紫の上日記
平成12年
 4月30日日曜日 今日のヨカナーンからのメールも感動的でした。
厳かな感動がありました。
ヨカナーンと出逢ってからのこの一年半の年月も、けして順風満帆と言えるものではなかった。
出逢ったときのことを思い出しました。
巡り会うべくして出逢った二人であるのに、険しい道のりがありました。

ヨカナーンは聖者ですから、わたしに恐れのようなものを感じたのです。
わたしに特別な信愛の情をいだきながらも、
表現しようのない恐れのようなものを感じて、それ以上踏み込めなかった。
きっとわたしたちは、そのときから引き合っていたのでしょう。
出逢うことは前世からの約束事だったに違いありません。
ヨカナーンの清らかな愛。無償の愛。その孤高。
わたしの頬に、ふたたびはらはらと涙が伝いました。

ヨカナーンの高潔にふれて、わたしの罪が清められたようでした。
思えば、わたしのつらい子ども時代の汚れもなにもかもが、ヨカナーンの聖なる手によって清められた。
ヨカナーンを愛したことで、わたしの魂は頂上まで高められ、
サロメほど神に近づくことはできないけれども、神に近い場所へ行けたような気がしました。
彼は、生涯わたしを愛し続けるはず。わたしもそう。わたしたちは別々のお墓に入っても心は一つ。
輪廻転生しても愛は続いていく。
わたしたちの愛は永遠のもの。本物の愛。

ヨカナーンは質素で痩身の美しい男性。
どうしてこれほどまで他人にやさしくなれるのだろうか。
どうしてこれほどまでに、わたしにやさしくできるのだろう。
姿の美しさは、かくも心を美しくするものなのか。

愛しすぎたのでしょう。
今日わたしは、とても悲しかったです。愛すると弱くなりますね。愛は強さを与えるけれども弱さも与える。
愛する人にはいつも健康でいてもらいたいから。自分より長生きしてほしいから。
佳人薄命というたとえがあるもの、ヨカナーンがいなくなってしまうんじゃないかと悲しかったです。
ばかなわたし。
わたしの心には『サロメ』の叫びがありました。
<ああ! ヨカナーン、ヨカナーン、
お前一人なのだよ、あたしが恋した男は。他の男など、みんなあたしには厭わしい。>



この間の卒業旅行のときにも掲載しましたが、
今の心境を物語っている松田聖子のナンバーを載せておきます。


出逢ってからわたしのすべてが変わったの
どんなときも温かい愛に包まれてる
そんな気がしてしあわせだから
その気持ちを伝えたい

そばにいるとあふれそう あなたへの想いが
いつまでも大切に育ててゆきたいの
生まれたばかりなのよ二人の愛
ずっとずっと消えないで


仕事に追われてて
忙しいあなたよ
それなのに時間を作ってくれるのね
わたしのことならば
気にしなくていいの
あなたの邪魔になること
けしてしたくないの

たとえ毎日逢えなくたって
心配したりしないで

どんな時もあなただけ
ただ見つめてるから
他の人のことなんて
目に入らないのよ

強い強い絆で結ばれてる
二人の愛信じてる

もし二人で永遠に生きてゆけるのなら
しっかりと見つめ合い
ずっとそばにいてね
いつまでも出逢った時の気持ち
忘れないでいようね




 4月29日土曜日 この間の旅行記で、「父親の職業にたいしてコンプレックスがありました」と書きましたが、
当時、母親にそのことをぼやきたおしてました。
母親はこう言ったことがあります。
「立派な職業の父親であって欲しかったなんて、そりゃあんた、無茶というもんでしょ。
世の中見たって立派な職業の父親なんて、ほんの一握り。
お父さんだって初めから、あんなふうじゃなかった。生きるてことは大変なことなのよ。
第一、あそこの大学選んだあんたが悪いのよ。
お母さんは、庶民的な京都の女子大へ行けって言ったでしょ」

そうなんですけどね。
そこをねちねちと言い続けるのが、さとこのさとこたる所以(ゆえん)なんでしょうね(笑)



