紫の上日記
平成12年    
 5月11日木曜日 今日、うれしいことがありました(^_^)
あの「ReadMe!」批評の件があってから、ものすごくイライラして、日記書く気力もなかったです。
それで昨日おとついと、怒りのまま書いてしまいました。
不快になられた方がいらっしゃれば、ごめんなさい。
わたしの情緒不安定は、病気レベルのものですから、お許しください。

わたしは「猿人日記」に登録はしてるんですが、事情があって投票ボタンを設置していません。
事情とは、変な陰口を言われる方がいるからです。
わたしがホームページで“不幸自慢している”という陰口を言われる方がいます。
わたしは事実があるから書いているだけで、ぜんぜん不幸自慢しているつもりはないです。
不幸なんてないほうがいいに決まってます。誰が考えてもそうです。
投票ボタンを設置すれば、「やっぱり」と思われますものね。

陰口をたたくのも個人の自由ですけれど、わたしにとって、
これは言われたくないという種類のものがあるんです。
わたしがインターネットをしているのは、わたしの都合です。
わたしがホームページをもって家族のことを書きまくっているのも、わたしの都合です。
家族には何の責任もないことだから、家族のことを悪く言われるのはつらいですね。
家族のことを悪く言う陰口は、なるべく避けたいです。ですから、投票ボタン設置しません。

今日あったうれしいこととは、昨日、猿人日記のほうで
わたしのホームページに投票してくださった方がいたようです。
一票入ってました(笑)
何でもないちょっとしたことですけど、さとこは根が単純なやつですから(笑)うれしいです〜〜〜
どこぞの奇特な方、ありがとうございます。深謝いたします。m(_ _)m


また情緒不安定になって、めちゃくちゃなことを書いてしまったら、ごめんなさい。
かわいそうなやつと思って、聞き流してくださいね。

 5月10日水曜日 プライドだけの人間2。

メールフレンドを募集したら、文筆家と名乗る男性からメール来ました。わけのわからないメールです。
今までの経験上ですが、自称文筆家はロクな文筆家いません。
どの分野にせよ、すぐれた人は名乗らなくても自然とわかるものです。雰囲気で伝わってきます。
中途半端な四流五流のプロにかぎって自称します。自称しないと誰もプロだとは気づかないから。

文筆家といってもピンからきりまでありますからね。
誰も知らない四流五流の文筆家が「わたしは文筆家です」なんて、プ(^.^)
プロでなくても、プロになれる素質のある人は、それなりに謙虚ですから自称することはありません。



★過去のネット恋人、雪緒さんからのメール★だいぶ前に届いたぶん

旅について

大切なさとこさんへ

お帰り〜
卒業旅行、少しは楽しめましたか?

出掛けることはあまり好きではなくなった僕ですが、実は旅行は結構好きなのです。
趣味と言ってもいいくらいです。
好きと言っても条件付ですが。。。
僕の好きな旅行は一人旅、もしくは本当に気心の知れた友人や愛する人などと行く小人数の旅行です。
慰安旅行や研修旅行なんかは辛いですね。。。
今でもそうですが行くあても無く、気が向いた方向にふらっと出掛けていくような一人旅が一番好きです。

僕の旅好きは高校生の時から始まりました。
長期休暇が来ると、アルバイトで貯めたお金を持ってよく旅に出掛けものです。
今思えば‘少しでも家から離れたい’という意識も働いていたのかもしれません。

特に印象に残っている旅が2つあって、
1つは高校を卒業した春休みに行った‘日本一周鈍行列車の旅’です。
実際にはお金と時間の都合で0.8週ぐらいで終ってしまったのですが、
自分を見つめる最初の機会になったように思います。

もう1つはイギリスに住んでいたときに行った‘ヨーロッパ放浪の旅’です。
沢木耕太郎氏の『深夜特急』に憧れて出掛けたような旅でしたが、
イギリスの生活に慣れてきた頃だったので、
英語が通じないことが変に新鮮に思えて、いろいろ失敗もしましたが有益な旅でした。

