■ NAM 通信 Back Issues 2000年下期 Vol.1 〜 Vol.13
NAM通信のBack Issueを半年毎にまとめて掲載しています。

■ NAM通信 Vol.13 [ 2000/12/15:CAFE文化花盛り] ■

あっという間に、今年最後のNAM通信になってしまいました。最後なのもあって文章がちょっと長くなってしましました。(追記まであります。)お許しを。。
そして、今世紀最後のネタも結局「カフェについて」になってしまいました。

今日12月15日に「cafe*Asterisk(カフェアステリスク)」が大阪梅田の地下街ディアモール大阪にオープンするようです。 数週間前に日経新聞に記事が載っていて気になっていたのですが、インターネットで調べて情報を入手し詳細を知りました。 これを書いているのは15日以前なので、実際にはまだ行っていないのですが、行ったときには当サイトのカフェ巡りにUPしようと思っています。 お楽しみに!

で、その本日オープンする「cafe*Asterisk(カフェアステリスク)」なのですが、 何が新しくて興味を引かれたのか。。っていうと。
『Hanako世代の若い女性顧客とネット上でインタラクティブに企画開発した新しいカフェ 「cafe*Asterisk(カフェアステリスク)」』 というキャッチコピーの元、このカフェ出店の経緯を、UCC上島珈琲のホームページ のニュースリリースから抜粋すると、

『UCC上島珈琲は、10月19日から三井物産株式会社、株式会社マガジンハウスと共同で雑誌・webサイト・ 実際の店舗が一体となって"カフェ"をテーマに情報発信を行う新しいeビジネスを展開しています。 これは、女性月刊誌「ハナコ・ウエスト」の別冊でカフェに関する情報誌「ハナコ・ウエスト・カフェ」 と連携したウェブサイト「ハナコ・ウエスト・カフェ・ドットコム」を開設し、ネット上でユーザーと意見交換しながら理想のカフェを企画開発し、実際に店舗を出店するというプロジェクトです。 ウェブサイトの開設から約2ヶ月という短期間でメインユーザーである20〜30代の女性を対象に、 店名・メニューレシピの募集、そして、モニター試食などを実施し、12月15日に、この共同プロジェクト による第1号店舗「cafe*Asterisk(カフェアステリスク)」が誕生することになりました。』 ということである。

当サイトのリンクでも紹介しているHanako West net cafeにおいてこの企画は進められてきたようである。

「cafe*Asterisk(カフェアステリスク)」の特徴としては、収集したマーケティングリサーチを基にして、 「家のようにくつろぐ気分のカフェ」をテーマにしているようです。

更に詳細については、UCC上島珈琲のホームページでご覧下さい。(もちろん、UCCのまわし者ではありません。)

ということで、実店舗に行ってみないと話にならないのだが、商社(ここでは三井物産)までをも参入させるカフェの大流行は 一体何を意味するのでしょうか?
カフェの採算性と将来性を予測しての投資だと思うのですが、今後さらにカフェ文化は発展していくのでしょうか? ちょっと、傍観者的に見ていきたいものですが、いずれにせよ数年すれば、流行だけにとどまらない、 本当の意味での質の高いカフェというものが淘汰されて残っていくことになり、実質の日本における 「カフェ文化」が語れるようになっていることでしょう。今は過渡期という段階のような。
と、まぁ難しく考えずにしておくとして。。。結局は、私自身は、「ほっこり(京都弁)と和めるカフェ」を探してカフェ巡りを楽しめればそれで良いです。

で、話はちょっと逸れるのですが、、、
関西の夕方のローカルニュース番組でも数ヶ月前位に報道されていたニュースがあって、それは 大阪の御堂筋に活況を取り戻す為に「NY 5th Ave.もしくはPARISのシャンゼリゼ大通のような御堂筋」にするという なんともスゴイ!計画がなされているようである。
御堂筋沿いのビルにはバブル期には証券会社&銀行がひしめきあっていたのだが、 バブル崩壊後、ビルの中は閑古鳥が鳴くような寂しさ、ついでに1階には銀行が入っていることも多く、3時以降になると シャッターが閉まってしまう為(又、中には経営破綻してしまって、ずっとシャッター閉まりっぱなし。。の場所なども あるようで。。)に、人通りも少なくなっているとのこと。
これでは、いけない!とのことで、なんとか若者や観光客も集まるような(シャンゼリゼ大通りのように)場所に しようということで、「スターバックス」などの集客力のあるカフェに出店してもらっているようである。
そう、ここでも人を集めることが出来る「カフェ」なのである。
で、「NY 5th Ave.」のような。。とは?であるが、NY 5th Ave.では、今はIT関係のベンチャー企業が進出しているらしくて、活況があるらしい。よって、 IT関係のベンチャービジネスも招致していく方針であるようだ。
果たして、カフェとITベンチャーは大阪御堂筋を救うのか??? (関東の方にはちょっと関係のないネタで、スミマセン)