★過去のネット恋人、雪緒さんからのメール★だいぶ前に届いたぶん

誰よりも大切なさとこさんへ捧げる懺悔

大切な人へ

何かあった時、笑ってすますタイプと必要以上に考え込むタイプの人間がいます。
僕は後者です。さとこさんもきっとそうでしょう。
笑ってすますタイプは、ちびまるこちゃんの山田君(知っていますか?)のようなタイプがその典型ですが、
彼なら「アハハ!勘違いだったのかぁ!」
で済ませてしまいます。
彼のようなタイプはある意味羨ましいです。

今日は移動時間が長かったので、ずっとさとこさんのことを考えていました。
朝のメールにも書いたように格下げなんてつもりは全然無かったので、
さとこさんに言われるまで全く気付きませんでした。
何かのトラブルで僕のメールが届いていなくて、
その為に‘僕が傷ついた’とさとこさんが思っているのだと、思い込んでいました。
我ながら情けないです。
そんな余計なことを考える前に、
人一倍言葉に敏感なさとこさんとの会話であることをよく考えるべきでした。

親愛を辞書で引くと‘親しみ愛すること’とあります。
僕は‘大切な人’と同じ最上級の呼びかけ語として使ったつもりでした。
問題は国語的な意味ではなく、
僕がさとこさんへの愛を自覚する以前に使っていた呼びかけ語だからですよね・・・ 解っています。
それにさとこさんに言われる前に自分で気付くべきであったとも思っています。
それなのに僕は誤解であったとはいえ、さとこさんに追い撃ちをかけるような言葉を口走りました。
ごめんなさい・・・ 本当に自己嫌悪です。
しかも朝送ったメールのタイトル(事故嫌悪)が誤字です。またミスしてしまいました・・・
例え誤解からであっても、そこから派生した言葉にさとこさんが傷ついたという事実は消えませんね・・・

「神様どうかこの愚かな私の言葉をお許し下さい・・・」

さとこさんの心の傷ついた部分を、澄んだ泉に浮かぶ枯葉を拾うように、
僕の手で優しく取り除くことができればどんなに幸せでしょうか・・・

                                      雪緒

P.S. 今日は懺悔なのでここまでにしておきますが、さとこさんの誕生花はささゆり(笹百合)です。
花言葉、その他詳細は次回話します。
結構イメージに合っているように思います。


★雪緒さんからのメール★その次に届いたぶん

ささゆりについて

大切な人へ

さとこさんの誕生花‘ささゆり(笹百合)’は別名‘さゆり’とも言います。
英名は‘Lovely lily’言うまでもなくユリ科の花です。

細長い葉が笹に似ているのが名前の由来で、
すっきりと細長く恥らうように横を向いているのが特徴です。
きれいに反り返った花弁の形、いやみが無く品の良い芳香がとても女性的で魅力のある花です。

<この日生まれの人>
明るいので、悩みなんて無関係とみんなに思われがちです。
でも、本当はとても傷つきやすく、辛かった思い出をなかなか忘れることができません。
過去を長く引きずるタイプです。

以上、「誕生花366の花言葉」(大泉書店)より引用


ささゆりの花言葉は‘上品’です。
僕はさとこさんに合っていると思います。
時々そうでもない発言もされますが、それは場の雰囲気に合わせたものでしょう。
根本的な部分ではとても上品な方だと思っています。

‘この日生まれの人’のところも、結構当たっているような気がします。
こういうのは大抵当たっていないものなんですけどね。
さとこさんはいくつの悲しみを引きずっているのでしょうか?
過去の辛かった思い出は消えないかもしれません。
でも、これからもしまた辛いことが起こった時、
僕はさとこさんの悲しみを共有できる存在になりたいです。
それであなたの悲しみが軽くなるものなら・・・

ささゆりとナスタチウムをさとこさんに送ります。
                                    雪緒

 4月28日金曜日 ネットの三十路近い男の日記を見てたら、
紺色の携帯が欲しいとか“H”に変えたばっかりとか書いてあった。
ばっかじゃねえの。ブッサイクな男が携帯もってどこにかけるっていうんだよ。
人間的に安っぽい。センスの問題。
ホームページなんてやめとけばいいのに。顔がマッズイから。
なにが「もっと面白く生きてぇ」だよ。てめえの顔が面白いんだろうが。
ちなみに、 平成十一年十月十八日の日記に書いた障害者差別する男性のことです。