このような一人旅に出掛けると、必ず途中で何度かは言い知れぬ孤独感に襲われる夜が訪れます。
体がバラバラになりそうな感じがあります。それでも僕は一人旅を好み度々出掛けます。
こういうのもある種のマゾなのでしょうか。。。?
旅行をしている時は、恋人や親しい友人と一緒の方がよっぽど楽しいのですが、
後々まで色々なことを思い出すのは何故か一人旅の方なのです。

今となっては仕事を辞めない限り、このような長期の旅に出ることはできませんが、
またいつか行きたいですね。。。
                                  雪緒

 5月 9日火曜日 プライドだけの人間。

ネットでいい加減な人て、てきめん多いね。
いぜん日記に書いた人ですが、メールフレンドの一人だった人のことですが。

ホームページを持つのはいいけど、しょっちゅうURLを変えるアホ。
そういうのに限ってロクなホームページない。挙げ句の果てに閉鎖。
舌の根もかわかぬうちに復活。また閉鎖。また復活。閉鎖。
閉鎖か復活かどちらかにしてほしいね。それか放置か。
ホームページ持つ資格なし。

はっきり言って、あんたのつまんないホームページなんてさ、
あってもなくてもいいよ。クズサイトじゃないの。
恋愛経験が多いから人間的に成長してますなんて、うそぶくんじゃねえよ。
昔はやった言葉で言うと、本人はポジティブ・シンキングのつもりなんでしょうね。
勘違いもいいとこ。いい歳して一度も本気で愛されたこともない気の毒な人だよ。
そんな人が恋愛のうんちく語ってんじゃねえよ。

そういうホームページ一つまともに管理できない種類の人間は、
仕事につけ何につけ貫徹するということがないんです。
ぜんぶ中途半端に投げ出すんです。その場その場で自分に都合のいい理由をくっつけて。
プライドだけの人間です。
そんないい加減な、いい歳した人間がネットにいると思うとウザイ。
ネットから消えちゃえばいいのに。ついでにこの世からも消えちゃえばいいのに。
そんな人間が生きているというのは世界的に見て、食料、酸素の無駄遣いだと思う。
死んでね。鴨居に紐かけて。

にしても、わたしって何を書いてるんだろう。たんなるヒステリーの叫びかも。

※ 上記発言は、主観にもとずつ私見を述べたものに過ぎません。

 5月 8日月曜日 来たメールを無断で掲載するのはネチケットに反しますが、うれしいからあえて掲載させていただきます。

HP紫の上の袿 の独善的感想・・・
それは突如として訪れた。
ネット上に、こんなにも純粋に自己表現をする女性がいるのか・・・
慟哭にも似た感情が久しぶりに湧きあがってきた。
傷つきながらもなお彷徨って来た一年余のインターネットの日月の末に突如として現れたHP・・・
その日記欄を読みながら、いつしか涙腺が緩んでくるのを抑えることが出来なくなっていた。
そう、この主人公もまた心に深い傷を負い、まだ生乾きなのだ。
このような純粋な人に、神はなぜかくも度重なる試練をお与えか。
あなたの花嫁に・・・と宣言する主人公は、まだまだ若い。若すぎる。
その彼女にすでに恋の諦観をお与えとは・・・。
それをしも、神の深い思慮のうち、と言うには、わが心はあまりにも狭すぎる。
ああ、この心にひびく詩(うた)を、われはいかにせん。
                       mu・・

PS=You neeed not reply me, for this
mail is completely one−way sentences.
                                       >
※英文訳> ・・・・返事は不要。 この手紙に。 この手紙は完全に自己完結している ・・・・から返事は不要。 くりかえし (回文)