そんなことで、カフェマニア暦11年ですが、今後の更なる発展に期待。

ということで、20世紀も終ろうとしています。今年もあっという間の1年でした。 「今世紀最後の」という形容詞がつけられたイベントも残り15日です。大いにエンジョイしたいものです。

追記1:シアトルといえば、スターバックス発祥の地。そのシアトルからタリーズ・コーヒーが日本上陸。来年2001年には日本国内に30店舗 作る勢いのようである。そうしたら、シアトルズ・ベスト・コーヒーもやってくるのか???

追記2:JR東海のシンデレラエクスプレスのCMが8年ぶりに12月11日からON AIR中。 特筆すべき点は、60秒バージョンは12月23日と24日の2日間だけに数回流れるだけなので要注目です。 牧瀬里穂&深津絵里の歴代シンデレラ2名も今回のCMに友情出演していて、なかなかCMマニアを泣かせる出来栄えです。

追記3:クリスマス・ロードショー予定の「ダンサー・イン・ザ・ダーク」。私が大好きなアイスランドの歌姫ことビョークが主演&音楽も出掛けているのと、カンヌ映画祭でパルムドールを とった作品であるのもあって、久しぶりに「この映画を見たい!!!」という気持ちにまで高揚させている映画。 しばらくはサウンド・トラックのCDを購入して、映画はWOWOWで放映されるのを待つということにしようか。
とはいえ、早く見たいよぉ!!!



■ NAM通信 Vol.12 [ 2000/12/01:ダムタイプ] ■

これを読んでくださっている方々で、ダムタイプをご存知の人はどれくらいいるのだろうか?
ダムタイプは1984年京都市立芸術大学の学生だった古橋悌二、高谷史郎、薮内美佐子らを中心に結成されたマルチメディア・パフォーマンス集団。 アート、デザイン、音楽、ダンス、映像、建築などの多様な分野のアーティストが参加している。
1988年の「Pleasure Life」で第1回ニューヨーク国際芸術祭に参加。活動の拠点を国内にとどまらず海外でも認められている集団である。

私が、彼らを知る機会となるのは、1985年ごろのこと。進学を美術系大学に決めたころ。高校生の時でした。 ダムタイプのことを噂に聞き、一度見てみたいと思ったのだが、知り合いの京芸の人から「高校生には刺激が強すぎるから。。」との一言で想像だけが 膨らみ。。1988年の「Pleasure Life」京都凱旋公演を見たのが最初である。

今までに見たことのないようなパフォーマンス、映像、音楽。その当時は今よりも若干簡素な感じではあったが、すでに洗練された空気をはらみ、作品として 成り立っていた。 その後、「PH」「S/N」「OR」を見た。芸術的完成度はさらに増していき、より洗練されたものになってきている。
水戸現代美術館での「Another World」展でも、その空間を生かしオブジェ&映像作品「S/N #2」が発表されたのだが、水戸まで足を運んで見に行った。 (この展覧会は過去10年の中で見た国内の企画展で私の中ではベスト1である。 さすが、Y.H.女史(学芸員)。美術館の箱としても、作品のインスタレーション、作家の選出全て申し分ない展覧会でした。 水戸まで足を運んでも大満足でした。)

昨年の「OR」では重低音の大音量為、妊娠7ヶ月だった私のおなかの中のトキオが翌日の検診で逆子になっていることが判明した。 公演中に音が鳴り響くたびにおなかのなかでぐるぐると動き回っていたのだが、そのせいのようだ。 (逆子は数週間してなおりましたがトキオにはダムタイプのビデオはしばらく見せないでおこうと思っています。胎内回帰で、びっくりして 泣いてしまうかもしれません。ちょっと子供には刺激が強すぎるような感じでもあるし。)

