子どもにたいする性暴力について話し合う庭(フォーラム) 〜A park (forum) where people talk about sexual violence to child〜

U  HOME

Satoko

性暴力にかんする投稿はありませんが、その他の暴力、
親による言葉の暴力、子ども無視の態度によって
一生をめちゃくちゃにされた人たちがたくさんいるというメールは何通か届いています。

肉体的暴力までは法的に網をかけることは可能ですが、間接的暴力をどうやって阻止すればいいのでしょうか。
わたしは児童虐待にかんする書籍に目を通していますが、どれも評論家の域を出ていないものばかりです。
わたしの本の選択の仕方が悪いというのもあるかもしれませんが。
もちろん、読解力にも問題があるかもしれませんが。

どうすればしあわせな子ども時代を送る子どもたちの多い社会を造ることができるのでしょうか。
教えて欲しいです。

Satoko

Cさんへ
施設に付き物ですか。
最低の人たちがたくさんいるんですね。
金属バットで殴ってやりたい。


性暴力は、昔から施設に付き物です

夜寝静まった時間帯に部屋に押し入り無理矢理取り押さえレイプ。

ヤマギシリズムと同じです。

職員が園児を妊娠させてしまう事件神奈川県でも発生しニュースに流れましたが氷山の一角です。

口の利けない障碍者、周囲にうまく訴えられない障碍者が特にレイプされる傾向にあるようです。

Satoko
R子さんへ

自分では参加者を限定したつもりはなかったのですが、
客観的に見て限定したタイトルになっていました。
わたしのミスです。

わたしも被害にあっていない第三者の心がまえを教えていただけたらと思っています。
いつも自分が否定されてきたから、わたしにとっては《否定されない》、というだけでも至福なんですが、
たぶんそれだけでは充分ではないはず。みんなが仲間として生きているんですから。
誰か教えて欲しいです。奇特な方教えてください。お願いします。


恒例の田舎の和平さん(旧そんちょーさん)の歌会が開催されています。<主題は菜の花>
よかったら投稿してくださいね。みんなで盛り上げていこう!(^_^)
和平さん歌会BBS

R子
わたしのメールの件ですが、
フォーラムの対象者はあくまでも被害者だけと解釈していましたので
投稿という形は遠慮させていただいたのですが、
もしお役に立てるようでしたら、
どうぞご自由にお使い下さい。

わたしがメールに書いた方も、
やはり子供のときから少なくとも数年間は
継続的に性暴力を受けていたようです。
母親が見るに見かねて父親と別居したと聞きました。

現在彼女は20代後半くらいだと思いますが
フォーラムでもありましたように、
自己肯定ということが全くできていなかったようです。
わたしのような、特に問題を抱えているわけでもない者でも
「自分は必要不可欠」と思うのは難しいことなのに、
障害を抱え、大切な性格形成の時期に性暴力を受け、
「自分は役立たず、迷惑な存在」としか思えない気持ちは
容易に理解できます。

目に見える傷跡を持っている方に対しては
労りや手助けは割に容易ですが、
心の傷跡を抱えている方に、どのように接したら良いのか
わたしは全くわかりません。
結果、世間の人たちと同じ行動に出てしまいます。沈黙、遠慮、見ないふり。

被害者の方に、「わたしはどういう風に接したらいいですか?」
と聞くのも、失礼に当たると感じ、遠慮してきました。
そこで、さと子さまに質問してしまったわけです。
無遠慮なことだと自覚していますが、
第三者の心がまえやちょっとしたケアを、
さと子さまに被害者の立場で考えていただけたら、
そしてそれをフォーラムなどで発表していただけたら、
わたしたちのような者も、間接的にでも
実践できると思っております。

とても大変な問題ですが、
どうか頑張ってください。これだけしか言えませんが、
心からご成功をお祈りしています。

Satoko
(R子さんへのメールの返信と重複している部分があります)

R子さんへ

このあいだのR子様のメールをいろいろ考えていると、
なんとか英語が書けるようになったのだから
フォーラムを始めてもいいのではないか?
英文での投稿があっても今のわたしなら
英文で返答できるのではないか?と
いう気持ちになってきて、
見切り発車でフォーラムを開設しました。

わたしは、たぶん「子どもにたいする性暴力」という
テーマのために生まれてきた人間のように思います。
いくらDV法が可決されても、もっと細分化した法規制がないかぎり
子どもにたいする性暴力はなくならないと思います。
もっとも密室の出来事ですから。

