山のエッセイ3061  up-date 2003.01.10 山エッセイ目次へ

私にとっての日本100名山
私が日本100名山を踏破したのは12年前の1990年9月です。

正月気分が尾を引いている先日、リタイアした身には正月が明けても勤めに出ることもなく、つれづれに過ぎ去った年月を振りかえってみました。
人生それぞれ転機となった節目とか、個人として思い出深いイベントとか、忘れ得ぬ出会いとか・・・いろいろあると思います。

私の人生を充実させるのに役だったという意味で、『イベント』という分類にして思いついたものを頭の中に並べてみました。そう多くはありませんがいくつか上げることがてきました。その中から印象が深いというか、重要と考えられる上位3つを選びました。

◆1000日間一日も休まずにジョギングをつづけたこと。これが文句なく第1位です。
 体調、天候いっさい関係なしでした。これは私の人生の金字塔です。
 1984年、47歳のときのことです。
◆運動音痴で体育の時間が嫌いだった私が、40才過ぎからジョギングを始めてフルマラソンに挑戦、て完走したときの感動。1982年、45歳のときです。
◆50歳から登山を始めて日本100名山の登頂を達成。1990年53歳のときです。

日本100名山踏破は、もっと大変だったその後の日本300名山踏破より、私の中でははるかにインパクトの強い大切な思い出です。日本100名山挑戦の過程で私の人生は大きく方向を変えて行ったと思っています。
そうしたことで、今でも私の日本100名山に寄せる思いは格別なものがあります。