野鳥 モズ 観察報告 2004 年 夏. |
Rev. 3 |
Original :Tue.Aug. 3'04 Updated :Thu.Aug. 5'04 |
2004-08-03 Tue.. その後フィールドに出る度に気をつけているのだが2ヵ月以上彼に会うこ とはできなかった。 やはりハンディキャップを持つ個体が生き延びることは 難しいのだろう、と自分自身に言い聞かせていたのだが・・・。 2004-08-03 06:31:49 朝早く出かけたいつものフィールドでMさんの駐車場に車を止めた私は 50m 以上遠方の畑の杭で鳴くモズに気づかされた。そして双眼鏡を目に 当てた後思わず声を上げてしまった。「彼だ!」、双眼鏡を車のボデイに 当てつけて安定させ再確認する。無様にぶら下がった脚が確認できる。 間違いない、気がかりだった彼だ!、彼が今まで止まる事ができなかっ た杭の先端に止まっている!。そして高鳴きまでしているのだ。 2004-08-03 06:31:49 2004-08-03 06:31:39 無残に傷んだ尾羽、換羽期であることも関係するのだろうが、飛翔後 枝などに止まるときに障害のある脚が尾羽に干渉している様なのだが そのため傷みが激しいのだろうか。 参考のため換羽期を過ぎた成長の尾羽の例を以下に示す。 Mon. Sep.15'03 08:10:12 Canon EOS-1D / EF 100-400mm 2004-08-03 06:33:32 その後桜の木に移り片足で立ち葉につく昆虫の幼虫を捜していた。 その動作はごく自然で他のモズとの差は見られない。 するどい鳴き声で彼に気づく人が居たとしても、彼の脚にまで気づか ず、『只の野鳥』として眺めることだろう。そしてこの幼鳥も自分自身は 他の野鳥と異なっているとは思っていないのだろう。 今の様子ならばこの先、生き延びる可能性が高いと思う。野鳥の寿 命は数年程度と聞く。 来年、再来年、そしてその次の年の・・・・繁殖 期の彼の伴侶や求愛給餌行動 そしてヒナ達を見る新しい楽しみが 増えた事を喜びたい。 |
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