警察や児童相談所の職員が各家庭を監視するくらいの体制が
できないかぎりなくならないと思います。
それは国の予算だけでは無理です。
住民の有志組織みたいなものに加えて、住民同士が監視し合う密告し合う仕組みがないと可能ではないと思います。
現実的な問題ですから机上の空論は時間の無駄遣いでしかありません。
イメージとして極端な例を挙げると、子どもにたいする性暴力をなくすためのイラクのような警察国家です。
自分でもかなりクレージーなことを言っているのはわかっています。
けれども、どうしても子どもにたいする性暴力をなくしたいんです。
あんな情けないむなしいわけのわからないさみしい子ども時代を送る子どもを
この社会に、この世界に排出したくないんです。
そのためならわたしなんか死んでもいいです。

それが可能になればプライバシーの問題があり、悪用されたら、というたいへんな問題もはらんでいます。
大人にとっては今よりは住みにくい世の中になると思います。
けれども、住みにくさと子どもにたいする性暴力のない世の中とどちらがいいですか?という選択を迫られたとき、
わたしは総合的に見てしあわせな子ども時代を送る子どもたちの多い社会のほうが
価値があるし、そうあるべきだと思います。
わたしがクレージーだからこう思うのではなく、きっと世の中の半数以上の人たちもこう思ってくれていることを信じています。

昔から障害児にたいする性暴力の話はよく耳にします。
児童福祉施設内でもあると聞きます。
人様の子どもにたいしては疑われるようなこともしてはいけないのに、教育者である人が率先して
そのようなことをしているとは死刑にしてもあまりある行為です。(死刑は本当は廃止すべきですが)

わたしは被害者の代表ではないので被害にあっていない第三者の心がまえを述べるのもおこがましいことですが、
わたしはこう思いますというのを書きます。
相手の話を否定さえしなければそれでいいと思います。
どんな苦しみでもそうですが、苦しみは体験した人にしかわかりません。
わたしは相手の話を否定したことはないし、自分の価値観を押しつけたことはないですね。
相手にかける言葉が見当たらなければ、ただうなづくだけでもいいと思います。
タブー視されている問題ですから相手もわかってくれるはずです。
それ以上のことは、今のわたしにもわからないですね。わたしのこれからの課題です。
どうすれば被害にあった人の心を開いてもらえるのか。

R子
フォーラムを拝見しました。
わたしには、経験も知識もほとんどない問題でしたが
やはり考えさせられますね。
考えても答えは出ないし、何ができるというわけではないけれど
とにかくさと子さまのご活躍を信じております。

わたしは以前、身障者とお付き合いをするアルバイトをしていました。
ヘルパーのようなものでなく、
ただお友達になって、時々一緒に遊んだり
その時に身の回りのお世話をしたりするくらいでしたが。

その際、同僚から
性暴力の話を聞いたことがあります。
そのケースでは、
父親が、「こんなに手のかかる世話をしてやっているのだから、
(その方はかなり重度の障害だったようです。)
少しくらい見返りがないと」と言っていたそうです。
それを聞いて、呆然としたことを覚えています。
同僚も、その事をお母様から聞いた時に
なにも言えなかったそうです。
実の父親だったのかは定かではありませんが、
「弱者をいたわる」という、人間として当たり前の感覚が
備わっていない人だったのでしょう。
理解に苦しみます。

その身障者の方は、
結局最後まで心を開いてくれることはなかったそうです。
同僚の手に余るということで、
他の人に替わって欲しいということだったのですが、
結局誰も引き受けませんでした。
実を言うと、わたしも引き受けませんでした。
「心を開いてくれないからやりにくい」ということではなく、
ただ、どうしたら心の傷を癒せるのか、
どう接したら良いのか全くわからなかったのです。

さと子さまが被害者のために立ち上がられたこと、
尊敬の感情しか浮かびません。
そして更に、わたしたちのような第三者にも
心がまえというか、お話を聞かせて頂けたらと思います。

被害者の方がどんなお気持ちでいるのか、
その苦痛や傷跡は想像を超えます。
「もしかしたら些細な表現、ニュアンスで
傷つけてしまうのでは」という心配がいつもあるのです。
(こういう気遣いもいけないのかもしれませんが。)

第三者にもできることを、是非教えていただきたいと思います。

なんだか辛いメールになってしまいましたが、
さと子さまのお力を信じています。
どうか、頑張ってください。
ただ、ご無理だけはなさいませんよう。

Satoko

Bさんへ
この間、二度にわたる投稿をしてくだすって本当にうれしかったです。
小説『箱の中の愛』は、モデルになられた女性とわたしの体験談がオーバラップされて描かれていますので、
性に関する部分はわたしの体験談でもあります。

「性虐待は少女が性的魅力を持っていたことに起因する」という間違った認識が世の中を支配している
というのをわたしも昔から感じていました。
家庭内におけるレイプの大半は、父親が娘にたいするレイプだと聞きます。
そのことにたいする各国の政治家たちの言い分はこれです。
「父性愛の一形態としての行為です。娘を愛するがゆえなのです」
だから犯罪適用を遅らせてきたんです。

