PIC12F629/675 に対応 2004/04/12
2004/04/21
新Bypass方式。12F629/675対応。
2004/04/18
バンド幅方式。12F629/675対応 HS_SW-1 (12C509A. 16F84A. 16F819.対応)
HS
HOMEでは、キット基盤及び、完成基盤を希望者へ少数ですが販売してまいりました。
購入された方々から、熱心な報告や完成品に対するお誉めの言葉を戴き、
この場を借りましてお礼申し上げます。
再配布
PIC_HS-2 は、新Bypass
方式で安定書き込み出来る様になりました。
簡単な改造で 12F629/675
の書き込み不具合を、略、対応可能となりました。
ここで HS HOME より
PIC_HS-2
を購入された皆様に
(キット及び完成品に限り)
「ジャンパーピンとリード線、取付説明書」を無料で配布いたします。
2004/05/04
※
最初に配布を行った方も対応しますので、ご連絡下さい。
配布
PIC_HS-2
は簡単な改造で 12F629/675 の書き込み不具合を、
完全ではありませんが対応可能となりました。
ここで HS HOME より PIC_HS-2
を購入された皆様に
(キット及び完成品に限り)
「ジャンパーピンと取付説明書」を無料で配布いたします。
2004/04/12
配布希望の方は、メールにて対応いたしますので、お気軽にお問い合わせ下さい。
※ ジャンパーピンと取付説明書を送るための封筒を、こちらへ送って下さい。
(送り先を記入した封筒。郵便切手を貼ったもの。)
穴あけ作業2ヶ所(1mm)とハンダ付け4ヶ所です。
2004/04/12
再配布の改造写真
PIC_HS-2 は、全てにおいて安定書き込み出来る様になりました。
簡単な改造で 12F629/675
の書き込み不具合を、略、対応可能となります。
※
上の写真を参考に改造された方は元に戻した後、改造作業をして下さい。
穴あけ作業2ヶ所(1mm)とリード線ハンダ付け4ヶ所です。2004/05/04
書き込み不具合
PIC 12F629/675の、8ピンフラッシュタイプへの書き込みに於いて、
プログラムによっては、書き込みも、消去も全く出来なくなります。
この問題の解決方は、各サイトに於いて独自に考案をしています。
その中でも JDMプログラマで12F629/675に再書き込みできない問題
として、
FENG3さんが、努力の成果を詳しく解説されています。
PICライターに興味のある方は是非訪れてみましょう。
HS HOMEからの対応策
以下に記述する事柄は、HS
HOME管理人アニーの
独断と偏見によりなし得た事ですので、間違った解釈や説明、
いい加減な言葉もある事と思います。 (笑い。
しかし、実際に行った過程なので、これからJDMプログラマーを作って見ようと考えている方へは、
一つの方法として。
また、PIC_HS-2 を末永くお使いいただける様にと、公開した次第です。
JDMプログラマーだけで、
PIC 12F629/675の、8ピンフラッシュタイプへの
書き込み及び、消去ができない問題を解消する事ができる?
JDM基本回路を基に、補足回路を加える方法で良い結果が得られる様です。
しかし、電子工作未熟者のアニーの力では回路の考案など、
モッテノホカのコンコンチキ!!です。
そこで、出来れば、この基本回路だけで部品の追加もなく、しかも簡単に12F629/675へ
書き込み及び消去が出来ない物かと思っていました。(考えるだけ無駄なのか。)
そこへ今年の正月です。ちょっと一杯飲みながら、 (腹一杯でしょうか。笑い
私の制作したテスト基盤(PIC_HS-2)を基に、簡単に解消できる方法はないものかと
基盤とにらめっこ、
以下はテスト基盤 PIC_HS-2
です。
このテスト基盤は、部品の選別を行う上で大変お世話になった、小さな宝です。
そこで基盤上のLEDの変化で気がついた事があったのです。
「バージンIC 」をソケットに挿した時は電源LEDが暗い、一度消去したICも電源LEDが暗い」
これに対し、書き込みエラー (0000h) で失敗した IC
は明るく点灯します。(基本回路では。)
これは、バージンICに書かれているオシレータ校正値が書き込んである
IC、そうでない IC に
関係なく電源LEDが明るく点灯します。(すべてのプログラムが適応するとは限りません。)
※
プログラムに対して、一度消去できたICは、私がテストした限りではJDM基本回路で
問題なく読み書きができました。
バージンIC は電源LEDが必ず暗くなる。
って事は、電源が IC
に食われている時は書き込み可能? (頭が痛くなるアニーさんでした。
そこで、書き込みに必要な電源13Vを、書き込む前に食わせては?と思い実行しました。が、
上手くいきませんでした。
MCLRから、規定電圧13Vを直接落とす「
Bypass
方式 」と考えたのですが?