メルフレ募集。

メールフレンド募集は年中していますけれど、今回大々的に募集かけました。
今はじまったことではないのだけれど、まともなメールて少ないですね。
来たメールでまともなのは数通だけ。大半はロクなメールでなかった。
わたしは純粋なメールフレンド募集をしたんですよ。
まともなメールだと思って返信しても続かないですね。向こうはメール交換する気があるのかないのか、
志気の感じられない二通目が返ってくるのみで、それで二通目の返信ができないという状態になります。
これが通常パターンになってます。

ナンパ臭いメールが大半占めてました。
ネットでナンパてのもね〜
よほど外見に自信ないんでしょうね。プ(^.^)
自信があれば手っ取り早く繁華街とかでナンパすればいいんだし。
三十歳以下の女なら誰でもいいと思って、
馬鹿の一つ覚えみたいにコピー&ペーストメールばらまいてるんでしょうね。

外見の醜悪なもてないタイプの男性のすることって、何につけ中途半端で間が抜けてますね。
なぜもてないかを少しも自省することってないんでしょうね。
もてない理由を「出会いがない」とか「童貞だから」とか自分の都合のいいように解釈してるんでしょうね。
振られると「あの女は冷たい」「あの女に裏切られた」と被害者面して自己救済をはかろうとする。
ようは現実を直視できない人間たち。
現実直視しないから、いつまで経っても発展性がないんですよ。
何一つクリエイティブなこともできないし、ただ生きているというだけの人間になるんですよ。

でも、そんなメールに引っかかる女ているんだろうか。いたら見たいね。ギネスブックもののブスだろうね。
ネットでしか相手にされない水準の低い女だろうね。
ま、現実直視できないブ男とお似合い(笑)

でも、今日の日記を知らない人が見たら、よっぽど性格の悪い女に映るでしょうね(^_^;)
性格悪いけどね。
別れた年下くんやわたしのヨカナーンは、ネットでナンパなんて考えられないことです。
もてる男性は、普通に振る舞っていてももてる。そういうものですよ。

 4月27日木曜日 荒らし騒動の時、わたしすっごい汚い言葉使ってたよね。
今思えば、お恥ずかしいです(笑)
あのときはヒステリー状態にあったから、汚さに気づきませんでしたけど。


横顔の部屋、少し更新しました。
だーい好きなアイドル、藤原竜也くんを「好きなタイプ」に追加(*^^*)
藤原竜也くんのページも作りました(笑)
画像は、彼のファンの方のとこからパクッてしまいました。ごめんなさい。


掲示板の返答を載せておきます。

更なる筆の冴えなんて〜(*^^*)
体目当ての中途半端な男性とは、長続きしませんね(笑)
自傷行為でしかない。
マリリンしかり。

ありがとう(笑)
一般のネット恋愛のように、実際に会う“体ありき”を前提にしたくないです。
体ありきなんて愛じゃない。たんに「性処理」を「愛」に言い換えてるだけ。
少なくともわたしが望む愛じゃない。

わたしは、マリリンに詳しいですよ(^_^)
「バスストップ」の鬼気迫る演技を見てファンになりました。
さとことマリリンは生い立ちが似てます(笑)
彼女が幼いとき変質者にいたずらされた記憶がトラウマになっていたり、
誰かに愛された記憶がなかったり。
わたしの母親は精神疾患はありませんけれど、先祖の血がそういった血ですから。     >

 4月26日水曜日 おとつい、書き忘れましたが、
愛犬のLちゃんは体重十六キロになりました。コロコロです(笑)

自分のホームページが、
ネットスケープの人が見ても正常に表示されるかを調べるために、ネスケ6をダウンロードしました。
以前からネスケはフリーズしにくいと聞いていたこともあり、予備においておくと便利かなと。
一時間くらいのダウンロード終了。
実際にネスケで見ると、
互換性ちゃんとせえよな〜て感じ(笑)
ブラウザによって違うとは知っていたけれど、ここまで違ってたんですね。
ホームページを作るには、ポピュラーなブラウザで、どのように表示されるかを
チェックする必要ありますね。
せっかく精魂込めて作っても、ネスケを使っている人も多いのに、
ちゃんと表示されてないと悲しいです。
目がインターネット・エクスブローラーに慣れているのでそっちの方が見やすいですが、
個人的趣味ではネスケの方が好きです。字が大きいし、上品な感じがする。