★過去のネット恋人、雪緒さんからのメール★だいぶ前に届いたぶん

阪神ファンの苦悩

大切なさとこさんへ

プロ野球が開幕しましたね。

阪神タイガース・・・
このストレスの溜まるチームを、なんでこんなにも愛してしまったのでしょうか。。。
20年以上ファンをやっていますが、開幕戦で勝ったことは数えるほどしかありません。
今日も惜しかったけど、余計にストレスの溜まる負け方をしてくれました。
このチームを好きでいることは、精神衛生上ほんとよくないですね。(苦笑)
惹かれてはいけないのに惹かれてしまう。 罪なチームです。。。

明日もここ横浜で試合があります。
明日は勝って欲しいです。。。
                                雪緒

 5月 7日日曜日 今日は書くことがないので、掲示板の返答を載せておきます。

ほんとっ変なメール多いよね(笑)
オーバーかもしれないけど、三分の二はそんな気がする。
「読みました、面白かったです、返事下さい」メールは絶対読んでないと思う。
コピー&ペーストのばらまきメールと思う。
そんなメールばらまいてる大人の男って、間違ってもまともな外見&神経の持ち主と思えない。
関わりたくないです(笑)
ネットでナンパメール多いのは、ネットの女ならやり逃げできるからでしょうね。          >



★過去のネット恋人、雪緒さんからのメール★ぼや騒ぎのとき届いたぶん

大事に至らなくてよかった。。。

大切なさとこさんへ

昨日の日記、レトルトパックのハンバーグを火にかけたという下りで、ある程度結末は想像できました。
一人暮らしってこういう時危険ですね・・・
特にさとこさんのような方は、側に誰かがいないと大変危険なように思えます。
その役割を僕に任せてくれて、僕自身もそれが可能であればどれだけ幸せでしょうか。。。

ただでさえ必要以上の人との接触を嫌うさとこさんなのに、
人目にさらされて平謝りするしかなかった状況・・・ さとこさんの胸中察するに余りあります。
さとこさんが自分自身を責めている文章を読むのは
なぜだかとても悲しかったです。理由はよくわかりません。。。
でも、今回のことはさとこさん自身が引き起こしたことですから仕方ないですね・・・
僕はどうしてもさとこさんの味方になってしまいますが、世間一般ではやはり‘お騒がせ’ですもんね。。。

大きなお世話かもしれませんが、本当に自分をコントロール出来なくなるのであれば、
一人の時はお酒を止めたほうがいいかもしれませんね。
そういう僕も偉そうなことを言える人間ではないのですが・・・

恥ずかしい話ですが僕は海外に住んでいた頃、
ストレスと好奇心からドラッグに手を出していたことがあります。
お酒は付き合い程度にしか飲まない僕ですが、お酒で悪酔いしたときの気持ち悪さも無く、
ただ快楽があるのみのドラッグにはすっかりはまってしまいました。
僕がその状況を抜け出すことが出来たのも、愛する人が側にいてくれたからです。


5年前にくも膜下出血で亡くなった僕の友人Tは、
会社の寮で誰にも気付かれずに一人で息を引き取りました・・・
死亡推定時刻は土曜日の夜でしたが、発見されたのは週明けの水曜日でした。
何度電話しても出ないことを不信に思った僕達の仲間の一人が、
寮の管理人さんに「様子がおかしいから一度部屋を見て下さい」とお願いしてやっと発見されたのです。
無断欠勤が3日も続いているのに、それまで見に行かなかった会社側にも憤りを感じました。
4日間も放っておかれたTが可哀想でなりませんでした・・・

くも膜下出血はハンマーで殴られたような激痛のあと、いびきをかいて眠りにおちると聞きます。
この段階で、すぐに病院に運べば助かることも多いようです。
それだけにすぐに誰も気付いてやれなかったことが残念でなりません・・・

アル中まではいっていないと思いますが、さとこさんもいろいろ気をつけてくださいね。
あなたにもしものことがあったら、僕も勿論、多くのファンの方々が深い悲しみに落ちることになります。
今回のことだって、一歩間違えばどうなっていたか分からないのですから・・・
                                   雪緒


★雪緒さんからのメール★その翌々日に届いたぶん

無題・・・ タイトルが浮かびません(笑)