※ Bypass
方式 = 一時的不具合を、避けて通る直行回路。 (チョット、カッコイイね!
テスターでは、13V OK なのですがねぇ・・・・・・
その後も試行錯誤を繰り返しましたが、ダ〜メダコリャ!でした。
ところが2月に入って、同じ事を何気なく行ったところ、書き込み消去、共に出来たのです。(うは!)
※
低電圧のノートPCでも可能なのでは・・・?しかし、持ってないので試せません。
教訓、酒は程々に!。「飲んだらヤルナ、ヤルナラ飲むな」ですかな。
( 正月の実験、配線ミス?てか!笑。)
しかし、この方法が何処まで信用、信頼出来るのか?が問題です。
※ 12F629/675への書き込み不具合を、JDM基本回路を基に(基本回路だけで)回避、
できる方法として、色々とサイト検索しましたが、
確答するサイトが無いようです。
そこで、何故かやる気が出てきましたですね。
しかし、仕事を終えて合間を使っての作業ですので、なかなか思う様にはいかないものです。
故障しては困るメインPCを使用して、
思いつくままに試験してみる事にしました。
(※ 所有のPIC 12F629/ 12F675/ 16F84A/ 16F819 を使用)
そこでまず、配線の取り回しによる不具合を無くすために、
PIC_HS-2の配線パターンを修正し、テスト基盤「 HS_SW-1
」を制作しました。
12F629/675 の書き込み消去用タクトスイッチを「
Bypass 」間に取付けました。
タクトスイッチを押さなければJDM基本回路としての仕様となり、
12C509A などへの書き込みに於いて失敗を防げると思います。
以下が回路図です。2004/04/12
HS_SW - 1 基板部品表 一基分 |
|||
記号 | 部品名 | 品名 | 数量 |
Q1, 2 | トランジスタ | 2SC1815 | 2 |
Power LED | 3mm径 | 10mA.LED | 1 |
Access LED | 3mm径 | 10mA.LED | 1 |
D2 | ツェナーダイオード | Hz5C-1__5.1V | 1 |
D6 | ツェナーダイオード | Hz9A-2__8.2V | 1 |
D3,4,5,7 | ダイオード | 1S2076A | 4 |
R1 | カラー抵抗1/4w | 5.1kΩ | 1 |
R2 | カラー抵抗1/4w | 1.5kΩ | 2 |
R3 | カラー抵抗1/4w | 10kΩ | 1 |
R4 | カラー抵抗1/4w | 1.5kΩ | 1 |
C2 | 電解コンデンサ | 100uF35V | 1 |
C3 | 電解コンデンサ | 22uF16V | 1 |
平ピンIC ソケット | DIP18ピン | 1 | |
基盤用接続コネクタ | L型D-SUB9Pメス | 1 | |
Bypass SW | スイッチ | 基盤用タクトスイッチ | 1 |
コネクタ取付ネジ | 3mmX10mm |
2セット |
以下がテスト基盤 HS_SW-1 です。
今回は、時間と暇が無い上に、部品の買い出し、基盤とにらめっこしてはテストの繰り返しで
2ヶ月ちょっとかかりました。
テスト基盤 HS_SW-1を使用して、所有してます各 IC をセットし、
スイッチONで約1時間の接続後、各部品の発熱及び、破損がない事を確認しました。
また、書き込み消去に於いて私なりにテストしましたが、致命的なエラーは、出ませんでした。
唯一消去で失敗した事が有り、
これは、プログラムの内容によって、起きた様です。
この様な事態では、IC-Prog の Buffer
を切り換えて消去を試すか、
ライターを取り外しコンデンサー内の電源を吐き出す事で回避できます。
(HS_SW-1 では、ライターを取り外しスイッチを2〜3秒入れる事で回避できます。)
尚、私の所有してますフラッシュタイプのROMに対して、壊れるのを覚悟の上で
スイッチを適当にオン、オフさせながら、書き込みまたは消去に於いても不具合は出ませんでした。
真似をしない様に。真似をして壊れても責任もてませんので悪しからず!
※ 12F629/675は、内蔵オシレータ校正値を一度消去してしまうと読み出せなくなります。
最初に読み出してメモしておきましょう。
注意: !
