PIC12F509 2005/01/17

HS HOMEでは、キット基盤及び、完成基盤を希望者へ少数ですが販売してまいりました。
購入された方々から、熱心な報告や完成品に対するお誉めの言葉を戴き、
この場を借りましてお礼申し上げます。
  HS_SW-1 
 (12C509A. 12F509/629/675. 16F84A. 16F819.対応)

 

 書き込み
 以前より、個人的に待ち焦がれていました「12F509」が販売され、
早速入手、書き込み及び、消去の試験をしました。
 書き込みソフトは、
IC-Prog1.05C にて、デバイスを「12C509 または、12C509A」の指定で
書き込む事が出来ました。ROCのホームページ でIC-Prog1.05C日本語パッチを作成され
公開してますので、ご利用することをお薦めします。

 書き込み時間は、私のPC環境で12C509A と比較しますと数倍時間がかかります。
連続5回程の書き込み、消去、再書き込みを繰り返しましたが失敗もなく、
12C509A よりも、安定した書き込みが出来ている様に思います。

 デバイスの消去
IC-Prog1.05C にて、デバイスを「16F84A (他の可能デバイスもあります)」を指定し 
消去アイコンをクリックする事で簡単に消去出来ます。
その際、
内蔵オシレータ校正値を消去してしまいます。
これは、正規な消去方でないため、ROMに書き込んである全てを消去してしまうのだど思います。

必ず!、最初に読み出して、メモをしとくか、読み出したついでに、
「ファイル⇒名前を付けて保存」で保存をしておきます。

 
内蔵オシレータ校正値の書き込み

消去を行った後、
デバイスを12C509Aに変更し、読み込んだ後、消去されている事を確認します。
次に最初に読み出したオシレータ校正値書き込みます。
手順として、
メモした場合は、最下部をアドレスの編集で変更した後、
全てを書き込んで下さい。
また、保存した場合は、保存ファイルを開き、最下部に
最初に読み出したオシレータ校正値の表示を確認した後、
全てを書き込んで下さい。

 
RCDライタなど独自回路を公開しています FENG3のホームページ に於いて、
書き込みソフト WinPic を使用した消去方が詳しく解説されています。
PICライターに興味のある方は是非訪れてみましょう。

 (WinPic日本語版を作成され公開してますので、ご利用することをお薦めします。)

12C509Aとの互換性
  気になる互換性ですが、すぐ試す事の出来るゲームチップを試しました。
今まで幾度となく失敗した IntRC で書き込みを行うファイル4種類程の、
書き込み、消去を繰り返し、実際に取付て起動してみました。

結果は正常に作動しました。

 12C509Aとの互換性をもったフラッシュROM (プログラム全てではありません)
 を心待ちにしていた人は多いと思います。
ほんの少しばかりの検証ですが、かなり高い互換性があるように思いました。

 ワンタイムROMのために書き込みをためらっていた方は、
思いっきり楽しめるのではないでしょうか。

注意:!
尚、
以上を参考に試した事により発生したすべての損傷及び、すべての損害は
HS HOMEアニーは一切負えません。
すべて、個人の責任で、個人でのみ、お試し下さい。


今回、12F509 への書き込み及び、消去に対して行った事は、
私のPC環境での結果にすぎません事を、
ご了承下さい。
また、12F509 への書き込み及び、消去に
よる不具合も今後必ずあると思います。

この記事を公開するにあたり参考にさせて戴きましたサイトです。
惜しげない努力の成果を公開してます FENG3のホームページ です。
これからも是非頑張って戴きたいサイトです。


HS HOME アニー