜けた先が登山路の入口で、門柱のような『離山登山道』の表示がある。確かにその辺に車を止めるのは難しい。 いったん雲場池まで下りる。池の南端付近に大きな有料駐車場があった。 道標を頼りに別荘奥の登山口まで約20分。この先も未舗装ながら車道はつづく。しかし車の進入はできない。散歩気分で車道を上っていくと、立派な案内板があり、左手が“100年記念碑経由、頂上まで900メートル”、右手が“頂上まで750メートル”となっている。 左手から登って右手へ下ってくることにする。
車道を離れて山道らしくなる。緩やかに登っていくと100周年記念碑、その先が展望台になっていて荒船山・妙義など西上州の山々、八ケ岳、奥秩父、はるかに霞と見まがう山影は南アルプスかもしれない。条件がいいと富士山も見えるようだ。 展望台からなだらかな道をたどると間もなく三等三角点のある離山々山頂。ここからは浅間山がきれいにのぞめる。地図でもわかるが、山頂部は平坦に近い円形でテーブルマウンテとも呼ばれるようだ。 山頂をあとにする。踏跡は薄い。少し下ったところが水平道、ここは右に進むべきところ左へ進んでしまった。“南登山口”という道標が出てきたりして様子がおかしい。踵を返して戻っていくと林道へとつながり、やがて登りのときの案内板ある分岐に出た。 |
≪小浅間山≫ 1655m | ||||||||||
長野 | 2011.09.29 | 単独 | マイカー | 小浅間山 三等三角点 | ||||||
××× | 峠の茶屋(9.00)−−−小浅間山(9.30-9.35)−−−峠の茶屋(9.55) |
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高低差約250メートル、往復55分。 峠の茶屋に車を止める。
峠の茶屋に来たのは何年振りか、道路も立派になり峠付近の様子も以前の面影はない。 浅間山への登山道を行く。道にはキャタピラの跡、浅間山噴火観測のためだろう。22年前、この道から浅間山へ登ったが、そのときこの道を歩いた記憶はほとんど薄れている。 20分、樹林を抜けて浅間山と小浅間山の分岐、浅間山の大きな図体が目の前にあらわれる。火山灰地のザクザクした斜面に取りつき小浅間山の山頂へ向かう。風もなく穏やかな晴天、実に気持ちいい。 この9月は浅間山づいて、浅間山登頂が2回、浅間山好展望の四阿山登頂、そして今日は軽井沢の離山と小浅間山での浅間山展望。
小浅間山からは浅間山全体が目に入りきれないほどの間近さ、秋空の下、サビ鉄色の山肌が、たおやかな線で天を画し、その優雅さはこの山ならではの独特の雰囲気を漂わせている。 日本百名山を選定した深田久弥は、浅間山を次のように著しています。 『いつも厖大な容積で、独占的な形で、曝け出しの肌で、そして頂にはいつも薄い煙をはいていた。汽車の窓からこんなに間近く、高く、大きく、秘密なげに仰がれる山は、他に例がない。』 |
≪愛宕山≫ 1174m | ||||||||||
長野 | 2011.09.29 | 単独 | マイカー | 愛宕山 四等三角点 | ||||||
××× | 神宮寺駐車場(10.30)−−−参道入口(10.40)−−−オルガンロックの神社(10.50)−−−山頂神社(11.05-11.10)−−−神宮寺駐車場(11.35) | |||||||||
高低差230メートル、往復1時間5分 (軽井沢に“愛宕山”という同名の山が二つある。この旧軽井沢ともう一つは南軽井沢にあって、和美峠から東方へ1.3kmほどのところにある。南軽井沢愛宕山標高-1192m) 軽井沢駅前から133号線を北へ直進、軽井沢銀座入口のロータリーを斜め左へ、50メートル(?)ほどで右折、少し進むと神宮寺駐車場あり、ここへ車を止める。 駐車場のすぐ先に愛宕山参道の道標がある。このあたりは旧軽井沢の古い別荘地域、各路地の入口には別荘の名札がべったり、その中にある愛宕山参道の表示は見落としそうだ。
参道の道標にしたがって左折、あとはほぼ真北に向って進む。観光客でにぎわう軽井沢銀座のすぐ隣にありながら、人影もなく静まりかえっている。参道には途中いくつかの道標があるので間違えることはない。 廃道のような頼りない道を抜けると最奥の別荘。 参道とは言えここからは余り歩く人もいないような荒れた感じがつづく。 緑に苔むした石段がある。最初は153段、次は111段。これを登りきった先の鳥居をくぐるとオルガンロック(風琴岩)という杭状の玄武岩のそそり立つ場所に出て神社が建っている。
山頂はまだ上だ。 岩の左右に道が見える。道標がないのでどっちをとるか迷う。
どっちでも同じだろうという勝手な判断で右手から山頂を目ざした。ところがしばらく進むと巨岩にはばまれる。先へ進めそうな踏跡もない。とにかく高い方へ登っていけばいいだろう・・・岩の右手から藪を這い上り岩の上に出る。そのまま尾根らしいところをたどっていくと神社のある山頂に達した。山頂には保存状態のいい四等三角点、軽井沢テレビの電波塔などがある。神社の横に『皇太子浩宮徳仁親王殿下お手植えの松』と書かれた赤松がある。存在さえ知る人も少なかろうこんな山にどうして?、そりなりに何か謂われでもあるのだろう。
登ってきた反対側には鉄製の手すりのついた立派な階段道がある。それを降りるとこれまた立派な舗装道路。さて、この道でオルガンロックの場所へ降りられるのか、目で追ってみたがどうも方角がちがう気がする。無難を選び、いったん山頂まで戻る。あとは来た道を下った。 |