古橋氏は1992年に自らがゲイでありHIVに感染していることを公表し、1995年10月29日に敗血症のために35歳の若さで逝去。 余談だが、その年の11月2日の大阪城ホールでの坂本龍一「D&L」のコンサートで坂本氏が「Bring them home」を演奏する前に、「先日亡くなった、友人の古橋君に捧げます。」 と、言ってから演奏し始めたのが印象深い。坂本氏いつものボソボソ声でボソっと言ってすぐにピアノを弾き始めたので、この言葉をヒアリングできた人は 会場の中でもわずかであっただろう。(当日の11月2日は古橋氏のお葬式であったようだ。坂本氏は旧来からの友人の浅田彰氏の紹介で古橋氏とダムタイプを知ったようだ。) そんなことで、皮肉にも?、古橋氏が亡くなったことを坂本氏コンサートで知った私なのであった。

ゲイであるとカミングアウトすること、HIVに感染しているということは、 一般的にはとてもショッキングな出来事ではあるが、しかし、その自分の状況でこそ生死を深く見つめるがゆえに、その後の演出に「生と死の臨界点」が生身の体験として 切迫感を持って描かれたような。そして、以前にも増した鋭い芸術的な眼差しを感じたのである。
いつも死と隣あわせの日々の中で、創りだされた芸術は非常に強い力となって人をひきつけるものがあった。

古橋氏死去後も、ダムタイプは活動を存続し、「OR」を発表、そして今年は「memorandum」の日本公演が10月の高知県立美術館で初演を迎え、11月に東京公演の後、 12月28日、29日には大阪のシアタードラマシティで公演される。

映像を担当する高谷氏は昨年は坂本龍一のオペラ「LIFE」においても映像監督としてすばらしい作品を創作している。

また、11月下旬に古橋氏の遺稿、インタビューなどをまとめた「メモランダム 古橋悌二」がリトル・モアより刊行されました。早速購入して読んでみましたが、 死と隣り合わせに生きるということの逃れられない運命について。。。自分自身におきかえて想像してみると、やはりとてもつらく重いことです。

非常に、日本では稀有な、独自性の強いパフォーマンス集団だと感じています。
アヴァンギャルドゆえに、「好き/嫌い」「分かる/分からない」は一般の人が見れば意見を二分してしまうかもしれないが、芸術性の完成度は高い。

ダムタイプ公式ホームページはこちら>>> http://dt.ntticc.or.jp/



■ NAM通信 Vol.11 [ 2000/11/15:ポッキーもあなどれない] ■

グリコの「ムースポッキー」が関東地区で発売されて1年経つが、いまだ中部、近畿地方では売られていない。 本当は、今年の秋には中部、近畿地方でも発売される予定であったのだが、あまりの売れ行き好調な為に、 生産設備を増設してのフル稼働増産体制をとっても、需要過剰で供給が間に合わない現状なのだそう。 そんな話を新聞で見て、ダンナに話すと、ダンナの会社の関東地域へ出向中の人にこちらへ戻ってくる時に お土産で買ってきてもらった。

うーん。確かにムースチョコ独特のほわぁーというなんともいえない口溶け感で美味しい。 元々は、明治の「フラン」がOLや学生に人気が爆発して、それに続けとばかりにグリコが定番の「ポッキー」の チョコをムースにして、芯をココア生地に変えて売り出したのであった。
そんなことなので、はっきりいってほとんど「フラン」と変わりはない。 一箱に3袋入っているということも変わらない。 ちなみに、「フラン」は一袋に5本。ムースポッキーは1袋に6本入っているが、 芯の太さが「フラン」は直径7ミリほど。ムースポッキーは直径5ミリほどなので、総重量としては大差なしといったところか。 (一袋当たりの総カロリーも大差なかった。)
で、味のほうは、「ムースポッキー」は芯が細くて固め(若干カリッ、コリッ)、「フラン」は芯が太くて「ポッキー」よりは柔らかめ(サクッ、サクッ)な感じ。 味は、交互に食べてもそんなに大差なしなんだなぁーこれが。
ちなみに「フラン」は森いちご味を出していて、一部地域限定商品であるが、これは近畿地方では発売している。

