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議員インターンシップ参加者のレポート

子育て支援レポート

米川

 いくつか少子化の社会的背景はあるが、保育所・児童手当・教育等に着目して述べようと思う。

 まず、早期の保育所のサービス拡大を早期にすべきである。共働きの家庭が増えており、昔のようなご近所付き合いが無くなっている中、やはり夜遅く(9時頃)まで預かってくれる保育所が地域にたくさん必要である。もし自分が結婚して子供を作るかどうか考えた時、妻が働いているなら、託児時間を1番に考慮に入れると思う。また、保育所の民営化の話が出ているが、それにより民間志向でサービス拡大が容易になるのではないだろうか。

 何人かの知り合いの女の子に「どんな世の中・地域だったら家庭を築いて子供を作りたいですか」という質問をしてみたのだが、おおよそ3つの答えが返ってきた。

@経済的な援助をして欲しい。
A子供が産まれたら同じような子供がいる人達が集まって交流できる施設が欲しい。
B上記同様、保育所の託児時間を遅くまでして欲しい。

 @に関して言えば、児童手当の存在は知っているかどうかは置いておいて、子供が産まれたら経済援助をたくさんして欲しいということである。民主党のマニフェストのように1人当たり月1万8千円になると良いと思う。

 また、Aの回答を聞いて気付いたのだが、この知り合いの女の子たちは地元に「つどいの広場」「子育て支援センター」があるかどうかを知らないということだ。茨木市民ではない方もおり、他の市町村ではどれほど施設が整っているのかはわからないが、おそらくほとんどの若者がそういった情報を持っていないと思う(私はインターン活動で初めて知った)。だから、児童手当にしろ施設のことにしろ、中学・高校でこれらの情報を教えるべきである。世間でよく言われているが、「知らない」ということほど怖いことはない。知らないせいで、結婚しても子供をたくさん作らないという状況だけは作ってはいけない。そして、話は少し逸れるかもしれないが、中学・高校で幼児と交流する時間を作るべきである。ただし1回で終わるのではなく、授業のように続けて交流すると良いと思う。幼稚園児の世話するといった選択授業科目があれば、子供との接し方を学ぶことができ、将来の子育て不安も少しは取り除かれるのではないだろうか。

 Bに関しては先に述べた通りである。

 また、つどいの広場「おおいけ」の平田さんが教えて下さったことなのだが、市内の小中学校でも「差」があるそうである。事実とすると、保護者の方は、地元の小中学校は良くないから私立に行かせようと考え、それが教育費の増加に繋がり、子供を1、2人しか産まないという状況にしているということもあるのではないだろうか。小中学校の差を無くすことも大切であると思う。

 あとは、「男が育児をする!!」世の中になれば言うことなしであると思う。



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