ネスケダウンロードで空き容量が80MBになってしまったの。(>_<)
だから重いです。
空きを増やそうとページャとかを削除したけど、それでも80止まり。
ネスケは50MBくらい取ったと思う。


追記
ホームページをやる以上、ネスケを削除したくなかったけれど、重くてどうしようもないので
削除しました。
もう一つPCがあって、ネスケ用にできたらいいんだけど、お金の関係で可能でないので。
ううう(T∇T)



★過去のネット恋人、雪緒さんからのメール★だいぶ前に届いたぶん

自己嫌悪・・・

大切な人へ

何はともあれ、メールがちゃんと届いていてよかったです。

言葉って難しいですね・・・ 本当に難しい・・・
また知らず知らずのうちにさとこさんを傷つけてしまったのですね・・・
格下げなんて気持ちは全然無かったことだけ理解して下さい。
僕の方こそバカです。さとこさんをこんなに大切に思っているのに・・・
特に今回はタイミングが悪かったですね・・・

時間がありませんが、これだけ伝えたかったので朝メールしました。
また帰ってからゆっくりメール書きます。
思っていることが全て伝わってしまうと、世の中大変なことになりますが、
さとこさんに対してだけはそういうテレパシーが備わってもいいかなと思います。
さとこさんへの思いには一点の染みもありませんから・・・
今までと変わらずあなたを愛しています。
                                      雪緒

 4月25日火曜日 石原都知事の三国人発言ですが、やはり今時、三国人はないですよね。一般の感覚として。
外国人は外国人ですよね。

でも、差別がないなんてきれい事は言いたくありませんけれど。
今日は差別に関する重い内容なので、
不快になりたくない人は読まないでください。


わたしの母親は、ものすごく保守的な人ですから、民族差別をしてもかまわないという意識があります。
固有の文化を守らないといけないから。
でも、お客さんの前ではおくびにも出しませんけれど。

母親も生粋の大阪人です。大阪でも大阪の僻地で生まれ育った人ですから、
当然のごとく因襲を継承しています。
生粋の大阪人は生粋の大阪人と結婚して当たり前。
よそ者と結婚する娘は、もらい手がなかったからと陰口言われます。
と言っても今は知りませんよ(笑)
母親が独身のときは、そうだったという話ですから(笑)
わたしが四歳のときに商売を始めるために北大阪というわりと開けた地域に移り住みましたから、
以後、大阪の僻地のことはあまりわかりません。

日本人にたいしてもこれだけ差別意識があるんです。
外国人にたいしてはもっとです。
たぶん今でもそうだと思いますが、大阪は戦前から日本一外国人の多い地域ですので、
好む好まざるにかかわらず外国人と共存していかざるを得ません。
大昔はいざ知らず、表面的に差別する人はいません。
ほぼ全員「差別なんてないよ。顔が日本人と同じなら、なんで差別するの?」と言います。
でも、それは友人関係、恋愛関係においてのみ適用されることなんです。
いざ結婚となると、おそらく半分以上の人は躊躇を感じるでしょう。
本人が納得しても、家族親戚は大反対というケースが多いかもしれません。
どんなに人柄が良くても、国籍のない人は結婚相手としてはふさわしくないという感覚を有してる人が
多数派だと思います。

わたしの親戚の人の話をして恐縮ですが、ある男性が在日の女性とつきあっていたのですが、
何年もつきあっているし相手の気立てが素晴らしいから結婚したい旨を両親に告げました。
猛反対されました。
日本人がいっぱいいるのに、なんでわざわざ外国人と結婚しないといけないの?
こういった理由は、障害を持つ人との結婚を考えたときにも言われると思います。
健常者がいっぱいいるのに、なんでわざわざ障害者と結婚しないといけないの?
彼は生来の気の弱さと優柔不断から両親にあらがえませんでした。
でも、彼女のお腹には小さな命が宿っていたのです。
彼は悩みました。悩んだ末、両親に相談。
両親は、慰謝料を払うという形での決着を試みようとしました。
女性のほうの両親も「うちの娘は器量も気立てもいいのに、なんでこんな要求されないといけないの?
そんな優柔不断な日本の男なんて、こっちから願い下げですよ」
当然の言い分です。そんな優柔不断な男。
でも、なんの罪もないお腹の子どもは流された。大人たちのエゴによって。