ポッキーの巨大版「ジャイアントポッキー」は、地域限定の「夕張メロン味」や 「神戸ワイン味」などある こういった地域限定お菓子は定着したようである。 ちなみに「ポッキー」以外で、新大阪駅で買えるものは、「宇治抹茶味のクリームコロン」 「たこ焼きプリッツ」などです。 で、このジャイアント版地域限定お菓子は当初OLをターゲットに売り出した そうなのですが、結局、出張や帰省のお土産として定着しつつあるようです。 出張したビジネスマンが内勤のOLにお土産として買って帰るので、結局はターゲットのOLの口におさまるのではあるが。

で、今度は 21世紀を迎える記念として、11/28から全国で『ジャイ アントレインボーポッキー』が発売されるようです。 レインボーという名前が示す通り、チョコ、ストロベリー、オレンジ、カスタード、 ブルーベリー、サイダー、抹茶の7色7味。1箱 21本入り、1000円。来年 3月末迄の限定発売だそうです。 (ちなみに私はグリコのまわしものではありません。)



■ NAM通信 Vol.10 [ 2000/11/01:通販大好き生活 ] ■

妊娠してからすっかりハマってしまった通信販売。
というのも、妊娠中は仕事をしばらく続けていたのもあって、 マタニティ用品を買いに行く暇もなく、ついでにマタニティ用品を買い歩く自分自身っていうのが ちょっと気恥ずかしい感じもして、 自宅でじっくり眺めて決められる通信販売でマタニティと新生児用品を買うことにしたのである。 で、主によく利用したのが「エンジェリーベ」。その後出産して「アピ・ド・フルール」というちょっとお洒落な内祝い専門の通販。 そうなんです、内祝い専門の通販って存在しているのですよ世の中には。 それも至れり尽くせりで、生まれた赤ちゃんの写真を注文用紙と一緒に送ると先様へ写真付きカードを 同封してもらえたりするのです。内祝いを送るタイミングっていうのが、産後1ヶ月くらい たったころなので長時間外出がほどんどできない新米お母さん達のニーズが多いのではないかと推察 するのであった。

そしてトキオが生まれてからは、すっかり子供服の通販にはまりました。
海外通販はもちろんなのですが。(「ハナ・アンダーソン」とか)

特にお薦めが「combi mini」なのです。

ファッションデザイナーのヒガキョウコさんが手がけているのです。 なので、デザインも可愛くて、それでいて値段もなかなかリーズナブルで (特別セットものなどはさらにリーズナブルな価格です。)、ついでに品質も良いのです。 子供用品を手がけてきているCOMBIなので大満足。 靴にしてもCOMBIが作っているという信用もあって、 実物見ないままに通販であっても安心して買ってしまいます。
あとは、「赤ちゃん本舗」の通販も店舗値段のため市価より安く買えるのでついつい買ってしまいます。

独身のころは「ウィリアムズ・ソノマ」の通販(以前(5−6年前)はソノマの通販ってあったのですよ!)など、 お洒落な雑貨の通販には凝っていたけれど、 今はすっかり子供関係のものばかり揃えています。



■ NAM通信 Vol.9 [ 臨時告知号:ついにHPを公開] ■

今年の5月からとりかかって、自宅で作ってきたホームページをついに公開 しようと決めました。
このまま、ずっと家で作りつづけていても、完成度にはそう変わりはないように 思えてきたからでもある。もっと、色々デザインなどもやってみたいのでは あるが、おいおい少しずつ改善していこうと思います。
しかし、写真は必ず入れるので、スキャナーが我が家にやってくる日まで お待ちください。(もしかすると、デジカメが突如やってくるかもしれませんが)

ほとんど、自己吐露のようなホームページなので、今後どうなることかは 本人もまだ予測できていません。 ただ、最近は自分史を書く人が増えてきているそうなので、自分史のようなもの。。 という感じでしょうか。

素敵な未来が開けることを祈って、目標に向かって努力しつづけるための 私から私自身へのエールを贈るためのものとして、このサイトを継続していきたいと思います。



■ NAM通信 Vol.8 [ 2000/10/15:BRUTUS ] ■

BRUTUSの11月1日号のタイトルが思わせぶりで、「安藤忠雄があなたの家を 建ててくれます。」というものなのです。
内容は安藤含めて10人の建築家が建主を紙上で募集するというもの。 所有している土地がなければ話にならないのですが。 毎週土曜日の「建物探訪」をかかさず見ている(ついでにビデオに録画している)者として、 安藤忠雄ファンとしても、いいなぁーとため息つきながら雑誌をめくるのであった。
そういう夢って、色々と想像しているだけでも楽しいひとときを過ごせるものです。

