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議員インターンシップ参加者の感想
「市議会議員って一体何をしているのだろう?選挙では何を基準に誰を選べばいいのか?選挙って何なのか?地方政治って重要なのか?」
 投票率の低下、若者の政治離れを耳にすることが多くなった今、そんな思いから、私の議員インターンシップは始まりました。
インターン活動中に感じたのは、ひとつは、「市議会議員って、こんなに身近な存在なのだ。」ということです。
三月の定例議会が始まる前の、二月の間、友次議員のもとに寄せられる悩みや相談に対処するために、私は友次議員と共に、児童相談所などに行き、専門の先生に対処の仕方を聞きに行きました。こんなことを議員がしているなんて思いもしませんでした。
また、地域の餅つきイベント、ローズWAM祭りにも参加しました。
その際に友次議員は議員としてではなく、一参加者として、活動していたことが私は嬉しかったです。というのも、友次議員は一言も自分の選挙に関わることを口にせず、選挙目的で参加しているわけでないことが、うかがいしれたからです。私の議員のイメージは、自分の当選のことばかり考えていて、市民より自分の方が偉いと思っている議員でした。
 また、インターン活動中は、ほかの議員にもよく会いました。「人間一人ではできないことも多々ある。
自分の政策を実現し、街をよくするには、市議会議員の間だけでなく、府議会議員、国会議員にまでネットワークをひろげておかなければならない。」という友次議員の言葉に私も納得しました。
さらに、友次議員は民間企業の中でも有数の大企業での経験を市の行政改革に発揮されていました。
その実力には、行政側も舌を巻いておられるほどです。友次議員と共に活動しているときには、民間企業の社会貢献の話を聞き、私たちの質問にも本当に丁寧に楽しく答えてくださりました。
今まで民間企業というものは、社会貢献のことより利益をあげるだけことを考えているものだという、私の固定観念を友次議員と話をして覆すことができました。
茨木市は、自分の住んでいる街に比べ、とても明るい街だなぁと、私は実感し、羨ましく思うことが何度もありました。
さまざまなイベントには、子供から大人まで多くの人が参加し、ローズWAM・茨木中央図書館は平日にもかかわらず利用者がたくさんおり、また環境に優しいゴミ処理施設もあります。
茨木市民は自分の街に本当に参加しているのだなあ、と感じました。
「街のレベルは、その街に住んでいる人のレベル以上にはならない。」という友次議員の言葉がまさに茨木市では生きている、そう私は感じました。
しかし反対に、友次議員に大阪北摂の各市の行財政の状況を解説してもらった際に、私は自分の住む京都について莫大な借金があるということの他はほとんど知識がありませんでした。京都が借金を抱えたままの状態であるという暗い雰囲気はそういう私に責任があるのかもしれないということに、この日、私は気付きました。
自分の街を明るくするには、自分の街をもっと知り、関心をもつこと、すなわち、地方政治の重要性がそこにはあったのです。
そして、その関心を最も容易で効果的に表現する手段が選挙なのではないかと私は考えました。
そして、それは地方にとどまらず、国や世界にひろがっていくのだということなのではないかと。
友次議員は常に、「主体性をもつということの重要性」をおっしゃっていました。
インターンシップを始めた理由の答えは、これから自分が自分の街をもっと知って、自分で見つけなければいけないものだということなのです。
まさに「主体性をもって生きる」ということを、このインターンシップは、私におしえてくれました。
この活動に参加して、友次議員をはじめとして様々な方にお会いできて本当に良かったと思います。
また、最後になりましたが、このインターン中にたくさんの人にお世話になりました。
特に友次議員には、お忙しい中、礼儀も何も知らない僕を温かい気持ちで受け入れていただき、本当にありがとうございました。
この二ヶ月間は無駄にしません。友次議員の熱い言葉、「主体性」、これは決して忘れません。
この二ヶ月間、皆様本当にありがとうございました。そして、これからもまた、よろしくお願いします!
2004・3・31      立命館大学法学部 高山景太



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