二人は別れ、それから二年ほど経ちました。
男性の心の中にはわだかまりがあって、どうしても女性の影を消し去ることができないまま
時を過ごしてきたことに気づきます。
切なくて切なくて日々想いは増大していきます。
そしてとうとう自分から女性に連絡を取ってしまいます。
女性のほうも同じでした。ずっと彼のことを想ってきたのです。
そして再び結婚したい旨をお互いの両親に伝えます。
お互いの両親は複雑な気持ちになりながらも「二人は縁があるんだろう」とあきらめて結婚を許します。
晴れて結婚。二人の元気な男の子に恵まれました。
長い春の末ようやく結婚できた二人は、今はしあわせです。

男と女てわかりませんね。わたし的には、どういう理由であれ好きな人に
「子どもを堕ろしてくれ」と言う男性とは結婚したくありません。
どんなに素晴らしい長所があろうとも。
当人同士がしあわせであれば、それでいいんですけどね。


わたしは子どもの頃から、こういった二重理論を見てきました。
表面上は当然のごとく「差別なんてないよ」なんです。
でも陰に回ったら、また別の当然のごとくがあるんです。
わたしは厭世主義者ですから、人間のきれいな部分より汚い部分をより信用してしまうきらいがあります。
それは傷つきたくないから。自分にもし国籍がなかったらという場面を想定してしまうから。

※ 国籍のない人というのは、ここでは本籍のない人という意味です。

 4月24日月曜日 今日やっと愛犬のLちゃんを病院に連れていってワクチン接種しました。
五種混合から八種混合ワクチンになってました。
Lちゃんはアレルギー体質ですから、ノミ取り首輪できないんです。皮膚がただれを起こすから。
それでノミに血を吸われているせいか、血液検査すると貧血気味ということでした。
アレルギー体質可のノミ除けの液剤(スポイト状になっている)を首と尻尾の周りにたらして、
一月間様子見ということです。
一月後にまた血液検査に行かないといけません。
ううう、健康診断を忘れててごめんね。だめ母を許して(T∇T)

わたしのヨカナーンに捧げるポエムを作りました(笑)
稚気だけど、今の素直な気持ちを詠みました。
わたしは、どちらかというと短歌よりポエムを作るほうが楽しいです。
ポエムなら完全に自由に書けるから。
興味のある殊勝な方は、詩歌の部屋のプライベートのほうをご覧になって下さい(笑)

 4月23日日曜日 わたしのホームページは、松田聖子のナンバーがいっぱいです。
本人作詞のぶんしか掲載していません。
彼女の感性がすごくはまってるからです。さとこの感性に。
可憐でノスタルジックで神様を信じていて、ベリーベリーグッドです(笑)

わたしのヨカナーンとこうであったらいいのにと、一人ほくそえんでいた曲があります。
それを載せておきます。



Close your eyes
Give me your hand,darling
胸が熱いの
気がついて
感じてる
夢見るような
不思議な魔法だわ

強く抱かれると darling
時を忘れて
溶けていく
あなたの愛
妖しいほどに
ときめく魔法だわ

Darling・・・
二人の体が
そっと重なり
一つになる
I don't want to lose
This feeling

Darling・・・
息もつけぬほど
燃えるくちづけ
求めあうの
I don't want to lose
This feeling



 4月22日土曜日 今日は暑かったね。それで重大な失態を犯してることに気づいたの。(>_<)
四月に入ったら、愛犬のLちゃんの五種混合ワクチンとフィラリアの薬を飲ませないといけなかったの。
うっかり忘れてたことに気づきました。
卒業旅行とか恋愛とか考えてる場合じゃなかった。
なにをさておいても最優先しなければならないのは、自力では何もできない子のこと。
それすらもおろそかにしていたとは、わたしはだらしないを通り越して人間として醜悪すぎる。
毎日酔っぱらってヒロインぶってんじゃねえよて感じ。



