お金がない2 (2001.01.29)


つづきます。しかし「カヤックしに海外へ出かけよう!」からお越しの方々は、海外旅行へあんなに行っておいて、この作者は何ホザイているんだ?

という疑問を持った方々も多いと思います。
それは、努力と工夫の結晶だということが、海外発券のページをご覧になればよくわかっていただけます(笑)。 まあ、キャンプ泊が多いので、現地で使うお金は食費と移動費くらい。高額の航空券も安く買って、マイレージが国内航空券に化けたり、賢い買い物ができるので、海外の旅行費用は、レジャー費の名目で家計から出ていたのです。

問題は、私のサイフの中。
さて、何でお金がない(一週間で1,000円)なのか?

「そりゃあ、カンパ(月4,000円)が痛いんとちゃうの?」

「本を買いすぎる(月4,000円)からでしょ?」

ごもっとも。しかし、この二つは僕にとって息をするのと同じレベルで必要不可欠な行為なのです。カンパもできることなら、もっと出したいのです。本も厳選してやっとこうなのです。

やっぱり、支給総額(12,000円)が少ないのが大きいですね。

でもこれ、そんなに少なくないといわれます。

となると、やはり給料が安いからなのね。とほほ。

「なんで勉強しなくちゃならないの?」

と子供が親に訪ねた時の答を、文部科学省が、用意しようというマヌケなニュースが流れてます。とほほ。あほなこっちゃ。マニュアル文化もここまで来ると救われない。
親が日々勉強していて、そしてキラキラ輝いていれば、自然と勉強するようになるちゅーに。何故勉強するのか?その答を探すんが本当の勉強じゃ、っちゅーのに。

僕は勉強が好きやった。勉強というか、自分の知らないことを知るのが喜びだった。全教科すべて、好きやった。あれもこれも、欲張り過ぎたのが原因やったんやろう。何と、最も自分が苦手な分野に進み、そこに職を得てしまった。

苦手やからこそ、勉強してモノにしてやろう!そんな天邪鬼な性格が災いしたんだろう。まあ、そんなで、電機メーカーで、普通と違う性格のせいで研究開発なんぞやってしまとります。

まわりの人間を見ると、メーカーの人間というのは、勉強が好きで、性格も良くてという典型的な良い人が多い。勉強が好きっていうか、常にレベルupを計らないと研究職はつとまらない。身につける知識はめちゃくちゃ多いのです。給料に関しても、上司だった人は「給料なんて気にしたことがない」と言い放つしまつ。会社の儲けが少ないのを知ってか、サービス残業の嵐。人がいいのもここまでくると滑稽だ。

しかし、こんなワレワレの頑張りで、世の便利なモノが生み出され、日本は戦後の復興を遂げたのも事実だ。でも、ワレワレって貧乏だ。

銀行員の方々の年収は、同じ歳で、2倍近かったりして愕然とする。忙しいのかもしらんが、ワシの2倍働いているとはとても思えんしなあ。

まあ、メーカー勤務のサラリーマンのそんな温い性格がいけないのだろう。

コレで、子供たちの理科離れを抑えようというのは無理な話ではないのか?

勉強して、一流大学へ入って、一流メーカーへ。
コレでお金持ちになれるの?

何10億も儲かる大発明したって、金一封で表彰されて、ハイそれんまでよの世界ではお金持ちにはなれない。

東大はいって、官僚になって、天下りか政治家へ。
お金持ちのゴールデンコース。なんのことはない国民の税金すいとっとるだけや。

今までの日本教育の行き着く先は、こんなところなのだろう。

人がよくオマヌケな会社員?金の亡者?
あなたはどっち?

長々と書いてしまった。

ということで、お金が無いのは、

僕が、オマヌケな...だからなのだね。とほほ。