山のエッセイ3059  up-date 2002.12.11 山エッセイ目次へ

邪道なんて言わないで
インターネットを通じて昨年C子さんとお知り合いになりました。 それ以来メールでの交友をさせていただいて来ましたが、今年はラッキーにもC子さんのお仲間も交えて楽しい山行も実現しました。
今年の山行を振り返りますと、このときのことが大変強く印象に残っています。 単独行の私には大変貴重なグループ登山でもあったわけです。
彼女は山梨県在住で『甲斐の山のことなら隅々まで熟知している』という頼もしい方です。折り目正しく気品さえ漂わせる彼女のどこにそんなバイタリテイが?と疑問さえ感じてしまう、そんな女性です。

ところで話はC子さんを褒めることではなく、実はC子さんに“山梨百名山”というものがあることを教えてもらいました。最初はこれを完登しようという気はなかったのですが、C子さんからいただいた100名山のリストを眺めていると、登頂済みの山が70ほどありました。これならこの歳で取組んでも2,3年で登り終わることができそうです。
最近山への目標を失って、ただ漫然と山歩きを楽しんでいたのですが、目標が出来ればまた山歩きも楽しさを増します。
名山巡りを口にすると、またまた「登山の邪道」とか「百名山病」なんて揶揄されたりご批判を受けたりしそうですが、いつも言うように趣味の世界は自分が納得し、楽しめればそれだけで充分。気にせずに山梨百名山を楽しみたいと思います。

来年は山梨百名山未踏の30座を目指して甲斐路通いをすることになりそうです。 C子さんがいくつかはお付き合いして下さるというのも楽しみです。