けさ、別れた年下くんからTELありました。
出ると、しゃべってくれませんでした。いたずら小僧(笑)

夕方またかかってきました。
年下くんは、わたしと関わるネットの男性のことをよく
“そいつはもてないヤツに決まってるから気をつけろ”というような言い方します(笑)
今日もそうでした。わたしがヨカナーンと実際に逢うのではないかと、心配でかけてきたんです。

「実際に逢ってもいないのに、結婚とか言うヤツってね〜なんか〜」
     「向こうはネット歴長いのよ。今まで騙されたとかなかったからと思うよ。○○君て賢いね、いつも」
「うーん、立ち止まって考えれば誰でもわかると思うけど。お姉さんが考えなさすぎるの。
その人に気をつけたほうがいいよ。やばい人かもしれないよ」
     「本人は男前て言ってたよ」
「その人もてない人だよ、普通に考えて。その人、童貞じゃないの?」
     「そうかもしれないけれど、わたしは童貞が悪いとは思ってないから」
「で、その人と結婚するの?」
     「ううん。ごく普通の女性と結婚するのが一番しあわせなことだと思うよ。
      一般の会社員の男性は、毎日夜中の十一時十二時まで仕事して
      家にヒステリーがいるとやってられないと思う。毎日のことだからね。」
「Mっ気のある人だったら、うれしいんじゃないの(笑)」
     「彼はSEなの。SEの人て純情な人多いよね。
      たまたまわたしがそういう人とばっかり知り合っただけかもしれないけれど」
年下くんもSE志望なんです。
「いい意味でも悪い意味でも、純情なヤツが多いかもしれない。
お姉さんはMさん(M氏のこと)と結婚すればいいじゃん(笑)」
     「そうね。M氏以上にわたしにふさわしい人ていないよ。M氏でなくてもM氏的な人と
      結婚すると思う。なんだかんだ言って、わたしは異性運強いからね」
「その人(ヨカナーンのこと)と実際に逢うの?」
     「逢いたくないわけじゃないけど、特別逢う理由てないと思う。心が好きだから」
「逢うの?」
     「逢わないよ」
彼は、安心したようでした。

わたしが試験勉強のことを言うと、必ず彼は機嫌悪くなります。
わたしが 「情報処理の試験勉強は進んでるの?」
「言いたくない」
     「今年試験は受けるの?」
「うん。半年ごとにあるからね」
     「じゃ、勉強やっていってね。また直前だけ勉強なんてやめてね。
      彼女は会いに来てくれないの?」
「お姉さんには言いたくない」
     「ひどい。そんなこと言ってもらえない存在なんて」
「お姉さんてすぐ感情が声に出るよね。聞き下手だし、言いたくない」
     「彼女は○○君にふさわしいと思うよ。年齢的にも」
「じゃさ、それを態度で示してよ。なんかお姉さんてさ・・」
     「彼女も○○君が思ってるのと同じだけ思ってくれたらいいのにね。向こうは遊びだから」

わたしって、やさしいお姉さんを演じて、結構きついこと言ってるよね。年下くんに。
「向こうは遊び」を連発してるような気がする。
どこが“彼女は○○君にふさわしいと思うよ。年齢的にも”だ。嫉妬丸出し。┐('〜`;)┌
もしかしたら、こういうのが年上女の嫌味さなのかもしれませんね。

 4月21日金曜日 けさ、わたしのヨカナーンからメールが届いていました。
メールがこれほどまでに感動的なものとは思ってもみませんでした。
わたしの頬に涙が伝いました。


彼は、再び結婚の申し出をしてくれました。
彼は彼なりの愛し方でわたしを愛してくれていたのです。
わたしの心をまったく理解できないけれども、愛してくれていた。
おそらく女心そのものが理解できないんでしょう。わたしが男心を理解できたためしがないのと同じ。