大切なさとこさんへ

近所の人達が理解のある人達でよかったね。
ここでまた心無い一言でも言われると、きっとまた必要以上にストレスが募ったことでしょう。
あとあとまでストレスが残るような展開にならなかったようで、ほんとに良かったと思います。

年下君との関係、不思議ですね。。。
情報はさとこさんの日記だけですから必要以上のコメントは
フェアーじゃないかもしれないので控えますが、
彼の言うことは正直理解に苦しみます。
さとこさんのやろうとしている事も正しいとは思えませんが、否定もしません。
さとこさんが自分の力で出来ることをしてあげる分には、誰にも止める権利はありませんから。。。

僕のカナダの友人Mのこと、厳しい意見ですね〜
客観的な意見として心に留めておきます。参考になりました。

>避妊する男性嫌いです。
>避妊する人とつきあったことありません。
>わたしは男性に体を提供するために
>生きているのではありませんから。

「どれだけさとこさんのことを知っているのか?」と聞かれると返答に困りますが、
さとこさんらしい意見だと思いました。
僕的には生活基盤がしっかりしていないうちは避妊するのが当然だと思っていますが、
さとこさん的にはそういう状況であればSEXすべきではないということになるのでしょうか?
(質問ではありませんので別に答えなくていいですよ)
僕はつまらない常識に囚われた、ちっぽけな人間かもしれません・・・

>わたしと一緒に暮らすと、
>雪緒さんではもたないかもしれませんよ(笑)

きっとそうだと思います。
いろいろ想像すると結構恐いものがあります。(笑)
それでも、それ以上の幸せな光景をイメージしてしまう自分がいます。
この気持ちはどうしようもありませんね。。。
さとこさんは僕が出会った最も素敵で、最も危険なネット恋人です。

>わたしが日記にどういうことを書いても
>雪緒さんへの気持ちに変わりはありませんから。

こういう言葉好きです。
どうもありがとう。
                                   雪緒

 5月 6日土曜日 掲示板のサーバーが調子悪くて入れないことが多い。ううう(T∇T)


わたしが登録している日記登録サイト「ReadMe!」というのがあるんですが、
「ReadMe!」日記を批評するサイトというのがあるんです。わたしよりご存じの方が多いかもしれません。
昨日、わたしが「ReadMe!」日記で一番素晴らしいと思っている日記をけなす文章が見受けられました。
たいへん傷つきました。
一番素晴らしいと思っている日記がけなされたということは、
わたし自身の感性が否定されたということですから。

その日記は、少なくとも実存哲学を感覚的にわかっている人でないと、
その日記の醍醐味は理解できないと思います。
ごく一般の人がその日記を読むと、「OLの恋愛日記」程度の読み物で終わるかもしれません。
批評家を自認するなら、最低レベルの知性というものを身につけてから批評してください。
一般の人レベルの知性しかない人は、批評などしないでください。
他人の作品を評価するだけの取り柄もないのに評価する、プライドだけの人間は、
批評サイトなど運営しないでください。

そこの批評サイトの管理人が何歳か知らないけれど、いい歳した社会人なら笑うね。
そんないい加減な、いい歳した人間がネットにいると思うとウザイ。
ネットから消えちゃえばいいのに。ついでにこの世からも消えちゃえばいいのに。
傷つけられた分、呪ってやる。死ね。

※ これを読まれて不快になられた方は、聞き流してください。感情を書きなぐっただけですから。



わたしのところにこういう筋違いのメールを送ってこられた方がいました。
「日記に人の悪口を書かないで下さい。人権侵害です」
人権を侵害されたのは、わたしの方ですよ。いわれなき中傷をされ続けたんですよ。
わたしが人の悪口を書くときは、刺し違いで死ぬ覚悟で書いています。
それだけのことを相手はしたのです。
ですから、わたしのすることが気に入らなければ、わたしを告訴するなりなんなりすればいいのです。
わたしはプロバイダのサーバーにホームページを設置しています。逃げも隠れもしません。
安易な被害者非難は誰にでもできることです。そんな水準の低い人間とは関わりたくありません。

