4日目

終日自由行動。

チャイナタウンに行き、市場の喧騒にもまれ、汗だくになって歩き回る。
特にうちの両親なんか、「不衛生だ!」って言いそうでゼッタイ行かないような場所なんだけど
私にしてみたらこぎれいな街中よりもずっとエネルギッシュで生活のにおいがしてわくわくする場所でした。


<ワット・トライミット>

時価120億円(!!)の純金の仏像。


黄金の仏像を守るために、かつては漆喰で醜く塗り固められていたそうな。
で、この仏像を移転しようとしたとき偶然にそれがはがれ、本来の姿が明らかになったという話。

物事を見かけで判断しちゃダメね、という教訓でした。




ノドが乾いたので、ココナッツジュースを飲む。


うまー!!


今まで飲んだ飲み物の中で、トップクラスにおいしかった。
どんなジュースよりも、断然美味でした。もっかい飲みたい…


<牌樓>


チャイナタウンのシンボル。




雑多な下町風景の中に、かなり唐突な印象。






街中はこんな感じ。


市場の中に足を踏み入れると、さらにディープな感じ。
いいねえ。こういうの大好き。







それにしても。
タイのあの交通量の多さはなんなのかね。
歩行者最優先もあったもんじゃありません。
片側3車線・歩行者用信号なし・左折常時OK
という中で、よく事故が起こらないものだと感心しましたよ。


チャイナタウンをあてどもなく彷徨った後、おなじみSiam Squareへ移動。



バンコク市内には高架鉄道のBTS(スカイトレイン)と地下鉄が走っていて
おかげで移動がらくちんでした。
運賃の支払いは、プリペイドカードとトークン。
日本の技術を導入してるそうで、まごつくこともなくスムーズに改札を通り抜けられました。




■トムヤムクン

言わずとしれた、東南アジア名物料理。
世界三大スープのひとつに数えられるほどです。
この日のお昼も屋台村の片隅で食べたのですが
A川りんたんの注文してたトムヤムクンの美味しいことといったら!
私はココナッツカレーを食べてたのですが、ふたりの飲み残したスープまでずるずると飲んじゃいました。



これは私の食べたカレー。これも充分美味。


今回食べたやつは、今まで食べたどのトムヤムクンよりも美味。
今回の旅行中でいっちばん美味しかった食べ物です。
辛さと酸っぱさと魚介類のダシをベースにした複雑な味わいが、なんともいえませんでした。

食べ物といえば、フルーツよね!
と、屋台でカットされて袋に詰められてたフルーツを買ってみたのですが、これまた変わった食べ方をするもので。
まず、未熟なフルーツが酢漬けになってるのです。
要はフルーツの漬物。 それにお好みで、ピンク色のお砂糖みたいなのや、七味唐辛子みたいなスパイスをつけて食べるのです。
うーん、美味しいことは美味しいんだけど、奇想天外な味だわこりゃ。

結局今回、フルーツらしいフルーツはあんまり食べてません。
マンゴスチンとかランブータンとかドリアンとか食べなきゃ!って思ってたのに、それだけが心のこりです。しょぼーん。


■ドリアン羊羹

生ドリアン、食べたかった。
しかしそのニオイのせいか、意外にもカットドリアンを売ってる屋台は少なかったです。
代わりに、ドリアン羊羹なるものがお土産もの屋さんやスーパーマーケットに売られていました。

ビニールで密閉されてるはずなのに
手にとると漂ってくるこのニオイ・・・
恐るべしドリアン。


昔教養学部の頃、クラスメイトがドリアン羊羹を買ってきたことがありましたが
当時も「牛乳ふいた後の雑巾みたいなニオイだよね」と言われてました。
お食事中の方がいらっしゃったらごめんなさい。




この日もよく歩きました。

途中ミスドに立ち寄りアイスコーヒーを頼んだら、デフォルトで甘かった。
や、やられた…
こんな暑い中、こんな甘いもの飲めるかー


ミスドの中でさっき購入した
タイ語の「スラムダンク」「NANA」「天使なんかじゃない」を読んで休憩。
安西先生、何言ってるかわかりません。


Siam付近にはでっかいショッピングセンターがありました。
日本でいうところのイトーヨーカドーとかジャスコみたいなもんかしら。
いろんなものがとにかく安くて
特に下着の安いこと安いこと。
ワ○ールのブラジャーが現地生産のため、日本の半額以下になっておりました。
結局買わなかったんだけどね。
日本で可愛いの買うからいいもん。


夜ごはんも屋台でした。現地料理を満喫。







早めにホテルに戻り、シャワーを浴びてまた晩酌。
最後の夜に乾杯。





■義姉さん

私がA川のおにいさんの嫁になるという話。
当人を差し置いて盛り上がる他2名。あんたらお見合いババアか。
ていうか、A川兄に会ったこともないんですけど。

「結婚式には呼んでね」
「子供は3人ね」
「子作りは、私が隣の部屋にいないときに励んでね」

こんな話ばっかやん・・・
いよいよ嫁の貰い手がなくなったら、そのときはよろしくねA川(ていうかA川兄)。


■トイチでいいよ

10分1割。友達割引で10日1割。
私がマジでかの地へ飛び立ったらチャラ。


■種

毎晩のつまみは種。
1日目にかぼちゃの種をチョイスしたことから始まったイベント。
すいか、ひまわりとつづきました。

まるでげっ歯類のごとく、殻むくのがみんな異様にうまくなったタイ旅行でした。