北島の中心から南にながれるワンガヌイ川にオークランドから列車で移動。
ワンガヌイ川を3泊4日でのんびり一人旅。
カヤックのレンタルと搬送はオハクニにある Yeti Toursにお願いした。
深夜2時30分着にも関わらず駅まで迎えにきてくれて、寝床も用意してくれた。
アラン、ありがとう。
借りたカヤックはファルトをポリ艇にしたようなクオリテイカヤックのベンチャー。
4日間カヤックレンタル100NZ$,と搬送料45NZ$,テント場使用料(小屋にも泊まれる)25NZ$.
Alan
& Beth Gardner
Yeti Tours & Beth's Llama Adv.
P O BOX 140,Ohakune,New Zealand
Ph(06)385 8197 Fax(06)385 8492
mailto:bath&alan@xtra.co.nz
ワンガヌイ川は、シダ系の熱帯植物が生い茂るジャングルの中をゆっくり流れている。なぜかポプラや北方の木々もにょきにょき生えていて、神様がいたずらで作ったような面白い植生だ。
南紀の北山川のように両岸は高い崖に囲まれた渓谷の中を左右から流れ落ちる滝をみながらほろほろと流れ下るのはなんともいいがたい趣がある。
ファンテール(尾が扇みたいな鳥)やカワセミなどの小鳥たちや野生化した山羊や羊があちこちにいる。水は泥でにごっているし、魚もうなぎやナマズ類。トラウトなどの釣りには向かない。
川での出会いも楽しい。川旅中のNZの家族にやっかいになったり、同じ単独行のスロベニア人やスイス人と行動を共にしたりして、国際色豊かな川下りだった。
途中のハットと呼ばれる小屋のひとつにマオリの大家族が管理しているところ(TiekeMarae)があって、鼻と鼻とをくっつける挨拶、カービング、HAKA(ウオー・クライ)などマオリの文化に触れることができる。