また、「あなたはメルフレ募集してるんじゃなくて、ホームページの宣伝してるんじゃないですか?」と
いうメールときどき来ますが、あなたに言われたくないと思いますね。
わたしは純粋なメルフレ募集をしてますが、仮にホームページの宣伝であっても
そこの掲示板の管理人でもない人にそんなこと言われたくないですね。
他人にそんなこと言う権利てないはず。

昨日の深夜から、たいへん不快な一日でした。
内海さんや懐かしい方々が掲示板に顔を出してくれたのは最高にうれしかったのですが。
こういう日もあるでしょう。一年の内に数回は。

 5月 5日金曜日 プロのジャーナリストの内海さんが書き込みに来てくれたなんてうれしいことです。
そういえばこの間、ヨカナーンとの誤解によるいざこざがあったとき、
まぐまぐから七十五通のメルマガが届いたんですよ。
わたしは「内海新聞」しか登録した覚えはないので、いたずら登録です。
まぐまぐにメールを出すと
「登録できないようにしました。内海新聞だけ配信するようにします」というお返事いただきました。
でも、七十五通もいたずら登録するのたいへんだったでしょうね(笑)
暇な荒らしたち。

内海さんの掲示板は、一年前は普通の会話ができたんですけどね。
あの頃がなつかしいです。お気の毒です。
もう十ケ月近く中傷掲示板になってしまってますものね。



★過去のネット恋人、雪緒さんからのメール★だいぶ前に届いたぶん

カナダの友人Mのその後・・・

大切なさとこさんへ

以前に話したカナダの友人M、その彼氏のS、
僕はこの二人と6年前にオーストラリアに住んでいるときに出会いました。
僕が知り合った頃、二人はまだ恋人同士ではありませんでした。
Sの一方的な片想いでしたが、
これだけされれば大抵の女性は落ちるだろうと思われるほどの猛アタックを展開していました。
僕はそれぞれから悩みを聞かされることも多かったのですが、やがて二人は付き合うようになりました。

だけど二人が一緒に過ごした時間は半年ほど、ビザの問題もありその後二人はずっと離れ離れ、
Sはその後カナダでずっと仕事を続けておりMは日本に帰国しました。
いわゆる遠距離恋愛、それも海外だから大変です。
今はチャットで話をする海外カップルも多いようだけど、当時は手紙がメイン、
たまの電話でも料金は恐ろしいことになります。

僕も経験しましたが、最初のひと月は電話代が10万円を超えました。
結局一年弱で破局を迎えましたが・・・

それでも彼らは長い間、順調な関係を続けていました。
一昨年の末頃までは上手くいっていたのです。
僕は神戸に住んでいたMと時々会い、近況を聞かされていました。
まさに遠距離恋愛の達人の域に達していました。

それでもSの気持ちには、微妙な変化が始まっていたのです。。。
一昨年の末頃から、突然Sに関する気になる話をMから聞かされるようになりました。
話を聞いて、僕にはSの心変わりがすぐに感じられましたが、
思ったままをMに言うことはできませんでした。
「Sはこう思っているかもしれない。。。」と、
オブラートに包んだ表現を‘一つの可能性’として話すことしか出来ませんでした。

去年の春、MはSに会いに仕事も辞めてカナダへ発ちました。
Sには「来ないで欲しい」と言われていましたが、もう彼女を止められるものはありませんでした。
Sも最後には「来ても何も変わらないから会わないよ・・・」と言っていたようでした。