今は、眺めているだけで幸せです。



■ NAM通信 Vol.7 [ 200010/01:i-mode事件 ] ■

さて、巷で騒がれたNTTドコモのi-mode。その生みの親と称されている 松永真理さんの著書「i-mode事件」を買って読みました。 やはり、運と人脈と努力があって人は偉大な業績を残すのだと再確認。 人脈ってやっぱり大切なものです。
松永さんご本人はいたってアナログ人間だそうだが、彼女をNTTドコモの 新規プロジェクトに推薦した人の人選もよかったのであろうし、色々な 人間の要素がうまくかみ合って成り立ったプロジェクトであったような気がした。

人をひきつける魅力をもっていて、そして前向きに努力する人であれば おのずと人の輪もできるのであろう。



■ NAM通信 Vol.6 [ 2000/09/15:資格武装 ] ■

今年は、来春の再就職に向けて、資格武装をしようと考えている。

一応、MOUSエクセルとパワーポイント上級試験と初級システムアドミニストレーターの 試験を10月に受ける予定。
ということで、色々な資格情報のHPをウロウロと見て回る日々が続く。 そして、資格マニアのような人々が世の中にはたくさんいるのだということも、 知ったのである。 そんなにたくさん資格ばっかりとってどうすんの?と突っ込みたくなるくらいの 人が世の中にはいるのですね。しかし、それも一つの趣味、生きがい、 モチベーションなのでしょう。

私自身は元々、資格よりも実務重視の考えなのであるが、小さい子持ちで残業できないという 現状の私を考えるとやはり客観的評価となる資格/免許をもっていたほうが 再就職もしやすいであろうと考えた結果である。

実務翻訳の勉強をして5年後くらいには在宅で仕事ができるくらいに なっているようにがんばろうと思うのである。



■ NAM通信 Vol.5 [ 2000/09/01:CAFE BOOK ] ■

ミーツ・リージョナルの8月号増刊「京阪神 Cafe book」は 京阪神のイケてるカフェを特集/完全ガイドしている。 わたしはカフェがとても好きであるが、ここ最近は本当にカフェが増えた。流行のようになっている のがちょっと気にいらない面ではある。 欧米風になりつつあるのか?

私はパリのカフェが大好きで、オープンテラスでカフェノワールを1杯飲んでいて 本を読んでゆったりした時間を過ごせることが幸せだと感じた。 それまで、日本の喫茶店って、ビジネスマンの時間つぶしや、おば様たちの 井戸端会議だったり、なんだか落ち着ける雰囲気ではなかったし、決しておしゃれでは なかったのであるが、ここに来て、日本は喫茶店からカフェ文化へと移行し始めたのか? という感じ。 スターバックスが大流行していて、それはそれでいいのだが、 カフェで過ごすゆったりとした時間や、雰囲気を大切にしたいものである。

ちなみにスターバックスはアメリカ資本。余談だが、4年前に英会話のプライベートレッスン を受け持ってもらっていたアメリカ人の先生が、「スターバックスが日本に上陸したら あっという間に広がるはずだ。ドトールは一気に抜かれる。」と、雑談で話していて、その時はふーん、そうかなぁ、 とくらいで全く気にとめていなかったのである。そして、その予言?通り、現在のスターバックス 人気である。

ジュンク堂書店では、アメリカで流行のソファや椅子や机を置いていて、 ゆったりと立ち読みならぬ座り読みOKになったのはうれしい。 4年前にNYに行ったときに、本屋に椅子がおいてありついでに併設のカフェで お茶しながら置いてある本を読めるというサービスに私は驚いたのだが、 それから数年もしない間にジュンク堂はやってくれた!というのがうれしい。



■ NAM通信 Vol.4 [ 2000/08/15:ダイエット ] ■

出産を機に15キロ太ってしまい、どうにか痩せなければと思いながらも トキオを産んで1年経とうとしている。しかし、駄目だ。私の美意識が太った自分を許せない。 ということで、絶対に元の体重に戻してやる!というダイエット大作戦を実家の父&母を 巻き込んで決行。
年内に10キロ落として、来春までには体重を元に戻す予定。

色々なダイエット本を立ち読みした結果、やはり日々の摂取カロリーのチェックと、 痩せやすい体質を作るために、有酸素運動で脂肪を燃焼して筋肉をつけて日々の基礎代謝を 高めることがダイエットの王道のようである。 食事制限もカロリーを減らすだけでなく、食事の質を高めてカロリーは減らす努力を しないといけないのです。糖分と脂肪分は減らしても、良質のタンパク質は摂取しないと 体脂肪はおちないのです。
よって、食事のカロリー計算と日々の有酸素運動で、なんとか体脂肪率も落として、 健康的なダイエットに励むのであった。

そう、私は健康ダイエットおたくと化している今日このごろである。 年内でかなりスッキリするはず!