12C509A の書き込みは、JDM基本回路を使用します。
HS_SW-1 完成写真
以上の事から
JDM基本回路を基に簡単な改造で
12F629/675 への書き込み及び、消去が可能になります。
MCLR と、コンデンサー100uF
プラス側間を繋ぐだけです。
正常に12F629/675
への書き込み及び、消去が行えたなら、
基本回路に戻すための
ジャンパーピンまたは、スイッチを取付ておくと便利でしょう。
(ワンタイムROM への書き込み)
もし、JDMプログラマーを自作した方で 12F629/675
への書き込みで困っていた方は、
試してみては如何でしょうか。
Bypass 方式には必要以上に注意を払ってお試し下さい。
尚、12F629/675
の消去出来ない不具合としてJDM基本回路で、
3番と、4番ピンを+ドライバー等でショートさせ、
ソフト上の消去を実行することで絶対ではありませんが、
回避できる事もありました。(ちょっとしたタイミングが必要です。
(※ この方法は、あまりお薦めできませんが、消去できます。)
※
追記 2004/04/18
以上に関して、ご意見、ご感想など、掲示板へ
バンド幅方式
Bypass
方式は、トランジスタのバンド幅で安定する。
Bypass
方式は、トランジスタ Q1、Q2のバンド幅に差をつけることで、
書き込み、読み込み、消去、全てにおいて安定することが解りました。
方法として、Q1を「低周波」の物。Q2を「高周波」の物にします。
差幅として、「500〜600fT」以上あることが良いでしょう。
Q1、Q2のバンド幅に差をつける事で、なぜ良い結果がでるかは、
未熟な私には解りませんが、Q1、Q2、のバンド幅(fT:MHz)による
スイッチング作用が異なる事で良い結果が得られたのでは??と、勝手に判断してます。
トランジスタのバンド幅方式は全てに対応できるとは限りません。
しかし、完全ではありませんが、かなり高い効果が得られます。(確認済です。)
追記 2004/04/21
新Bypass
方式。12F629/675対応。
トランジスタのバンド幅方式で、ほぼ完璧な書き込み消去を実現できると思います。
しかし、自作される方々の配線の取り回し、またはトランジスタの種類により
成功した、上手くいかなかった等、必ずあると思います。
PIC_HS2 の簡単な改造も
必ず一回で成功するとは限りません。
(バンド幅方式では、まず失敗はありません。)
バンド幅方式と同時に、もう一つの回避方法がありましたが、検証がまにあわず
遅れての追記となりました。
「新Bypass
方式」としましたが、まぎれもないショート方式です。
以下が回路図です。2004/04/21
以上の方法で、所有してます IC
を行える限りテストしました。
その結果ですが、試した限りでは略、対応できる事と思います。
この方法は、画期的な発見なのではないか??と思います。
しかし、プロの目が見たら、「なんなんだこれは、いい加減にしろ」などと
怒られてしまいそうです。
ですが私なりに真剣に考え、テストをした結果を基に、公開しました。
(けっして冗談ではありません。真実です。)
また、新Bypass 方式の書き込みに於いて、故意に代用オシレータ校正値を書き込まない限り、
内蔵オシレータ校正値は消える事はありません。(テストした限りでは。)
私に考案できればいいな〜と思っていた事が、正に実現できたと思っています。(やったね,!!)
電源の切り換え、供給、タイミング、全てが上手い具合にリセットできなければ
書き込めない状況のなか、正に適格、適合したのだと思います。
以上の回路を基に、すべてのプログラム、すべての
PC、で成功するとは限りません。
JDMプログラマーを自作した方で 12F629/675
への書き込みで困っていた方は、
試してみては如何でしょうか。
新Bypass 方式には必要以上に注意を払ってお試し下さい。
注意:!
尚、試した事により発生したすべての損傷及び、すべての損害は
HS HOMEアニーは一切負えません。
すべて、個人の責任で、個人でのみ、お試し下さい。
今回、JDM回路を考えた事で本質的な事を、初心者なりに少し理解出来た様な気がします。
また、考案した Bypass 方式による不具合も今後必ずあると思います。
しかし、誰もが気軽に低予算でこんなに楽しめるなんて素晴らしきかなJDMではないでしょうか。
この記事を公開するにあたり参考にさせて戴きましたサイトです。
惜しげない努力の成果を公開してます FENG3のホームページ
です。
これからも是非頑張って戴きたいサイトです。
HS HOME アニー
ご記入して下されば嬉しく思います。
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