あれから一年、先日Mと長時間電話で話をしましたが、やはりSは会ってくれなかったようです。
僕は「もう帰ってこいよ。。。」と言いました。
彼女は僕より1つ年上ですが、比較的かわいい顔をしていますので、
その気になればまたいくらでも相手は見つかると思います。
でも、彼女は「うん」とは言いませんでした。
ビザを観光ビザに切り替え、
もう半年若しくはお金がなくなるまでカナダにいるかもしれないとのことでした。
よっぽど納得がいかないのでしょう。。。
一方的に好きになられてその気持ちに応え、今一方的に終りにされようとしている。
(実際にはもう終っている。悲しいですが・・・)
しかも会ってもらえない。。。
Sの猛烈なアタックを僕も見ていただけに、彼女の気持ちは痛いほどよくわかります。

Sの気持ちも分からなくはないです。
夢を追いかけてカナダで仕事をしていますが、まだ生活は安定していないようです。
以前から「俺と一緒にいても、結婚できないかもしれないよ」と言っていたそうですが、
Mも「それでもいい」と言っていたようです。
Mが30を越えてしまった今、(ちょっと遅すぎたかもしれませんが)先も見えないのに
‘これ以上彼女を巻き込む訳にはいかない’と思ったのだと思います(ちなみにSは僕と同じ31歳)。
でも大前提として、Sが出会った頃ほど彼女のことを思っていないのも事実でしょう。

時の経過というものは残酷なものかもしれません。
あれだけ情熱的に愛していたのに、こんなにも冷めてしまう。。。
僕は初めて付き合った女性とは、いろいろあって自分から別れましたが、
それ以降付き合っている女性に対して気持ちが冷めたことはありません。
まあ、‘冷められてしまっている’ということになるのでしょうが、
彼らみたいに長年付き合ったことがないのも事実です。
「人間は4年以上、同じ人を強く愛することは出来ない」
ある科学者が言っていましたが、僕は信じません。
さとこさんへの精神的な愛は実際に成就されることがなくても、
たとえさとこさんが、そして僕が他の人と一緒になっても貫いていきたいです。
でもそれは、その相手を心で裏切っていることになるのかもしれない。。。
難しいですね。。。
考えがまとまりませんが、もう遅いので寝ます。
                                    雪緒

 5月 4日木曜日 今日、同級生のウッディさんが、
トム・クルーズ夫妻主演のビデオ『アイズ・・』(題名忘れた)を持ってきてくれました。
あいかわらず心の美しい人ですね。
わたしがおとつい、大阪府立大図書館のことで聞きたいことがあって電話したから、
それでわたしのことを思い出したんでしょう。
映画『アイズ・・』は、たしか去年、わたしたちが子作りカップル(笑)だった頃、
わたしが「見に行きたい。一人で映画館行くと痴漢がいるから」と言った作品です。
彼はその時、稲垣吾郎の出る邦画『梟』のほうを見たいと言い出して、
結局、行かずじまいになったのを覚えています。

ビデオ『アイズ・・』面白かったです(^_^)
ウッディさんに感謝。感謝だけか。


先月四月二十一日の日記に書いた「tripodのメール」というのは、
わたしとヨカナーンがわかっていればいいことなので、ここには書きません。
わたしがインターネットを始めて一番うれしかった出来事でした。
うれしかったことは数限りなくありますが、その中でも一番一番すばらしかったです。
三年前、中年紳士のM氏が、無言で手切れ金を差し出した。そのときと同じ感動がありました。
わたしは文才が足りないから、うまく表現できないけれど、うまく表現できたらいいんだけど、
早く表現できるようになりたいな。ううう(T∇T)

M氏がくれた手切れ金は、一円も引き出されないまま、わたしの口座に今もあります。
記念に取っておこうと思ってるんです。
歳をとったとき、どうしても窮した時に使おうと思ってるの。
口先だけの男性が多い世の中、M氏だけは違ってました。
責任というものを自覚してました。自分の責任のもてる範囲で、わたしのことをかわいがってくれました。
女心をまったく理解できない人だったけれど、わたしが間男してると勝手に邪推していたけれど、
そんなことは絶対ないと何度釈明してもわかってくれない人だったけれど、
数回にわたるレイプに近い行為でわたしの気持ちは冷めてしまっていたけれど、
あんな素晴らしい男性は今まで見たことありません。
無言で差し出された手切れ金を見たとき、わたしは初めて彼の真意を知りました。
彼が愛したのは、さとこという小娘の若い肉体ではなく、さとこの心が好きだったんだって。
さとこという変わり者の女の心が好きだったんだって。


