接触編3 「電車は2人の男を乗せて」 |
当日早朝。 目覚ましの音で起きてから、顔を洗って、いつものように頭覚ましの「スーパーロボット大戦IMAPCT」をプレイ。 その後「もうこれ以上ウダウダすると間に合わない」もしくは「ギリギリでアウト?」な時間になってようやくズボンだけ着替えてつっかけ履いて家を出た。およそこんだけだらしない格好で旅行に行くやつも少ないと思う。 ※上は証拠写真。このつっかけで日々をすごしている。ていうかフツーの靴を持ってない。
合流は比較的スムーズにいけた。 朝飯を喫茶店ですまし、携帯でホテルに連絡を入れる。 「部屋を予約したいんですけど」 「何日でしょうか?」 「今日ス」 ちょっとというかかなり急な予約だったが、OKということだったので、キモチが萎えないうちに速攻で特急券を買う。 こうして新宿を出発。 清瀬が「なんだかさぁ、年甲斐もなくワクワクするよな」と言う。 正直、これだけ顔をあわせている男2人でワクワク旅行も無いもんだ。つーかキモイって。・・・などと思いつつも、人間、いつもと違うことをするというのは心が若くなるというか、実際に妙な高揚感とか期待感のようなものがあったのは確かだ。 そう実感すると、近年まれにみるほどヤル気が出てきて、はしゃぎたくなってしまった。 「ようし、じゃあパパ今日ははりきってキオスクでウーロン茶買っちゃうぞー!(爆)」 「あ、おれもおれもー!(核爆)」
電車にのって小一時間すると、清瀬が猛烈に乗り物酔いを起こし、便所にこもりっきりになった。 しかもたまに座席に帰ってくると、 「おまえは気楽でいいよな!俺はこんなに苦しいのにさ!こんなに苦しいっていうのにさ! つーかそこ!そこで弁当食ってるビジネスマン!さっきから携帯うるせぇんだよ! おまえが苦しめ!むしろ死ね! だいたいなんだよ(爆)っての!(核爆)とか!意味わかんねーぞゴルァアアアアッ!」 と凶暴な目で四方八方をにらみつけるので、最初の頃のワクワク遠足気分は3万光年ほど彼方へとふっとんでしまった。 ※真顔の清瀬。カメラを向けてもピクリとも笑わない。 なお、この画像はブラクラではありません。 不快になられた場合の苦情は椅子村伸也ではなく清瀬薫まで。
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