どういうわけかこの旅行の間、お仕事する日はお天気悪いのに
オフの日になるとうってかわっていいお天気になるのです。
日ごろの行いがいいからかしら。
それとも夏休み返上で頑張った私たちへのご褒美かしら。
前日の夜までがんばってお仕事を終わらせたので、最終日はオフ♪
「やるときはやる 遊ぶときは遊ぶ」
のがモットーの我らが作物研なのです。
ということで、この日は三陸まで足を伸ばしてみようということになりました。
盛岡から山道を東へ。
あまりにもカーブの多い山道に車酔いしそうだった私は
ひたすら眠っていたので、その間のことはあんまり覚えてません…
目が覚めたら、ひとつめの目的地・龍泉洞。
なんか、オバチャンを撮ったみたいだ…
ここは日本三大鍾乳洞のひとつだそうです。
というだけあって、中に入るとひたすら広い。
奥行きだけでなく高さも相当あって、階段を上って鍾乳洞のてっぺん(?)まで行くこともできます。
こんなところにまで来て図らずも高いところに
のぼる羽目になってしまったEさん(高所恐怖症)が印象的だった…
公開されているのは鍾乳洞のほんの一部で
あとは研究のために封鎖されていて入れなかったりするところもありました。
しかも、この鍾乳洞、まだまだ全貌は明らかになってないというから驚き。
私のカメラテクがへなちょこなために
全然中の写真が撮れなかったのですが
「石柱」です。
これだけのものができるのに何千年かかったんでしょうね…
ここからさらに車を東へ走らせ三陸海岸を目指します。
名勝「熊の鼻」
岩場にあいているふたつの穴が熊の鼻の穴を思わせることから来たネーミングなんだろうけど
「象の鼻?」
「牛の鼻だっけ?」
別に熊じゃなくてもよかったのかもしれない。
そして浄土が浜へ。
ここが浄土が浜かあ…
キレイだけど、なんか想像と違くない?
なんて思いつつ撮った写真。
この後すぐ、これは本当の(?)浄土が浜ではなかったことに気付く。
とりあえずまだお昼を食べていなかったのでお昼ごはんを食べることに。
展望台のレストランは閑散としていて
そのさびれっぷりに、食事はおいしいのかちょっと不安になったのですが
運ばれてきた「海鮮冷麺」はとてもおいしそう♪
ただ、ボリュームが…
丼の横に置いてあるのは、携帯電話ですよ。
こんなに食べられるかな…
「やっすん(仮名)、大丈夫なのか?」とK戸さんにも心配される始末。
本人も不安です。
でもこれがまたおいしそうなんだわ。
海の幸がごろごろ入ってて麺も歯ごたえがあって、実際とても美味でしたー。
…だけどやっぱり完食ならず。
鋼鉄の胃袋を持つE土さんに手伝ってもらって食べきることができました。
ていうか、東北の食事ってデフォルトで量が多いものなの?!
前の日のお昼に盛岡で入ったおそば屋さんも
値段は普通なのに量が半端なくて
このときもK戸さんE土さんに食べてもらったんだった…。
ふくれたお腹を抱えて浜のほうへ行くと、そこにはスワンボートが。
いきなりK戸さんが
「あれに乗ろう!」
でも乗っちゃったら、夜の新幹線に間に合うように盛岡まで帰れないかもよ?
ってもうK戸さん、ボート借りちゃってるし。
というわけで4人でスワンボートをこぎこぎ。
ウミネコをかっぱえびせんで餌付けです。
エサ目当てに、白鳥についてくるウミネコ。
眼光鋭いです。
虎視眈々とかっぱえびせんを狙っています。
ひとしきりボートとウミネコを堪能した後、今度こそ真の浄土が浜へ。
一面真っ白な浜辺が印象的でした。
「浄土が浜」と言われているのもうなずけます。
自分のデジカメに唯一残っていた私の写真だ。
あとでこの写真(ともう1枚、Eさんを撮った写真)が
物議をかもすことになったりならなかったり。
こんな感じでさんざん三陸を楽しんで、ようやく帰途についたのでした。
■□■まとめ■□■
なんとも濃い東北旅行だったなあ。
台風とともに波乱の予感を含みつつ東北入りし
がんばって働いて
めいっぱい遊んで
思い出とトラウマとアブラミが増えた旅でした(笑)。