わたしも長い間、兄を憎んできました。
兄さえいなかったら幸福な子ども時代を送ることができたのにと、ずっとくやんできました。
自分の体は汚れている、自分なんかこの世からいなくなればいい、
母親にも信じてもらえない自分なんかいなくなればいい、と。
これはご経験されたBさんならわかっていただける苦しみだと思います。

けれども、わたしも成人してさまざまなことがありました。たくさんの人を苦しめたのは事実です。
兄は、だいぶ前から重度の鬱病でほとんど寝たきり状態です。
兄が過去の行いを後悔していることは、妹であるわたしにはわかるんです。なんとなく。
兄が重度の鬱病になったのは、過去の行いにたいする自責の念だけではないものの(遺伝的なこともあります)、
これ以上憎む気持ちにはなれないと思いました。三年前の夏。

小説『箱の中の愛』の主人公を特別な少女に描いたのは、わたしの文才のなさと
一般の読者の心を惹きたいという物書きの卵としてのいやしさの顕れです。
作者としての自分が罵倒されても読者の心を惹きたいというあのいやしさ。
たいへんな嫌悪の情にとらわれたことと思います。
心よりお詫び申し上げます。

B (Satoko独断により名前を伏せさせていただきます)
掲示板にお答えくださってありがとうございました。



「性虐待は少女が性的魅力を持っていたことに起因する」という

間違った認識が世の中にあることをご存知ですか?

でも性虐待に遭うのは特別だからではないのです。



だから、主人公が特別な少女に描かれているところに、

率直に嫌悪感を持ちました。

また、可愛いが為に性暴力被害に遭い、私が可愛いのが

いけないんだと自分を否定してしまう人も多いです。



やはり小学生の時、中学生の兄からの性暴力を受けた私も、

30近くなった今も自己肯定が出来ません。

私は性器のサンプルにされたに過ぎませんので、

レイプされた方とは違いますけれど、心の傷は同じです。



実際に被害を受けて、これを美しいラブストーリーと

読める人は、残念ながらいないでしょう。そう思います。



…これ以上書いても失礼ですので、筆を措きます。

それでは。

Satoko
言葉足らずで申し訳ありませんでした。
家族によるすべての強要された性的行為に犯罪の適用をと考えています。
強姦罪、強姦未遂罪、強制猥褻罪、強要罪、脅迫罪です。

Satoko
投稿ありがとうございます。
大きいことはできないかもしれませんが、みんなの意見をまとめて国に訴えるつもりです。
家族によるレイプも強姦罪が適用されるように。
適用されなかった今までの体制がまちがっているんです。
家族がレイプしようが誰がレイプしようが強姦にちがいありません。

(名無しA)
フォーラム開設おめでとうございます!

性暴力に脅かされている子供たちの問題に取り組む人は世間ではまだまだ少数ですが、

さとこさんの活動が礎になる事を願ってやみません。

おりしも国会でDV防止法案が成立しようとしています。

国が夫や交際相手からの暴力を防止する取り組みがようやく始まったばかりです。

児童の性的虐待はともすれば児童虐待問題と同一の次元で処理されてしまいかねません。

報道などでも、レイプを暴行とぼやかした表現がなされています。

暴力と性的暴力はちがうのだというはっきりした認識がひろまることが大事です。

その一歩が貴方のフォーラムからはじまることでしょう。

Satoko
昨日、二度にわたって投稿してくだすった方、本当にありがとうございます。
わたしの小説『箱の中の愛』のことですが、実話は実話です。
かなり事実にそって書いています。
けれども、脚色が入っていることは間違いありませんし、その方のプライバシーの問題も
ありますから、いちおう目次にはフィクションと明記させていただいております。

残酷な物語を美しいラブストーリーに書きかえたのは、
加害者とされるお兄さまが重度の鬱病(もしかしたら分裂病)になられて
今はこの世の人ではありません。
それと被害者の方におかれましても、
愛憎一致というたとえもありますから、そのようにさせていただきました。
彼女は今は子どももいてしあわせはしあわせなのですが、
子どもの頃の悲惨な経験の後遺症と思われる不眠症になられて、入退院を繰り返されています。

わたしの未熟な作品に目を通してくだすったことを心よりお礼申し上げます。

Satoko
(日記より)
わたしはロストバージンの血を見る前から自分の体が汚れていると思ってきた。
汚れているものなら、汚いことに使用したってかまわない、という意識があるの。

2001年3月末フォーラム開設

Maintenace Mode
Original Script is Rescue's MiniBBS
Type-E Basic v1.0 arranged by ARTEMIS