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北八ケ岳 北横岳(2480m)三ツ岳(2360m)・雨池山(2325m)
2009.09.17 | ロープウエイ利用 北横岳・三ツ岳・雨池山 |
2006.01.27 | ロープウエイ利用 北横岳・三ツ岳 |
2003.08.18 | ローブウエイ利用 北横岳(4歳の孫娘と) |
1991.02.17 | ロープウエイ利用 北横岳(北横岳ヒュッテ泊) |
2009.09.17 北横岳〜三ツ岳〜雨池山 | ||
長野県 単独 ロープウエイ利用 北横岳三等三角点(2472m) | ||
ロープウエイ山頂駅(10.50)−−−北横岳ヒュッテ(11.20)−−−北横岳山頂(11.30-11.45)−−−北横岳ヒュッテ−−−三ツ岳(12.20)−−−雨池山(12.50)−−−雨池峠(13.00)−−−ロープウエイ山頂駅(13.10) | ||
時間的に行程の長い山は無理だったたので、2時間ほどで歩ける北横岳を選んだ。天気予報も上々、山頂で八ケ岳のスケッチも楽しめればと考えていた。 ところが八ケ岳は雲の中、好天の期待は裏切られてしまった。せっかくだからとロープウエイを利用して山頂駅へ。観光客もそこそこ上がってきている。寒くもなく爽やかで秋の気配が濃い。展望のないのが残念だ。 これが4回目の北横岳、4歳だった孫娘と登った日を思い出しながら、坪庭、北横岳ヒュッテと経由して40分で南峰三角点の山頂へ到着。見えるのは蓼科山と霧ケ峰高原くらい、南八ケ岳はまったくその姿がない。 山頂標識は三角点のピークではなく北峰の方に立っている。10人ほどの登山者が憩う北峰で、昼食と蓼科山スケッチを1枚、展望に見放された山頂を早々に後にした。 北横岳ヒュッテの先で三ツ岳へのコースへ入る。巨岩が乱雑に横たわる中、岩を縫うようにして進む。真冬に来たときには雪もあって歩きにくかったが、今回は簡単に岩峰の上に立った。 このあと二つの岩峰を越え、何ケ所から鎖などを使ってコルへと下る。真冬に来たときには三ツ岳の最初の岩峰から先はルートが定められずにそこから引き返した。夏道は明瞭で問題なくコルへ降り立つ。ゆるく登り返すと雨池山という標柱が立っている。そのすぐ先の開けたところの方が山頂という雰囲気があり、ロープウエイ山頂駅も意外な近さで見える。 下ったところが雨池峠、ここからは草原につづく木道を伝い、縞枯山荘を右に見てすぐにロープウエイ駅だった。 |
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長野県 | 2006.01.27 | 単独 | ロープウエイ | 北横岳 三等三角点 | |||||
コース | ロープウエイ山上駅(9.15)−−−北横岳ヒュッテ(9.55)−−−北横岳(10.10-10.20)−−−北横岳ヒュッテ−−−分岐−−−三ツ岳(11.00)−−−分岐へ戻る(11.15)−−−ロープウエイ山上駅(11.40)→→スキーで下山 | ||||||||
雪山をちょっぴり味わいたくなり、お手軽な北八ケ岳へ出かけた。 上田市経由、大門街道を走って7時に着いたのに、ビラタスロープウエイの運転開始は9時。今朝の寒さはことさらに厳しく、暖房した車内で時間をつぶす。 下山はスキーにするためにスキー板、靴、ストックを持ってロープウエイに乗車。 山上駅はマイナス17度とか。寒さがほっぺを突き刺す。スキー用具を山上駅の片隅にデポして出発。雪はそれほど多くなく、踏み固められたトレールをたどって行く。冬にこのコースを歩くのは2度目、勝手もわかっている。 ウサギなどの足跡を目にしたりして、展望のない樹林の中を約40分、北横岳ヒュッテに着く。 ヒュッテの先からはやや急になるが、アイスバーンはないのでアイゼンを装着するほどのことはない。ひと登りすると三角点のある山頂の一角に登り着いて展望が広がる。蓼科山が手の届きそうな目の前に端正な姿を見せている。 歩いて2分ほど先にもう一つピークがあり、そのピークの方が標高は8メートルほど高い。そこまで足を延ばすと北横岳の標識が立っている。 登ってきた樹林帯とちがって北風が吹き、体感気温はかなり低い。寒さの中で展望を楽しむ。蓼科、霧ケ峰、美ケ原、北アルプス、乗鞍、中ア、仙丈、甲斐駒、北岳、奥秩父、浅間、谷川連峰など上信の山々。日本海に近い北部は雲がかかって白馬や頸城方面は望めなかったが、日本の中心に立つ気分の展望を味わうことが出来た。
岩のピークから雨池峠、縞枯山荘経由で帰る予定だったが、この先からは踏跡は完全に途切れてしまった。深雪ではないがラッセルしながら正確に登山道コースをたどるのは難しい。ちょっぴり雪山を味わえればいいと思って来た今日の登山、無理せずに引き返すことにする。 分岐まで戻り、そのままロープウエイ山上駅へと下った。 デポしたスキーで標高差500メートルほどのゲレンデを一気に滑降する。途中1回だけ立ち止まって展望を確認したが、あとは人影もまばらなゲレンデを、スピードを上げて滑り降りるとあっという間、5分もかかっていなかったと思う。 1991.02.17の北横岳はこちらへ |