M氏と同じくらいにヨカナーンは素晴らしい人なんです。
こんな書き方をするとヨカナーンは不快になると思いますが、素晴らしい人。
ヨカナーン以上に素晴らしい人が現れようがないと確信したから、
インターネットの恋に決別することができました。
それは同時に実生活での恋の決別をも意味しています。
実生活で適当な相手が見つかれば、資産家の中年のことですが、恋に落ちると思います。
でも、それは生活のためです。自分の夢を叶えるためです。家族のためです。
小さな恋心を感じはするだろうけれど、ヨカナーンにたいする想いに比したら、足元にも及びません。
ポエムを書きたい気分です。

 5月 3日水曜日 この間の卒業旅行ですっからぴんになったこともあり、
ゴールデン・ウィークは一歩も外に出ないつもりです。
わたしにとって一歩も外に出ないという状況は幸福以外のなにものでもありません。
例にもれず、飲んだくれてます。
淡麗がおいしいです〜しあわせっ(笑)心にはヨカナーンがいる(*^^*)
悪酔いしたんでしょうね。悪夢にうなされ、大きな悲鳴をあげてしまいました。
ご近所の方は、さぞ驚かれたことでしょう(^_^;)


昔からスポーツ選手などの仕事をしたい人は、年上女房がいいと言いますよね。
すごくわかる。年上は、年下からすると楽だと思う(笑)
かわいがってもらえるから。
一方、子ども扱い、ペット化されてるようで不快という短所はあるかもしれないけれど、
それさえクリアできる人なら絶対年上女房、年上彼女て楽だと思う(笑)

間違ってもこれだけはしてはいけないのは、
彼女にせよ彼氏にせよ、年長者が強さを持たない相手に“甘える”という行為。
甘えられたほうは苦痛ですよ。



★過去のネット恋人、雪緒さんからのメール★だいぶ前に届いたぶん

急な出張のあと、今週末はまた大阪です

大切なさとこさんへ

急な出張が入り、今夜のうちに甲府(山梨県)に入らなければならなくなりました。
今週末はまた大阪で過ごしますので、明日はその足で大阪へ帰ります。
今日は早々と仕事を切り上げ、ついさっきまでいろいろ準備をしていたところです。
このメールを書き上げたら、出発します。

こんなふうに突然出張なんて言われると・・・ ほんと困ります・・・
金曜日に大阪へ帰る予定で昨日、今夜のご飯も炊いておいたのに・・・
仕方ないので冷凍しておきました。
何か僕、家庭の主婦みたいなこと言ってますね。。。(笑)


僕は大企業に就職しましたが、今はあまり大きくない会社で働いています。
別にリストラされた訳ではありませんよ。(笑)
だから運動会まではありません。(以前の会社はありましたね。。。)
それでもいろいろ付き合いはあります。

僕はもともとお酒はあまり飲む方ではありませんが、
付き合いで飲みに行くほど苦痛なものはありませんね・・・
気の合う人ならまだしも、
会社や取引先関係の忘年会などは時間とお金の無駄以外の何物でもないように思います。
僕も作り笑いをしているタイプですので、さとこさんの気持ちはよく分かります。
必要以上に盛り上がっている人達を、心の何処かで冷ややかな目で見ています。
でも、そういう人達の中にも‘作り盛り上がり’をしているだけの人もいます。
内心「自分は何をやっているんだ・・・」と思いながら・・・
そこまでできる人はある意味尊敬に値しますね。

