美女4人が巡る南三陸湯けむりの旅・改め美食満載食い倒れの旅




先日の連休を利用して、南三陸に旅行に行ってきました★
そろそろ付き合いも7年目に突入しようかという、サークル同期メンバーが 東京から福島から青森から集結。


いやーみんな変わらないわねー。


女の子4人で、気兼ねなく休日を満喫してきました。
名ツアコン・Aっきー(微妙に伏せてない)がポケット時刻表片手に立ててくれた
西村京太郎の殺人トリックばりの綿密な旅の計画があるので
それを見つつ、振り返っていきたいと思いますー。




池袋7:48発→大宮8:15着(埼京線)


このときちょうど、北区赤羽駅付近の温泉掘削現場でメタンガスに引火し炎上
と騒がれてたのですが
赤羽駅を過ぎたあたりで
「ちょうどこのあたりだよね。見えないかなー」
と思って窓ガラスから外を見た瞬間に
もうもうと上がる白煙。
なんと絶妙なタイミング。
この後私はしばらく、微妙なものを絶妙のタイミングで見つけられるという能力を獲得。


大宮8:42発→(福島9:50着→9:55発)→一ノ関11:02着(やまびこ)


大宮は上越新幹線と東北新幹線の分岐点なのですが上越方面へ向かう新幹線の混んでいること混んでいること。
おそらく3連休を利用したスキー客なのでしょうが、新幹線なのにまるでラッシュ時の山手線のようなことになってました。
駅構内のアナウンスによると、「自由席の乗車率130%」だったらしいです。


さてさて私たちが乗った東北新幹線やまびこも、案の定混んでいてすし詰め状態。
乗る前に買った朝ごはんも立ち食いです。
ヨーグルト立ち食い…。



福島でE美ちゃん(これまた微妙に伏せてない)と無事合流し、さらに北へ。




ズンドコ北上。
目指すは岩手県南部・一関。




到着ー!さすが東北、さむい〜!!
と思ってたら、本州最北端から南下して一関で合流したMっきぃ曰く

「あったか〜い♥」
さすが雪国っ子は違いますぜ。



一ノ関11:37発→平泉11:45着(東北本線)


東北の電車…
都会とは一味違うオーラを放っているのがひしひしと伝わってきます。あちこちから。

★ドアが押しボタン式(ずっと開けっ放しでは車内が冷えて熱効率が悪いからでしょう。合理的)
★車内にゴミ箱がある(ポイ捨ての防止に一役かっておりますね)
★車内が醤油じみた匂いがする(なんとも郷愁をそそられます)


車窓からは東北ならではの雪景色。
これを見て
「わー雪があるー」と興奮するやっすん(大阪産)&A嬢(出身地はみかん処)。
「わー地面がみえるー」と興奮(?)するM嬢(出身地はりんご処)。
同じものでも見方を変えることによってこんなにも違うんだという好例です。





平泉です。
まさか自分がここまで来るとは、昔は思ってもみませんでした。
理系にも関わらず、苦手科目は物理数学・得意科目は英語日本史古文漢文というとっても文系寄りの高校生だった私としては
藤原三代が栄華を極め、「兵どもが夢の跡」と詠まれたこの地は一度は訪れてみたい
でも大阪から東北はすっごい遠いしなあ…
と思ってたのです。
しかも、平泉なんて周りに何もないし、いくことなんてないだろうなあ

なんて考えてた私(当時おおよそ16歳)よ。オトナになればどこにでもいけるんだよ。


きちゃった平泉。


某大河ドラマのご当地で賑わってるかと思いきや




平泉随一のファーストフードです。
故きを尋ね新しきを知る。
カタカナと漢字のコラボレーションに、レトロ感と斬新さの両方を味わうことができます。ステキ。




平泉、案外エキセントリック。
「エンスト・脱輪のときは              を」

一番知りたいところを教えてくれないなんて、どういう焦らしプレイですか。焦らしプレイとか言うな。


こういうどうでもいいおバカ写真を撮影しまくってるうちに、メインの中尊寺にてデジカメの電池が切れるというアクシデントに見舞われた私です。
とても天下のT大院生だなんて、恥ずかしくって公表できません。いやマジで。


私たち以外だーれもいない一本道。
これが大河ドラマの舞台ともなった場所か?!
あちこちに貼られている「義経」ポスターが逆に哀愁を誘います。
もっと貪欲に観光客誘致をしてもいいんじゃないのか。なんて謙虚な町なんだ平泉。




歩くこと20分。
目的地・中尊寺に到着しました。
まずはナギナタ持った英雄・武蔵房弁慶のお墓が私たちを出迎えてくれました。

普通の墓石は写真撮影がためらわれるのに(何か人外のものが映ってそうで)
どうしてこういうお墓だと平気で写真が撮れてしまうのでしょうか。
有名人だったら別に幽霊だって構わない!という潜在的ミーハー根性が、私にも備わってたのでしょうか。


ちなみに私がこの2年間苦楽をともにした実験用植物も、「弁慶」の名を冠していました。
実験用植物のデータファイルに「Ben-K.xls」なんてどこかのアーティストみたいな名前を付けていたことが思い出され
「弁慶」といういかつい名前は、私の脳内ではエセミュージシャンのごとき胡散臭い名前に変換されてたのでした。
申し訳ない。


ここらでお腹がすいたので、お昼ごはん。
そういや岩手って夏に来たけど、そばぐらいしかおいしいものってなかったような(三陸側は別ね)
というぐらいのそば処にも関わらず、強気にも

カレーうどん

をチョイスした私。
まったくもって東北らしさのかけらも感じられないメニューです。

いいの。美味しかったんだから。



さてと。
お腹も膨れたところで、名勝観光といきますかね。