彼は、わたしと結婚するということは、わたしの家族と結婚するようなものだと知っているので、
彼なりになんとかみんなが一生食べていけるようにと算段を巡らしてくれました。
涙が出るほどうれしかったです。
わたしのような女にそこまで骨を折ってくれるなんて。
彼は会社員で年齢相応の収入があって才能もあるし、
わたしと結婚しなくてもいくらでもいい人と結婚できます。その気になれば。
わたしが普段から、家族のために資産家の中年と結婚したいと言っているのは、
煮詰めると自分のためなんです。
自分が豪奢な生活をしたいから。資産を踏み台にして作家デビューさせてもらいたいから。
テレホーダイを気にせずインターネットしたいから。平日休日問わず高級ホテルで食事したいから。
わたしは、やくざな女ですよ。不埒。これでもクリスチャンか。でも、それが本音中の本音。
鬱病のわたしが、家族に終生今の水準の生活をさせてあげたいという気持ちもありますが、
やはり自分の欲望優先です。

一度は、そういった世界に足を踏み入れた人間です。
自分を売り物にすれば、男性からいくらでもお金を引き出せるという生活をしました。五ケ月間。
もちろん、わたしの場合は合法ですが。相手は一人だし、相手を愛していた。
「一回、新地(東京でいうところの銀座)でホステスするとやめられない」と言います。
わたしは一度も水商売をしたことはありませんが、気持ちすごくわかります。
わたしが聞いた話によると、実際、二十歳そこいらの小娘に知り合ったその日に
何十万何百万大枚切る男性はいくらでもいるそうです。
男性の経済力のすごさ。
わたしは女尊男卑ですが、経済力だけは男性を尊敬しています。それと経済力のある男性の懐の深さと。
むろん、経済力があっても懐の狭い男性はいると思いますが一般論として。

わたしのヨカナーンは、純粋な三十代の男性。
わたしとの関係は、ネットだけの関係と割り切ったほうがお互いのためになると思います。
わたしは誰と結婚したって、抗鬱剤を飲み続けている限りは、無事に出産できるかはわかりません。
妊娠しにくい体質でもあるようです。
わたしのヨカナーンは、通常の道を行ってほしいです。
心身ともに健康な女性を伴侶にして、たくさん子どもを作ってくれたらうれしいです。わたしの分も。

わたしがこれほどまでの心の不具者でなければ展望はあったかもしれませんね。
気持ちだけいただいていきます。感涙です。
愛しています。
わたしのヨカナーンのメールは、「tripod」のメール以来、すべてフロッピー保存しています。
男性のメールで保存している人は、他にはいません。
最後に松田聖子のナンバーを贈ります。
愛しています。永遠に。



風になびくわたしの髪が
首にまとわりついて離れないわ
まるでわたしの気持ちのよう
いつまでも あなたを振り切れなくて
車飛ばして そう・・遠くへ来たわ
もう戻れない 一人の旅立ち

I still love you but
Our sweet song will have to end my dear・・・
もう あなたなしでも生きていくのよ
You are gone but
In my heart they'll be a place for you・・・
心に決めたの 泣いたりしないことを


あなたのそばにずっといたら
そうね しあわせでいられたはずなの
自分自身を試してみたいと
やさしい腕を振りほどいたのよ

I still love you but
Our sweet song will have to end my dear・・・
大切なことを教えてくれた
You are gone but
In my heart they'll be a place for you・・・
強くなれたのよ あなたの愛で

わたし 忘れないでしょう
素晴らしい愛の日々を
あなたに巡り逢ってから
わたし 生まれ変わった
Love you・・・

I still love you but
Our sweet song will have to end my dear・・・
いつか又 逢える日が来るならば
You are gone but
In my heart they'll be a place for you・・・
大人になったわたし 捜してほしい
あなた・・・

You are gone but
In my heart they'll be a place for you・・・
心の底から愛していたの

Say good bye・・・




 4月20日木曜日 日記があるから、みんなに忠言もらえてうれしいです。ありがとう!


