NPO法人自然塾寺子屋
群馬産ブルーベリーを使った オリジナル料理&スイーツコンテスト
● 最終実技審査結果発表
 8月26日富岡市生涯学習センターにおきまして、最終実技審査が行われました。厳正な審査の結果、以下のように受賞されました。

最優秀賞   石田 愛さん(高1) 作品名 「パリットベリー」
<材料>(5人分)
春巻きの皮 13枚
ブルーベリージャム 約25g
あんこ 約25g
水とき片栗粉(接着用) 50cc
揚げ油 適量
<レシピ>
1、春巻きの皮を半分にする。
2、ブルーベリージャムをぬる。
3、あんこを2の上に棒状にのせる。
4、はしからクルクルと巻く。
5、油で揚げる。
◆応募者が語った作品のおすすめポイント
 ・和・洋・中のコラボレーション
 ・パリッとした食感
◆審査員講評
<神本審査員>商品として出せるなぁという声もあがっていました。揚げ物ということで、重いかな?と思っていましたが涼しげでシンプルなのに楽しめました。この作品からあんことの相性に驚きました。
<大手審査員>和・洋・中を合わせたオリジナリティがとてもすばらしかったです。
<山口審査員>ブルーベリーをふんだんに使ってあり工夫が感じられました。

JA甘楽富岡賞   金子美早紀さん(小3) 作品名 「プチパイ」
<材料>(5人分)
パイシート 1枚半
生クリーム 50cc
ブルーベリージャム 30g
<レシピ>
1、パイシートの型を抜く。
2、オーブンを210℃6分に合わせて予熱する。
3、オーブンで焼く。その後190度7分でもう一度焼く。
4、冷やした生クリームとジャムを合わせクリームをパイの中に入れる。
◆応募者が語った作品のおすすめポイント
 ・一口で食べられる。
 ・生クリームとブルーベリージャムを混ぜ合わせるとすぐ固まる。
◆審査員講評
<神本審査員>ブルーベリーの色とパイの色にミントがきれいでした。一口サイズで食べやすく、一粒のフレッシュベリーと合っていました。パイを使うとき、バターが溶けてふくらみづらくなるのですが、きちんとふくらんでよかったです。
<大手審査員>一口サイズで、小さくてかわいかったです。
<山口審査員>色どりが多様に感じました。

富岡実業高校賞   竹井成実さん(中1) 作品名 「とろ〜りブルーベリーチーズ」
<材料>(5人分)
ブルーベリー 30〜40粒
ミックスチーズ 500g
パプリカ 2個
<レシピ>
1、パプリカを輪切り(5ミリ厚)にする。
2、皿にクッキングシートを敷き、1を並べてチーズを入れる。その上にブルーベリーを3〜4粒のせる。
3、レンジ(700W2分くらい)でチンし、チーズが溶けたらできあがり。
◆応募者が語った作品のおすすめポイント
 ・ブルーベリーの酸味、甘味とチーズの味わいがマッチ。簡単に作れて、栄養満点。おやつやおつまみにグッド。
◆審査員講評
<神本審査員>あっという間にできてびっくりしました。パプリカの味が強いので、もう少しベリーを多くか、パプリカをうすくすると良いかと思いました。今日はペーパーでしたが、手で食べられるようクラッカーなども合うと思いました。
<大手審査員>意外の組み合わせがすごかった。

富岡市ブルーベリー生産組合賞 高橋由佳さん(小6) 「ブルーベリーホットケーキ」
<材料>(5人分)
ホットケーキミックス 200g
ブルーベリージャム 100g
たまご 1こ
ブルーベリー(かざり) 好きな量
生クリーム(かざり) 好きな量
<レシピ>
1、ボウルにホットケーキミックス・ブルーベリージャム・たまご、牛乳を入れて混ぜます。
2、できた生地を油をしいたフライパンに流し込みます。ふたをして中火で2〜3分焼き、弱火で7〜10分焼きます。ひっくり返して2〜3分焼いてできあがりです。
◆応募者が語った作品のおすすめポイント
 ・おじいちゃんちのゆうきさいばいのブルーベリーをたくさん使ってジャムを作りました。
◆審査員講評
<神本審査員>ブルーベリーを生地に混ぜると火にかけた時色が変わってしまいます。それを防ぐため、レモン汁を入れたりすると色止めになるので、今度ためしてみてください。ジャムを入れたことですが、実も入れると食べたとき面白いと思います。デコレーションがかわいらしくできていました。
<大手審査員>ブルーベリーが生地で生かされててよかったです。

