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大姥山(おおうば)=1003メートル

長野県 200710.05 単独 マイカー 地図 日名南東 大姥山 二等三角点
コース 林道入口(11.45)---大姥神社(12.15)---大姥山(11.45-12.00)---大姥神社(13.25)---林道入口(13.55)
このような鎖場が連続する
安曇野市豊科まで水彩画展の鑑賞に行った帰り道、19号線沿い生坂村の大姥山へ登った。あまり聞かないが金時伝説由来の山だという。金時といえば普通は足柄山の金時を思い浮かべる。

長野市方面から国道19号線を南下、児玉橋を渡ってさらに2キロほど走り、右手八坂方面への舗装道へ折れる。入口には大姥神社の看板がある。上り勾配の道を進むと大姥山登山口へ向かう林道入口となり、神社や道標があるので見落とすことはない。

ミニバンでの林道走行はできるだけ避けたいので、路側の広がったところに駐車して、あとは歩くことにした。
林道はほんど舗装されいてミニバンでも心配することはなかった。
無人らしい1軒家、金太郎が産湯をつかったという「うぶ池」の案内などのある道を行くと、林道終点に駐車場スペースやトイレがあり、そのすぐ先が立派な鳥居の立つ大姥神社だった。ここが大姥山への登山口となる。
神社の裏手から急坂を登ると尾根に出る。あとは手入れの行きとどいた一本道の尾根をたどって行けばいい。ところどころに丸に『金』と描かれた腹かけをした金太郎看板が案内をしてくれる。

鎖の取り付けられた岩場かあらわれる。何箇所か岩場を這い登って行くが、こりあたりはそれほど心配はない。
休憩ポイントのベンチを通過すると、やがてニ又に分かれる。大姥山頂200メートル、左折あと7分という二つの道標。左折方向は下り道、下るのは何となく変な気がして尾根の上り勾配の道を選ぶ。
山頂手前までは鎖の連続、鎖はあっても結構厳しいところもあり、岩場敬遠のハイカーはこのコースは避けた方がいいかもしれない。
鎖場が終わるとあとわずかで山頂。展望案内板には常念、大天井、槍、燕、餓鬼岳などがあるが、残念ながら北アルプスは雲の中に閉ざされていた。
二等三角点はどこに・・・。テレビアンテナ塔の周囲なども探すが見つからない。反対側の林道を少し下ってあずま屋あたりまで探したがだめだった。

帰路、大姥神社から下って行く林道に栗の実がたくさん落ちている。土産に両手のひら山盛りほどの量を拾って持ち帰った。

事前準備をほとんどせずに、思いつきで出かけたのがいけなかった。三角点はあずま屋からさらにもう少し林道を行けばいいことが、帰宅後地図をみてわかった。
高さも三角点の方がテレビアンテナの山頂より3m高い。

『大姥山頂200メートル、左折あと7分』という二つの道標のあるところは、下り勾配の左は、洞穴への道だった。立ち寄ってくればよかった。
2011.12.11 左右集落からの大姥山はこちら