アラスカでのオフタイムの模様です。。



それにしても日本からアラスカまでの遠いこととおいこと。
成田→Seattle→Anchorage→Dutch Harbor
延べフライト時間16時間。

日本から目的地まで直行すれば、おそらく6時間程度で済んでしまうんでしょうが
直行便なんて出せないほど、誰も行かないような辺境の地。

Transitを繰り返す度に飛行機がどんどん小さくなっていき
AnchorageからDutch Harborまではなんとプロペラ機でした。

小型飛行機なので、落ちたりしないか心配だったのですが
幸いにも好天に恵まれ
飛行機は無事にAlaskaに到着。





ここDutch Harborは、commercial fisheryで有名な場所。
Aleutian列島の付け根あたり、Unalaska島にあります。






到着直後は曇天。
でも気温は思ったよりは低くなく、やや肌寒い程度でした。





このとき同期のS口が、海上にエトピリカを発見。
彼は学生時代にも一度ここに来ているのでAlaskaの自然や動物に詳しいのです。
でも私には見つけられなかった…無念。

次第に天候回復。
現地滞在の方いわく、「こんなに天気のいい日は珍しい」とのことでした。
実際にこの1,2日後には天気は崩れ始め
本社から視察に来るはずだった人たちがDutch Harborに上陸できず、やむなく引き返すというアクシデントもありました。
予定通り上陸できた私たちは、かなり運がよかったのかもしれません。





向こうの山の上のほうでは、まだ雪が積もっています。
ちなみに、この写真はまっ昼間のように見えますが
実際のところはオリエンテーションなど一通りの仕事が終わった後。
夕方の6時ぐらいです。
極近い地方なので、この時期はやたら昼間が長いのです。
夜中の11時ごろから暗くなり始め、朝4時ぐらいには夜が明けています。
12時間働いた前後で外の明るさが変わらない、というのはなんとも奇妙なものでした。

翌日から早速労働開始。
仕事が始まるとお休みなんてものはないので、着いた当日ですが最初で最後の観光らしきものに出かけてきました。
ちなみに1日12時間労働×連続6日間。
1日8時間労働でへばってる場合じゃないですね。

アラスカは雪だらけかと思ったら、こんな風景も。





一面に広がる自然。
思わずはしゃいでしまう私たち。
翌日からは過酷な労働が待ち受けてるので、ひと時の骨休めといった感じでしょうか。

川をたどっていくと海に出ました。
これでももう時間は夜の10時。