僕の場合は大体会社の経費ですが、さとこさんの場合は折角アルバイトしたお金ですものね・・・
アルバイトの付き合いも大変ですね・・・

>わたしにとっては家から一歩でも外に出ると全てがストレスです。
>言葉の通じない国にいるんです。
>これは鬱病によるものか、元々の性格によるものかわかりません。
>きっと両方でしょう。
>わたしが人間でいられるのは家の中にいるときだけです。
>それ以外は地獄の責め苦に苦しめられることになる。

僕にはその気持ちがとてもよく分かります。
さとこさんの症状はきっと僕以上のものでしょうから、どれだけ苦しいことでしょうか・・・
できることなら、その苦しみの全てを包み込んであげたいです。
せめて、さとこさんが孤独を感じるときの慰めになりたいです。
孤独を感じた時、僕のことを思い出してくれたら嬉しいです。


今回のさとこさんからのメールはとても重みを感じます。
日記に書いてもよいのでしょうが、みんながみんな理解してくれる訳ではないのでしょうね。

今日は僕の嫌いな‘付き合いの実態’について、まだ話したいことがあるのですが、
時間が無いのでまた大阪から戻ってからゆっくりメールしますね。
19日(日)の夜遅くか、20日(月)の日中に戻ってきます。
それまでメールは送れませんが、
18(土)の昼間に一度大阪から‘紫の上の袿’にアクセスする予定です。
                                  雪緒


P.S. 留守中さとこさんが健やかな日々を過ごせますように・・・

 5月 2日火曜日 わたしは、まともさの感じられないメールには、いっさい返信しません。
時間の無駄に終わるからです。
そういったメールを送りつけてくる人はモラルがないから、
どんな返信しても長続きしません。経験上わかっています。
ネットで常識のない人は、きっと実生活で誰にも相手にされていない人のような気がします。
相手にされていても、それは便宜上相手にされているだけで、
本当の意味では相手にされていないはずです。
ネットは少し素敵な自分を演出できる場なのに、そのネットで常識ないは、
実生活ではその数倍の常識が欠損しているはずです。
ここでいう常識とは、人間性という意味ですから、形式的な礼儀のことではありませんが。
関わりたくないですね。ネットに安らぎを求めているのに、疲れることはしたくないです。



来たメールを無断で掲載するのはネチケットに反しますが、うれしいからあえて掲載させていただきます。
一部ですが。

今日ぷららのメル友のページを見ていたら、
あなたの欄があり、ホームページを開設されているようなので、
なんとなく行ってみました。で、物語読ませてもらいました。
1番だけ読んで面白くなければやめちゃおうかと思ったのですが、
次が読みたくてしょうがなくなる内容で、気づいたら読み終えてました。
今はまだメジャーじゃないと思うけど、そのうち売れそうですね。
だって文才あるもん。なんだか恋愛の話なのに、読んでる感覚は、サスペンスを読んでいるような感じで、
この感覚は馳星周の「夜光虫」を読んで以来のドキドキ感がありました。
ちょっと誉めすぎか。でもとても面白かったですよ。
                                           >

 5月 1日月曜日 今日は書くことがないので、掲示板の返答を載せておきます。

わたしの恋愛の夢は、いつも母親が邪魔するの。
実際に、初恋の人ひで君との恋愛も、次のM氏との恋愛も母は反対した。
また、わたしには母に逆らえないトラウマみたいなのもある。
と言っても、ひで君、M氏のときは、母を振りきって猛進したけど(笑)

停滞も、より良き方向へ進むための停滞はいいと思うけれど、
決断を先送りするための停滞、もしくは意志薄弱による停滞は、わたしは嫌いです。
決断を先送りしたところで、決断する必要性はなくならないんですもの。
仏教では、「この世は仮の世界。だが、仮の世界しかこの世にはない」とあります。
わたしは現実主義者ですから、現実を全面的に受け入れます。
ジャッキー(ケネディ大統領の奥様)が「人生は自分で切り開くもの」と言いました。
わたしは彼女の言葉を支持します。
前進あるのみ。
自分で切り開くにあたって、若木を数本なぎ倒していってもいいと思っています。(極論です)
                                          >


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