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はじめまして
関 洋(せきひろし)と申します。
東京都練馬区の学童クラブ・児童館に2009年3月まで勤めておりました。
2007から始めた ひとり親家庭児童の日曜保育(日曜クラブta-a-ta)の活動は
2013年のクリスマス会をもって一旦終了いたしました。
今は、障がいをもつ方々への生活支援と、
辛い人生体験をもつ方々のお話を伺う ボランティアをしております。
長野県は諏訪湖のほとり 岡谷市に、1950年に生まれました。
岡谷や諏訪では、湧水があちこちに見られ、
水晶よりも透きとおった水の流れが諏訪湖に注いでいました。
民家からは 繭(まゆ)を煮て糸を取り出す甘い香りがただよい、
味噌工場からは 味噌樽の“たが”を木槌で締める音が
♪ゴロゴロ、トン、ゴロゴロ、トン♪ と 心地よく響いていました。
住み始めて30年になる東京小平市は、緑と学園の町です。
武蔵野の緑が残っており、玉川上水に沿って 特色ある大学が7つもあります。
――老後の不安――
私たち夫婦の両親は皆、晩年を介護施設で過ごしました。
私の両親は措置制度の時代で、妻の両親は介護保険制度になってからでした。
介護保険制度に変わって、介護施設を 自分で探して決めることができます。
でも、働いていたり高齢になると、探すのがとっても大変です。
介護施設を決めるとき、
施設が近いから、建物が新しいから、
古くからの法人だから、パンフレットにいいことが書かれているから、
という条件では失敗する場合がありました。
私たちの体験から、次のような条件が大事だとつくづく思いました。
@ 理事者と施設長の「理念」と「人格」はどうか。
A 現場の職員が、入居者・在籍者を人間として尊重しているか。
看てやっている、という姿勢がないか。
丁寧なことばで、明るく親切に接しているか。
食事の時も、長く待たせずに介助してくれるか。
脇の下から落ちた体温計が、下着の中に忘れられていないか。
蛇口から、熱湯が噴き出てくることがないか。
おしぼり籠に、カビが生えていないか。
歯ブラシ、入れ歯を、清潔にしてくれているか。
簡易トイレが、清潔に保たれているか。
介助者が、自分のお尻を拭くように お尻を拭いてくれているか。
B 人数が不足していないか。職員が定着しているか。
C 静かにさせるために、投薬をしていないか。
D 夜間に、正規職員が複数勤務しているか。
E 職員や、ボランティア(と称する者)による、性的な心理的な身体的な虐待はないか。
F 窓口対応は親切か。
G 施設は、明るいか、臭くないか、清潔か。
H 本人と家族の気持ちを尊重しているか。
I 自立した「家族会」があるか。
などです。
どうか、くれぐれもくれぐれも、直接 ご自分の目でしっかりと確かめて 決めてくださいね。
介護施設の数はどんどん増えていますが、
本人と家族が安心してお願いできる施設は いまだに一部しかないのが本当に残念です。
また、自動車が「自賠責」だけでは充分な補償ができないように、
介護も「介護保険」だけでは人間らしい世話を受けることが難しい現状です。
2000年に始まった介護保険制度も、いまでは大きく変わっていますね。
介護施設の食費や居住費用が自己負担になり、要介護度もだいぶ変更されました。
医療を必要とする度合いが 低い とみなされた方への医療保険からの給付が、
60%引き下げられました。
老人病院への介護保険給付が停止され、老人病院での介護は難しくなりました。
介護老人保健施設に やっと入れても3か月後には退所が原則なので
それを見越して次の施設を探しまわらなくてはなりません。
認知症の方を受け入れる施設が特に足りません。
自宅では介護しきれなくなっても、
介護施設に空きが出るまで見通しなく待たねばならないという状況は、
いっこうに改善されませんね。
礼文島 桃岩
――韓国ドラマはお好きですか?――
韓国のドラマが、たくさん紹介されていますね。
特に、これまで イ・ビョンフン監督の作品がいくつもテレビで放映されました。
「チャングムの誓い」を楽しく鑑賞しました。
「イ・サン」「トンイ」は、現代の為政者に語りかけているようでした。
「ホ・ジュン」も感動的でした。
――大地の中を流れる水のような方、太陽の下で名を誇って生きるのではなく
誰にも気づかれずに 渇いた心をうるおす、そんな人でした――
と、医師ホ・ジュンの人柄を 医女が偲び語る場面に胸が熱くなりました。
また、ユン・ソクホ監督の四季シリーズのうち「冬のソナタ」「春のワルツ」「秋の童話」も
ワクワクしながら観ました。
「砂時計」「白夜」そして「復活」は、東アジアの現状を映す 実に面白いドラマでした。
BS11で放映していた「ルビーの指輪」を観て、
「冬のソナタ」でも感じたことですが(サンヒョクと母親→依存しあう親子)
改めて子育ての難しさと恐ろしさを考えさせられました。
妹が、姉に成りすまして姉の婚約者と結婚してしまうのです。
息をのむ展開が次々と繰り広げられ、毎回 目が離せません。
妹(ルナ)の思考には、癖があります。
目先のことにこだわり、あとさきのことを考えるのが苦手です。
悪い結果は自分の選択の結果ではなく 人の責任だ という思考回路で、
感情のままにまくしたて、周囲を振り回します。
ルナの母子関係が気になりました。
思い通りに動かそうと強い言葉と暴力でルナを振り回す母親、ですが、
逆にルナの理不尽な言動に振り回され、
境界線を示して突き放すことをしません。
結果、ルナの自立を妨げてきました。
素質(遺伝)と家庭環境と自分が選択した交友関係が人格形成に深くかかわる、
と改めて感じました。
作者は子育ての難しさを見事に描いている、と思いました。
他のアジアの国々のドラマも、たくさん観られるようになるといいですね。
瀬戸内海の島々
亀老山から見た瀬戸内海
――子どもたちは遊ぶことが大好きです――
遊びこそ、人間成長の糧です。
どうぞ、お近くの児童館にいらしてみてください。
児童館は 乳幼児から祖父母まで
地域の皆様が気軽に過ごせる場所です
また 地域にある「子育てひろば」にも ぜひいらしてくださいね
石神井台児童館のお泊り会より
(屋上に段ボールハウスを作り 泊まりました)
今 思うこと
改めて3.11
ある青年による記録 いわき市の津波
北ドイツ放送局「福島を判断する根拠」 ドイツ国営放送「ドイツから見た3,11」
ドイツZDF「フクシマの嘘」 ドイツZDF「フクシマの嘘」2 ドイツZDF「フクシマの嘘」3
ドイツZDF「5年目のフクシマ」 「政府は知っていた」
ベクレルと原子数
原爆投下
這っても黒豆(詩人アーサー・ビナード氏講演)
すべては長崎から(広島の原爆と長崎の原爆は違う…詩人アーサー・ビナード氏講演)