越乃白雪
改めこしのはくせつ

弥彦酒造

「多く石数を造らず、必ず精醸を期す」
初代から受け継いだ家訓を頑なに守りつづける弥彦にあるとても小さな蔵。

無名なその蔵の酒は天下一品と呼ぶにふさわしく、
弥彦山の伏流水で醸されるその酒はまさにすばらしく芸術品でもありあす。
越後四大流派のひとつである泉流という酒造法で作られています。
ところで他の流派ってなんだろね?
で、この蔵の弟子さんは数百人にもおよび、別名「家元蔵」なんてよばれ方もされてます。


昭和58、59と品評会で金賞を取るも一般の人が飲めない酒に
力を入れてもしょうがないと、品評会にだすのをやめ、吟醸、大吟よりも
普通酒に力を入れてきた蔵で、通酒の最高峰、さらには
「米で造った(誰もが気軽に楽しめる)世界に通用する醸造酒」をめざし、
年間石数が450石とも650石ともいう小蔵であることでもあり吟醸の石数を増やさず、
普通酒、特に本生を主流に独自の酒造り守りつづけてきました。
下手な吟醸酒にも優る普通酒なんてあまりありません。
また新潟で生を醸すのが一番とまで言われる蔵であります。
新潟一という事は日本一といっても過言ではないのでしょうか?

そんな小さな蔵のお酒はやはり地元消費が多いようです。

'08、漢字から、ひらがなに変更したようです

こしのはくせつ

普通酒 五百万石とゆきの精で醸された酒。下手げな吟醸とかよりも美味かったりする変な?普通酒
特別本醸造 本格的な濃厚な味。これぞ本醸造というすっきりなお酒
純米酒 純米にして純米らしからぬ酒。重くなく、さらりとしている。いくらでも飲める酒。
山田錦100%から越淡麗に変更になった模様…。
吟醸酒 このへんのランクって、何回かしか飲んだ事ないので正確なことは書けず(汗)
あしからず。個人的に吟醸はあまり好きじゃなかったりするので…。
兵庫県産特A地区の山田錦を使用して醸されているお酒。どこぞのサイトで[新潟のお酒もここまできた!]とかかかれていたけど、正直昔からあるんだけどなぁという感じ。コストパフォーマンスは最高だと思う…。
純米吟醸
大吟醸
純米大吟醸
普通酒
本生
五百万石とゆきの精、普通と酒米は一緒。んで、火入れ無しのフレッシュなお酒。生を醸すのが一番といわれる酒を是非…。
12BY
大吟醸
原酒
兵庫県産特A特上山田錦使用。50%精米 日本酒度+4。酸度1.3。典型的な淡麗辛口な味。新潟の特約店にだしたら終ってしまったというほど出回ったのが少なくその数なんとたったの5石。日本酒度の割には辛口な印象。また3年熟成酒なのに色は限りなく澄んでいる。
愛国 弥彦産の酒米、愛国を使用し、弥彦桜酵母を使用。すべて地元産にこだわったお酒。純米大吟醸かな?

流千光輝

同じ蔵の比較的新しい商品。
んでもって、全て生酒。本生。
流通限定のためか、新潟、弥彦近辺でも、2店舗しか売っているところを知らないっす。
いつでも一升瓶を買える店誰か知っていたら教えてください。
道場六三郎氏や神田川俊郎氏の店で扱われている酒でその味は美味いの一言。
完全に食中酒でどんなものにもあい、邪魔をしない酒で、それでいて、しっかりと味がする。
お勧めは本醸造の水輝。

水輝 本醸造、特別本醸造規格。五百万五石とゆきの精で醸されている生酒。小川のせせらぎに光が差し込み輝き散らす。フレッシュさを持ちながら限りなく澄んだイメージのお酒となってます。流千光輝じゃ、これが一番すきかなぁ?水のように飲めてそれでいてしっかりと酒の味がする。
晶輝 吟醸酒にして大吟醸規格のお酒。山田錦100%。水晶にも似たしっかりとした骨格の中に、一筋の光が屈折し七色に輝く、静けさの中に鋭さと気品を感じるお酒です。キレが冴えているお酒。
麗輝 純米吟醸規格にして純米大吟醸規格のお酒。若葉が朝の光を浴びて輝くような大自然の透明感に、貴婦人にも似た落ち着きと麗しさを感じる芯の強いお酒となっております。が、個人的には綺麗すぎてなんとも……。雑味なんか一切無い。澄んでいて酒の味がほのかにする。水のようなお酒。
水輝
折りからみ
ちょっと辛口で。フルーティで。それでいてまったく嫌味じゃなく。青林檎のような味と。んで、切れ。年末限定の入手困難なお酒。

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