山岳巡礼 hkk-1574 ≪山岳巡礼≫のトップへ戻る
フスプリ山(1945m)
長野・新潟 |
2018.10.03 |
М氏同行 | 三等三角点 | |||||||
コース |
北野の先の駐車場(6.55)---風吹山荘(10.15)---フスプリ山(11.15) |
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フスプリ山とは変わった名前の山。コンサイス日本山名辞典には載ってないが、国土地理院の地形図には記載されている。三等三角点があり、点名は「弥平頭」。
登山口も前回とは異なるルート。大糸線中土駅付近からR148号線と別れて西方の道へ。目指すは地図上の「北野方面」、人家が途切れてなお先へ先へと林道を進む。道幅は狭いものの北野を過ぎた先も舗装がつづき、一般のセダンでも問題はない。 風吹岳への道標に従って登山道へ入る。ルートは明瞭、整備もされているので歩きいい。 風吹岳山頂は山荘からすぐだが、目指すフスプリ山はあとひと頑張りしなくてはならない。山荘前のベンチでひと息入れてから出発。風吹大池を右手にして進むと、木道となって草紅葉の草原が広がる。広々として気持ちいい空間にしばし足を止めて見入る。
Мさんの携帯した上空からの空中写真を確認すると、ピーク付近に池が写っている。この付近に湿原のある可能性が高い。見まわしていちばん高そうな地点を目ざし、赤テープを残して濃い笹藪へ突入。するとあっけなく草原に飛び出した。雪解けの後は池塘が出来るのだろう。それほど広くもない草原に立ち、いちばん高そうな地点へ向けて、再び密藪へ突入。3メートルおきくらいに赤テープを付けて進むと、ぴたり勘があたって三角点標石のピークへ。ヤッター・・・。 人の気配もない草原の木道に座し、満ち足りた気分で昼食。期待したほどの晴天にはならなかったが、雲間の青空を見上げ、草紅葉の風になびく様を眺めながら、満足感に浸った。 |