■ NAM通信 Vol.3 [ 2000/08/01 :チーズとワイン] ■

我が家の定番マイ・ブーム

国内の某牧場で作られたモッツアレラ・チーズと生ハム。 トマトとバジル(植木鉢に植えられたものをその場で手でつむフレッシュなもの)のサラダ。 それに焼き立てのバケット。(近くの神戸屋にて購入)

モッツアレラは水牛のお乳から作られたものが定番なのだが、その牧場で乳牛から作られた モッツアレラは水牛と同じくらいおいしいのだ。市販されている乳牛のモッツアレラはどうも 固い。プリンとしすぎている。しかし、我が家のお気に入りのモッツアレラは プワプワで柔らかく、口当たりも水牛とかわらないくらいなのである。 こじんまりとされている牧場で、これ以上手をひろげるつもりもなく、 また手をひろげる余裕もないとのことなので、名前はご紹介せずにおきます。

美味しいチーズには、イタリア産の赤ワイン(フルボディ)のものがあれば、 それだけでもう至福の一時である。
ワインは1本1000円前後の安いものでも十分。
イタリアのキャンティか、フランスや南米のカルベネ・ソーヴィニヨン種のものが、 私のお気に入り。



■ NAM通信 Vol.2 [ 2000/07/15:スカパー ] ■

ついにスカパーが我が家に登場。
ただいま、仮登録中なので、色んなチャンネルが視聴できるのだが、 やはり英語の勉強ができるのがいい。GLCという英語勉強チャンネルが色々とわかりやすい 英語学習用の番組を放送していて、もっぱらCNN、BBCニュースに耳がついていかなく なっている私の耳によい刺激となる。
初級、中級程度の内容であるが、このくらいのレベルの語彙などは、とにかく丸暗記するくらい 習得しておくべきものなので、耳に邪魔にならずに、聞こえ続けるのにはちょうどいい。 数ヶ月して耳が慣れてきて、2年前くらいの英語ビンビン耳に入ってきた頃に戻ったら、CNNとBBCを 聞き続けようと思う。

あとは、やはり映画チャンネルと音楽チャンネルである。

問題は、録画したものを見る時間を作り出すことである。
ビデオだけがたまっていってしまう。うれしい悲鳴のような。



■ NAM通信 Vol.1 [ 2000/07/01:X-File ] ■

遅れ馳せながら、「X File, The Movie」をみた。 結婚して出産してからようやく「ツインピークス」「Xファイル」を見ることになった。
「ツインピークス」はイギリス遊学中にちょうどテレビ放映していて、同居人が 毎週ヒィヒィいいながら見ているので、そんなに面白いのか?と思いながらも 私は部屋にこもって勉強に励んでいた記憶がある。 私はもっぱら「Mr.ビーン」を見ていたために、同居人から「英語の勉強にならないじゃん!」と 笑われた。(*注:同居人はネイティブのイギリス人なのでもちろん英語で言われたのです。)

そんなことは、さておき。 「Xファイル」について。テレビでゴールデンタイムの夜8時に放映がはじまったときは まったく見向きもせず。単なる異星人ものっていう程度にしか思っていなかった。 見てみると、結構はまる。

何よりもスカリーが良い。知的であり、理論的である。 彼女の科学的な視線があるからこそ、より一層このノンフィクション、カルトチックな このドラマが引き締まっているのだと思う。 それに、美人である。初期のころは、ちょっとムチッとして垢抜けていないけれど、 Part4あたりから、痩せて垢抜けてキレイになった。と、感じる。 今では、Part7までビデオレンタルが開始されているようである。 スカリーもモルダーも不死身なのか?と思うくらいの生命力の強さである。 食わず嫌いせずに、ちょっと見てみて。。。(食わず嫌いだったのは私自身だったって。。)



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