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生涯登頂2000座登頂目標  (2013.4.28)

先日のこと,伊那谷にある『鉢伏山=1454m というマイナーな山へ登ってきました。どんな小さな山でも登ってくると“山行報告”としてHPに載せることにしていす。この鉢伏山も同様、HPにアップしました。まさか2度目の山とはまったく気づかずの登頂でした。

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6年前(2007年10月)、登った山の数は1500座となり(2回以上登ってもカウントは1座)、20年間でよく登ったものだと自己満足に浸ったものです。次のラウンドナンバーは2000です。が、老化を考えれば到底無理な話。

実は1500座登頂達成のとき、登った山の数え方について多分異論も出ようかと推測して、それにたえうるために、私流カウント数が1590座になったとき、つまり90座の余裕をもって『1500座達成』と公表しました。
それから7年、私流のカウント方法でいけば、現在(2013)1897座となっています。このままうまくいけば2000座に手が届く可能性も出てきました。

里山、低山など登山とは言えない小さな山で数稼ぎをする今の姿は褒められたものではありませんが、何とかあと3年か4年で2000座まで漕ぎ着けたいと思っています。まさに最後のライフワークです。

国土地理院の地図を見ては、三角点や小さな山を拾い、登っている状況は邪道というべきか、名の知れたメジャーな山はほとんどなく、マイナーな小さな山が多くなっています。登り終われば、しばらくすると自分でも山名も忘れてしまうような人知れない山。先日登った伊那谷の『鉢伏山=1454』もそうです。帰宅後HPに山行記録をアップすべくPCを開くと、なんと7年前に登ったことのある山でした。すっかり忘れていました。しかし山行記録を読みかえしてみると別のコースから登っていて、確かに同じ山だということがわかりました。1座稼いだつもりだったのにガッカリ、損した複雑な気分、そこそこ名前の知られた山ならこんなことは起きません。

数稼ぎにばかり気が向いていることへの警告でしょう。

さて、生涯2000座に手が届きますかどうか。体力、脚力の低下した昨今、かなり難しい気もします

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ちなみに、山としてカウントする基準は私流に次のように定めています。
  下記5項目のうち、一つでもあてはまる項目があること
    ■三角点があって山頂をなしている山
    ■日本山名辞典(三省堂刊)に掲載されている山
    ■国土地理院地形図に山名が記されている山
    ■国地院地図に山名がなくても、地元で呼び名のある山
    ■山巓に準ずる高原、湿原、峠など登山・ハイキングの対象になるもの