<山口審査員>生地等の細部にも工夫があった。

自然塾寺子屋賞   田嶌瑠莉さん(中3) 作品名 「ブルーベリーのだんだん畑♪」
<材料>(5人分)
Aブルーベリーなし生地(小麦粉100g、卵1個、溶かしバター10g、砂糖2g、牛乳200cc)
Bブルーベリー入り生地(小麦粉100g、卵1個、溶かしバター10g、砂糖2g、牛乳160cc、ブルーベリー50g、レモン汁小1/2)
生クリーム 400g
砂糖 大さじ2
ソース(ブルーベリー 100g、砂糖 15g、レモン汁 小さじ1)
<レシピ>
1、A・Bともに小麦粉はふるって、ボールに入れる。
2、Bのブルーベリーをつぶして、鍋に入れ、火を通して色を出し、冷めたらレモン汁を加える。
3、A・Bの小麦粉に卵・砂糖・牛乳を加え、なめらかになるまで泡立て器で混ぜ合わせ、溶かしバターを入れ混ぜ合わせ、なじませてからラップをかけて、30分ほど休ませる。(Bのボールはブルーベリーを加える)
4、フライパンを熱し、パターをなじませ、余分な油はペーパーでふき取り、クレープ生地を流しいれやく。(8枚づつくらいは焼けます)焼けた生地はふきんをかけて冷ましておく。
5、ブルーベリーソースをつくる。ブルーベリーに砂糖を加え、さっと煮立たせて、冷ましておく。
6、氷水で冷ましたボールで生クリームを8分立てにする。
7、冷めたクレープ生地に生クリームをぬり、A・Bを順に重ねていく。回りにもクリームをぬり、冷蔵庫で冷やし、落ち着かせる。
8、カットしてブルーベリーソースをかける。
◆応募者が語った作品のおすすめポイント
 ・ブルーベリーをクレープ生地に入れたこと。
 ・ブルーベリーのキレイな色を出すために、一度火を通した実を生地に加えたこと。
◆審査員講評
<神本審査員>生クリーム47%だと少しこってりしてしまうので、38%を使うと良いでしょう。もう少し甘さがあるとよかったと思います。生地にジャムを入れることで断面が楽しめました。
<大手審査員>ケーキみたいな感じでかわいくできたとおもいました。

<山口審査員>だんだん畑のイメージが良く表れているようにおもいます。

レシピの著作権は、すべて特定非営利活動法人自然塾寺子屋に帰属いたします。

● 最終実技審査・審査員
特別審査員 神本真知子 パティシエ
審査員    白石義行   富岡市ブルーベリー生産組合副組合長
審査員    山口悦史   JA甘楽富岡
審査員    大手 彩   富岡実業高校食品科学科3年
審査員    矢島亮一   特定非営利活動法人自然塾寺子屋理事長 

<神本審査員の言葉から>
 今日をとても楽しみにしてきました。私がパティシエになりたてのころ先輩から『お菓子は魔法だ』と言われました。今日は私がみなさんの作品で魔法にかかったようでした。どれも素晴らしい作品でした。


<白石審査員の言葉から>

 応募者のみなさんはブルーベリーが好きでご応募いただいたと思います。ぜひこれからも群馬産のブルーベリーをたくさん食べていただきたいです。私達富岡市ブルーベリー生産組合はブルーベリー生産者として富岡を群馬で一番のブルーベリーの産地にしようとがんばっています。より一層おいしいブルーベリーを生産していきますので、来年6月からの摘み取りの時期にはぜひお越しください。
● 群馬産ブルーベリーを工夫して
 ブルーベリーは目によいという効能が注目されて、消費も生産も拡大しています。その効能のすばらしさと合わせて、群馬産のブルーベリーのおいしさに参加者のみなさんは気づいたのではないでしょうか。この「群馬産ブルーベリーオリジナル料理&スイーツコンテスト」では応募者のみなさんがブルーベリーの食べ方について様々な提案をしてくれました。おしくも最終実技審査まで来れなかった作品も、本当はどれも優劣つけがたいすばらしいものでした。ブルーベリーが大好きな方も、まだ食べたことないという方もぜひこれらのレシピを参考にして料理やスイーツにチャレンジしてください。そして群馬産ブルーベリーのファンになっていただければと思います。
 審査員にはパティシエの神本先生をむかえ、またブルーベリー生産者の方、JAの方、富岡実業高校、富岡市他さまざまな方にご参加・ご協力いただき、素晴らしいコンテストになりました。この場をかりてお礼申し上げます。ありがとうございました。

                                     食育インストラクター 平田朱美
● お問合せ先
〒370-0001 高崎市中尾町975
NPO法人自然塾寺子屋「ブルーベリー料理&スイーツコンテスト」事務局係
TEL:027-362-6572

第1次審査結果発表および最終実技審査要領
群馬産ブルーベリーを使ったオリジナル料理&スイーツコンテスト応募要領
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この事業は群馬県「ぐんまの「食と農」応援事業」補助金により行われました。
ここに記載されているレシピの著作権はすべて特定非営利活動法人自然塾寺子屋に帰属いたします。