今日、インターネットでの最後の恋を追悼するために、詩歌の部屋のプライベートのほうに
あの人に捧げる歌を掲載しました。
七度目の恋でした。

わたしは今でも、あの人のことをインターネットで一番素晴らしい人だと思っています。
インターネットで一番尊敬しています。
あの人にも言いましたが、別々のお墓に入っても愛し続ける。確信めいたものがあります。
魂に惚れているから。
別れた年下くんのことも好きですから論理矛盾があるといえばそうですが、
別れた年下くんとは違う意味で好きでした。今でも好きです。別れた年下くん以上に好きです。

けれども、わたしが愛する気持ちほど、あの人はわたしを愛していなかった。
わたしは初め、あの人に「あなたはヨカナーンのような人ですね」と言いました。
そのとおりでした。あの人は、わたしに心をくれなかった。最後まで。

わたしがネット恋愛で傷ついてボロボロになっていたとき、慰めてくれてありがとう。
あのとき相談できる人は、あなただけでした。
度重なる荒らし騒動でわたしはノイローゼ状態にあり、ネット恋人はわたしを守ってくれるどころか、
逆にわたしを不安に落としめ傷つけるだけでした。
四面楚歌の中、わたしは、自分さえ我慢すればすべてうまくいくんだという
後ろ向きな考えに囚われるようになり、いっそうノイローゼをひどくさせていました。

わたしたちの短い淡い恋は終わってしまったけれど、
わたしたちの真の友情は続いていくんですね。それが救いです。
あなたに巡り逢えてよかったです。インターネットをしてよかった。
愛する人のしあわせを願うことが愛だから、あなたを見送ります。紅涙で。
あなたがもし健康な女性と家庭をもって、二人の女の子に恵まれたら、あとの子に
わたしの名前を付けてもらえたらさいわいです。
わたしがこの世に生を受けた甲斐があったというもの。

永遠に愛しています。さようなら。わたしのヨカナーン。

 4月19日水曜日 人間も動物であるから。

四年前の自殺未遂で得た知識。
それまでのわたしは、精神論一辺倒でした。
社会科の副読本に「人間は他の動物とは違う。生きる希望がないと生きていけない。
人間は生きる目的がないと生きていけない。希望目的を失った人間は、衰弱死する。
それは歴史が物語っている」

単純なわたしは、それが事実だと信じて疑いませんでした。
信じて疑わなかった理屈にもとづいて、希望目的を失ったわたしは自殺という当然の選択をしました。
結果はどうでしょう。死に損なうというみっともない状態に加えて、生きていってるではないか。平穏に。
生きる希望目的もないのに生きていっている。
自分でも不思議だった。自分でもなんで生きれてるのかわからなかった。
そして、ようやく頭のにぶいわたしは気づいたんです。初めて自分の頭で。世間の欺瞞に。

「人間も動物であるから、餌を与えられてるかぎりは生きていける。
一人の友だちもいなくても、職に就けなくても、恋人がいなくても。
餌を与える人がいる以上は生きていける」
もっとも、それだけでは生きていけない崇高な人がいることはいると思いますが、
数的に少数派だと思います。
たいていの人間には生存本能というものがある。
だから、箱の中に閉じ込められたって生きていける。たった一人でも。
現に引きこもりの子どもたちは生きている。

わたしが生きていけるのは、母親がわたしに餌を与え続けてるから。
生んでしまった義務感を感じて好き放題させてる。変な薬に手を出されると困るから、
お酒も飲みたいだけ飲ませてくれる。
お酒なら、いくら飲んでも自分の肝臓を悪くさせるだけですむと。

心の支えがなくったって、恋人がいなくたって、ほんとは大したことじゃない。
日本酒一合二合三合あおれば、それはそれでパラダイスがある。
ドラッグならもっとだろう。経験はないけれど。
きれい事じゃないんですよ。人間は。
それを常識ぶった大人たちが精神論ぶってるのを耳にすると悪寒が走る。
あなたは節穴だと言いたくなる。でも、言わないけれど。
どうせ言ったって、そんな人たちにわかるはずない。
結局、世の中なんてお金じゃないの?お金さえあれば一人ぼっちでも生きていけるんじゃないの?

心の支え、すばらしい恋人が見つかれば、それは幸運なことだろう。
だけど、見つからなかったって、それは死ぬほど悩むことじゃない。
所詮、人間も動物にすぎないんだから。
養鶏場の鶏達をご覧ください。心の支え、すばらしい恋人がいなくても生きている。

初恋の人ひで君と破局してから、わたしは暇つぶしみたいに恋愛を繰り返している。
暇つぶしなら、もっとましなものがあるはず。嘘つき男に振り回されるなんて割りに合わないね。
と感じつつも、割りに合わないこと続けてきたけどね。いいかげんやめるべき。


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