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トピックス 2004年4月 その2

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障害者の生活と権利を守る全国連絡協議会総会報告2回目

4月3,4日は総会5日は各省交渉に参加しました。1回目に続き2回目の報告をします。


5日(月)は総会ででた議論、情勢を踏まえて、要求をまとめ、対応する省に参加者が分担して交渉しました。私は文部科学省と総務省(選挙関係)に参加しました。写真は文部科学省での風景です。この写真を撮らせていただくとき一応、丁寧におことわりをするのですが、文部科学省は対応している者の顔は映さないようにという条件をつけてきました。どうして、映したらいけないのか、その理由がどうしてもわかりません。


文部科学省では、5人の方が対応しました。養護学校の適正な教室配置など教育環境の問題。医療的ケアを必要とする児童・生徒への教育権の問題。放課後保障の問題。特別支援教育の問題。教育・福祉・医療・訓練・労働などの総合保障をすすめるための施策についてなどです。

しかし、持ち時間はわずか30分しかありません。その時間の中で、事前に提出している要求項目の回答を聞き、残った時間で次の質問をするのですから、ポイントを押さえた質問が要求されます。


現場の先生から、過密かされている養護学校のこと、1つの教室をカーテンで仕切って、授業をせざるをえないような人権にもかかわる環境のもとで過ごさなければならない学校に、早急に教室を増やすよう強く求める場面がありました。


就学をどうとらえるかということについて、議論になりました。全盲の子どもが普通学級で教育が受けられるかということについて、医療的行為の必要な子どもの就学の問題。受け入れる場合は施設設備が整っていることが条件になるという回答を得ることができました。また、特別支援教育を進めることで、子どもの発達の保障は維持できるのかという質問にたいして、はっきりと教育の後退はさせないという答えが返ってきました。


こういった回答を踏まえて、岡山市での教育委員会との交渉にあたっても詰めることができる大きな力をもらうことができました。30分がくるとぴったりと質問を拒否してきました。聞きたいことは山ほどあったのですが、不満の残る交渉になりました。このような文部科学省のこうあつ的な態度も問題だと思います。


さて、文部科学省は今、建て替え中で、東京駅の近くに仮の建物があるのですが、その入り口玄関に、「君が代」に出てくる「さざれ石」の実物がガラスケースに入って飾られていました。(写真参照)これを見てびっくりしましたが、それと同時になぜ文部科学省の玄関に置いているのか・・・・・・、このことが、全てを物語っていると思います。どんなことばよりも、1つの「石」を置いていたほうが説得力があるでしょう・・・・。

文部科学省の玄関にある「さざれ石」

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  いなば泰子
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